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テニスの王子様

1 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/16 16:33 ID:oWEY/2WY
一 発 入 根

無理を承知でイきます。
桜乃タン朋香タン杏タン菜々子サンスミレサンだっていいさ
重複でしたらスマソ

2 名前:あぼーん :あぼーん
あぼーん

3 名前:あぼーん :あぼーん
あぼーん

4 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/16 22:53 ID:8ajt6ue9
今度こそ即落ちしないように、しばらくはageで業者も使おう

5 名前:あぼーん :あぼーん
あぼーん

6 名前:夏コミの後ですけど :03/07/17 02:17 ID:assZZ1bG
資料は福袋に入っていた、汗と涙のみ・・・・           
 
幼馴染みと親友に想いを寄せる少女との狭間で揺れる少年

幸せは罪の匂い
第一話『変わる運命』

7 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/17 03:40 ID:pHZnGNLD
こりゃだめぽ(泣)

8 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/17 08:33 ID:9m8wvpl4
テニプリって
男・・・作品自体NG
女・・・女性キャラNG
だからねえ(苦藁

9 名前:あぼーん :あぼーん
あぼーん

10 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/17 18:33 ID:F8Cw8H5X
ああ……この間のはあっという間に沈んだからなぁ……。
今度は長生きすると良いなぁ(願)

11 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/18 00:28 ID:jttHXtw8
前スレでSS書いてた者です。
テニスの男女カプは需要極少みたいでつね…。
泣けてきますた。(´・ω・`) ショボーン

12 名前:あぼーん :あぼーん
あぼーん

13 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/18 01:44 ID:Vq3+iMn2
おお!ココが沈まないようにちょくちょく来るべさ。
自分小説書けんからなあ…書けたら書くんだけど・・・。

14 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/18 08:33 ID:J96cT808
hosyuhosyu sokuotikaihi

15 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/18 15:14 ID:TrmezWjq
>13
ショゲナイデー
需要無くても読みたい人は必ずいるよ。現に自分がそう。
SS読みたいデス 



16 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/18 15:16 ID:TrmezWjq
間違えた>11です;;
意味不明レス〜〜13サンスマソ



17 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/18 15:56 ID:dMRMxQU7
保守
神降臨を待とう…。

18 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/18 19:35 ID:GPBcA7u2
桜乃たんハァハァ・・・。なんか書こうかな。

19 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/18 22:14 ID:fBgFKFjG
美人カメラマンの小説読みたいです。どこにもないみたいだし。
ノースリーブ着ていることが多いので色っぽくて好き。

20 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/19 11:17 ID:NrvemBwU
桜乃たんキボーンマイナーカプ読みた…。

21 名前:あぼーん :あぼーん
あぼーん

22 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/19 16:02 ID:EV+WWHAG
あのう…前スレに投下したやつでよければリョ桜SSはりますか???
まだ途中、しかも朋ちゃんチョピーリかわいそうだけど…

23 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/19 17:40 ID:SA99V0on
ここってマイナーカプはありですか?
杏ちゃんがらみで書きたいんだけど…。

24 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/19 18:22 ID:3Up67kgW
ホモ出なきゃなんでもいいから誰か描いてくれ

25 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/19 20:03 ID:eKSyQuWE
杏ちゃん頼むー!!マイナーカプ好きだ!

26 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/20 01:49 ID:P6yaRqlN
即落ちしませんようにage

27 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/20 07:47 ID:MoBTY8Z1
>>22
リョ桜読みたい〜〜!前スレ読む前に落ちちゃったから・・・

28 名前:あぼーん :あぼーん
あぼーん

29 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/20 11:18 ID:LvCRLG1D
不二塚読みたいです!!
誰かよろしく^^


30 名前:あぼーん :あぼーん
あぼーん

31 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/20 12:43 ID:V99EoABS
フォモオタは801へ逝け。

32 名前:22 :03/07/20 23:55 ID:z94StvHx
今度こそスレ活性化のために、投下しまーす。
合宿中設定です。

>23
杏ちゃん漏れも読みたいでつ!

33 名前:リョ桜SS :03/07/20 23:56 ID:z94StvHx
「今日はそろそろ終わりにしようか。明日も早いからね」
「はいっ!ありがとうございました!」
「じゃ、各自部屋に戻って、…」

桜乃は隣のコートに目をやった。
秋の大会に期待のかかる男子テニス部は、まだ練習を続けているらしい。
たくさんの部員のなか、一番に目がいくのは、やっぱり――
「ああん、リョーマ様、かっこいいっ!」
熱心なリョーマファンの朋子は、目を爛々と輝かせている。
それを見た桜乃は、少しだけ胸が痛んだ。
よりにもよって、親友と同じ人を好きになってしまった。けれど、そんなこと、口が裂けても言えない。
ましてや親友を裏切って彼に告白するなんて、もってのほか。
それなら、自分の心のなかに押しとどめておけばいい。
知らん振りをしていれば、きっと忘れられる。

「ねぇねぇ、誰にも言わないって約束してくれる?」
不意に、朋子が声をひそめて桜乃の顔を覗き込んできた。
「…え、あ、何?」
突然の問いに、声が裏返ってしまった。
「実はね…」
どうしよっかなー、やっぱり言うのやめよっかなー。
朋子は楽しそうに一人ごちている。
「なあに、朋ちゃん楽しそう」
つられて桜乃もクスクス笑った。
「桜乃だけに言うんだからね、絶対内緒にしててよ?」
「うんわかった、絶対言わない」
「あのね…」
朋子がいっそう声をひそめた。
「あたし、合宿中に告っちゃおっかなって思ってるんだ!」

心臓が、これ以上ないってくらいにぎゅうっと縮まった。

34 名前:リョ桜SS :03/07/20 23:57 ID:z94StvHx
「リョーマ様のこと好きな子、いっぱいいるし? うかうかしてたら誰かにとられちゃうかもしれないじゃん!
付き合えるかどうかはわからないけど、告って玉砕したほうがすっきりするっぽくない? それにさ…」
まくし立てるような朋子の声が、果たして桜乃に届いていたかどうか。
桜乃は、つとめて冷静を装った。せめてこの動揺を悟られないように。
「…そっか、頑張ってね。応援する」
「ありがとう〜桜乃! やっぱ持つべきものは親友だよね!」
桜乃は朋子に抱きつかれながら、自分の中にある淡い恋心を、必死で押しとどめていた。


青学テニス部合同合宿、4日目。
最後の練習も終わり、部員たちの間でどこからかそわそわした空気が流れ始める。
それは青学テニス部に伝わる、ある「噂」のせいでもあった。

―夏の合宿の最終日の夜、宿舎の裏庭にある大きな木の下で告白すると、恋がかなう。

誰が一番最初に言い出したのかはわからないが、毎年必ずカップルが誕生するというその噂は、
今年もまことしやかに囁かれていた。
「あー、緊張してきちゃったよぉ〜」
トイレの鏡を一生懸命覗き込みながら、朋子は、「どうしよう〜」と笑った。
「リョーマ様、来てくれるかなぁ…11時に木の下に来てくださいって手紙渡してもらったんだ」
言いながら、髪の毛を梳く手は休めない。
桜乃は鏡のなかの自分の笑顔を確認しながら言った。
「大丈夫だよ、きっと来てくれるよ。リョーマくん、あれで結構優しいところあるから…」
「そうかなー。でも桜乃が言うんだからきっと大丈夫だよね! うん、ありがと! 元気出てきた」
「よかった。頑張ってね、朋ちゃん」
なんて空虚な言葉。鏡のなかの目は笑っていない。
ああ、こんな私、嫌だな。頭、冷やしてこよう。
桜乃はいたたまれなくなって、「ちょっと散歩してくる」とトイレを後にした。

35 名前:リョ桜SS :03/07/20 23:58 ID:z94StvHx
玄関先で靴を履き替えようと、しゃがみ込んだそのとき。
目の前に、緑色のつま先が見えた。
上履きの先は、えんじ・緑・青で色分けされており、緑色は2年生の学年カラーだった。
(先輩…?)
顔を上げると。
男テニの荒井とその仲間が3人、桜乃を無表情で見下ろしていた。
こわい。
桜乃は直感でそう思った。
「あの…なにか」
言うが早いか、突然口を押さえられ、両手を後ろ手に掴まれた。
何が起こったのか理解できないまま、それでも本能で逃げようと暴れもがいたが、男、しかも
集団の力には到底及ぶはずもなく。
桜乃は口を封じられたまま、体育倉庫の中へ運ばれていった。

お情け程度に敷かれたマットの上に、乱暴に投げ捨てられる。
口元と両手は紫色のタスキで縛られ、叫び声ひとつ、身動きひとつままならない。
これ以上ない恐怖にまぶたを固く閉じる。すると、誰かが汚い笑い声を出した。
「桜乃ちゃん、カワイイねぇ。これから俺たちが、大人の女にしてあげるからね〜」

36 名前:リョ桜SS :03/07/20 23:59 ID:z94StvHx
「…な、なぁ」
「あん? なんだよ」
「こいつ、竜崎の孫だべ? チクられたらヤバくねぇ? 俺ら…」
「バァカ。だからイイんじゃねぇか。身内に『輪姦されてよがりました』なんて言えるワケねぇだろ」
「あー、なるほど! お前実は頭いいんだな。つーかよがるの決定なのかよ!」
一斉に笑い声が上がる。
桜乃は恐怖と羞恥で身体を震わせた。
「さぁて…どこから戴こうかな」
嫌、嫌、嫌、嫌…来ないで、お願い。こんなのひどすぎる。助けて…
(リョーマくん…!!)
現実逃避がそうさせるのか、頭の中にリョーマとのやりとりがぐるぐると駆け巡った。
(困ってるときは、いつもリョーマくんが助けてくれた。偶然かもしれないけど、でも…)
(諦めるって、決めたじゃない…)
(…嘘。諦めるなんてできないよ、リョーマくん…!)

「ねぇ。何やってんの? 先輩たち」
ああ。なんて都合のいい幻聴。

……え?

「ぅわっ、え、越前!?」
身体中をまさぐっていたものが、一斉に離れる。
「こんなところでするなんて、先輩たちあんまいい趣味してないね」
「はは、まぁまぁ、こんなとこしかなかったのさ。お前も混じりたいのか? いいぞ、一緒に…」
言葉は続かなかった。リョーマが持っていたラケットで荒井の横面を張ったのだ。
「う…うわぁぁぁ!!」
男たちは慌てて、我先にと倉庫を飛び出した。
最後に荒井が、血の流れる頬を手で押さえながら、ずるずると出ていった。

37 名前:リョ桜SS :03/07/20 23:59 ID:z94StvHx
倉庫内に静寂が戻る。
「あーあ。ラケットで人を殴るなって言われてたんだけど」
いつもと同じ、無機質な口調。
でもほんの少しだけ、その声に怒りが見え隠れしていたことに、桜乃は気づかなかった。
両目を見開いて、ただただ呆然と、リョーマを見上げていた。
「隙をつくるなって、あれほど言ったのに」
今度はその言葉に、わずかな安堵が含まれていた。
リョーマは桜乃の横に立て膝をついた。タスキをほどき、スカートを上げてやる。
ふと桜乃の顔を見ると、現実を受け入れられないのか、唇が半開きのまま小刻みに震えていた。
両手も自由になったのに、起き上がらず仰向けのままだ。
桜乃の後頭部にそっと片手を差し入れ、優しく抱き起こす。すると桜乃の顔がみるみる歪み、
大きな眼からぼろぼろと涙が零れた。
「こわかった…こわかったよぅ…」
涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにして、桜乃は堰を切ったように泣き出した。リョーマは桜乃の頭を抱え込むと、
一度だけきつく抱きしめ、彼女が泣き止むまでほどけた長い髪を梳いていた。

38 名前:22 :03/07/21 00:03 ID:10nd//Gb
前フリ長くてスマソです。
これからエロに入りまつ。
ではでは

39 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/21 17:15 ID:tWvD+J7B
ageru

40 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/21 19:51 ID:Li4nam73
がんばってください!!
期待してまつ。

41 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/22 00:17 ID:Xjhsx56B
エロクル――!!

42 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/22 16:30 ID:L102K9aJ
age


43 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/22 21:41 ID:VnqofxHe
荒井シボ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ンヌ !!!!!

44 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/22 22:27 ID:9W6eFPu1
一応言っとくと朋子でなくて朋香。
続き楽しみにしてるんでヨロシク。

45 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/23 01:10 ID:YvZ/uHxo
即落ちは回避できたかな?

46 名前:22 :03/07/23 01:53 ID:KUeA4S86
>43
吹き出してしまいますた!!!
>44
うわ!そそそうだった…
コミクス最近読んでないもので…萎えた方すみません&
ご指摘ありがとう!

続き、頑張って書きますので…
どうか今回スレ即死はしませんように…

47 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/23 08:36 ID:GdmqWhLP
age

48 名前:リョ桜SS :03/07/23 09:14 ID:rkLcx72E
どれくらいの時間が経っただろう。
涙が枯れてしまった頃、ふと桜乃は我に返った。
今、自分が寄りかかっているのは、電車の中で初めて見たときからずっと、恋焦がれて叶わなかった初恋の人。
(…夢みたい…)
急に、心臓の音が大きくなる。呼吸するのも苦しくなって、動揺を悟られないよう小さく息を吐く。
「……髪」
「えっ?」
リョーマの突然の言葉に、桜乃は反射的に振り返った。
すると。
一瞬、ほんの一瞬だけ視界が止まって。
次の瞬間にはもう、リョーマの顔がこれ以上ないくらい目の前にあった。
唇には柔らかい感触。
(あ…)
(リョーマくん、まつ毛長いんだ…)
心臓の動きとは裏腹なことを考えていると、ふと目を開けたリョーマと視線が合い、桜乃はうろたえた。
「あ、あの、えっと…かっ、髪、長いよね、あは…」
ああもう、何を言ってるの!
咄嗟に意味不明なことを口走ったことに気づき、うなだれる。
リョーマは深く息を吐き出すと、桜乃の肩から滑り落ちた長い髪を手に取った。
「…そうじゃなくて」
「え…?」
「キレイだったんだな、って思った」
ぎゅう。
左胸が、掴まれたように痛む。
リョーマくん。
好き。
好き。
好き。
好きで、好きすぎて、どうしようもない。
でも―――

49 名前:22 :03/07/23 09:17 ID:rkLcx72E
ああ!まだエロに入りませんですた…
がんがります…

50 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/23 12:07 ID:TiCxJF5W
リョ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━マニハル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

51 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/23 19:48 ID:2YP8V1Om
あげ

52 名前:リョ桜SS :03/07/23 22:02 ID:hh/q/hTK
「リョーマくん、今…何時?」
「え? …10時、50分だけど」
リョーマが不審そうに桜乃を見やる。
桜乃はリョーマと目を合わせないようにして、身体を離した。
「ありがと。もう大丈夫だから」
「……竜崎」
「こんなとこから揃って出てくところ見られたら、まずいでしょ」
「誰にまずいの」
「誰って…その…」
間髪を入れないリョーマの応答に、桜乃は困ったように眉根を寄せる。
その様子に、リョーマはため息をついてつぶやいた。
「…あのさ。お前、俺と小坂田をくっつけたいわけ?」
桜乃は顔を上げることも、否定することもできず、ただ黙ってうつむくしかなかった。

親友の恋を応援していたつもりだった。
自分の気持ちはずっと、誰にも言わずに心にしまっておこうと決めていた。
なのに。
僅かな唇の隙間から、今にも本音を叫んでしまいそうで。
(だめ…言っちゃだめ…!)
下唇を前歯で固く閉ざす。

53 名前:リョ桜SS :03/07/23 22:03 ID:hh/q/hTK
「…わかったよ」
あきれたような、でも抑揚のないいつものリョーマの声。
小さくため息をつくと、ラケットを拾い上げて、扉に向かう。
(…行っちゃう…!)
「待って!」
ドアノブにかけられた手が止まる。
「わたしっ、私、好きなの、リョーマくんが、好きなのっ…!」
止まらない…。
「は、初めてっ、電車で、会ったときから、ずっと、ずっと、す、すきでっ…」
抑えていた気持ちが涙になって一気に頬を滑り落ちる。
「でっ、でもっ、朋ちゃ、も、ひっ、リョ、マ、くんの、ことっ、すき、だからっ…」
「………」
「わたし、ひぐっ、おーえんするって、いっ…」
「もういいよ」
温もりが、かえってきた。
さっきよりも、ずっと強く抱きしめられる。
そして、キス。
向きをかえて、また、キス。
そっと床に横たえられる。
「…こわい?」
ふるふると小さく首を振って否定する。
その瞬間。
ふ、とリョーマが微笑んだ。
(あ…リョーマくん、笑った…)
しかしすぐに真剣な面持ちになり、桜乃の額に掌を触れる。
そのまま前髪を持ち上げると、そっと唇を落とした。
少しずらして、まぶたの上に。
涙で濡れている頬に。
そして再び、唇に。

54 名前:22 :03/07/23 22:08 ID:hh/q/hTK
ふい〜っ…
リアル親父に邪魔されて萎えてしまったので、とりあえずここまで。
やっとエロに入れる…ふう。

朋香の苗字、小野田だと思ってたので、改めて1巻を読み直して
びっくりしてしまった漏れ…(゚∀゚)

55 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/24 08:34 ID:8j1KTuOi
続き頑張ってください、待ってます。

56 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/24 15:13 ID:5HG9ggwa
mimi

57 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/25 17:56 ID:1wtuFf3a
ガンガレ!早く続きが読みたい!桜乃は相当萌える。

58 名前:あぼーん :あぼーん
あぼーん

59 名前:あぼーん :あぼーん
あぼーん

60 名前:あぼーん :あぼーん
あぼーん

61 名前:22 :03/07/26 00:29 ID:J9PB87VH
ちょっと間があきますが、続きは必ず投下します。
読んでくださってる方ありがとうございます…・゚・(つд`)・゚・。←むせび泣き

テニスは女性キャラ少ないですよね〜

62 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/26 01:21 ID:YBPvGlF4
>>22
楽しみに待ちます、応援してます。

アニメで桜乃の登場回数がはんぱに増えたものだから、少ない割には人気は上がってきてると思うよ。
つーかキャラソン出ないかな・・。ブーイングするヤシの気が知れない。

63 名前:あぼーん :あぼーん
あぼーん

64 名前:あぼーん :あぼーん
あぼーん

65 名前:あぼーん :あぼーん
あぼーん

66 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/26 03:08 ID:8YN3vBZU
( ´_ゝ`)フーン…

67 名前:名無し@ピンキー :03/07/26 19:06 ID:uYdp7G2b
>>22
女性キャラ、確かに少ないですよね〜。

あ、エースをねらえ!は??(鬱

68 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/26 19:49 ID:NhIWo/Uy
続き待ってますage

69 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/27 22:51 ID:iyfXNVoq
少し質問が

菊丸×朋香or不二×朋香ではどちらがいいですか?
今、どっちで書くか悩んでます。
または乾×朋香・・・
どれもマイナーっすか?

ちなみに、考えてる話は少し(かなり?)強姦ぽいです。
そして、あくまで朋香受けです。

70 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/27 23:54 ID:qZqbvpxo
>>69
乾×朋香萌え。菊丸や不二だと何かドリーム小説のようで嫌だ。
乾なら新しい汁(自前の)でベチョベチョになりそう。

ところで南次郎×スミレと言うのも需用ありまつか?

71 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/28 00:04 ID:X7sxz7Q1
むしろスミ×南で。

72 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/28 00:20 ID:3WCHwvfS
スミレって・・・若かりし頃の、だよね・・・?
お・・・オヴァはやめてくだちい・・・

WJで南次郎の奥さん出てたので(のりこだっけ?)
夫婦の若かりし頃ってのもいいな

73 名前:70 :03/07/28 00:30 ID:BBfbiif/
>>71-72
若かりし頃です。
青学レギュラー落ちするとスミレと筆おろし・・・
と言うのも考えたのだが。オヴァはきもいかな。

74 名前:ナンスミ(1) :03/07/28 02:40 ID:ga/iQ8FD
憎らしいくらいの青空。日本晴れってのはこうのを云うんだろうな
朝日が眩しいぜ。助手席の俺は欠伸を噛み殺しながらチラリと隣に
座っている、随分と胸の発育の宜しいババ…じゃなくて、すっかり
熟した数年前はさぞピチピチしていたであろう女を見ている。
俺の視線に気付いたのかミラー越しに笑ってやがるぜこの女。
の名前は越前南次郎、これからデカイ夢掴む為に渡米するところだ。
派手な赤い車スポーツカーを運転しているのは俺の恩師で、その他
色々とご指導してくだすった竜崎スミレ先生だ。

俺が何故今この女と一緒の車に乗っているかって?
見送りしてやるから乗れ!と命令口調で無理やりね。
このヒトには敵わないいつまでたっても俺のこと鼻タレ小僧だと思っ
てやがる。ちったぁ俺のこと男だって認めて欲しいぜ。流石に朝早い
だけあって成田に向かう道もすいてる。もてあまし気味の手をどうし
ようかと思い、右手の親指でツンとスミレちゃんの、ノースリーブの
脇からはみ出している乳を突付いてみた。張りはそりゃ昔に較べれば
随分とさ。物足りなくも感じられるが、それなりにボリュームあって
お買い得だぜ。一度触ってみることをお薦めする。



75 名前:ナンスミ(2) :03/07/28 02:43 ID:ga/iQ8FD
ほら、熟して柔らかくなり過ぎた果物みたいにズズズと指が沈んで
しまう、ああ云う感じ。でもこの年にしては充分なくらいだ。何度か
指で押して見ると「これ」と短く、でもあんま嫌がってなさそうな声で
俺を叱る。そう言えば中学の時はよく怒鳴られたな。懐かしさに思わず
口元が弛む。
「何ニヤついてんだよこのスケベが」
満更でも無さそうな様子に俺は再び胸を突付きはじめる。大きな胸が俺の
指に合わせて波打つ。巨乳好きにはたまんねぇ。
キキッーと急ブレキーかける。シートベルトなんざしていない俺の顔はそ
のままスミレちゃんの胸に押し付けられる。
「おやおやま〜だ乳離れできてないみたいだね。生憎お前に飲ませてやる
ミルクなんて出ないよ」見上げると、赤い唇吊り上げ楽しそうに喋りかける。
負けず嫌いなんもんで俺も、右手で胸をギュっと握りつぶしながら思わず、
「俺は濃いの出るけど。ここんところ雑用ばかっかで溜まってんだよな。
誰か搾りだしてくれなかな〜」胸を揉みながら俺は相手の次の言葉を待った。
沈黙を破ったのは、若葉マークのファミリカーのクラクシャンだった。
お互い顔を見つめながら笑う。どうやら考えている事は同じらしい。
俺たちは空港に向かって再び走り出した。


76 名前:ナンスミ(3) :03/07/28 02:45 ID:ga/iQ8FD
「・・・・・・ぁぁはぁん・・・あぁ・・・南じぃ・・ろう・・・・・・」
俺の頭を抱きしめながらよがる女。公園のトイレにシケコムと俺た
ちは何も言わず、唇を重ね貪った。舌を絡ませ唾液をすする。結構
ねちっこいキスしやがる。年の功ってやつか?
スミレはキスすると目が潤む。普段は男勝りなこの女が潤んだ目で囁く。
少しだけ恥らうように目を逸らせ欲しいと一言だけ。この言葉に俺は何
度騙されただろう。判っちゃいるのに同じ事を繰り返す。初体験ってやつ
の時から今迄ずっと。
スミレは自らストラップずり下げ、たわわに実ったその胸を晒す。ニップ
レス貼ってあるそれ、乳輪だけはみ出してかなりエロイ。黒ずんでいる分
年季を感じさせられる。その胸を両手で持ち上げ俺に突き出す。好きにさ
せてもらう。左手で右乳掴み、舌と歯でで肌色のそれむしり取る。黒い乳
首に舌を当てると先端が堅くなっているのがわかる。舌をレロレロしてや
ると先が尖っていく。右の胸だけ舌這わせてやると、じれったそうに足を
開いたり閉じたりしている。便器の蓋下ろし、その上に跨ってスミレの乳
首吸ってやる。たまに歯をたてると甘い吐息が漏れる。バァさん(失礼、
お姉さんでした)も溜まってんだな。


77 名前:ナンスミ(4) :03/07/28 02:49 ID:ga/iQ8FD
「・・・・・・あぁ・・・もっと!強く吸って!!アタシの中身を吸い尽くし
てしまって・・・・・・はぁ・・・・・・胸、感じる・・・」
ハイハイ、言われなくても知ってますって、長いお付き合いでしょ俺
たち。スミレはスカート撒く仕上げ、ストッキングの上から湿り気を
帯びたソレ、俺に擦り付ける。乳首を咥えたまま俺は答える。
「まだまだだね。スミレちゃん辛抱してよvv俺はオッパイ好きなの。
スミレちゃんがオッパイでご奉仕してくれるんならいいけど」
こんなに見事な胸持っていながら一度もパイずりしてくれた事が無ぇん
だよ。ベトベトするだの、生臭いだの文句云ってさ。当分俺はこの胸で
遊んでやるんだ。ポケットの中漁ると、ライターと煙草、裁縫セットに
コンドームにバンダナ、それにチョコレート・バーが出てきた。ストキ
ングを指で破り、パンティに出来た染みを指でなぞる。ビクっと大きく
背中を反らせる。こっちのお豆も敏感だたね。パンティの横から手を入
れ、そっとオケケを撫でてやる。焦らしされるも感じるんだったよな?
雌の匂いが広がる。
さぁ〜て何して遊ぼうかな。一旦胸から唇を離しバンダナを広げ坊状に
してスミレの両手を縛る。抵抗は殆んどしない簡単に拘束できる。
いい眺めだよゾクゾクする。いただきます。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

需用があれば続きをまた・・・。

78 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/30 00:03 ID:qKSfgwNY
イイ!!
続きも期待!!
ageときます。

79 名前:69 :03/07/30 00:25 ID:1oVXsN/u
>>70
ご意見ありがとうございます!
確かに菊丸や不二だとドリームみたいでいやだ(自分で書いておいて)
乾×朋香で頑張ります。

ナンスミイイ!続き読みたいっす

80 名前:ナンスミ(5) :03/07/30 11:38 ID:p62CrP6l
お言葉に甘えて続きを投入・・・・・・。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
フェミニストの俺は女性の腕を縛り上げるなんざ、あんま
好みじゃねぇんだけどな。こんな風に普段男勝りでツンと
すました顔した女、メチャメチャ乱れさせてみたくなる時
もたまにはある。何せこれは相手も受け入れてくれている
らしく、満更でもなさそうにアソコも潤ませいる。スキ
モノ同士楽しくやろうぜ。
「先生ともこれが犯納めになりそうだな。――――それに
しても、教え子相手にエッチするのそろそろ辞めにしなよ。
児童虐待でそのうち訴えられるかもしれないぜ」
もう片方の胸を手で握り締め短く呻き、なにやら非難めいた
視線感じながらニップレス剥す。乳首が立ち上がり準備万端
なそれ指で弾くと胸が小さく揺れる。
「さぁね。アタシは一生現役のつもりだよ。年増には若い子
にないテクと経験がものを云うんだよ。よく覚えておきな」
俺たち2人っきりの時はお互い名前で呼び合っている。抱き
合うのに理由は要らない。ただ欲望を満たす為の行為。意味
なんてない。荒い息でまだまだ憎まれ口叩く余裕があるよう
だ。俺は膝でスミレのクリトリス擦り上げ、一瞬力が抜けた
その体を壁に凭れ掛けさせ素早く裁縫セットの中ら針と糸を
取り出す。針を乳首にあてると流石に慌てたらしく、目を見
開き俺の様子を伺っている。先端の尖った部分ではなく、糸
を通すほうでスーッと撫でてやる。云っただろフェミニスト
だって。いい女に傷なんて付けない。たまには驚かせるのも
ありだろ。

81 名前:ナンスミ(6) :03/07/30 11:42 ID:p62CrP6l
エッチて何度もやるとマンネリ気味になるしね。?針を仕舞
い糸敏感になっている乳首に結びつける。
女は信じてるらしい運命の赤い糸、こんな風に人前で見せら
れない部分で結ばれちまったスミレと俺には相応しいだろ。
右と左それぞれに両端を結びつけ弛ませたところを引っ張る。
手でやるより微妙な力加減が生じ、相手も戸惑っているらしい。
切れそうで切れないそれ引っ張るたびに胸がプルプル震える。
オッパイが揺れてんの見ると嬉しくなるだろうが。テニスで
でスコートが捲れたくらいじゃ俺は喜ばないぜ。ありゃ見せ
てもいいパンツ穿いてんだから嫌になる。男の純情、まぁ多
少の下心が勘弁してくれ)踏みにじられた気分になる。だか
ら俺は断然オッパイ揺れる派。不恰好なブラの下のオッパイ
想像しただけでたまんねぇ!
煙草に火を付ける。口移しでスミレに煙を吸わせる。露骨に
嫌そうな顔しやがる。ハイハイ、無駄に体力消耗させるから
滅多に吸わないよ。気分転換にだよ。ゴホゴホと咳き込むス
ミレ、もう一度文句言われる前に口を塞ぐ。歯茎を舐め浅く
差し入れた舌でチロチロと舐める。煙草そうしよっかな。
出来心ってやつでスミレの胸の谷間に火のまだついたそれ挟
む。落ちないように谷間を絞りあげるように弛んだ糸を縛る。
無理やり寄せられた乳首がと赤い糸。糸が切れるのが先か火
傷するのが先かちょっと楽しみだ。
「これお止め!アタシをこんな目に合わせて只で済むと思っ
ているのかい。・・・馬鹿な事は止めて・・・・・・あっ!熱っ・・・」
「先生お灸ですよお灸。燃えてる胸もセクシーだ」
下手な御世辞返し、煙草の灰が気になって動けないスミレが
体を捩らせるように太腿を撫でる。俺の息子もカチンコチン
になっている。ジッパー下ろし、ブリーフの中から元気よく
飛び出したそれを足に擦りつける。悶え度に灰が飛び散り、
その度にアァとかキャとか短く呻く。

82 名前:ナンスミ(7) :03/07/30 11:43 ID:p62CrP6l
「何でも俺の言う事きいてくれんならそれ抜いてやっても良
いぜ」痕が残るのも勿体無いしな。スミレは何か言いたそう
な顔して頷く。構わしない。煙草を床に投げ捨て足で火を消
す。残りの煙草も捨てほうがよさそうだな。
腕は縛ったまま顎で便器指しその上に四つん這いでしゃがみ
込むように命じる。湿ったパンティを鋏で切り裂き、上下に
開く。湿り気で肌に張り付きお尻の穴全部丸見え。さて、ど
こから攻めようかな・・・・・・。蜜を滴らせるマンコか、指でつ
んつんするとキュっと窄めるアナルか。それぞれの穴満足す
るように頑張らせていただきます。クククと笑い声が漏れる。
チョコバー取り出し口に咥え、スミレのグショグショのマン
コに挿し入れる。体温で温められるとそれは甘い香りで俺の
鼻腔くすぐる。何が入れられたのか判ったらしく、足で俺の
脛蹴っている。出したり入れたり繰り返し膣の中が茶色く染
まるの色的にやばくて思わずこう云っちまった。
「スミレちゃんのマンコ、ウンチもらしてる。オムツ必要な
んじゃないの?」
「し・・・失礼な!あたしゃまだ・・・あぁ・・・・・・洩らしてなんか
・・・・・・・ぅうん・・・・・・はぁはぁ・・・うっ・・・」
「えっ?ウンチ洩らしちゃったの。お行儀悪いな学校の先生
なのに。お仕置き必要だな」
軽い言葉遊びのつもりだった。それが何時の間にか本気になっ
てエスカレートしてしまって・・・・・・。大人の遊びは限度をしら
ねぇな。我ながら可笑しな事やってるぜ。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
続きはボチボチと。

83 名前:名無しさん@ピンキー :03/07/31 18:26 ID:MSv+EBgC
どなたか、華村葵でオナガイシマスm(_ _)m

84 名前:名無しさん@ピンキー :03/08/03 00:17 ID:zf/bc8FR
ひそかに22さんのリョ桜の続きをまっておりまつ・・

85 名前:69 :03/08/03 16:23 ID:QysLMENe
乾朋できたので投下します。
ヘタレの上、前に強姦ぽいとかいってたくせにあんまりそうでもない…

86 名前:69 :03/08/03 16:26 ID:QysLMENe
わかってる。
あなたは他の子を見てることを。
その子が私の親友だってことも。
だって、ずっと見てきたんだもの。
見てればわかる。
ダメだってわかってる。
でも、この気持ちは・・・
あなた本人に伝えなくちゃ  ダメ。

「リョーマ様!ごめんね、昼休みに呼び出して…」
「…別に」
朋香は、昼休みにリョーマを屋上に呼び出した。
もちろん、告白をするためだ。
正直、リョーマが他の子が好きなことくらい分かっている。
その子が桜乃だということも。
でも、それでも、そのままこの気持ちを押さえ込むなんてことは朋香にはできなかった。
リョーマが好きだというのは代わりも無い事実だから。
だからこそ、気持ちを伝えるだけでも伝えておきたかった。

87 名前:69 :03/08/03 16:28 ID:QysLMENe
「で、話って?」
「…私ね、リョーマ様が好きなの」
朋香はまっすぐにリョーマを見つめ、言った。
リョーマと朋香の間に沈黙が続く。
その沈黙を先に破ったのはリョーマだった。
「俺、他に「あー!ストップ、リョーマ様!」
リョーマの言葉を朋香が遮った。
「他に好きな子がいるって言いたいんでしょ?…ついでに、その子が桜乃だってことも。」
「へぇ…、俺って結構わかっちゃう?」
「私にはわかる、って言ったほうがいいかしら」
朋香はずっとリョーマを見てきたのだ。わからない方がおかしいかもしれない。
「ま、そういうことだから。わかってくれる?」
「えぇ、もちろん。…でも、もし、桜乃と付き合う気があるなら…
 約束して欲しいことがあるの」
「何?」
「1つ!『桜乃を泣かせない』、2つ!『桜乃を幸せにする』。この2つが守れないんなら、
 絶対に桜乃と付き合わせないから!」
朋香は指を2本立ててリョーマの目の前に突き出した。
「…簡単。絶対に守ってみせるよ」
「言ったわね?じゃあ、付き合ってもいいわよ」
「…なんで俺と竜崎が付き合うのに小坂田の許可が必要なわけ?」
「だって、桜乃は私の親友だもの。幸せになってほしいわ。
 それに、リョーマ様が桜乃を幸せにするとは限らないもの!」
「それって、俺を信用してないってこと?」
「そう思うんならそう思っていいわよ」
ニッと朋香が笑う。

88 名前:69 :03/08/03 16:29 ID:QysLMENe
「まぁ、リョーマ様なら多分大丈夫だと思うけどね」
「『多分』じゃなくて『絶対』にだよ」
リョーマは少し呆れたように言う。
「…わかったわ。絶対に約束してよ」
「もちろん。それじゃ、俺教室に戻るから」
「うん。ありがと。」
リョーマは教室へと戻っていった。

リョーマが階段を下りる音がしなくなった。
朋香の頬に涙が伝わる。
リョーマの前では出てこなかった涙。…いや、出さなかったといったほうが正しいか。
桜乃もリョーマも大好きだ。だからこそ、2人には幸せになって欲しい。
でも、自分はリョーマが好きで好きでたまらなかった。
気持ちを伝えるだけで良い。自分とリョーマが付き合うようにならなくていい。
そう自分に言い聞かせていた朋香。
だから、すぐには涙が出なかった。
リョーマと桜乃はきっともうすぐ付き合うだろう。
桜乃は朋香の想いを考えて、なかなか告白にいけなかったのだ。
(…とりあえず、桜乃には報告しておかないとね…)
制服の袖で涙をふきながら朋香はそう思った。
(もういいかげん、リョーマ様と付き合いなさいよって!)
まだ涙は流れ続けている。
このままの顔では、授業には正直出れない。
(どうしよ…こんな顔、桜乃には見せれない…サボっちゃおうかなぁ…)
と、その時。
   カタッ
何か音がした。
朋香は、音のした方を見る。見たのは階段へ続く扉の上。

89 名前:69 :03/08/03 16:31 ID:QysLMENe
そこには、乾がいた。
「い、乾先輩…」
「…やぁ」
お互い、気まずい空気が流れる。
「せ、先輩!そんな所でサボリですか!?」
朋香は目を袖で擦り笑顔を作った。
きっと乾はさっきの会話を聞いていただろう。
何か言われるかもしれない。
だからこそ、朋香は無理に笑顔を作った。
「小坂田…」
乾が声をかける。
「ほら、早く戻らないと授業に遅れちゃいますよ!?」
「小坂田!」
乾のその声に、朋香はびくっと肩を震わせた。
乾は上から降り、朋香に近づいた。
「飲むか?」
「…はい?」
目の前に(どこから出したのか)差し出されたコップを見、乾のその言葉に気の抜けた返事をした朋香。
「あの、これ…なんですか?」
朋香はコップを指差し言った。
「乾特製野菜汁改良版だ」
「や、野菜汁?」
「そうだ」

90 名前:69 :03/08/03 16:32 ID:QysLMENe
野菜汁ということは、青汁のようなものなのだろうか?
そう考えた朋香は、嫌そうな表情をした。
「…すんごい臭いがするんですけど…」
「そうか?それなりには旨いが」
(それなり!?それなりってなんなの!?)
朋香は心の中でそうツッコミを入れた。
「振られたときには、自棄飲みが一番だろ?」
「そういうものですか?」
「まぁ、騙されたと思って飲んでみなよ」
乾がそう言うと、ずいっと出した。
しかし、色はどの野菜を入れたんだ?と疑問に思うような色だ。
そういえば、噂で聞いたことがある。
『乾特製野菜汁で死人が出た』という…
「あ、その、私遠慮します…そ、それに、普通は自棄飲みじゃなくて、自棄食いじゃないですか?」
「そうか?」
「そうですよ!」
「そうでもないと思うが?」
逃げられない。朋香は思った。
目の前には野菜汁。
出口は乾の後ろの扉のみ。
動こうにも動けない。
(…仕方がない――!!)
朋香は乾が持っていたコップをぶん取り、中身を一気に飲み干す。
全て飲み干したところで。
「…おいしい…?」
「だろ?今回はちゃんと味見したからな」
(『今回は』!?前は味見してなかったの!?)
朋香は心の中でそう思ったが、ツッコミを入れることはできなかった。

91 名前:69 :03/08/03 16:33 ID:QysLMENe
   キーンコーンカーンコーン
「あ、チャ、チャイム鳴りましたよ?早く戻りましょ!」
朋香は素早く乾の後ろの扉へ向かった。
乾はその後ろにつく。
「そうしたいが…出来ないだろ?」
「え…?」
朋香が乾の方へ振り向く。
と、その時。朋香の体の力が抜け、バランスが崩れた。
自然と乾に倒れこむ形となる。
(え?な、何?体が…変な感じ…!)
「薬が効くまで25秒…即効性があるな」
「い…乾先輩…何を…」
「なぁに、ちょっとしたモノを入れたんだよ。さっきの野菜汁に」
(――図られた!?)
しかし、気づいた時にはすでに遅し。
乾はひょいっと朋香を抱きかかえ(いわゆるお姫様だっこ)下へ続く階段の扉を開く。
「せん、ぱい…どこ、へ…?」
「保健室だ。薬がちゃんと効いているか試したいし、何より保健の先生は今日はいないからな」
「ほ、けん…しつ…!?」

92 名前:69 :03/08/03 16:34 ID:QysLMENe
(この人、何をするつもりなのよ!?)
「少し黙っててくれないかな?こんなところ、誰かに見られたい?」
正直、今の格好で他人に見つかるのは恥ずかしい。
しかし、今の朋香にはそれ以上に逃げたいという思いがこみ上げてきた。
(嫌…!怖い…!桜乃…リョーマ様…助けて!!)
朋香はただ、目を瞑ってる事しか出来なかった。

通った廊下には、幸いというか不幸というか、誰も通らなかった。
おそらく、授業に入ったのだろう。
乾は上手に生徒がいそうな教室をかわしつつ保健室に来た。
確かに、先生がいない。
ベットで寝ている生徒もいない。
「好都合だな」
乾は朋香をベットに寝かすと、ベットの周りのカーテンを閉めた。
「あの…せんぱ…」
朋香の声などお構いなしに、乾は朋香の制服に手をかけた。
「!?ちょ、なに…を…!?」
「そうだな、あえて言うなら『ナニ』だな」
(それ答えになってないわよ!)
逃げたかったが、力が入らず、動くに動けなかった。
乾は上の制服を少し脱がし、朋香は胸があらわになる。
「…やっ…!」
しかし乾の手は嫌がる朋香を弄ぶ様に動く。

93 名前:69 :03/08/03 16:35 ID:QysLMENe
あまり発達していない胸に容赦なく手が伸びる。
「んっ…あ、いやっ」
乾が朋香の胸を揉みはじめる。
「薬が効いているから、かなり敏感になってるはずだよ」
「はっ、く、くす…り? あっ」
「あぁ。『媚薬』というんだ」
(何よそれ!なんで私が飲まなきゃいけなかったのよ!)
朋香に怒りがこみ上げてきたが、快楽の波が容赦なくそれを打ち消す。
乾は朋香の乳首を口に含む。
口の中で乾が舌を動かすたびに朋香に波が寄せてくる。
(嫌なのに…なんでこんなに気持ちいいの!?)
それは、今までに感じたことのない気持ちだった。
「んあっ、あ…んっ…」
「どうだ?気持ち良いか?」
「そ、そんな…やっ…ことなっ、ん…」
「ふむ、胸は元々敏感だったようだな。思ったよりも感じている」
乾はそう言うと、乳首から口を離し、いきなり朋香の唇に自分の唇を重ねた。
いきなりの行動に朋香は逃げれなかった。
乾の舌は容赦なく口内へ侵入しようとしていた。
しかし朋香は受け入れようとしなかった。
歯をしっかり噛んで、外から侵入できないようにしていた。

94 名前:69 :03/08/03 16:36 ID:QysLMENe
乾はそれに気づいたようで、少しどうするか考えた。
数秒の後、乾は朋香の秘部に触ってきた。
伝わってきた快感に思わず朋香は口を開いてしまった。
(――しまった…!)
乾はその瞬間を逃さなかった。
素早く自分の舌と朋香の舌を絡ませる。
朋香は乾の舌を噛んでやろうと思ったが、乾の手が自分の秘部にあり、いまだ弄ばれている。
そのため力が入らず、なすがままにされていく。
舌が絡み合う音が聞こえる。
朋香は耳を塞ぎたい気分だった。
ようやく乾の唇が離れた。
透明な糸がお互いの舌を繋げていた。
(初めてだったのに…キス…)
泣きたくなった。しかし、ここで泣いたら負けを認めるような気分だった。
涙をこらえ、朋香は乾を見た。
乾は自分の下の方に――
(ってどこ見てんのよ!?)
「せ、せ、んぱ…い…?なに、す…ひぁ!」
乾が朋香のパンツを脱がし、秘部を露にする。
そしておもむろに秘部を舐めはじめた。
「やっ!ぅあっ…んく…はぁ…」

95 名前:69 :03/08/03 16:36 ID:QysLMENe
「どこが一番感じるかい?」
そう言いながら、様々なところを舐めまわす。
「あんっ…あ、あぅ…」
乾が舐める度に快楽の波が寄せていく。
「やっ…いやっ…」
「嫌?そのわりにはかなり濡れてるけど?」
朋香のソコは、とても濡れていた。
ピチャ、ピチャと音が聞こえてくる。
と、今までに感じてた以上の何かがきた。
「ひゃ!?」
「ほう…ここが一番感じるようだな」
「はうあ!やんっ、ちょ、まってくださ…んっ!」
「なかなかにいい声を出すな」
朋香の意見など聞きもせず、ひたすら秘部を舐め続ける乾。
「…そろそろいいかな?」
ようやくやめてくれた、と朋香は安心した。
そう思い、朋香は乾の方を見た。
「…!?せんぱ…!?やだっ!なに…する…!?///」
朋香は赤くなった。
そう、乾は自身のソレを出していたからだ。
「なにって、ここまできたら、することは1つだろ?」
(する…ってまさか、アレ!?)
保健の授業で習った、まさか…?

96 名前:69 :03/08/03 16:37 ID:QysLMENe
男性と女性が愛し合い、子供をつくる『あの』行動。
生き物として生まれたには、1度は経験することだろう。
しかし――
「ちょ、わたした…ち、まだ、中学…せ、い…じゃない…です、か…?」
「ん?気にするな」
(気になるわよー!!)
朋香は乾のソレを見て、恐ろしくなった。
弟達の世話をしているので、弟達のは何度も見ている。
だが、乾のソレと弟達のとでは比べ物にならない。
(ア、アレが…私の中に入るの…!?)
朋香が考えていると、乾は朋香の膣の入り口へソレをあてた。
「…イヤッ…やだぁっ!」
自分の『はじめて』がまた奪われる。
しかし、薬と乾の愛撫のせいで体が言うことを聞かなかった。
それに、心の奥底で『入れてほしい』という気持ちも見え隠れしていた。
  ずぷっ
「―――っ!!」
乾のソレが朋香の中に侵入してきた。
朋香は痛さより、自分の中にソレが入ったというショックで声が出なかった。
なおさらショックを受けたのは、そこに嬉しいという気持ちがある自分自身だった。
「…っい…いやぁ!いたっ…!」

97 名前:69 :03/08/03 16:38 ID:QysLMENe
「大丈夫だ。じきに良くなってくる。」
少しずつ、朋香の膣内へ入れる乾。
「あぁ…はぁ…っ!」
「すまない、痛かったか?もう少しゆっくり入れた方が…」
ようやく半分まで入れたところで、乾の動きが止まる。
と、朋香が乾の腕を掴んだ。
「…ちゅうと…はんぱ、は…ヤメテ…」
朋香は顔を背けている。
あまり大きくない声だったが、乾には十分聞こえる大きさだった。
朋香のその言葉を聞き、ニヤっと乾は細く微笑んだ。
(…成功だな)
そう思うと、一気に残りを入れた。
乾のモノが全て朋香の中に入る。
「んあ!いっ!はぁ…んっく…」
「動かすぞ…」
乾はそう言うと、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「あは…ひあ…んっ…」
(しかし…俺のを全て入れるとは…)
自分のモノは結構でかいと思っていた。
実際に平均と比べて大きいようだ。
しかし、朋香はソレを全部受け入れた。
(…良いデータが取れそうだ…)

98 名前:69 :03/08/03 16:38 ID:QysLMENe
腰を前後に動かす。
朋香はその動きにあわせ声を出す。
「あぅ…ん…ぁあ…はぅ…」
「どうだ?良くなってきただろ?」
返事は無かったが、微かに頷いたように見えた。
乾はそれを確認すると、朋香の唇に再び自分のを重ねる。
しかし今度は拒絶されなかった。
むしろ歓迎されいるようだった。
朋香から舌を侵入させ、絡めてくるのだ。
濃厚なキスが続きながらも、腰を動かすことは忘れていない。
唇を離し、朋香も腰を動かす。
乾も朋香も、それぞれに快感が寄せてくる。
お互い腰の動きが激しくなっていく。
「んあっ、あっ、はぅ、ん…ひぁっ」
「ん…はぁ…」
そろそろ、限界だ。
少しでも妊娠の確立を減らすためにも、膣外で射精をしようと乾は考えた。
だが、ここで外に出すと後始末が面倒だ。
しかし、膣内で出すのも自分でしておきながら申し訳ない気がしてならなかった。
そう考えてると、朋香の声が聞こえてきた。
「な…にだ…も…」
「…なんだ?」

99 名前:69 :03/08/03 16:39 ID:QysLMENe
「なか、に、だしても…あっ、いい…」
乾は驚いた。
自分の考えが読まれたことと、中に出していいということ。
ダブルで驚いたが、せっかくだ、とそのまま行為を続けた。
「…そろそろ限界なんだが…いいか?」
乾のその言葉に頷いた朋香。
さらに腰の動きを激しくする。
「んっあっはっあぁー!んー!」
「くっ…もう出るぞ…!」
「あっ!ん!あぁ!あー!」
そして2人は、頂点に達した。

「…すまない、小坂田…」
数分して、乾は朋香に謝った。
朋香の体をキレイにし、制服を着せた。
2人はベットに入って寝ていた。(向き合わず、背中合わせで)
「その、中に…」
「先輩、私が中に出していいって言った意味、わかってますか?」
「いや…正直なところ、わかってないが…」
「…実は、私…初経まだなんです…」
朋香は言いにくそうにそう言った。
乾は思わず後ろを振り向く。
「…確かに、それなら妊娠の心配はないか」

100 名前:69 :03/08/03 16:39 ID:QysLMENe
乾の顔に安堵の表情が表れた。
「じゃあ、聞きますけどぉ」
朋香がこちらを向く。
「なんで私にあんな物を飲ませて、保健室に連れて来て、挙句の果てにはこんなことしたんですか?」
「う゛っ…」
「なんでですか〜?」
朋香が顔を近づける。乾は顔を背ける。
「そろそろ戻らないとなぁ…」
「あー!誤魔化したー!そんなことすると…」
朋香はおもむろに乾の眼鏡を取った。
「あっ!」
「こ〜んなことしちゃ…い…」
乾の素顔を見て、朋香は硬直した。
(…ヤダ、結構イケる…///)
「あの…返してくれないか?それが無いと何も見えないんだが…」
「乾先輩!絶対にコンタクトにするべきですよ!勿体無い!」
「いや、だから返してくれないか…」
「もったいな〜い!こんなにカッコイイのに!」
「返せ!」
「うわっ!怒った!」
乾は朋香の上に被さった。

101 名前:69 :03/08/03 16:40 ID:QysLMENe
「返さないと、またするぞ?」
「…それ反則」
「じゃあ返しなさい」
「はぁい…」
渋々朋香は乾に眼鏡を返した。
乾は眼鏡をかけ直す。
「で…答え聞いてないですけど?」
「…媚薬の効果を試したかったんだ」
「…まさか、それだけ?」
「それだけ」
数秒間、朋香は固まった。そして。
「じゃあ私のはじめてが奪われたのってそんな理由だったということですか!?」
「なかなかに良いデータが取れたぞ」
「そんなこと問題じゃなーい!本当に恐かったのに〜!」
「そのわりには、かなり感じてたみたいだったが?」
「う…///それ言わないでください…」
朋香は小さくなり、乾は笑い出した。
「あー!なんか笑ってるし!」
「ゴ、ゴメン…くくっ」
ぶーっと朋香はむくれてみた。乾はそんな朋香の頭を撫でる。
「利用したことは謝る。…すまない」

102 名前:69 :03/08/03 16:41 ID:QysLMENe
「気にすることないですよ。それに〜…」
「なんだ?」
「その…別にいやじゃないですし…///」
朋香はそう言うと、あまりの恥ずかしさにベットの中に頭を引っ込めた。
乾も頭を引っ込む。
「なんで乾先輩も引っ込むんですか〜!?」
「なんでって、小坂田の表情が見れないだろ?」
「見なくていいです!」
今度は朋香は顔を外に出したが、乾もそれと同じことをする。
「〜〜!!乾先輩!からかうのはやめてください!」
「ははは、ゴメンゴメン」
乾は謝っているのだが、朋香にはそれがうそ臭く見えた。
「本当にですか?」
「だから謝ってるじゃないか」
「本当に悪いと思ってるんですか?」
「思ってるよ」
「…じゃあ、1つ約束してもいいですか?」
「なんでもどうぞ」
朋香のお願いに乾は言う事を聞くことにした。
「こういうことする時は、私を呼んでください」
「…は?」
「つまりは、その…/// 私、利用されていいので…」
乾は驚いたが、柔らかい表情になる。
「…いいのか?」
「良くなかったら言いません///」
「それ、別の意味でとってもいいのか?」
「はい?」
「…いや、なんでもない」

103 名前:69 :03/08/03 16:41 ID:QysLMENe
6時間目終了…
「朋ちゃん!大丈夫!?」
保健室に入ってくるなり、桜乃は親友の寝ているベットに一目散に向かった。
「乾先輩がうちのクラスに来て、朋ちゃんが倒れたって聞いて…
 私、知らないで授業受けてた…朋ちゃんいないのなんでかなとか思ってたけど、探さなかった…
 ゴメンね、朋ちゃん…」
そう言うと、桜乃は泣き出した。
実際は倒れたわけじゃない。だが、乾は誤魔化すために嘘をついたのだろう。
嘘なのに、本気で心配してくれる友人。朋香は少し胸が痛んだ。
「大丈夫よ桜乃!ちょっと倒れただけだし!もう元気になったわ!」
「朋ちゃん…」
「桜乃、私は大丈夫だから…だからね、リョーマ様に告白してね」
「…え?」
「私、振られちゃったから」
笑いながら言う朋香。どこか吹っ切れたようだ。
「朋ちゃ…」
「ほら!そんな不景気そうな顔をしない!桜乃は笑ってるのが一番よ!」
「…うん、ありがとう」
桜乃も笑顔になる。
「そう!桜乃はいつも笑顔がいいわよ!」
「でも、朋ちゃん…私まだ決心がつかないよ…」
「ま、焦らずに自分のペースでいいものね。でも、告白しないなんていうのは私が許さないからね!」
「…うん、絶対に告白するよ」

余談だが…
行為があった次の日、某メガネショップでコンタクトを作ってるのと、
某薬局でキョロキョロと辺りを見回し、なにかを買っている乾が目撃されたという…

104 名前:69 :03/08/03 16:45 ID:QysLMENe
…すみません、最後の方趣味に走りました。
最初振らせちゃいました。可哀想だけど、こうしないと最初が出来なかったので。
実はエロ初めて。なのでおかしな文章が所々にありますが、気にしないでくだされ(´Д`)

105 名前:名無しさん@ピンキー :03/08/03 23:10 ID:sPh26GyV
>69さん
ぐっじょぶでした!!
朋香たんがかわいくてよかった〜!!
本当に堪能させてもらいました。
出来れば菊丸朋香と不二朋香も書いて下さる事に期待してます!

106 名前:名無しさん@ピンキー :03/08/04 00:33 ID:ipWbn6TU
>69さんおつかれです。
朋香たんよかったです。最後の方もいいですよ私はいいと思います。
菊丸×朋香と不二×朋香もお願いします。期待してます。
(菊丸×不二×朋香というのも…)

107 名前:名無しさん@ピンキー :03/08/05 00:28 ID:Lr+IYHGS
>69さんおつ。
朋ちゃんカワイ。。微妙にリョ桜入っててよかったでつ。
次回作も期待してます。
ところで○×朋ちゃんだと何が一番メジャーなんでしょう?

108 名前:名無しさん@ピンキー :03/08/05 08:27 ID:qkmkFAQk
海堂?

109 名前:名無しさん@ピンキー :03/08/05 23:08 ID:CsTn711+
朋香ってリョーマに気があるんじゃなかったっけ?
だからてっきりリョーマ相手のやつが一番多いんだと思ってた。

110 名前:名無しさん@ピンキー :03/08/06 17:39 ID:L71DIRNk
>69
萌えますた!

111 名前:名無しさん@ピンキー :03/08/07 20:46 ID:DP+1ji63
「リョーマ君のまつげって50cmなんだ」

112 名前:名無しさん@ピンキー :03/08/08 12:20 ID:ZnCjuQse
22様のリョ桜の続きを烈しくキボンヌ!!
そしてどなたか杏ちゃんもキボンヌです。
桃杏、神杏、イブ杏、跡杏・・・。

113 名前:名無しさん@ピンキー :03/08/08 16:37 ID:3Ywd+r4Y
22様の登場をよだれ垂らして待ってまつ。

桜乃総受けもイイ!
むしろ桜乃総攻めとか見てみたい、夏。

114 名前:桃杏SS :03/08/09 11:47 ID:m79Ek11C
夏、火照る身体は気付かなかった感情を呼び立てる。

「はぁはぁ・・・っ」
汗が首筋を伝い胸元から・・・見えなくなる。

「・・・・桃城君、お疲れ!」

「えっ!あ、あぁ!!」

日の沈む直前、桃城と杏はストリートテニス場で練習をしていた。

(こいつ・・・こんなに色っぽかったっけ・・・)
先程、釘付けになった汗の行方。 
杏を見る桃城の目は以前とは少し違うものだった。
初めて出会った時から数ヶ月しか経たないのに、思春期の女の子はどんどん変わっていく。

肉付きの足りなかった太ももや胸も、弾かれそうに成長している。
顔つきだってどことなく「かわいい」に「綺麗」が混じってきている。

『触れたい』 それは桃城の心の中で今、大きくなる。



115 名前:桃杏SS :03/08/09 11:48 ID:m79Ek11C
「桃城君、宿題終わった?」
「いや、まだ終わってねーよ、終わってねーな」
話している途中も杏を見る度にいけない感情が波立つ。

「家、来る?」
「えっ?」
思わぬ杏からの誘いに桃城は聞こえているのに聞き返してしまった。

「家で、宿題教えてあげるよ?」
「い、いや!俺はお前に教えてもらわなくたってできるぜ!」
(しまった・・・強がりを・・・。でも、家なんて行ったら理性失い兼ねないからな・・・。)
「あっそー、後で嘆いても知らないよっ!」
「そ、そんなことねーよ!」
その答えに杏はどことなく悲しそうな顔をした。
それを見た桃城は、また胸が高ぶるのであった。
そして、本当に宿題の結果がやばそうな予感もしてきた。

「・・・・家、行ってもいいぜ・・・。」
「む、宿題教えて、でしょ?」
「お前って奴は・・・。宿題教えてください!これでいいだろ!」
「うん!じゃー、行こっ!」
杏の万遍の笑みに桃城のいけない感情はまた一つ大きくなるのであった。


116 名前:桃杏SS :03/08/09 12:27 ID:m79Ek11C
「おじゃましまーす」

杏の家に桃城の大きい声が響き渡る。

「誰もいないよっ、家んとこ共働きだから!」
「そーなのか・・・」

誰もいないと聞いてますます桃城の鼓動は熱くなる。

「お兄ちゃんは部活だしね♪」
「あー、そうだよなー」

家に上がり、杏の部屋へと呼ばれる。
そこに入ると女の子の香りというのだろうか、独特のいい香りが桃城の胸をくすぐった。

コップにジュースを注ぐ杏を見る。
上半身がかがんでタンクトップの胸元からは汗のせいで光る膨らみが見えた。
そこに触れると杏はどんな顔をし、声を出すのだろうか。

「はい、これ飲んで♪」
「サンキュー」
桃城は理性が飛び出そうなのと共にジュースをゴクンと飲み込んだ。

117 名前:桃杏SS :03/08/09 12:27 ID:m79Ek11C
「さて、宿題しよっか!桃城君の見せて。」
「おー、ハイハイ」
「へー、青学ってこんな宿題なんだねー。」

座った2人の距離はとても近く、今にも肩が触れそうであった。

「この問いは、この方程式を使ってー・・・」
桃城の頭は杏の事でいっぱいで、方程式を入れる隙間を空けるのは苦しかった。

自分の肩より低い位置に杏の頭があり、その小ささが何とも愛くるしかった。

杏がジュースを飲む。
喉が波打つ、胸がピクリと微動する。
そして唇がジュースの残り液で艶やかに光る。

「ひゃっ・・ん・・・っ!!」
その時、桃城の理性は飛んでしまった。
杏の唇に桃城の唇が少し強引に重ねられた。

手を回した杏の肩に汗がじんわり浮かんでくる。
桃城は本能のままに杏の舌を絡めとリ、むさぼるように深いキスをした。
杏は抵抗する間も力もなく、ただ快楽へと歩み始めたのであった。

118 名前:名無しさん@ピンキー :03/08/09 16:47 ID:et9ULoD3
桃杏キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!!!!
続き楽しみにしてます。

119 名前:名無しさん@ピンキー :03/08/09 19:11 ID:uilKzdhh
杏がタンクトップ! 続きが超楽しみです。

120 名前:名無しさん@ピンキー :03/08/10 12:42 ID:OqUOZFGo
跡部様x杏のエロSSを是非!!!!
もちろん「…俺様の美技に酔いな」ってカンジで。
あでも鬼畜凌辱物もイイナ。

121 名前:名無しさん@ピンキー :03/08/11 18:35 ID:ib+MZ0+k
(´-`).。oO(華村に誘惑されたい・・・

122 名前:リョ桜SS :03/08/16 03:07 ID:PZ1sQyUy
ほんのりしょっぱい下唇を舌先でなぞれば、いともかんたんに扉が開く。
侵入を許されたそこに熱を帯びる舌を差し入れると、桜乃の身体がピクッと震えた。
「…ふ…っ…」
生まれて初めての「ほんとうの」キスは、心臓をわしづかみにされたように苦しく、足元から
溶かされていくように甘やかだった。
それはお世辞にも「上手い」舌使いではなかったけれど、桜乃にとっては、これ以上ないくらい
甘美なもので。
(だめ…リョーマくん、あたし、変だよ…)
大好きな人とする口づけの、あまりにも大きすぎる感動に、桜乃は思わず涙を零した。
リョーマがそっと頬に唇を寄せ、やさしく涙を吸い取る。
そのまま再びキスをすると、桜乃は「エヘヘ…しょっぱい」と照れ笑いをした。
その笑顔がなんとも可愛くて、リョーマは桜乃の細い身体をきつく抱きしめた。
(…なんか…こいつ、こんなに)
――小さかったんだ。

初めて知る女のか弱さ。ついこの間までは男子も女子もかわらないと思っていた体格の差は、
実感を伴ってリョーマの目前にあった。
そしてそれは、彼に、男としての役割を自覚させるのだった。

「嫌だったら、やめるから」
照れ隠しが仇となり、ぶっきらぼうになってしまったが、桜乃は微笑んだまま首を振った。
「…嫌じゃないよ。だって」
『リョーマくんだもん』という言葉は、続かなかった。

123 名前:22 :03/08/16 03:12 ID:PZ1sQyUy
お久しぶりです。旅行に行ってました。
それにしてもこのスレ賑わってきてますね!やー嬉しい!
職人さん方がんがってください!
私の拙いSSにも期待を寄せてくれる方がいらっしゃって…感激で画面が(ry
続きもがんがって書きます〜。13歳のエロは思った以上に難しいですが…。

124 名前:名無しさん@ピンキー :03/08/16 15:41 ID:MkTblEKF
22さんお久しぶりです。
ぁぁ22さんのリョ桜投下ををどんなに待っていたか・・!
期待してまつ、がんがってくださいな。


125 名前:69 :03/08/17 22:38 ID:LV4fH7pc
リョ桜キター!

22さん頑張ってください!
期待してます!

126 名前:名無しさん@ピンキー :03/08/27 02:25 ID:CBrA3Bx/
age

127 名前:名無しさん@ピンキー :03/08/27 07:32 ID:xCNe6P1C
つまらんスレだ

128 名前:名無しさん@ピンキー :03/08/27 12:09 ID:lPdRsLt6
そういや前にアニメ見た時
越前家に越前と親父のほかに若い女がいたのを覚えてるんだけど
あれって母親じゃないよなぁ。誰だったんだろうか

129 名前:名無しさん@ピンキー :03/08/27 17:18 ID:IYusCcPI
>128
それはリョーマの従姉の菜々子さんだ。

130 名前:名無しさん@ピンキー :03/08/27 23:05 ID:N2aJfibx
リョ菜々キボン

131 名前:名無しさん@ピンキー :03/09/02 16:48 ID:xe1Ktder
22さん〜、漏れにリョ桜エロを補充してください……

132 名前:名無しさん@ピンキー :03/09/07 21:49 ID:aEnNdKoH
22さんの小説マダー?

133 名前:2222 :03/09/09 22:24 ID:SWwL2FgQ
2222


134 名前:あぼーん :あぼーん
あぼーん

135 名前:名無しさん@ピンキー :03/09/12 20:10 ID:qd/Z1fG2
りr


136 名前:あぼーん :あぼーん
あぼーん

137 名前:名無しさん@ピンキー :03/09/14 10:31 ID:8UoY2VKl
住人は居ないのか?

138 名前:名無しさん@ピンキー :03/09/15 01:42 ID:qG4PAFy6
>>137
いるぞ。
22さんはどこへ失踪したんだろうか・・。
そういえば桜乃タンチアガールやってたとき微妙に胸チラしてたような気がしてならないんだが、見間違いだろうかな?

139 名前:名無しさん@ピンキー :03/09/20 08:00 ID:/v3IUHq/
住人はいずこへ

140 名前:名無しさん@ピンキー :03/09/21 00:57 ID:88+0Mr8W
>>139
ノ いるよー 

141 名前:名無しさん@ピンキー :03/09/23 00:46 ID:A4a8vjSt
誰か桜乃タンのエチィ絵でも描いてくれないかな・・。

142 名前:名無しさん@ピンキー :03/09/23 14:17 ID:pSzfLuyS
>>141
ttp://red.ribbon.to/~aruni/ero3/sakuno.html
こんなの発見

143 名前:名無しさん@ピンキー :03/09/24 21:43 ID:aOFIRmz3
>>142
(゚∀゚//)イイ!!
ttp://ryosaku.fc2web.com/illust/emiill/e001/e001.jpg
あんまエチくない。この絵柄好きなんだけどね・・

144 名前:名無しさん@ピンキー :03/09/28 12:43 ID:q/2Ea9Qd
>>143
もう見れない・・・ショボーン(´・ω・`)

145 名前:名無しさん@ピンキー :03/09/28 21:45 ID:ajoXZr/E
華村葵のエロ小説キボンヌ

146 名前:リョーマ×桜乃ss :03/09/28 23:49 ID:q/2Ea9Qd
>>141
AAだけどあるよ

住人いないけど書きたい
国語力ないけどカキたい

147 名前:名無しさん@ピンキー :03/09/29 14:59 ID:C8MmZeNp
>>146
見たい!AAでイイから!ハァハァ
頼む、カイてくれ。
住人がいなくたって桜乃が好きなんだよぉぉおおお!!悪いか。




148 名前:名無しさん@ピンキー :03/09/30 01:02 ID:bJXsl0Lq
描いてみた。
うpろだってある?

149 名前:名無しさん@ピンキー :03/09/30 01:32 ID:lWz07BxV
桜乃タンは炉丸出しなのでちと萌えない。
そういえば、奈々子タンってどんなルックスだっけ?

150 名前:名無しさん@ピンキー :03/09/30 17:56 ID:ClJEXS6u
>148
あぷろだ2号の虹裏は?

151 名前:名無しさん@ピンキー :03/09/30 20:06 ID:VaW7MnK7
なぜこのアニメにはお姉さんがいない!
どうして(;´Д`)ハァハァさせてくれないんですか?

152 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/01 21:30 ID:Fk8YbuIP
(;´∀`*)ハァハァ>>148タン・・早く・・。

>>151
菜々子さんがいるじゃあないか。・・やっぱり出番は少ないけど・・。


153 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/01 23:55 ID:OJmR1R6O
http://sylphys.ddo.jp/upld2nd/niji/img-box/img20031001235418.gif

154 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/02 23:43 ID:1bzYVeOZ
>>151
華村タンをお忘れか?

155 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/04 00:03 ID:gLNJE/8R
>>153
もう見れない・・・ショボーン(´・ω・`)
激しく再うpお願いしまつ!


156 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/04 22:56 ID:xSFJe5nP
由美子姉さんもいたな、そういや。

157 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/05 00:35 ID:kjOPq6/7
お姉様系で一番スタイルのいいのは誰?
この際、テニスはヘタでいいからw

158 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/05 18:12 ID:yK2PLvf1
>157
え、華村センセじゃないの?

159 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/05 20:11 ID:WpCPXVkR
>>153サマ
桜乃タン(´∀`*)か わ イ イ!
再度桜乃タン投下ギボンです。ガンガッテ下さい。


160 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/05 22:20 ID:+M1MANo+
>>154,158
しつこいぞ


161 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/05 23:49 ID:1xogSVpK
+++集計開始+++

竜崎桜乃  スキーの人 2
華村葵   スキーの人 2
竜崎スミレ スキーの人
小坂田朋香 スキーの人
橘杏    スキーの人
芝砂織   スキーの人
不二由美子 スキーの人 1
奈々子   スキーの人
菊丸姉   スキーの人
阿久津優紀 スキーの人

発言お待ちしてます。
曖昧な萌え発言が多々あるので154からです。スマソ・・・

162 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/06 01:01 ID:/XScmIxy
漏れは華村葵スキーでつ

163 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/06 02:07 ID:QXr52mkv
桜乃タンに一票。
大 好 き だ !

164 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/06 14:10 ID:qz8du/vO
逆に年上スキーの男キャラって誰?
アニメ見てないんで、どの中学が一番軟派なのか分からん。

165 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/06 15:05 ID:Vq4bvEsP
>>164
原作で男キャラが「年上お姉様は良いね」的セリフを言った事はないと思う。
ちなみに漏れもアニメ見てない。

166 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/06 22:10 ID:T/A+pIm9
男はむしろそんなに目立たないヤシの方がヒマだし、
エチ本やセクースのマニュアルとか読んでそうで、エロに移行しやすそうだ罠
しかし、なんで童貞のクセにお姉さまへの憧れがないのだろう?

167 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/07 23:27 ID:AJSH/G/+
そもそも原作で女好きを公言しているのは、ラッキー千石しかいない。
ラッキーのスケコマシ日記とかあれば面白いのにな。

168 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/07 23:59 ID:XbIqlNWg
まあひとまず、優紀ちゃん×タカさんの大人の女SSキボン

169 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/08 00:14 ID:t424Rb0p
ラッキー千石の詳細キボンヌ

170 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/08 00:37 ID:u/hZXE+2
>164
アニメではマラソンしながら
年上の女ハァハァ話してたシーンがあったと思

171 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/08 09:37 ID:TulCn+Qe
アニメでは桃城が華村先生に「あのお姉さんイケてる」と言って見ていた。
他にも菊丸や柳沢が杏ちゃんを「可愛い」と言ったり神尾が惚れてたり
桃城と友達以上恋人未満だったり、アニメのヤツらは普通に恋愛に興味があるようだ。

172 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/08 14:54 ID:nawHT484
アニメはお盛んですな。桜乃も女テニなのに頻繁に男テニ応援してるし。
反対に原作は801に見えてしまって大変だ。
この漫画は女キャラに手ェ抜きすぎ!

でも桜乃に1票!

173 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/08 18:26 ID:tFAKYSAa
桃城がセクースする時はどんな感じだろう?

174 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/08 21:26 ID:iIjy1ijJ
橘杏に一票!

175 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/08 22:35 ID:BiDt+MhT
どの学校が一番プレイボーイが多い?

176 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/09 00:07 ID:k8UAMAe2
+++集計中+++

竜崎桜乃  スキーの人 3
華村葵   スキーの人 3
竜崎スミレ スキーの人
小坂田朋香 スキーの人
橘杏    スキーの人 1
芝砂織   スキーの人
不二由美子 スキーの人 1
奈々子   スキーの人
菊丸姉   スキーの人
阿久津優紀 スキーの人

山より高い・・・海より深い・・・そんな貴方の清くて萌えな1票、
まだまだ受付中。。

177 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/09 03:22 ID:6l0vIsFX
>>175
イメージ的にはルドルフだな。
他の学校はトップは女好きっぽいが他はそうでもないし。

178 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/09 06:53 ID:AqH9Qj4j
>>173
やっぱダンクスマッシュするんだろ?玉を

179 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/09 21:53 ID:OQ9e86zx
マムシってどうよ?
なんか勢いで押し倒したり、挑発されたら後に引けないタイプっぽそう

180 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/10 00:24 ID:YU3I1YOx
桜乃タンが読みたい。

181 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/10 00:44 ID:VWaBJReg
>>179
漏れもそう思う

神降臨をひたすら待つ香具師こそがss書くべき。
サイトはピュアすぎだしここじゃないとテニスエロ読めない。

182 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/10 00:54 ID:JNmKVMtv
桜乃に一票

183 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/10 18:19 ID:NRM2bjd3
さくのがイイ

184 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/10 22:02 ID:FuGdE3lc
ルドルフってどんな連中が所属してるの?
イメージではまじめなテニスの強豪校って感じだと思ってたのだが・・・

それと、青学のヘタレの二人って試合にも出ないからヒマそうだけど、
エロの知識とかはどうよ?

185 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/10 23:08 ID:Iw/H8uxr
>>168
息子も交えてサンドイッチな話を考えたが
先日書いたことを後悔して消してしもうた…

186 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/11 19:10 ID:zg4od9N9
>>184
ルドルフは割とシリアス集団なんでどっちにも取れる。ギャグもいけるしな。
くそ真面目集団っぽいが実は…みたいな、キャラもそんな感じだし。
まあテニスは不動峰と並んで唯一真面目にやってるっぽい学校だな。

187 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/11 23:36 ID:p1PRfNCq
脳内でどんなシチュがおもしろそうか考えてみたいが、
それぞれのキャラの一人称やセンスがいまいち分からん。
そもそも、女性キャラ目当てで見てたのでw

188 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/12 10:41 ID:7jvfy6bJ
朋香タソにイピョーウ

189 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/12 13:37 ID:4xmsTnBw
+++集計中+++

竜崎桜乃  スキーの人 4
華村葵   スキーの人 3
竜崎スミレ スキーの人
小坂田朋香 スキーの人 1
橘杏    スキーの人 1
芝砂織   スキーの人
不二由美子 スキーの人 1
奈々子   スキーの人
菊丸姉   スキーの人
阿久津優紀 スキーの人

>184さん
青学へタレって桃白とマムシのこと?

190 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/12 19:43 ID:+HKtvjaY
青学のヘタレといえば、荒井様だ!(w

うーん、SS書きたいが、ネタが思い浮かばん。妄想力を鍛えよう・・・

191 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/13 01:26 ID:YpSmoi3/
このスレで一番アニメに詳しくない184でつ
ヘタレに関しては、リョーマと同じ学年のショボいヤシを指したつもりだった。
でも、名前が分からなかったせいでいい加減な表現でスマソ

そういえば、青学についで個性的なキャラが多い学校ってどこ?
もちろん、テニスの強さは問わないw

192 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/13 01:39 ID:66Z+47yw
マムシは左曲がり

193 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/13 05:35 ID:IuNKYU4l
>>194
プレースタイルもキャラもイロモノ集団の氷帝。
一見イロモノだが意外とまともなルドルフ。
もはや大道芸人集団立海。

この辺だろうか。

194 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/13 12:30 ID:U/T5EVXw
>191
堀尾とカチローとカツオのことだな。
個性的といったら氷帝しか思いつかんな。最近は立海もいい感じになってやがるが

195 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/13 16:05 ID:81RxvDOK
天才不二はセクースでも天才だろうか?
山吹の阿久津も何でも人並み以上に出来るそうだからナンパもうまそうだ罠

196 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/13 21:27 ID:f/FsdpDB
ここって基本的になんでもあり?微エロとかでもオケー?
エチーSS書いたことないから、エロイの書けないと思うんだけど。

197 名前:華村の誘惑?1 :03/10/13 22:20 ID:f/FsdpDB
 その日は、青学テニス部にとって因縁の対決とも言える試合があった。
 スポーツエリートが集う城成湘南中学テニス部との対戦である。
 試合前からメディアを通じて、何かと両校の確執があったため、顧問の竜崎スミレ以下、
青学勢は非常に燃えていたのである。

 竜崎スミレの孫、桜乃もこの日、いつものように親友の朋香と二人で応援に駆けつけた。
 いや、いつもと同じではない。今日は朋香の提案で、おそろいのチアガール姿である。
「やっぱり応援するなら、これでしょ!」と力説する朋香に、気の弱い桜乃が逆らえるはずもなく、
恥ずかしさをこらえつつタンクトップにミニスカート、そして両手にポンポンを持ってコートへ挑んだのだ。
 憧れの越前リョーマからは「ま、がんばって・・・」と素っ気無く目をそらされて(リョーマ自身は大いに
照れていたのだが)、少し凹みはしたものの、試合が始まってしまえば恥ずかしさも吹き飛んだ。

 試合の方は熱戦好戦が続いて、応援しているだけで汗をかき、喉がかさついた。
「朋ちゃん、わたしジュース買ってくるよ」
 桜乃は隣りで自分以上に声を張り上げていた朋香に、そう声をかけた。
「ん、あたしが行くよ。桜乃一人じゃ、迷って次の試合に間に合わないかもだし」
「大丈夫だよ、すぐそこだもん。朋ちゃん、なに飲む?」
「じゃあドクターペッパー」
「ド・・・わ、わかった。それじゃ行ってくるね」
 自販機の場所は、朋香が心配するほど遠くではなかったので、これなら大丈夫!と桜乃は自信を持って
ジュースを購入した。
 取り出し口から缶を取ろうと少しかがんだ時、
「あら、あなた・・・」
 不意に背後から声をかけられた。
「えっ?」
 慌てて振り返ると、そこには見慣れない女性が一人立っていた。

198 名前:華村の誘惑?2 :03/10/13 22:22 ID:f/FsdpDB
 ・・・あ、城西湘南のコーチの人だ・・・・
 たしか青学の部員達も、美人だ美人だと騒いでいたから、間違いない。
 間近で見ると、なるほど綺麗な女性である。
 理知的な目元と、色っぽい口元のバランスが絶妙で、身体もまろやかな女性的ラインを見事に描いている。
こちらを優しげに見つめているその微笑は、桜乃が見てもドギマギするほど魅力的だ。
「青学のチアガールさんね」
「は、はい!そうです」
 思わず直立不動で返事をしたが、相手がこちらに近づいてきたので、さらに身体がこわばった。
 と、甘い百合の芳香が鼻腔を刺激し、桜乃は思わず彼女の顔を見た。
 いい匂いの香水を使っているんだな・・・
 あまり黙ったまま顔を見るのも良くないと思い、慌てて言葉を紡ぐ事にする。
「えーと・・・城西湘南のコーチさんですよね?」
「そうよ、華村葵です。よろしくね」
 ニッコリと微笑まれ、
「わ、わたし、青学1年の竜崎桜乃です」
 桜乃も釣られて笑顔を返す。が、ふとここで先ほどの自分の発言に後悔の念を抱く。
 チアガールと言われ返事をしたが、よくよく考えてみれば、自分だって立派な女子テニス部員なのだ。
 ・・・例え練習量と実力が伴っていなくても。
 そんな気持ちを知ってか知らずか、華村が桜乃の姿をしげしげと眺めつつ、
「竜崎・・・そう、竜崎先生とはご親戚か何か?」気さくな感じで声をかけた。
「竜崎スミレは、わたしの祖母です」
「なるほど・・・あなた、テニスの経験は?」
「はい、一応やっています・・・まだ、全然だけど」
「大丈夫、これから伸びるわ・・・いい筋肉のつき方しているし・・・」
 何気なく華村は桜乃の二の腕に触れた。
確かに毎日のように素振りを重ねている桜乃の腕は、朋香よりは引き締まった筋肉がついている。
年頃の乙女としては、実はこっそり気にしていたのだが、褒められて悪い気はしない。
 その間にも、華村の手は止まらなかった。
「上腕二等筋、上腕三等筋、三角筋、刺下筋・・・」
 華村のしなやかな指先が、腕だけでなく鎖骨や胸元へためらうことなく走る。


199 名前:華村の誘惑?3 :03/10/13 22:22 ID:f/FsdpDB
「あ、あの・・・」
 抵抗すべきか、しかし目上の人に反発していいものか迷っていた桜乃だったが、
「きゃっ」
 タンクトップごしに胸をつかまれ、飛び上がらんばかりに驚く。
「うふふ・・・可愛いわね」
 桜乃の反応が面白くてたまらないという風に、華村が艶っぽく笑って見せた。
「竜崎さん、あなた城西湘南に来ない?」
「えっ?」
「私なら、きっとあなたを一流のプレイヤーに作り上げることができるわ。そう、最高の作品にね」
「作品・・・」
 急なスカウトに、一瞬頭が真っ白になったが、ふと、華村の手がまだ自分の胸に残っているのに
気付き、慌てて一歩身を引いて逃れる。
「わ、わたし、そんなの無理です!」
「どうして?あなたが一流になれば、越前くんも驚くわよ・・・惚れ直すかも?」
「ほっ・・・ほれ・・・ホレ!?」
 唐突な言葉にリョーマの顔が思い出され、ボッと火がついたように顔が赤くなる。
 身体中が緊張と動揺で熱くなっている。両手に持ったジュースの缶だけがヒヤリと冷たく、桜乃の
手の平に汗をにじませていた。
 華村は腰を折り曲げて、桜乃の耳元へ口を寄せた。
「城西湘南へ編入を考えるためにも、ちょっと身体検査をしましょうか・・・?」
「しんた・・・ひゃっ」
 口紅が綺麗に塗られた華村のセクシーな唇から、赤い舌がのぞいて桜乃の耳たぶをねぶった。
「さ、こっちへいらっしゃい・・・」
 やんわりと手を取られ、人目につかない草むらへ連れ込まれる。
 木の幹に背中を押し付けられながらしゃがみこんだ時、自分が今どういう状況になっているのか、
すっかり解らなくなってしまった。
 ただ、桜乃の脳内ではしきりに「危険!」という赤い警告灯がグルグル回っている。

200 名前:華村の誘惑?4 :03/10/13 22:23 ID:f/FsdpDB
「や、やめてください!」
 精一杯の声を出したものの、「腹筋は鍛えている?」とおなかを撫でられ、あっという間に口をふさがれる。
口内に華村の舌が侵入してきて、桜乃の心臓は本当に爆発しそうになった。
 さんざん舌を嬲りながらも、華村の手は桜乃のタンクトップの中に入れられていた。
ブラジャーはつけていなかったので、あっさり先端部分を摘み上げられ、桜乃の身体はビクっと震える。
「い・・・いやァ・・・」
「ここの感度は良好のようね・・・他にはどこが感じる?」
 左手では乳首をいたぶりながら、右手は脇腹を焦らすようになぞる。時折背中へも手を伸ばしてみたりと、
桜乃の反応を細かくチェックしていた。
 こんなことはもちろん、自慰の経験もろくになかった桜乃は、他人に触られるという戸惑いと、身体中に
広がる気持ち良さに混乱している。
「ねぇ、ここはどうなのかしら?」
 華村は桜乃のスカートを捲り上げた。
「そ、そんな・・・やめてください」
 足を広げたままスカートを捲り上げられては、下着が丸見えだ。閉じようとした足を華村が自らの身体を
割り込ませて止めた。
「いいじゃない、見せてちょうだい」
 下着の中心部をゆっくりと指で触る。
「はぁ・・・ン・・・・」
 秘所に当たる部分を触られ、たまらず桜乃は悦楽の声音を漏らした。そんな桜乃の顔を見ながら、華村は
彼女特有の艶っぽい笑みを浮かべる。
「気持ちいいの?竜崎さん」
「・・・いや・・・そんな・・・」
「気持ちいいんでしょ?素直におっしゃい」
 華村は休めることなく桜乃の秘所部分を攻める。
「あん・・・はぁっ・・・はっ・・・」身をよじって逃れようとしても、小柄な桜乃では大人である華村から力ずくで脱出
する事は不可能だ。それに今まで体験した事のない奇妙な快楽が桜乃を襲い、身体に力が入らなくなっても
いた。腰のあたりで何か得も言われぬような塊が溶け出したような気がした。

201 名前:華村の誘惑?5 :03/10/13 22:24 ID:f/FsdpDB
 すでに下着が湿ってきたのを感じ、華村は指で布をずらし、直に触れてきた。
「ゃあんっ」
「凄いわね・・・もうこんなにビチョビチョ。いやらしい子ね」
 見せつけるように、指についた透明の液を桜乃の腹になすりつける。
「そ、そんな・・・」
「いいのよ、自分に素直な子、私は好きだわ」
 聞き分けのない子供をなだめるかのように、華村は慣れた手つきで桜乃の下着を脱がせる。
 下半身が晒された羞恥心のせいか、局部が外気に触れたせいなのか、桜乃はブルッと身体を震わせた。
 しかし華村は再び秘所を蹂躙するような事はせず、ゆっくりと太ももに指を這わせる。
「そうね・・・下半身では足の内側の大内転筋・縫工筋・内側広筋・・・・」
「・・・・」
「そして中殿筋」
 秘所には指の先が掠める程度で通り抜け、足の付け根あたりを指の腹で愛撫する。
 相変わらず秘所部分は外気に晒されたままだ。先ほどの軽い刺激でくすぶった小さい炎が、焦らされて
うねっているように感じる。
「くぅ・・・ん・・・は、はなむらせんせぇ・・・」
「ン?どうしたのかしら」
「わ、わたしぃ・・・・」
「あらあら、おねだりかしら。腰が動いているわよ」
「・・・!?」
 自分でも気付かぬうちに、桜乃は腰をゆっくりと回していた。まるでさらなる愛撫を求めるように。
「どうしてほしい?」
 桜乃の唇に、華村の吐息がかかるほど顔を近づけられ、そこからチロリと舌が出て舐め上げられた。
「その可愛い口から聞きたいわ。言って御覧なさい」
 桜乃の頭の中で、何かが飛んだ。

202 名前:華村の誘惑?6 :03/10/13 22:24 ID:f/FsdpDB
「お願いします・・・もっと・・・き、気持ち良くして下さい」
「どういうふうに?」
「こ、ここを・・・」
 桜乃は自ら華村の手を取って、自分の秘所へと導く。
「ここをいっぱい・・・触ってほしいです・・・・」
「よくできました。花マル上げるわ」
 うっとりするような声で囁いて、華村は桜乃の瞳からこぼれた涙を唇で掬い取ると、中心部分へ指を挿入した。
「・・・っはぁっん!」
 ジュブジュブと快楽の音を鳴らされ、桜乃も悦びの声を上げる。
「ひゃぁん・・・あはっ・・・はっン・・・・」
「うふふ、淫乱ね・・・ねぇ、こっちはどうかしら?」
 華村の指が、小さい突起部分をつついた。途端、「ぅひゃぁぁっ」桜乃の身体に電流が走ったような衝撃と快楽が
押し寄せた。
「気持ちいい?」
「気持ちいいです」
「そう、じゃあいっぱい触ってあげる」
 言うが早いが、敏感な突起を人差し指でメチャクチャにこねくり回し、桜乃に嬌声を上げさせる。
「うはぁあんっ、もっ、もうっ・・・」
 ビリビリと足の先まで痺れが走り、桜乃は恥も捨てて突き上げるような快楽に身を任せる。
「やめてほしいの?」
「うあ・・・や、やめないで・・・やめないでください」
「ふふっ、いいわよ」
 突起部分は親指で刺激し、人差し指と中指を秘唇の方へ伸ばして、華村は一気に桜乃を攻め上げた。
「ッ・・・!ああああああぁっぁぁっ・・・・!!」

203 名前:華村の誘惑?7 :03/10/13 22:25 ID:f/FsdpDB
「あらあら大変。もう試合が始まっちゃうわね」
 ぐったりと意識を遠のかせた桜乃の衣服を戻してやりながら、華村は時計を確認した。
「それじゃあね、竜崎さん。また会いましょう・・・次には私の最高の作品にしてあげる・・・」
 乱れた桜乃の前髪を指で梳いてやったあと、軽く額に口付けをしてその場を去った。

「さーくのー!どーこ行ったのー?」
 朋香の呼ぶ声が聞こえ、桜乃は意識を戻した。
「と・・・と・・・もちゃん・・・?」
「やーだーもう!桜乃なに寝てんの!?」
 恐ろしいほどの勘の良さで、朋香は草むらの陰にいた桜乃を発見する。
「試合始まっちゃったんだよ!!もー!信じらんない!!」
「ご、ごめん」
 慌てて起きあがろうとするも、己の下着にまとわりついた湿り気に驚いて、次の瞬間にはガクリと膝をつく。
「だ、大丈夫?アンタ・・・」
 驚いた朋香が桜乃の腕を取る。
「う、うん。ごめんね朋ちゃん。ホントごめん」
「具合悪いなら、ここじゃなくて大会本部の医務室に行った方がいいよ?」
「大丈夫。ちょっと目眩しただけだから。行こう、試合見に」
「ん・・・いいけど」
 世話焼きの朋香は、桜乃の言葉だけでは納得しなかったようで、コートまでずっと桜乃の腕を支えてくれた。

204 名前:華村の誘惑?8 :03/10/13 22:26 ID:f/FsdpDB
 そんな朋香が、怪訝そうに桜乃の身体に顔を寄せ、クンクンと鼻を鳴らした。
「桜乃、香水つけてたっけ?」
「え、なんで?」
 香水と言う言葉に、とっさに華村の顔が思い出され、桜乃はギョッとした。
「なんかいい匂いする・・・百合の香りかな」
「・・・・・・・・そ、そうかな」
「あんな所で寝ていたから、花の匂いでも移ったかな」
 いいように解釈してくれた朋香は、それ以上疑問を抱かずに、目の前の試合展開に目を奪われ始めていた。
 桜乃もボンヤリと試合の模様を見ていた。
さっきのこと、ひょっとして夢だったんじゃないだろうか。花の匂いにつられて、あんな変な夢を・・・・
 試合の内容などほとんど頭の中に入ってこなかったが、ふと、コートの向こう側にあるベンチに座っている
祖母と・・・反対側にいる華村の姿が目に入り、硬直した。
 華村も試合運びをチェックするのに余念がない様子だったが、不意にこちらに気付いたのか、桜乃に向かって
薄く微笑んでみせる。
 その小さな微笑に、心臓をつかまれた気がした。

 桜乃の腰の下辺りから、また甘い蜜の塊が溶け出した・・・・                        
                                                             おわり

205 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/13 22:42 ID:/OFkqb7T
華村キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!

206 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/13 23:27 ID:hdGeMjz3
ユリなだけに百合の香りかハァハァ

207 名前:ネタ系でもいいのかな・・・ :03/10/13 23:37 ID:y1VSstUx
テニスの王子様の

1 名前:tashike 投稿日:03/04/10 01:04 ID:stNXBG0y
橘妹のエロ画像キボンヌ


2 名前:忍者 投稿日:03/04/10 01:04 ID:l0o5DGrA
3


3 名前:まだまだだね 投稿日:03/04/10 01:08 ID:QcbQQmh6
>2( ´,_ゝ`)プッ
まだまだだね


4 名前:りんご 投稿日:03/04/10 01:23 ID:TekQhY7W
駄スレ立てんなヴォケ。終了。


5 名前:部長の手塚です 投稿日:03/04/10 01:29 ID:+m6TyuSL
>1はグラウンド30周!


6 名前:かわむらすし 投稿日:03/04/10 01:42 ID:LbPzblPI
>1よ、クレクレ厨はウザがられるぞ。まずは手土産もってこい。話はそれからだ。


7 名前:tashike 投稿日:03/04/10 01:52 ID:stNXBG0y
>6
こんなのしかないよ・・・ ttp://www.tenipuri.com/gazou/up/ryuzaki.jpg

208 名前:ネタ系でもいいのかな・・・ :03/10/13 23:37 ID:y1VSstUx
8 名前:忍者 投稿日:03/04/10 02:25 ID:l0o5DGrA
バーサンじゃん! >7


9 名前:りんご 投稿日:03/04/10 02:31 ID:TekQhY7W
>7 精神的ブラクラ


10 名前:部長の手塚です 投稿日:03/04/10 09:25 ID:+m6TyuSL
スミレたん(;´Д`)ハァハァ・・・


11 名前:大石@胃薬ください 投稿日:03/04/10 10:00 ID:ZhwtD8Sk
勇者降臨


12 名前:かわむらすし 投稿日:03/04/10 10:03 ID:LbPzblPI
イってよし >10


13 名前:まだまだだね 投稿日:03/04/10 11:02 ID:QcbQQmh6
同じ竜崎なら、孫の方キボン


14 名前:忍者 投稿日:03/04/10 11:10 ID:l0o5DGrA
>13
禿同。三つ編みウマー

209 名前:ネタ系でもいいのかな・・・ :03/10/13 23:38 ID:y1VSstUx
15 名前:tashike 投稿日:03/04/10 11:15 ID:stNXBG0y
お前ら待ってください。橘妹をおながいします。


16 名前:跡部"様"だろ!アーン? 投稿日:03/04/10 14:57 ID:e3Dx3XI2
バーヤ。杏ちゃんのことを「橘妹」とか言っている時点ですでにダメダメ。もう見てらんない。
まぁtashike、お前は許斐のケツでも掘ってなさいってこった。なぁ、樺地?


17 名前:ウス 投稿日:03/04/10 15:17 ID:lULoxWhl
ウス


18 名前:汁 投稿日:03/04/10 20:54 ID:vDr8hHN1
やあ。生写真はないけど、アイコラでよければうpしようか。うpろだどっかある?


19 名前:tashike 投稿日:03/04/10 20:56 ID:stNXBG0y
神降臨!! ココドゾー >ttp://www.tenipuri.up.co.jp/gazou/


20 名前:汁 投稿日:03/04/10 21:03 ID:vDr8hHN1
じゃあ、しばし待つよろし。


21 名前:tashike 投稿日:03/04/10 22:57 ID:stNXBG0y
神期待age

210 名前:ネタ系でもいいのかな・・・ :03/10/13 23:39 ID:y1VSstUx
22 名前:跡部"様"だろ!アーン? 投稿日:03/04/10 23:33 ID:e3Dx3XI2
( ´,_ゝ`)プッ アイコラごときでうかれてんじゃねーよ、アーン?
引きこもり童貞は氏んでください。なぁ、樺地?


23 名前:ウス 投稿日:03/04/10 23:47 ID:lULoxWhl
ウス


24 名前:りんご 投稿日:03/04/11 00:39 ID:TekQhY7W
うぜぇんだよ >氷帝 
他校の癖にでしゃばんじゃねぇ。


25 名前:跡部"様"だろ!アーン? 投稿日:03/04/11 01:14 ID:e3Dx3XI2
( ´,_ゝ`)プッ 人気では氷帝>青学ですが何か?
お前らの部長差し置いて、アルバムデビューしてしまいましたが、何か?なぁ、樺地?


26 名前:ウス 投稿日:03/04/11 01:15 ID:lULoxWhl
ウス。勝つのは氷帝・・・です。


27 名前:まだまだだね 投稿日:03/04/11 01:19 ID:QcbQQmh6
氏ね >氷帝

28 名前:大石@胃薬ください 投稿日:03/04/11 01:44 ID:ZhwtD8Sk
おまえらマターリしる

211 名前:ネタ系でもいいのかな・・・ :03/10/13 23:40 ID:y1VSstUx
29 名前:汁 投稿日:03/04/11 01:59 ID:vDr8hHN1
ほい ttp://www.tenipuri.up.co.jp/gazou/anaikora1.jpg
   ttp://www.tenipuri.up.co.jp/gazou/anaikora2.jpg


30 名前:tashike 投稿日:03/04/11 03:31 ID:stNXBG0y
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!


31 名前:忍者 投稿日:03/04/11 03:31 ID:l0o5DGrA
>29
お、いいじゃん


32 名前:かわむらすし(バーニング) 投稿日:03/04/11 07:14 ID:LbPzblPI
ワオ!萌えるぜバーニング!! >29


33 名前:tashike 投稿日:03/04/11 07:16 ID:stNXBG0y
(;´Д`)ハァハァ 汁はホントに神


34 名前:マムシと呼ばれた男 投稿日:03/04/11 10:47 ID:hvm6zL8k
通報しますた(橘兄に)
明日あたり、tashikeはご臨終です。

212 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/14 23:30 ID:LwwcGmF0
奈々子さん萌えです…神よ、SS書いてくれ。頼む!

213 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/17 00:51 ID:C4j9MEli
神期待

214 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/18 16:29 ID:6l6Jq4D+
ホシュ?

215 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/18 19:30 ID:7yWZxFMR
SS書いてみたいけど…
エロって難しそうで自信ナッスィング…

桜乃タン(*´Д`) ハァハァ

216 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/18 23:11 ID:H8yfoyhu
>215
ぜひチャレンジして欲しい。

桜乃タン(*´Д`) ハァハァ

217 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/19 21:38 ID:8tttPQHC
未完の大器

215タン(*´Д`)ハァハァ

218 名前:215 :03/10/20 01:58 ID:opAi1+gZ
なんか(*´Д`) ハァハァされちゃってる(笑
未来リョ桜エロとかでも良いのかなぁ?
どうなるか分かんないけど…

桜乃タン(*´Д`) ハァハァ

219 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/20 14:47 ID:Tae0OaTI
↑ゼンゼン良いでつよ!
215タン(*´Д`)ハァハァ
リョ桜(*´Д`)ハァハァ

220 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/20 17:15 ID:63HoOgpi
ttp://red.ribbon.to/~aruni/ero3/t_an.html
・・・・・・・・・まさか、既出!?

221 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/20 17:39 ID:/JCnDyWd
(´-`).。oO(215タン、このスレを見捨てないでYO

222 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/20 23:19 ID:hu3sH5aS
>>220
ガイシュツじゃないよ。
腰が細すぎだけど(・∀・)イイ!!
アニメ画は原作より萌えますね。

223 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/20 23:34 ID:jrSW/FCm
++++|-`).。oO(桃ちゃん先輩はセクースの時も闘志むき出しだろうか・・・

224 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/20 23:53 ID:xrJ/tafD
むしろ闘志むき出しなのに返り討ちにあう展開キヴォンヌ
当方おねえさん攻めスキー

225 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/21 01:16 ID:jbaHiNNJ
返り討ちというシチュはリョーマでやってホスィ・・・

226 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/21 21:29 ID:GvcgNGFu
寿司屋でもいいかもな
バーニングでおねえさんを返り討ち・・これじゃ逆かW

227 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/21 22:30 ID:OhtAwiCa
>226
ラケット持ちながらヤるの大変そうだな(w
でも面白そう。「カモン!カモーン!」って洋モノAVみたいになる罠。

228 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/22 01:18 ID:2DV78Bhf
カモーンщ(゚Д゚щ) カモーン
こんなかんじ?

229 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/22 13:51 ID:6shmOwoV
>228
英語では「イク」を「カモン」って言うんだよ・・・

230 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/22 23:25 ID:V0KtSryH
>227
ワラタ
自前のラケット握れば解決すんじゃね?w

231 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/23 00:25 ID:8fYrjhCH
>229
知らなかった!!ちょっとイッテくらあー

232 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/23 23:07 ID:LmaegcD4
PS2の菜々子さんって乳でかい

233 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/23 23:46 ID:gjoY2Zyr
>>232
奈々子タンってどんなルックスでつか?

234 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/24 18:32 ID:apUb8PlE
ストレートロングの黒髪
常にスカート(ひざ下丈)着用
楚々とした美人
いとこのリョーマのことを「リョーマさん」と呼ぶ
短大生だか大学生だかで、越前家から大学へ通っている

こんくらいか?>菜々子の特徴

235 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/24 20:13 ID:kwbUXL6D
>>234
なにげに(*´Д`)ハァハァでつ
きっと、上品でおっとりした性格なんだろうな。
でも、リョーマと一つ屋根の下で暮らしてると思うと((((;゚Д゚))))

236 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/25 00:20 ID:os/CPsVs
ところでリョマは菜々子さんのことを
何て呼ぶんだっけ?

237 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/25 00:34 ID:+5A0hRxS
>236
菜々子さん、だったとオモ。
リョ菜々(*´Д`)ハァハァ

関係ないが杏ちゃんに一票。遅レススマソ

238 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/25 01:40 ID:RPMt21Pq
+++集計中+++

竜崎桜乃  スキーの人 4
華村葵   スキーの人 3
竜崎スミレ スキーの人
小坂田朋香 スキーの人 1
橘杏    スキーの人 2
芝砂織   スキーの人
不二由美子 スキーの人 1
奈々子   スキーの人
菊丸姉   スキーの人
阿久津優紀 スキーの人

>237
投票アリガd
漏れもリョ菜々(*´Д`)ハァハァ
けれどもリョ桜(*´Д`)ハァハァ

239 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/25 02:07 ID:os/CPsVs
>237
サンクスコ
リョマの事だから呼び捨てにしてると思ってますた(w

240 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/25 19:39 ID:9zCxwf80
何気に千桜(;´Д`)ハァハァ
ボールぶつけられた後リョーマが放置してたから手当してやったんだろうな。
朋ちゃんがしてくれたのかもしれないが。
千石、羨ましい。

241 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/26 06:33 ID:ahk3P+ft
桜乃タンに1票
華村先生とのレズものイカッタ 神アリガd

242 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/27 16:36 ID:tcK9Uuao
人いない・・・

243 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/27 17:38 ID:Bo76i3gt
>>240千桜も(;´Д`)ハァハァ
自前のハンケチで冷やしてあげたんだな。
そういえば爺さんのシリに敷かれてたやつはどうしたんだろう…。

リョ桜(;´Д`)ハァハァ桜乃タン一票

244 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/27 22:46 ID:VjArvwrV
+++集計中+++

竜崎桜乃  スキーの人 6
華村葵   スキーの人 3
竜崎スミレ スキーの人
小坂田朋香 スキーの人 1
橘杏    スキーの人 2
芝砂織   スキーの人
不二由美子 スキーの人 1
奈々子   スキーの人
菊丸姉   スキーの人
阿久津優紀 スキーの人

投票アリガd・・・

245 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/27 23:14 ID:AadcC8Vj
千石と桜乃の話に触発されて、妄想してみたんだが、
エチーシーンが書けない・・・ (д`;)ムツカシイ・・・


>241
初挑戦のエロ風味SSでヘタレ気味だったが、
そう言ってくれると嬉しいよ。ありがとう、愛してる。

246 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/28 00:13 ID:a5/ztra7
桜乃タンと千石の話ぜひ書いてください(;´Д`)ハァハァ

247 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/28 15:04 ID:YQEopDDE
今朝(でもないけど)起きたら、家の中はもぬけの殻。居たのは愛猫一匹。
どうしようかと思い当たって、腹が減っていることに気付く。
自分で何か作ろうと思ったはいいが、インスタント食品しか作ったことがない。
冷蔵庫を覗けば材料はある。なら、彼女を呼んで作ってもらおうと、今に至る。

「えっと、簡単なものでも良いかな?リョーマ君」
「別に何でも良い。・・・てか、ごめん」
「?? 何が?」
「こんな事で呼びつけて」
「ううん!リョーマ君と一緒にいれて嬉しい・・」

顔を赤くして笑う彼女に、感謝の言葉の代わりにキスをした。
はにかんで笑う彼女が愛おしい。

「すぐご飯作るから待っててね?」

くるりと踵を返してキッチンへ向かう。
使い勝手の良い自分の家ではないので、桜乃はしっかりとチェックを入れる。
確認し終えたのか「よし!」と気合いを入れると、エプロンを着け。
普段からは想像も出来ない程の素早さで、テキパキと料理を仕上げていく。


248 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/28 15:04 ID:YQEopDDE

(・・・何か、エロい・・・)

エプロンより短いスカート。それから伸びた、すらりとした脚。
くるくる動き回る度に跳ねる裾。
腰の細さを強調するかのように、緩く結ばれた紐。
エプロンを着けたことで顕わになる身体の起伏。
肉感的なソレ。

それら全てがソソる。

勿論のこと、母親の料理姿でこんな事を思ったことはないし。
魅力的な従姉であったとしても、それはない。
目の前の竜崎桜乃だからこそ、自分は反応する。

椅子をひいて立ち上がる。
料理に集中している桜乃は、気付く様子もなく。
黙々と仕上げを施していく。
最終段階に入り、もう終わりという頃に後ろから抱きしめた。

持ち上げられた調理器具は、空中で止まったまま。手を捕まれて停止した。
腰に腕を回されて、動きは制限され。いきなりのことで彼女は固まる。


249 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/28 15:05 ID:YQEopDDE

「リョ、リョーマ君っ!?」

焦って上擦った声が聞こえる。
それは無視して、彼女の肩口に顔を埋めた。耳元で囁く。

「・・・桜乃、、エロい」
「エロ・・!!??」

より一層、桜乃は硬直して。
パニックを起こして、顔は赤くなっているんだろう。
見なくても解ることに、見えていなくとも不敵に笑んだ。

「桜乃が悪いんだからね」
「えっ!?」
「挑発するから」
「し、してなっ・・・!!」
「もう遅い」


250 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/28 15:06 ID:YQEopDDE

先程から上手く言い返せない桜乃に、ピシャリと言い放つ。
桜乃の手を放してコンロの火を止める。
解放された手は行く当てが見つからず、未だ空中を彷徨う。
無言で、その手から調理器具を外して顔を覗き込む。

―――これが無自覚だと言うのだから恐ろしい

桜乃の頬はほんのりと色付いて。瞳は潤んで艶やかに。
困ったような、それでいて恥じらったような。
何とも複雑な表情をして見せて。

「リョーマ君・・・」

形の良い唇が紡いだ、熱の篭もった言葉。
その瞬間はスローモーション。

つ、と顎を持ち上げて唇を重ねる。啄むように幾度も幾度も。
名残惜しくも唇を離して顔を見合わせると。桜乃はふんわりと微笑んだ。
ゆるりと流れるように、首に腕を回す。
これは、この先へ進むという事への了承の意。
彼女なりの意思表示。


251 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/28 15:06 ID:YQEopDDE

額にキスを落として抱き上げた。羽のように軽い。
とまではいかなくても、彼女の身体はそれなりに軽い。
降ろした先はダイニングテーブルの上で。
桜乃は困ったように眉をひそめた。
が、もうすでに上気した頬でそんな表情を取られても、
リョーマに劣情を刺激するだけで。

「リョーマ君。ここで、するの・・?」

少しばかり怯えた表情を見せる彼女。
それすらも愛おしいと思う自分の狂気。
半ば強引に深いキスを与える。
桜乃の頬は朱に染まって、恥ずかしそうに目を瞑るも。
それでも拙く動きを返す。

酔ったように何度も口付けを交わし。
その間にも、桜乃の衣服は乱れていく。

エプロンの紐は解かれて外され。
短いスカートは腰元まで捲れ上がり。
普段は見ることもない、白い腿までさらけ出している。
ブラウスのボタンも丁寧に外されていて。
ブラは外されずにたくし上げられる。


252 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/28 15:07 ID:YQEopDDE

白い肌はピンクに色付き。
優しく愛撫すれば、胸の頂はゆるゆると立ち上がる。
ソレを指の腹で擦り付ければ、甘い嬌声を響かせる。

「や、ん!・・りょー、ま君・・」

甘いキスを止めて、桜乃の胸に吸い付く。
片方を丹念に舐め上げ。もう片方は今だ甘い愛撫を繰り返す。

「ん・・や・・は、ん・」

桜乃は刺激に首を仰け反らせ。
切なげに喘いで、自ずと小さく脚を開く。

その瞬間をリョーマは見逃さず。
膝の後ろに手を入れて脚を開かせると。
薄く柔らかい布を取り除く。

今まで幾度も、リョーマのモノを飲み込んだ其処は。
艶やかに濡れそぼり。
指を添えれば素直に受け入れる。


253 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/28 15:09 ID:YQEopDDE

「あっあっ・・は・ぅん!」

繰り返される刺激に桜乃は耐えきれず。リョーマの胸に縋り付く。
与えられる快感から逃げるように、いやいやと首を振る。
が、それが敵うはずもなく。

「や!・・リョーマく、ん・・も、ダメ・・」

桜乃の膣も限界を表すように伸縮を始める。

「いいよ、桜乃。イッて・・」

耳元で囁けば、桜乃の躰は震え。きつくリョーマの指を絞める。

「ふぁ・・ぁぁんん!!」

桜乃は達して、くたりとリョーマにもたれ掛かる。
荒く息を付くその姿にリョーマは悪戯心を擽られ。
今だ桜乃の中にある指を動かした。


254 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/28 15:10 ID:YQEopDDE

ビクリと体を震わせ、目を見開く。
リョーマを見上げれば、意地悪げに笑まれて。
くちゅり、と指で遊ばれる。

「ひぁっ・・りょー、まく・・まだ・・ダ、メ・」

抵抗して見せても、止まるはずもなく。
達したばかりで敏感に反応し。
次第に躰の奥からウズウズと物足りなさを感じる。

「リョ、マ君・・お願・・・も、許・して・・」
「何を許すの?」

桜乃は涙目でリョーマを見詰めるも。
リョーマは不敵に笑んだまま、その視線の意味に取り合おうとしない。
ほろりと一滴、涙が流れ落ちた。

「お願い・・も・リョマく、ん・を・・下、さい!」

一滴を皮切りに、次から次へと涙が流れる。


255 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/28 15:11 ID:YQEopDDE

「・・ごめん桜乃。苛めすぎた・・もう泣かないで?」

優しく涙を拭い、キスを落とす。
桜乃はその優しさに、またも涙を零す。

「桜乃、挿れてもい?」

こくんと頷き、リョーマの首に腕を回す。
十分に桜乃の秘所は濡れており。
すんなりとリョーマ自身を飲み込んでいく。

いつもとは違う、下から突き上げられる感覚に。
桜乃はすでに達しかけて。

「や!も、ダメ・・イッ・ちゃうっ・・!!」
「ふ・・くっ・・・!!」

桜乃の膣がきゅうきゅうに締め付けてくるも。
リョーマは律動を繰り返し。
むしろ、そのリズムは上がっていく。

「やぁぁん!!も、、ダメぇ・・・!」

一際高い声で鳴き、桜乃は絶頂へと達した。
リョーマも桜乃の締め付けに耐えきれず、欲望のたけを吐き出す。
二人とも荒い息を吐きつつも、互いに顔を見合わせ口付けを交わす。


256 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/28 15:12 ID:YQEopDDE

「もう!リョーマ君の所為で、ご飯冷めちゃったよ?」
「良いよ別に。桜乃、食べたし」

にやりと笑むと、桜乃は案の定赤くなり。
その様子は、やっぱり悪戯心を擽られる。

「ねぇ桜乃。知ってる?」
「何が?」

少し怒ったように頬を膨らまして彼女が答える。
あまりにも可愛らしくて、クスクス笑いながら続ける。

「男って食欲満たすと、別の欲がわくんだって」

鈍い桜乃でも情事の後ならば、その意味をしっかり理解して。
瞬時に赤くなって青くなる。
実に器用な様子を、横目で見てから箸に手を伸ばした。

「それじゃ、イタダキマス」


257 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/28 15:57 ID:Hqh+WDVL
うほっ、いいリョ桜!

258 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/28 21:06 ID:OhxOzJHt
>>247
ごちそうさまでした。(*´Д`)ハァハァ
なんて羨ましい男だリョーマは…。
年齢高めのリョ桜もとてもよいでつ、また書いて下さい!

スマッシュヒット2に桜乃タン出ると聞いたんですが本当でしょうか?


259 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/28 21:50 ID:ZdgN6xbb
>247
漏れたちにすばらしいリョ桜をありがとう・・・・・・ネタは浮かぶくせに小説書けない・・・吊ろうかな

>258
1には居なかったんだよな。2は知らん。
SWEAT&TEARS2にはいたんだがなぁ
ttp://www.konamijpn.com/products/tenipuri/st2/chara06.html

260 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/28 22:36 ID:vz+wvL7t
ひとまずお約束(?)を守れて良かったです…。
>>247-256を書いた215でした。
(反応が恐くて今までdズラしてますたw)

261 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/28 22:53 ID:4LgAK9WL
>215タンだったのか。乙カレー (・∀・)イイヨーイイヨー

262 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/29 00:13 ID:vMcSnPoN
>>259
サンクス、調べてみまつ。出てたら買おう、こっそり買おう、絶対買おう。

>>215タン
でしたかお疲れー。

263 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/29 18:27 ID:QrWW3G2x
千桜投下しますが、先に謝っておきます。

千石も桜乃も別人でスマン。
そして妙に長ったらしくてスマン。
なにより内容が無茶苦茶でスマン。
書いている本人だけが楽しくてスマン。


では・・・

264 名前:千桜1/10 :03/10/29 18:28 ID:QrWW3G2x
青学ってさぁ、かなりいいよぉ。
…え?あ、うん、女の子の話だよ。カワイー女子が多いんだよね。
ナマイキーな男子もいるんだけどさ…この俺の顔面にボールぶつけたあいつとか。
まぁ、そのおかげで幸運の女神が、俺にとびっきりのプレゼントをくれたんだけど。

そもそもの始まりは、俺が青学にナンパ・・・いや、ちょっと偵察にやってきたことで。
俺、ルーキーの越前くんに、ボールをぶつけられて昏倒しちゃったんだよね。
これだけ言うと、全然ラッキーじゃないんだけどさ、まぁ、本題はここからだよ。
気がつけば、俺はなぜか寝かされていて、さらには顔面に冷たいものを感じ・・・
手で触ってみると、それは冷やされたハンカチらしき物体。
それをよけて視界を確認してみれば、周りは白で統一された無機質な風景と…
「あの…大丈夫ですか?」
不安げにこちらを見つめる女の子が一人。
「・・・・あれぇ?」
「あっ、まだ動かない方がいいですよ」
起き上がろうとした俺を、女の子は慌てて止める。
「ここは…どこ?わたしはだれ?なんつって」
「保健室です。青学の」
確かに。言われてみれば、今俺が寝かされているのは、いかにもなパイプベッド。
周りには白いカーテン。消毒液のにおい。
保健室なんて、どこの学校も変わらないもんなんだよなぁ・・・。
「えっと、それで、あなたは山吹中の千石さん・・・だと思うんですけど、ですよね?」
律儀に答えてくれた女の子に、俺はプッと吹き出してしまった。
「そうですよん。千石清純。ラッキー千石。よろしくね」
あ、この子、さっき越前くんと一緒にいたテニスウェアの女の子か。
今はもう制服を着ているけど。
改めて女の子を観察。けっこうカワイイじゃん。
こちらを見ている丸くて大きな瞳には、今は俺のアホヅラしか映っていない。
長い長い三つ編みは、彼女が頭を動かすたびに、ゆらゆらと揺れる。
細い身体。不安げな表情。思わずいじめたくなるような・・・

265 名前:千桜2/10 :03/10/29 18:28 ID:QrWW3G2x
「い、いやぁ・・・それにしてもかっこ悪いトコ見られちゃったなぁ」
不意に芽生えたイケナイ気持ちを振り払うため、俺はゆっくりと上体を起こしてみた。
うん、悪くない。多少顔面はヒリヒリするけど、その他はいたって正常です。
「えーと、きみは?」
「はい、青学1年の竜崎です」
「りゅうざき、なにちゃん?」
「桜乃っていいます」
「ふーん、桜乃ちゃんかぁ。ときめくお名前です・・・ってね」
俺の言葉に、桜乃ちゃんは「えっ、そんな・・・・」と顔を真っ赤にさせた。
あはは、照れ屋だね。
「わざわざ他校の俺を介抱してくれて、ありがとう」
「とんでもない!元はといえば謝らなきゃいけないのは、こっちの方ですから!」
桜乃ちゃんは両手をバタバタと左右に振った。
「リョーマくんがボールぶつけちゃって、ごめんなさい。本人、図書委員の仕事が
あるんで、今いないんですけど、わたしが代わりに謝ります。本当にごめんなさい!」
一生懸命に頭を下げる桜乃ちゃんを制止し、俺は笑顔を返してみせた。
「別に君が悪いわけじゃないのに。越前くんの代わりってことは、君、カノジョなの?」
「かっ、カノジョだなんて、そんな!とととと友達です!」
わーお、赤い赤い。必死に否定する様子も、まるで小動物のようで可愛い。
「えー、じゃあなんで?」
「だ、だから、あの場にいた人間として・・・その・・」
何事にも真っ直ぐで、律儀で一生懸命。ウチの檀くんにちょっと似てるかも。
「あ、まだちょっと赤くなってますね・・・」
桜乃ちゃんは俺の顔の腫れを見て、話題をすり替えた。
「痛みますか?」
「ちょっとね。でもたいしたことないよ」
「そうですか・・・本当にごめんなさい・・・・あの、いま保健の先生も会議でいないので、
応急処置もろくにできなくて・・・・ごめんなさい」
どうして他人の不祥事に、そこまで意気消沈できるのか。
なんかいじめたくなるよなぁ、この子・・・・

266 名前:千桜3/10 :03/10/29 18:29 ID:QrWW3G2x
「桜乃ちゃんが代わりにお詫びしてくれるんだよね?」
「えっ?は、はい」
「じゃあさ」
俺はちょっとしたイタズラ心で言った。
「身体で払ってもらおうかな」
「・・・・・・・え・・・・ええええええええええええええぇぇぇぇぇぇえええええっっ!?」
テレビ番組のサクラに採用されそうなくらい、桜乃ちゃんの驚き方はド派手だった。
顔はすっかりゆでダコ。すっかり面白くなった俺は、大げさに嘆きのポーズをとって見せた。
「そうかぁ、駄目かぁ・・・いいんだいいんだ。どーせ俺なんてヘタレなやられ役なんだ。
ラッキーなんて嘘っぱちで、痛い思いしかしない、ミジメな男さ・・・おーいおいおい」
我ながらわざとらしい嘘泣きだったが、桜乃ちゃんは大いに慌てた。
「や、え、あの、ええとですね、なんというか、その、お詫びですよね、はい、
うーんと、でも、か、から・・・から・・・・・」
桜乃ちゃん、オーバーヒート寸前だ。
「桜乃ちゃん、落ち着いて」
俺は彼女の手をとり、片手で軽く握って、あやすように緩く振ってみた。
「だ、大丈夫です。落ち着いてます。落ち着いてますとも。でも、から、からだで
払うっていうのは・・・そ、その・・・・・そ、そういうのって、良くないと思うんです。
す、好きな人と、ちゃんと・・・」
言葉とは裏腹にまだ混乱中のようで、桜乃ちゃんの視線は空中をさまよっている。
「俺は桜乃ちゃんのこと、好きだけど?」
「えええええっ!?」
なんだか今日は驚かせてばっかりだな・・・・。
「だ、だって、今日会ったばっかりじゃないですか!お、お互いのこと、ぜぜぜ全然
知らないし・・・」
「一目惚れってやつ?俺はもう、瞬間で好きになっちゃったね、桜乃ちゃんのこと」
「そそそそそ・・・そんなァ・・・・」

267 名前:千桜4/10 :03/10/29 18:30 ID:QrWW3G2x
「俺のこと、嫌い?」
ちょっと切なそうな声音を出し、上目遣いで桜乃ちゃんを見上げてみる。
母性本能の強いオネーサンなら一発コロリな、俺のとっておきのおねだりスタイル。
「き、嫌いじゃないです!!」
慌てて首を横に振って否定してくれる彼女に、ニッコリと笑い返し、
「じゃあさぁ、欲しいなぁ・・・桜乃ちゃんが・・・」
そして先ほどから握ってままの彼女の手に、唇を押し付ければ、チェックメイト。
桜乃ちゃんはもうドキドキフラフラ前後不覚状態。
蜘蛛が獲物を絡め取るように、俺は桜乃ちゃんの腰に腕を回した。

とまぁ、そんなわけで。
放課後の保健室という、AVでもなさそうなベタベタなシチュエーションの中。
俺にベッドへ引きずり込まれた桜乃ちゃんは、身体全体ガチガチに固まっていて、
そのくせブルブルドックのように涙を浮かべながら震えている。
ちょっと良心が咎める・・・でも反対に劣情も覚えたり。
俺は少しでも彼女の緊張を解くため、最初は頬、唇、まぶた、おでこ、鼻の頭、耳元、
首筋と、掠めるようなキスを何度もしてみる。
その間にも、できるだけ優しく髪の毛をなでたり、胸をゆっくりと揉んでみたりと、
ジェントルメンな愛撫を続けた。
しばらくしてようやく身体の震えも収まり、桜乃ちゃんの表情もトロンとしだす。
「ん・・・あん・・・」甘い声も聞こえるようになってきた。
俺はそこで改めて唇を重ね、ゆっくりとそれを開いて奥へ侵入した。
「んぁ・・・」
抵抗されるかと思ったけど、意外にもアッサリと受け入れられた。
くちゅっ ちゅる・・・俺は桜乃ちゃんの舌に自分のそれを絡め、少し強めに吸って
みたり、チロチロと突付いてはまた絡めたりと、ひたすら口内を蹂躙した。
「ぅっ・・・けほっけほっ」
喉へ下った唾液でむせたらしく、桜乃ちゃんが数度咳をしたのを合図に、俺は彼女の
首筋に唇を移動し、ゆっくりと這わせながら、手の方は素早く彼女のウェアを捲り上げた。

268 名前:千桜5/10 :03/10/29 18:31 ID:QrWW3G2x
そのまま背中へ手を回し、ブラジャーのホックを外す。
ずらされたブラジャーの下から、小ぶりだがツンと上向きの乳房がお目見えした。
俺はさっそくピンク色の先端部分を口に含む。
ちゅっ・・・ぴちゃ・・・
「あ・・・」ピクンと反応する桜乃ちゃんが可愛い。
俺は舌で愛撫を続けながら、もう片方の乳房をやわやわと揉んだ。
「はぁ・・・んン・・・・」一方では吸い付かれ、もう一方では人差し指でこねられ弾かれ、
桜乃ちゃんの吐息は少しずつ荒くなり、身体もくねるように身悶えする。
俺はスカートの中に手を移動し、すべすべの太ももをツツツ・・・と撫で上げる。
そのまま薄い布で覆われた中心部にそっと触れると、「っ・・・!」キュッと四肢が震え、
またちょっとだけ身体がこわばった。
「や・・・そこは・・・」弱々しく抵抗されると、逆にソソられる・・・
「いや?」問いかけたくせに、俺の指は構うことなくその部分を刺激した。
「ひゃっ・・・せ、せん・・・ご・・・さ・・・」
布越しからでも湿っているのが分かるので、ちょっと布地をずらして直接触れてみる。
「なんだ、もうグショグショじゃない。感じやすいんだね、桜乃ちゃんは」
「そ・・・そんな・・・・ァあん・・・」
俺が指を動かすだけで、くちゅくちゅと音が鳴った。
「気持ちいい?」耳元に口を寄せて、吐息を吹きかけるように聞いてみると、
「・・・っ」言葉に出さず、桜乃ちゃんの首がコクンと縦に振られた。
「オーケー、もっとよくしてあげよう」
「あっ・・・・」
俺は手早く桜乃ちゃんの下着を脱がすと、脚をM字型に開かせる。
アソコが丸見えだ。
「い、いや・・・こんな・・・」桜乃ちゃんは嫌がって脚を閉じようとするが、
「なんで。カワイイのに」俺は強引に身体を入れて、さらに顔を局部へうずめた。
「ひっ・・・・うはぁ・・・・や・・・だめ・・・」
舌で花弁を蹂躙すれば、桜乃ちゃんは首をのけぞらせて甘ったる声を上げる。
一番敏感な突起部分を舌でこするように舐め上げ、さらに強く吸い付いた。
「はぁっ・・・ぁ・・・やぁっ・・・ひゃぁぁぁぁんっ」

269 名前:千桜6/10 :03/10/29 18:31 ID:QrWW3G2x
軽くイっちゃったかな。
桜乃ちゃんは目に涙を溜めつつ、羞恥と快感がゴチャマゼになった魅惑の声音を漏らし、
荒い吐息を吐いている。
やべ。俺の方もビンビンだ。
「ねぇ、桜乃ちゃん・・・俺のもなめて」
俺はズボンのベルトをはずしてチャックも下ろし、いきり立って痛いほどになっていた
自分自身を解放した。
「え・・・」
「気持ちよくして」
「は・・・はい」
桜乃ちゃんはおずおずと俺の足の間にかがみこむと、そっとイチモツに触れてきた。
「・・・いっ」
偶然かわざとか知らないけど、彼女の親指の腹がすぅっと裏筋をなで上げたので、
不意打ちされた俺の身体は、思わずゾクッと震えた。
「ご、ごめんなさい。わたし、変なことしました?」
不安げな表情をする桜乃ちゃんの頭を撫でつつ、俺は笑って首を横に振った。
「ううん、全然。気持ちよくてビックリしただけ・・・・続けて」
「はい・・・でも、うまくできないかも・・・」
恐る恐るといった感じで、桜乃ちゃんの舌が俺自身を舐め始めた。
「んぐ・・・ぷぁ・・・は・・・ふぅむ・・・」
舌の動きはたどたどしいものの、逆にそれがまた初々しい。
一生懸命な表情を見ていても、こっちの気分はますます昂ぶってくる。
俺の息も荒くなってきた。
「はぁ・・・いいよ、桜乃ちゃん」
髪を撫でていた右手をそのまま動かして、胸を愛撫した後はお尻の方へ指を這わせ、
相変わらず愛液で溢れている花芯へたどり着いた。
それに反応した桜乃ちゃんの舌が、微妙に動きを変えた。「ぁうんっ・・・むぐ」
俺自身を口内いっぱいにくわえて、前後に頭を揺らしている。
快楽の波が押し寄せて、背骨の一番下あたりがズキズキ疼いてしょうがない。
「桜乃ちゃん、タンマ」
俺は腰を引いて、彼女の口から逃れた。

270 名前:千桜7/10 :03/10/29 18:32 ID:QrWW3G2x
「はい?」唾液を垂らしたまま、桜乃ちゃんは虚ろな表情で俺を見上げる。
うは、エロイ。
「もーダメ、我慢できない」
「え・・・きゃっ!?」
彼女を抱え上げ、そのまま後ろに押し倒し、脚の間に割って入った。
桜乃ちゃんの唾液にまみれた俺自身を、彼女の濡れそぼった部分へあてがう。
焦らす余裕もなく、俺はそのまま一気に突き入れた。
「ひゃぁぁっ、はぁうんっ・・・あっ!あぁっ!」
「・・・っ、キツ・・・・」
桜乃ちゃんの中は狭くて、俺が動くたびにキチキチ締め付けてきた。
ズッ ジュプッ ジュプッ
「んはっ・・・やぁっ・・・はっ・・・」
桜乃ちゃんの顔にも、愉悦の表情が見え、いっそう俺を興奮させる。
俺は一心不乱に振り、快楽を貪った。
あ、ヤバ・・・も、イク・・・・
「ぐっ・・・」
「はぁっ・・・・ああああああああああぁぁぁぁぁっっ!」
俺の頭が一瞬真っ白になったのと、桜乃ちゃんがひときわ高い嬌声を上げたのは、
ほぼ同時だった。

二人してしばらくの間、言葉も交わさずぐったりとしていた。
桜乃ちゃんは俺の腕の中で、ゆっくりと呼吸を整えている。
俺が絡めた指を振りほどくこともなく、おでこにキスをしても拒むこともなく、
ただただ顔を赤らめて、照れくさそうに微笑んでくれた。
マジでドキっとした。
もしこの子に泣き出されたり、口汚く罵られたら、俺、もう生きていけないかも。

271 名前:千桜8/10 :03/10/29 18:33 ID:QrWW3G2x
身支度を整える時、枕元に置かれたままのハンカチに気づき、手に取った。
俺の顔を冷やすために使ってくれた、桜乃ちゃんのハンカチだ。
「ああ、ごめん、コレ。洗って返す・・・つーか、新しいの買ってくるから」
「えっ?いいですよ、そんな。別に汚れたわけじゃないし。気にしないでください」
桜乃ちゃんは俺の手からハンカチを取ろうとしたが、俺は腕を上げてそれを回避した。
「ダメダメ。気にします。桜乃ちゃん、何色が好き?やっぱり桜色かなぁ。よく似合うし」
「あっ、そうですか?おばあちゃんも、よくピンクの服とか買ってくれるんですよ」
嬉しそうに笑う彼女を見て、俺も満面の笑みを浮かべた。
「じゃあ決まりね。今度連絡するからさ、電話番号教えてくれる?」
「あの、本当に気にしなくていいですからね。都大会もまだ後半戦ですし・・・」
ためらいつつも、桜乃ちゃんは連絡先を教えてくれた。
いやぁ、俺ってホントにラッキーだよねぇ。
俺はその後、荷物を取りに行った桜乃ちゃんを校門の外で待っていて、駅まで送っていった。
ホントはご飯でも一緒にどう?って誘ったんだけど、もうおうちの人が夕飯を用意している
時間だから、と辞退されてしまった。
「じゃあ、また今度誘っていい?」
あんまり俺が情けない顔をしていたのか、桜乃ちゃんはクスクス笑いながら
「はい、お願いします。それじゃ、さようなら」
そう言って、俺に手を振りつつ改札口の向こうに消えていった。
・・・俺って、やっぱり微妙にラッキーじゃないのかな。
ああ、この切なさは、なに?

272 名前:千桜9/10 :03/10/29 18:33 ID:QrWW3G2x
桜乃ちゃんとはその後、都大会で再会した。ほら、青学と試合した時。
試合前トイレに行った時、ばったり出くわしたんだ。
「ややっ、桜乃ちゃん発見!」
「あ、千石さん」
彼女は俺の顔を見るなり、優しい笑顔でチョコンと会釈をしてくれた。
「元気?青学の応援に来たの?」
「はい。千石さん、コンディションはどうですか?」
「バッチリですよん」
「ふふ、良かったですね・・・・えっと・・・」
桜乃ちゃんは何かを言おうとして、一瞬ためらうような困った表情をした。
うんうん、敵に「次の試合、頑張ってください」とは言えないよなぁ。
いやまぁ、特に気にせず普通に言える言葉なんだけど、律儀な桜乃ちゃんは、こんな
些細なことでも悩んでしまうくらい、真面目な女の子なのだ。すごく可愛い。
俺は「気にしないで」と、彼女の肩をポンポンと叩いて言ってやった。
「でも、もし山吹が勝っても恨んじゃヤーよ?」
「そっ、そんなことしません!」
「ははは、んじゃ万が一、俺が負けたら桜乃ちゃん、慰めてくれる?」
「え?」キョトンとする桜乃ちゃんの顔を覗く込むように接近して、俺は囁いた。
「デートして。そして傷心の俺を慰めて・・・身体で」
「なっ・・・・からっ・・・・もう!千石さんったら、またそんな・・・!!」
「はい、ごめんなさい。もう言いませーん。だから怒っちゃイヤーン!」
俺は桜乃ちゃんから離れると、おどけながら逃げるように走り出す。
「じゃあね〜」と手を振りながら、自軍のコートの方へ向かった。
「千石さん!」そんな俺の背中に、桜乃ちゃんの声がかぶさった。
「勝っても負けても、わたし、オッケーですから!」
思わずピタっと立ち止まって、俺の首は急旋回する。「なにが!?身体が!?」
「ちっ、違います!デートがです!デート!!」
「マジで?」
顔を赤らめつつも、こっくり頷いてくれた桜乃ちゃんを見て、俺は有頂天になった。
「ラッキー♪」

273 名前:千桜10/10 :03/10/29 18:34 ID:QrWW3G2x
・・・でさぁ、結局試合の方はって言うと、皆の知ってるとおりなんだよね・・・・。
いや、ホントごめんなさい。精進が足りませんでした。
あれ以来、周りが揃って「お前の強運も打ち止めか?」って突っ込んでくるんだけど。
いやいや、俺ってばいまだにラッキーですよ。
確かに試合は負けた。
でも後日桜乃ちゃんは、ちゃーんと俺との約束を守ってくれたんだ。
デートですよ、デート。
映画を見た。ゲーセンで遊んだ。プリクラも撮った。ご飯も一緒に食べた。
そして俺は、桜乃ちゃんに新しいハンカチをプレゼントした。
ピンク色の花柄のと、鮮やかなオレンジ色のを一枚ずつ。
嬉しそうに貰ってくれた桜乃ちゃんがたまらなく可愛くて。
俺は思わずその可愛らしい唇を貰っちゃった。
ん、そっから先の話は、また今度ね。

274 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/29 18:38 ID:QrWW3G2x
どうもお粗末様でした。

それから、ネタ提供者>240タンと>243タンと、
やる気をくれた>246タンに愛のスマッシュヒット!


275 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/29 19:25 ID:5yylYcBV
芝沙織ってどうかニャ?

276 名前:今日のアニメ :03/10/29 20:14 ID:G1UdyycA
桜乃タンの体操着姿(*´Д`) ハァハァ
お胸のふくらみが…(*´Д`) ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア

リョ桜が書きたいなりよ。

277 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/29 22:10 ID:vMcSnPoN
>>264タン
(*´Д`) ハァハァイイ!激しくイイ!おもしろい保健室えち!
いや、別人なんかじゃないですよ、キャラの特性が良く出てると思いまつ。
千石の話口調とかラストの桜乃とかがかわいらしくて好きです。
まさか桜乃はすでに経験者…?(*´Д`) ハァハァ
自分は243なのですがあんなお粗末なカキコで役に立って頂いたというなら嬉しいでつ。
ぜひまた書いてください。




278 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/29 22:10 ID:wH4/RtTR
(´-`).。oO(ラッキー千石というくらいだから、いろんな女とできるんだろうな・・・

279 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/29 23:22 ID:ZOWUrIea
桜乃タソ萌えスレから拾い物
ttp://www.42ch.net/UploaderAnime/source/1066661613.jpg

280 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/30 00:14 ID:MB7r3dAL
桜乃タソ萌えスレってどこにあるの?

281 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/30 06:46 ID:+XKrFNG4
千桜(*´∀`*)イイ!!
ヤツはこの軽〜いノリで次々と喰っていってるんだろうなぁ。チョメ!

282 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/30 16:45 ID:Jav00yYp
>280
漫画・小説の
週刊少年漫画板

283 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/30 18:19 ID:2i9xZzPX
千桜キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
>>274神、お疲れさま。
千石の語り口調が良い感じだ…押し切られる桜乃タン(;´Д`)ハァハァ
手当てしてもらって慰めてまでもらえるなんて羨ましいヤツめ。
オレンジのハンカチは自分の髪の色意識したんだな(w

面白かったです、是非また書いてください(*´Д`)

284 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/31 00:18 ID:9wMIrODH
>>276


285 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/31 00:24 ID:9wMIrODH
↑(゚∀゚;)ゴバーク!!!スマソ、桜乃のホームランに当たって逝ってきます。
その前に、
>>276サン
是非リョ桜書いてください。体操着(*´Д`) ハァハァ



286 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/31 01:38 ID:kIKRNP8p
だ、だれか杏タンSS投下してくだたい
植えそうだ 跡杏でも桃杏でも兄妹でも〜(((ノД`)ノ″ヨロリヨロリ。。。。ドサッ

Σハッ!!ちなみに、ここに杏タンスキーが居りまつのでよろしくっ(゚∀゚)シ <投票
奈々子タンも捨てがたかったが、杏タン一筋で逝きます

287 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/31 02:08 ID:2gCrnRoO
(゚Д゚≡゚Д゚)ア、アガッテル!?

>286
杏ちゃん萌え(´∀`)人(´∀`)ナカーマ
跡部にナンパされてたときの杏タンはカワエエ(*´д`)
報われないオーラ全開の神尾とかも良し。
モモとのデート帰りの杏タンを思わずレイープとか(;´Д`)ハァハァ

288 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/31 03:47 ID:osbUrPsy
なんじろ×ななこ×かるぴん  
3Pで……

289 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/31 21:28 ID:unqOactP
神尾×杏が見たいよう
アニメの神尾の報われなさが最高

290 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/31 21:57 ID:jrQOLp8M
神尾と杏ちゃん大好きだ。
でも、この二人がガッチュンしているところが想像できないのは、なんでだろう。
妄想しても、神尾が杏ちゃんを想いながらオナーニしているところしか
浮かんでこないのは、なんでだろう・・・・

291 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/31 22:04 ID:FOSEhpl7
一応杏ちゃんは桃城が本命っぽいからな…。
神尾はすっかり報われないキャラで定着。

292 名前:名無しさん@ピンキー :03/10/31 22:28 ID:ZCP7L4fu
杏ちゃんの本命はおにいちゃんだろ?

293 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/01 03:56 ID:Akt4f2ot
>神尾が杏ちゃんを想いながらオナーニ
自分もこんなイメージだw
杏ちゃんをオカヅにしたあと「ごめん、杏ちゃん。スイマセン、橘さん」とか思ってしまってそう。

294 名前:神尾と杏ちゃん・・・ :03/11/01 23:24 ID:9v343htx
「神尾(アキラ)くん・・・」
切なそうな声で俺の名を呼んで、杏ちゃんはじりじりと擦り寄ってきた。
「ね、しよ?」
「いぃっ!?な、な、なにを!?」
「ナニを」
杏ちゃんときたら、俺の素っ頓狂な驚きにも構うことなく、スルスルと自分の制服を脱ぎ始めた。
俺の目の前であっという間に下着姿になった彼女は、いまだに固まったままの俺のシャツへ
手をかけると、手際よくボタンを外していった。
「ああああ杏ちゃん・・・」
心臓がバクバクいって破裂しそうだ。
杏ちゃんは色っぽい表情のまま、はだけた俺の胸へ唇を寄せた。
柔らかい感触が、俺の鎖骨、胸元へと走る・・・
一方で彼女の手は、俺の下半身をまさぐっていた。ベルトを外す音と、チャックが下ろされる音で、
俺は思わず腰が引けた。
「ちょ、ちょっと杏ちゃん!?」
「いや?」
ぐっと顔を寄せたまま、魅惑的な笑みを浮かべて、杏ちゃんが囁くように言った。
「ち、違う!全然嫌じゃない!」
てか、むしろ大歓迎なんですけど・・・・
「じゃ、続きするね」
言うなり杏ちゃんは、俺の下着に手を入れ、俺自身を露出させたかと思うと、あっという間にそれをくわえ込んだ。
「あ、杏ちゃ・・・」
急な愛撫に、俺の背中がゾワッと震えた。
ちゅぱ じゅぷ
「ぅぐ・・・むはぁ・・・」
杏ちゃんは巧みな舌使い(どこで覚えたんだ!)で、またたくまに俺自身を膨張させる。

295 名前:・・・と見せかけて・・・ :03/11/01 23:25 ID:9v343htx
俺もたまらず杏ちゃんの背中に手を伸ばし、ブラのホックをはずした。
だらりとさがったブラの下から、二つのふくらみが現れる。手を伸ばしてそれを揉んだ。
柔らかいなぁ・・・・
と、杏ちゃんが口を離して、俺の顔を見上げた。
「神尾くん、胸好き?」
イタズラっぽい微笑みを浮かべる彼女に、俺はどぎまぎしつつ頷く。
「じゃあ、こっちでしてあげる」
ブラから腕を抜いて上半身裸になると、杏ちゃんは自らの乳房を両手ですくい上げ、俺自身を挟み込んだ。
「うあ・・・」
マシュマロのような弾力で挟まれ、そしてなによりそのシチュエーションに、俺の興奮はより一層昂ぶった。
杏ちゃんは器用に乳房を上下させたりこすりつけたりして、さらに先端部分は舌を使ってチロチロと舐めてくれた。
ああああ、気持ちいい・・・
吐息が荒くなってきた俺に、杏ちゃんは、「いつでもイっていいよ」と言って、さらに動きを早める。
「はっ、はぁッ・・・あ、杏ちゃああああああああん!!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
我に返った俺の手の平には、己の白い欲望の塊がこびりついていた。
俺の部屋。俺のベッドの上。もちろん、今は、俺一人・・・


「最低だ、俺って・・・・」


296 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/01 23:26 ID:9v343htx
パッと思いつきで書いてしまった。お粗末です。
住人全員が、オチわかっただろうなぁ・・・(w

297 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/02 00:10 ID:w/MguHbe
>>296
激しく笑わせてもらったW


298 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/02 01:13 ID:UsKEvs+m
>>296
オチは分かっていても、良いものは良い!!
激しくえがったと思います。

299 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/02 01:20 ID:Y/mJpB3M
何かキターー!!神尾…(つ∀`)
あーやっぱり杏ちゃん可愛いなぁ(*´д`)

300 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/02 12:49 ID:bkEqyV3x
砂織タン・・・

301 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/02 17:56 ID:C+XHbsBC
芝タンは全員と絡めるオイシイキャラだが
浮かぶのは井上×芝か切原×芝かな。
おばさん呼ばわりされた切原に仕返しにいくも逆に・・・とか(;´Д`)ハァハァ

302 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/03 18:19 ID:pNESv/4q
青学全員とやっていく女傑っていないかな・・・

303 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/03 19:18 ID:SplQ0Gh7
・・・スミレちゃん?

304 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/03 23:58 ID:z4LCplIp
>>303
…ヤメテ。

305 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/05 17:42 ID:tb0nGyxC
若かりし頃ならいけるぞ
多分

306 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/05 19:12 ID:ssOo7ULo
女スポーツ記者とかいないの?
取材と引き換えにムフフなサーヴィスとかw

307 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/05 19:33 ID:rXlZ2I+a
サ、(*´д`)サクノタン、襲われる?毛むくじゃらに?ハァハァ
次回こそリョ桜展開希望だな…。

308 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/05 20:15 ID:GWNkg/ko
>>306
芝がいるぞ。

309 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/05 22:51 ID:nnbR9CJM
ここ数日、神の降臨がないな・・・

310 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/06 02:04 ID:d+kS3RuB
神じゃないけど自サイトが忙しい…
桜乃タン(*´Д`) ハァハァ書きたいよ!!
リョ桜(*´Д`) ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア

311 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/06 03:02 ID:qNFmfB0E
朋たんのエロがよみたいハァハァ。誰か朋たんのエロを・・!リョーマ×奈々子も激しくキボンヌ。

312 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/06 13:15 ID:t8FxvgRI
>>310
あなた様のサイトが見たいよ
(*´Д`) ハァハァ

313 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/06 13:35 ID:lFr3h/yR
漫画・アニメ文化・ゲーム・インターネットが潰される?
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/6372/
自民党マニフェストに表現・ネット規制法案アリ!!


*コピペ推奨!!       

314 名前:拾得物 :03/11/06 21:03 ID:aK9cYRco
「はぁ・・・んん・・・」

桜乃の甘い声が耳に心地よい。
自分が与える刺激に、桜乃の躰は従順に反応を示してゆく。

はだけたブラウス。たくし上げたブラ。
顕わになった白い腿。上気した頬に潤んだ瞳。
あまりにも愛しいその光景。

「りょまく・・ダメ、だよ・・・誰か、、来ちゃう・・」

口ではダメだと言いながら、躰は素直に嬌声をあげて。
放課後の図書室で秘密の情事。
先生は早々と帰ったし、あとは自分がカギを閉めればいい。
誰も来ない。密室に二人。

「なら、止める?」

這わせていた手を止めて、意地悪げにそう問うた。答えは知ってる。
熱を持った躰は止まらない。

「・・・・や・・」


315 名前:拾得物 :03/11/06 21:05 ID:aK9cYRco

持て余した熱と、離れていった手。引き止めるように紡がれた言の葉。
そう答えは知っている。   けど、

「何?聞こえない」

くつくつと笑いがこみ上げる。にやりと笑んで覗き込む。
求める声は甘い蜜。

「・・・止めないで・・・・?」

華開いた彼女は鮮やかに。あまりの甘さに酔いむせび。行為よりも心地よい。

「どうして欲しい?」

求める貴方の声が聞きたい。上気した頬により一層朱みが刺して。

「・・リョーマ君が・・・欲しいです・・・」

頼り無げに伸ばされた手を絡め取って。自分の頬に触れさせた。

「いいよ。全部あげる」

微笑む彼女が愛おしい。愛しさ溢れて狂おしい。
重ねた唇。僅かに触れて。一つに溶け合う影ふたつ。

316 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/06 22:58 ID:DYCje+s7
>>314
萌え。リョーマが桜乃嬢襲うSSなんてないものかな。

>>310タン(*´Д`) ハァハァ
エロだってイイ、リョ桜だってイイ、単体だってイイさ。
あなた様の投下お待ちしとります。


317 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/06 23:35 ID:aK9cYRco
>>316
恋愛庭ってサーチ分かるかな?
そこで、テニス・18禁・coolで検索すると出てくるサイトの小説がイイ(・∀・)!!

318 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/07 00:11 ID:owmzDrKL
>317
自分は316じゃないけど2つ出てくるんだけどどっちでつか?
両方?
(*´Д`) ハァハァ

319 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/07 00:18 ID:2HxQUq2h
>318
下は下で面白いけど、上のカラーの方でつ!
ホモやら女体化もあるんで微妙に注意。

常駐してるみたいだな自分…(その通りだけどさ…)


320 名前:317 :03/11/07 00:23 ID:owmzDrKL
>319
tnx!
自分こそ返事待ってて常駐みたいでスマソ。
行ってきまつ(`・ω・´)
桜乃タン(*´Д`) ハァハァ

321 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/07 00:23 ID:2HxQUq2h
ついでにゴミ捨てていきますね…


舌と想いを絡ませて。溢れ出た唾液が零れて伝う。
頬を撫で上げた手を服の裾から忍ばせる。
直に素肌に触れれば、ピクリと桜乃が反応して。塞がれた唇が震える。
ブラをたくし上げて乳房を揉みしだく。
それは柔らかく手に馴染んで、次第に頂が持ち上がる。
唇を離せば桜乃の息は乱れ、既に小さな喘ぎを漏らす。

「桜乃、可愛い」

頬に一つキスをして、桜乃の服を脱がせる。
顕わになった肌には先回の痕がまだ残っており、密かな優越感に浸る。
きつく吸い付いて新しい所有印を散らせていく。白い肌には良く似合う。

桜乃の息遣いにそそられて、秘部に指を添わせれば。
もう既に濡れてショーツを湿らす。
強く擦るとヒクッと桜乃が仰け反り、その隙に取り払ってしまう。
外気に晒されたソコは、もう十分濡れそぼって。
いとも簡単にリョーマの指を飲み込んでいく。

「ふぁ…ん……は、あ……や、ぁん!」
「桜乃ってホント感度良いよね」


322 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/07 00:24 ID:2HxQUq2h
耳元で囁いて、膣の中にある指をクッと曲げた。
くちゅりと蠢いて愛液が零れる。
締め付け感に指を取り除けば、桜乃は切なげに吐息を漏らして。
零れんばかりに涙をためてリョーマを見上げる。
熱が篭もって熱く、痺れて欲する。
「りょーまく……」
「何」
「あの、その……」
「欲しい?」
「…………うん」
咽の奥で笑う。
本当に可愛らしい。舌足らずに求めて。涙目で頬を染めて。
優しく触れたいのに意地悪もしたくなる。
出来る限りの優しさで、桜乃の目元に口付けて。

「挿れるよ」

囁いて、桜乃の秘窟に滾ったモノをあてがう。
こくりと頷いたのを見届けて、ゆっくりと差し込んでいく。
熱が。熱さが混じって融ける。繋がった処から一つになる。
最奥まで達した所で律動を始めた。ゆっくりと徐々に激しく。
桜乃の喘ぎも、より一層艶やかさを増し。激情に駆られる。
「はぁん!やぁあ!!キモチ、良いよぅ」
「くっ…桜乃っ!」
「リョーマく、もう駄目ぇ」
桜乃が達すると同時に締め付けられ、リョーマも精を吐き出す。
混ざり合った愛の形に繋がったまま意識が遠のく。
荒く息を吐いて、処理もせずに桜乃を抱き締めて眠る。
桜乃もピッタリと寄り添って。触れて触れ合って。愛し合う。

323 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/07 00:27 ID:2HxQUq2h
改行が変な事になった…。ヘタレでスマソ。
大分前に書いた不燃ゴミか可燃ゴミか粗大ゴミです。生ゴミかも…

>317
いってらっしゃい!!(*´Д`) ハァハァ

324 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/07 08:07 ID:HQHloL75
ある日のこと、桜乃は学校の正門である人を待っていた。
「リョーマくん・・・他の人たちと出てきたらどうしよう・・・」
そんな心配を他所に遠くから桃城先輩の笑い声が聞こえてきた。
桜乃はドキッとして思わずどこかに隠れようとしたが、かなり慌てたせいで
あろうことか声のする方へ飛び出してしまった。
「あれー?ばあさんの孫・・じゃなかった、桜乃ちゃんだっけ。どうしたの?
・・・ははーん、さてはリョーマを待ってたのかなあ。いやあ青春だねェ。」
いきなり言い当てられて、桜乃は自分でも真っ赤になってるのが解る位顔に血
が上っていくのが感じられた。
「いいいえ、そそそうじゃなくて・・・ちちちがいます・・・」
バレバレだった。
「まあまあテレちゃって可愛いねえ。それじゃ俺様はここで失礼するとするか。
ああ、いいってコトよ。恋人達の邪魔するなんて事、しちゃあいけねえよなあ、
いけねえよ。」
桃城のひやかす言葉に桜乃はますます真っ赤になりながら、
「そそそんなーそんなこと、ちちちがうんですってばあー(泣」
「じゃあな、お二人さん。また明日ー!」
そう言って桃城は風のように自転車を走らせて行ってしまった。

     (初めて書いたのでヘタレな文で勘弁です。続くかどうかも不明)


325 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/07 13:17 ID:RvquFsjB
うほっ、リョ桜大量・・・

326 名前:316 :03/11/07 20:08 ID:3kLN+pnZ
>>317タン
(;´Д`)ウワァァァン!!
スマソ、「恋愛庭」見つかりません。
わざわざ紹介までしてくだすったというのに…房で申し訳ないです。
何か探せるヒントはありませんでしょうか?
(*´∀`)は、早く鬼畜リョ桜を…ハァハァ。
>>319タン
エロいでつ…ハァハァ。捨てるのもったいないです。
ぜひともこのまま続けていただきたい。リョ桜イッパイでシアワーセ。

327 名前:317=319 :03/11/07 20:42 ID:TviZoAIl
>326
庭=ガーデンで検索してみてー。
ジャソプ男女CPのサーチエンジンが出てくるとおも。
鬼畜ってほど鬼畜じゃないけど、個人的には(*´Д`) ハァハァ

実は同一人物だったりしてスマンです…<317と319
もっとリョ桜(*´Д`) ハァハァなものを書けるようになりたいでつ!
これからもリョ桜エロ投下できるようにがんがります。

328 名前:316 :03/11/07 21:05 ID:3kLN+pnZ
>>326タン
サンクス!
「恋愛ガーデン」でつね。
ハイ(*´∀`)もちろんPCのリョ桜フォルダでいつもお世話になっておりまつ。うかつだった…!
鬼畜(*´Д`) SSハァハァですた!かなりキました。イイ!
同一サンでしたか、SS良かったので是非頑張ってください。
余談ですが検索結果の下のサイトさん、
18禁書いてありますがそれらしいモノ探していても見つかりません。絵柄が好きなだけ悔しい…。



329 名前:318 :03/11/07 23:24 ID:owmzDrKL
リョ桜いっぱいキテル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

317タン名前間違えてスマソ
自分318でした。
鬼畜切ないリョ桜よかったです!サンクス!

330 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/08 01:39 ID:h7/xUEQT
>テニス・18禁・coolで検索

一件もヒットしなかった…。

331 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/08 01:46 ID:w1kBQ1IN
>330
カテゴリの事だよ。coolは「クールサイト」。
ガンガレ!

332 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/10 17:04 ID:dRRApCGb
誰も居なーい…

此処に来てる人で自サイト持ってる人って、どれぐらい居るんだろうか?

333 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/10 22:24 ID:1KT+K0ed
>>332タン
女性だったら沢山いるんでないか?
イラスト系、SSのカタ是非ともうpしてください…。サクノターン

334 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/11 09:20 ID:UIUQE8IC
自分はサイトとかドジンとかやってないので、ここが唯一の発表の場だったり・・・
やっと仕事もひと段落着いたので、また何か書かせてもらおうかな。

335 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/12 19:13 ID:KZ19OXBV
腐女子に人気のある作品だから、男性向けは少なさそうだ罠

336 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/12 20:40 ID:RW1rXZNQ
アニメのスタッフはラブコメ得意なんだよな。
今日ちらっとリョ桜あって、こういうのもっとやりたいんだろうなーと改めて思った。

337 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/12 22:17 ID:QhP8OtUB
桃杏神もアニメはかなり派手にやってるもんなぁ。
「デートだ!」とか。

338 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/12 22:53 ID:Vj6qDleR
腐女子がいちいちキャラに嫉妬して叩くのはやめて欲しい、いちいち凹むから。
も一回「リョマの休日」みたいな大胆なことやってもらえないものかな。
原作には期待できないからアニプリが最後の砦か・・。
>>334
応援してまつ!


339 名前:リョーマと菜々子 :03/11/13 00:30 ID:IplSAWX+
「また叔父様ったら、こんな本読んでらっしゃる」
ソファーのクッションの間に隠されていた南次郎の愛読雑誌を手にして
菜々子は溜息をついた。

今日は菜々子ひとりで越前家で留守番をしていた。
叔父と叔母は夫婦で出かけてしまったし、従弟のリョーマは大会が近い
こともあって最近は帰宅時間が遅い。
一人、エロ本と一緒に取り残された菜々子は、無造作にそのページをめくった。
南次郎がいつも、えげつない笑みをうかべて見ているそこに写るのは若い女性
のあられもない姿。
「私だって、この娘と同じくらいの年なのに」
子供のようにコートを跳ね回る南次郎に心を奪われたのは幾つの時だっただろ
うか。
しかし菜々子の気持ちなど煙にまくように、南次郎はいつでも子供扱いだった。


エロ本にはふくよかな胸をあらわにしたモデルが、挑発するようなしぐさで
菜々子を見ている。
女子高で育ってきたせいか、菜々子は未だに男性経験というものが全くなかった。
ページで踊るように悩殺ポーズを決めているモデルは別世界の住人のようにも
思える。
「叔父様は、こういうのがお好みなのかしら」

性的な対象として自分を見て欲しい。
その秘められた菜々子の想い。


誰もいないのはわかっているけど、それでも菜々子はもう一度誰もいないことを
確かめて、部屋中のカーテンを下ろした。
そして、一つづつ、ブラウスのボタンをはずしてゆく。

340 名前:リョーマと菜々子 :03/11/13 00:33 ID:IplSAWX+
風呂や自分の部屋以外の明るい場所で服を抜く、という行為は菜々子を小さな興奮
へと導いた。
想像するのは、南次郎の事。
自分をみて・・・そして叔父はグラビア女性達に向けるような、あんな目をしてく
れるだろうか。
それを想うだけで、脳内の感覚が麻痺していく。
そして、スカートも下ろす。
パサリっ、と服を脱いだ乾いた音が室内に響く。

そして、エロ本と同じような姿勢をとってみた。
両手で胸を掴んで、尻をつきだす。
寝転がって、両またを開いてみる。

そうしたら『女』を感じてくれるんだろう。
だんだんとエスカレートしていく菜々子の仕草。

341 名前:リョーマと菜々子 :03/11/13 00:34 ID:IplSAWX+
その時、ガシャ、と何か物音が聞こえた。
慌てて、菜々子は起き上がった。

「カ・・カルピン?」
想像できる物音の主の名を呼ぶ菜々子。
「ニャー」
そうドアの向こうで答える飼い猫のカルピン。
「おいでカルピン」
安堵して、菜々子はブラとショーツ姿のまま扉をあけた。


しかし、そこにカルピンを抱っこして立っていたのは。
「リ、リョーマさんっつ」
「見えたから。あっち」
そう指差すのは、半透明になっているもう一つのドア。
そして、呆然と動けない菜々子を無遠慮に上から下まで見つめると言った。

「まだまだだね」

342 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/13 00:44 ID:IplSAWX+
ハァハァシーンに突入する前に大失敗。
sage忘れました・・・
無駄な改行多かった・・・
もっと修行してきまツ。

343 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/13 17:13 ID:MtSLsKii
イイヨーイイヨー
リョ菜々キタ━━━━━━☆*・゚(゚∀゚)゚・*━━━━━━ !!!!!
次をお待ちしております(ジュルリ

344 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/13 23:44 ID:AQrH17Yl
ギャーリョ奈々子テニスイチオシカプなんでつが!キターーーーーーーーー!!!!!
最高でつ!!!

345 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/14 04:14 ID:FUmNSRNF
年齢疑われるようなはしゃぎっぷりは止めろや。

346 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/14 23:40 ID:GpU1/z74
しかもsageてないよ…。

リョ菜々キター!なのに、リョ桜エロを思いついてムラムラしてる自分。
タハー……⊂⌒~⊃。Д。)⊃  逝ってきまつ。(書きに)

347 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/14 23:47 ID:7BZ613IS
菜々子タンって上品で家庭的と見ていいか?

348 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/15 00:34 ID:DsfUlhOe
この前のアニメでリョ桜←堀尾もアリかと思ってしまった。

アニメも以前はかなりリョ桜意識してたのに徐々に減ってきたのは、やっぱ苦情
来たからだろうか?
桃杏←神尾が顕著なのは脇キャラだからかな。

349 名前:リョーマと菜々子 :03/11/15 03:06 ID:FYb85k87
「−−−−−っつ」
我にかえった菜々子は自分の格好をかえりみた。
何か体を覆うものをと思うが、周囲には先ほど脱いだ自分の服くらいしか見当たらない。
「私・・・・料理を作ってて、それで服にお湯をかけてしまったの。だから・・着替えを」
脱いだブラウスで胸元を隠しながら口からでまかせの言い訳を口走る菜々子。
しかし、言葉を続かずにブラウスがはらりと落ちる。両腕をリョーマに掴まれて、
腕が直線にだらりとさげさせられてしまう。
小さな体からは想像つかないような強い握力を感じ、豹にねらわれた兎のように戦慄が
菜々子の中にはしる。
まだまだ子供の中学生の従弟、そう思っていた相手なのに。
「・・・・どこ?お湯かけたの。ちゃんと冷やした?」
リョーマの言葉に(あぁ心配してくれてるだけね、と)ほんのりと安堵しそうになった
瞬間。
「嘘が下手だよね、菜々子さん」
そういってリョーマは菜々子の耳たぶに唇を押し当てた。
くすぐったいぞくりとくる快感が菜々子の全身を走る。

心と体と状況がバラバラで。
ただ目の前にいる弟のように思っていた従弟を脅威に感じて。
菜々子はゆっくりと首を横にふった。

350 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/15 22:12 ID:JQp+kpUu
>348タン神尾他校だし…。
堀桜に新たな新境地を見いだしてしまいまつた。
まあリョ桜はスタッフのお気に入りと思われるし、腐ったヤシの恥ずかしい苦情なんかには負けないで頂きたいトコロ。リョ桜ハァハァ。

いってら!>346タン

351 名前:サルベージ :03/11/16 00:56 ID:MctlibEN
問題提起
ttp://carame.at.infoseek.co.jp/deeplove/d-l.novel05.html
ttp://loveaffair.hacca.jp/works/kitchen.htm

352 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/16 01:46 ID:JqZ5l4HN
あらら

353 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/16 02:27 ID:z0Uf4GGQ
これは…
無断転載(・A・)イクナイ!! もう片方についてはスルーで。

354 名前:215 :03/11/16 18:27 ID:aY4vCnmY
>351
えーっと…
上のは自宅なので勘弁してください…

355 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/16 21:29 ID:iRWQAWca
>354タン管理人さんですか?

下のページ昨日までは行けたはず…消えたか。



356 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/16 22:24 ID:QZJ5pPgu
管理人さんの可能性もあるだろうな、とは思ったけど…。
>>351は削除依頼しる。

357 名前:215 :03/11/16 23:18 ID:aY4vCnmY
自宅といっても旧アドレスでして、今現在は裏しか
残ってないような処なので別に良いのですが…。
無断転載と言われるのは切ないので…(ワラ

下についてはどうしようかと思いますが…

358 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/17 02:20 ID:UOPewH5B
ご本人!大変失礼致しました。
最近他スレで転載を目撃したとこだったんで…言い訳ですが。
本当に申し訳ありませんでした。

それと、萌えをありがとうございます(*´д`)

359 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/17 11:43 ID:Bx24V4L3
(´-`).。oO(菜々子タン・・・

360 名前:215 :03/11/17 23:36 ID:zgL48c3b
旧アドがバレたんで、いっそ改装して晒し
ttp://carame.at.infoseek.co.jp/deeplove/index.html

ここに投下したものの倉庫にでもしようかと

361 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/18 00:49 ID:pszuvmnZ
潔い神に感謝!

362 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/18 01:47 ID:ZLWqT5HY
アフォだなんて、とんでもない!

363 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/18 17:41 ID:pEu/kg4I
(´-`).。oO(通りすがりの妊婦さん覚えてるんなら桜乃と朋ちゃんも思い出してほしいなぁ)

364 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/20 23:01 ID:XU+A5cjr
>350
堀尾と神尾は違うよ

365 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/22 18:56 ID:h47JjHMl
画像上げるときは、何処に上げればよいですか?
ttp://www.tenipuri.up.co.jp/は
消えてるみたいなんで・・・

366 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/22 21:50 ID:4IsAd5mA
>365
そのURL、ネタで書かれた架空のやつでしょ・・・


367 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/22 23:52 ID:iKIwyqin
うぉ。上のURL、ネタだったのか・・信じちゃったじゃないか。。
ちょっとだけ画像が集まったから、UPりあってみたかったんだが。

しかし少ないね。エロ画像 _| ̄|○ミツカンネェヨ


368 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/24 01:27 ID:A5DHLlSV
合宿中の厨房って、さぞや溜まってるんだろうな・・・


369 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/24 06:25 ID:bkQXmbEg
氷帝軍団までやってきたしな・・・普通に桜乃タンも朋タンも芝タンもヤバイよ(;´Д`)ハァハァ

370 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/24 21:11 ID:l67gJ4Qp
なんのための合宿だよ(w

371 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/25 01:12 ID:qJp3wXtR
ナニのためw

372 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/25 19:48 ID:rFNfWBYB
位置危な?ageてみる

リンカーンみたいなの…は可哀相すぎるか
でも見たい…駄目?

373 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/25 22:04 ID:QE529r4O
氷帝ロクなのいないからな・・・桜乃タン達が可哀相だ(つД`)
辛うじて鳳くらいか、まともっぽいのは。

374 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/25 22:11 ID:EA/ANi69
氷帝かー。
「俺様のテクに酔いな」って感じですか。アヒャ

375 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/26 09:03 ID:+Vv2oACJ
前述の優紀ちゃん×タカさんにはげしくハァハァしてしまった。
書いてみたいなーとかうかつにもおもた

376 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/26 12:01 ID:H7+Hc069
優紀ちゃんカワイイよね。
以前、亜久津親子のキンシンソウカーンネタ考えて倫理的に挫折した。

377 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/26 12:01 ID:H7+Hc069
IDがシックスナインだった・・・

378 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/26 12:30 ID:/lxl17Z2
ゆっ優紀タンが攻めなんでつか?

379 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/26 20:35 ID:+Vv2oACJ
優紀タンが攻めなのはタカさんには攻められるだけの甲斐性がない
かもなーとかおもったからですw

個人的には筆卸をしてもらう僕ちゃんな話がいいな

380 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/29 03:08 ID:vRMoKI1c
保守

381 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/29 16:25 ID:uzb/dtYg
>379
やっぱラケットを持ってるか持ってないかによって
展開はかわってくるんだろうか
つー訳で375に期待揚げ

382 名前:名無しさん@ピンキー :03/11/30 15:45 ID:Pp35saUN
汗と涙の女の子キャラは
なしでしょうか・・・。

383 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/01 00:40 ID:fOoiHido
テニスは激弱だけど、美人でセクシーなテニス少女を相手にリョーマならどうする?

384 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/01 01:32 ID:M5ItqfLK
>382
早川楓×小鷹那美 とか?

385 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/01 01:36 ID:H5eGFiMf
>383
興味なし。
アヤツは外見的な魅力は重要じゃ無さそうだ。

386 名前:382 :03/12/02 00:21 ID:jUrtq6yy
>384
それもいい!
他の男子キャラでもいいわけだが。
漏れが書けそうなのは観月巴とかそんなん。
OKならいつかやらかしたいが・・・。

387 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/03 01:00 ID:oPuHRTOC
>382
エロ同人作家の友人が汁涙1の女主人公萌えで
先輩にアタシの処女ageますネタを考えていたんだが
本を出すまでには至らなかったらしい

388 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/03 05:17 ID:2ZvWKNiy
1の女主人公とか朋ちゃんなら、思いつめるとageそうだ(;´Д`)ハァハァ
桜乃はやりそうにないが……。

>386
待ってる

389 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/03 16:30 ID:dsGfT+aS
2の女主人公は天然度の高い野生児って設定だから、
けっこう平気で健康な男子中学生諸君wの前でも着替えとかしてそうなところが(;´Д`)ハァハァ
部活のあとでも、「すみませーん、シャワー、お先に使いますねー」とかねw

で、つるんぺたんだったその肢体がだんだん女の子っぽくなっていくに従って…。




390 名前:382 :03/12/04 01:44 ID:URxjxWMk
大丈夫そうなのでやってみる。
付いてきてくれ。

391 名前:観月×巴 :03/12/04 01:49 ID:URxjxWMk
「高校生になるまで、待っていますよ。」

観月はじめが中学卒業と同時に付き合い始めた他校生の赤月 巴に
そう言ったのは、16歳の観月の誕生日だった。
 寮の部屋で、初めてキスをして抱きしめた彼女は恥ずかしそうに
しながらも、背中に手を回して抱きしめ返してくれた。柔らかくて暖かい
身体を自分だけのものにしたいと思った。その気持ちを抑えて、言ったのだ。
「君が高校生になるまで、そういうことはしません。約束です。」
 巴はきょとんと不思議そうな顔をした。あどけない顔が、まだまだ子ども。
かわいくて仕方がないがだからこそ、大切にしたい。
「いいですね?」
「どうしてですか?あたしじゃ・・・その、そういう気にはなりませんか?」
 恥ずかしそうに、だが切羽詰ったように言う巴に、観月はくらくらしたが
勤めて紳士的に微笑んだ。
「そういうわけじゃありませんよ。君以外抱きたいとは思いません。」
「じゃ、どうして・・・」
 

392 名前:観月×巴 :03/12/04 01:50 ID:URxjxWMk
次の言葉をふさぐようにキスをした。2度目のキスはさっきのキスより深く。
「君が大事だからですよ。せめて、中学くらいは卒業してからにしてほしいんです。これは僕の我がままですよ。」
 巴はまだ納得していないのか、複雑そうな表情をしている。
「まだ納得できませんか?」
「納得っていうか・・・観月さん、それでいいんですか?」
「ええ。もちろんです。」
 無論、出来るなら今すぐ巴を自分のものにしたい。しかし、今まで溜め
に溜めた自分の中のモラルがそれを邪魔する。ただのテニス馬鹿なら、
間違いなく自分の感情に流されているだろうに。
 巴は、考えながら上目遣いに観月を見た。観月を一撃で撃沈するアングルだ。
「だって、あたしが中学卒業する頃には、観月さん高校3年ですよ?
それまで・・・その・・・経験がないっていうのは、その、男社会で大丈夫
なのかなって。」
「君はそういうよけいな事を考えなくてもいいんですっ」
 ベストアングルで流れてくるのは余計なお世話。観月は、確かに童貞だった。

 

393 名前:観月×巴 :03/12/04 01:52 ID:URxjxWMk
 それから1年半。巴とは極めて清い付き合いを続けていた。そう言う雰囲気に
なるのは一度や二度ではなかったが、それでもなんとか持ちこたえた。主に観月が。
しかし、時には巴も物足りなさそうな顔をすることもあり、いよいよこの誓いも
破られるかという矢先。

「観月さん観月さんっ!!」
「うわ、どっから来てるんですっ!?ココ3階ですよっ!!」
 巴は観月の寮の部屋の窓から顔を見せていた。
「そこの木から登ってきたんです。それよりそれより!!」
「なんです。何かあったんですか?」
 巴を部屋に上げてそう尋ねると、巴は大きな瞳をきらきらさせながら言った。
「受かったんですよ!ルドルフの高等部!テニスのミクスドで全国大会に行った
のが認められて、特待生枠に入ったんです!!今日合格発表だったんですよ!」
「本当ですか?おめでとうございます!」


394 名前:観月×巴 :03/12/04 01:53 ID:URxjxWMk
素直に驚き、喜んでから眉を潜める観月。
「どうかしました?」
「君、いつ特待生枠の願書なんか出したんです?僕は知りませんよ。」
「あ。えーと、驚かせようと思って。受かると思ってなかったですし。」
「なんですか。せっかく今まで勉強を教えてあげていたのに、結局はテニスですか。」
「でも、テニスも観月さんが教えてくれているから、結局は同じですよね?」
 悪びれもなく無邪気に言われて、観月はそれ以上嫌味を言う気をなくした。
「本当にしょうがないですね。まぁ、おめでたいことですし、良しとしましょう。
 ―――よく頑張りましたね。おめでとうございます。」
「・・・ありがとうございます!観月さんに褒めてもらうのが、一番嬉しいです!」
 心からの笑顔に、観月も満足する。


395 名前:観月×巴 :03/12/04 01:55 ID:URxjxWMk
「・・・来年から、同じ学校ですね。一年間しか一緒に居られませんけど。」
「そうですね。・・・楽しみです。」
 言って巴の額に唇を落とす。視線が合うと、巴は恥ずかしそうにうつむいた。
かわいいな、と思いながらその様子を見つめていると、巴はいつもと違う細い声で
呟いた。
「あの・・・来年から、あたし高校生です。」
「そうですね。」
「・・・ちょっと・・・早いかもしれないですけど、でも、約束、もういいんじゃ
ないですか・・・?」
 どきりとした。それは―――


396 名前:観月×巴 :03/12/04 01:57 ID:URxjxWMk
「巴くん・・・?」
「あ、あの。あたし別に興味本位とか、そんなんじゃなくて!
は、はしたないかもって、思いますけど!でも!」
 巴は真っ赤になって涙目になりながら言った。
「あたし、観月さんのこと大好きです・・・!だから・・・」
 観月は皆まで言わさず巴を抱きしめた。巴の仕草に、言葉に、体中が心臓に
なったかのように脈打った。
「巴君・・・。」
「あの、だから!だから・・・んっ」
 観月は深く口付け、そのまま巴をベッドに運んだ。
「知りませんよ。そんな事言って挑発して。いまさら止めたい、なんて言っても
通じませんよ?」
「思いませんよ!そんなこと!」
 観月は真っ赤になってそう言う巴に、再びキスをした。


397 名前:観月×巴 :03/12/04 02:00 ID:URxjxWMk
「あたし、本当に観月さんのこと大好きです。だから、思いません。そんなこと。」
 胸の辺りが、じんわりと暖かくなってくる。目の前の少女が、愛しくてたまらない。
「・・・大好きですよ。僕も。巴君が好きです。とても、大切にしたいと思っています。」
 ぎゅっと巴を抱きしめる。今まで、うかつに触れるとたがが外れると思い、触れることも
満足にできなかった。今はもう、たがなどどこかへ吹っ飛んでしまった。何度も唇に口付ける。
舌を差し込むと、怯えて怯むがそれでもゆっくりと応え始める。巴の頭の中が真っ白になり、
観月がキスに酔いしれる。口付けている間に、巴のニットの中に手をさしこむ。
すぐに柔らかな胸に到達し、不器用にブラのホックをはずしにかかる。


398 名前:382 :03/12/04 02:02 ID:URxjxWMk
眠いのでエロはまた明日・・・。

399 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/04 18:52 ID:24t3PeiG
キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!
382タン乙です!続き楽しみにしてまつ(*´Д`) ハァハァ


20.5…リョーマの好みのタイプがポニーテールって……
三つ編みじゃないのかyo…  これも設定返しか…?

400 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/04 19:43 ID:42bwmAo4
同じ竜崎でもスミレの方なのか・・・>リョーマの好み

401 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/04 21:08 ID:PmmTokjq
>382
乙!!

ポニーテールってマジ?
……リョ那美(;´Д`)ハァハァ

402 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/05 17:22 ID:sy5kQ85x
>>382
>「だって、あたしが中学卒業する頃には、観月さん高校3年ですよ?
>それまで・・・その・・・経験がないっていうのは、その、男社会で大丈夫
>なのかなって。」
ワラタ。ほんとにこういうこと言いそうな感じだもんな、巴くんは。
こういう娘っ子が恋を知って恋を成就させて、どんな風になっていくのか、
もう…(;´Д`)ハァハァ


403 名前:382 :03/12/05 21:27 ID:RaJxoy2U
ごめん。寝てた。
今晩はがんまりまつ。

404 名前:観月 :03/12/05 21:29 ID:RaJxoy2U
「ん・・・観月さん。自分でやりますよ・・・?」
「黙って・・・。こういうことは全部男に任せるものですよ。」
 たぶん。経験がないので分からないが。しかし、自分の理想の運びでは
そうするものだと思っている。なんとかホックをはずし、柔らかな胸に触れる。
まだ成長途中のはずなのに、十分な膨らみがあった。触れると同時に、巴の身体が
わずかに震えた。
「・・・恐いですか?」
「い、いいえ。観月さん、優しいですから・・・。だから、恐くないです。」


405 名前:観月 :03/12/05 21:31 ID:RaJxoy2U
震えながらも健気にそう答える巴に、一層愛しさを募らせて、観月は巴の胸に
キスを落とす。何度も胸に赤いしるしをつけ、頂を口に含む。甘噛みし、舌で転がし、
きつく吸う。
観月はその度震える巴が愛しくてならない。息が上がり、瞳に涙を溜めながら巴が
観月を見つめる。
「ん・・・観月さん・・・なんか、へん、な感じがする・・・。」
「そうですか?」
「・・・キスのほうが好きです。」


406 名前:観月×巴 :03/12/05 21:33 ID:RaJxoy2U
観月は苦笑しながらも巴にキスをする。満足そうにうっとりとした巴を見るのが
好きだった。
「すぐに、これも気持ちよくなりますよ。」
「ほんとに?」
「・・・多分、ね。」
 断言できるほどの自信は持ち合わせていなかった。とにかく作業に没頭したい。
観月はそう思った。
 唇は頂を加え、もう片方の頂は指で摘まんだり揉みしだいたりした。
 やわらかい・・・。
 観月はうっとりとしながらそれをむさぼった。余った手を、下半身にやる。
いつも短いと注意しているスカートの中へ手を差し入れる。
「は・・・。観月さ・・・」


407 名前:観月×巴 :03/12/05 21:35 ID:RaJxoy2U
下着に触れる。よくわからなかった。濡れているかも良く分からない。下着に手を
入れると、今までにないほど巴の身体が震えた。
「あ、あのっ観月さん・・・!」
「黙って。」
 優しく言って、唇で唇をふさいだ。下着の中に入れた手は、かすかだが濡れている事を
観月に教えた。指でいじると、更に蜜があふれる。ぞくぞくと下半身から快感が
駆け上がってくる。ショーツを下ろして、下半身に顔を埋めた。途端に巴の身体が
暴れ出す。


408 名前:観月×巴 :03/12/05 21:36 ID:RaJxoy2U
「や・・・やだ!観月さん!何・・・!?」
「大丈夫ですよ。これは痛くなんてありませんから。」
「そうじゃなくて、はずかし・・・!」
「恥ずかしい?君は綺麗ですよ。とても。恥ずかしがってる君も可愛くて好きですが。」
 その台詞に真っ赤になった巴を横目で見つつ、蜜を舐め始める。すぐに巴の身体が
小刻みに震え始めた。構うことなく、蜜を舐め続ける。
「は・・・っみづき・・・さ・・・」


409 名前:観月×巴 :03/12/05 21:37 ID:RaJxoy2U
「はじめ、と呼んでくれますか?」
 舌を動かすのを止めて、観月は巴を見つめた。
「は、じめさん・・・?」
「そう、はじめ。」
 にっこりと微笑んで、また作業に戻る。蜜は、溢れ続ける。ぴちゃぴちゃと
わざと音をたてて舐め、吸う。確実に、観月の行為は巴の中で快楽に変わりつつあった。
「ぅっ・・・はじめさ・・・!」
「あまり、大きな声は出さない方がいいですよ。寮には他に人がいますから。」
「・・・!」
 巴は慌てて口に手をあてた。押し殺す声すら、色っぽく聞こえる。舌だけでは
飽き足らず、指を入れてみる。


410 名前:観月×巴 :03/12/05 21:40 ID:RaJxoy2U
「った・・・!」
「す、すみません!」
 初めて苦痛らしきものを表情にだされて、慌てて指を引き抜く観月。
「あ・・・あたしこそ、すいません。続けてください・・・」
「だ、大丈夫なんですか?痛くはありませんでしたか?」
 巴は困った表情をした。
「ちょっとだけ・・・。でも、大丈夫ですよ。心配しないでください。」
 大丈夫。そう、大丈夫なはずなのだ。まだ指だ。自分のモノがそう大きくはない
とはいえ、指よりは大きいものがまだ待ち受けているのだ。大丈夫でなければ困る。
それでも観月は先程より慎重に指を入れる。また、痛そうな顔をする巴。
「あ・・・ぅ・・・」
「本当に、大丈夫ですか?」
「だ、だいじょうぶです・・・」


411 名前:観月×巴 :03/12/05 21:43 ID:RaJxoy2U
指を動かすと、また痛そうな顔をする。自分のやり方が悪いのだろうかと罪悪感さえ
沸いてくる。やはり、まだ早すぎたのだろうか?指は一本だけなのに、きつく、柔らかく
吸い付いてくる。動かすたびに、蜜が淫靡な音を立てて観月を誘惑する。そのうち、
蜜が溢れてくるのに気付いた。
「あ・・・はじめさ・・・」
「痛く、なくなりましたか?」
「は、はい。もう・・・」
 むしろ気持ち良さそうに身をよじらせる巴を見て、もう一本、指を増やしてみる。
しばらく動かして、大丈夫そうだったのでもう一本入れると、巴の身体が大きく震えた。
「んっ・・・!は・・・っ」
「可愛いですよ。巴くん。とても可愛いです・・・。」


412 名前:観月×巴 :03/12/05 21:46 ID:RaJxoy2U
観月もうっとりと巴の姿に魅入る。下半身に血が流れ、脈打つのを感じる。
ぐちゅぐちゅと密壷をかき回すと、巴は指をきつく締め上げて、一層高い声を上げた。
「あぁ・・・!みづきさんっ・・・!」
 きゅっと抱きついてくる巴の中から、観月は指を引き抜いた。
「?みづきさん・・・?」
「はじめと呼びなさいといったでしょう?・・・もう、これだけじゃ僕も我慢
できないんです。」
 そう言って、巴の密壷に膨張した自分を押し当てる。
「これは、さっきより・・・大分痛いと思いますけど、我慢してくださいね。」
「は・・・はい。・・・はじめさん。」
 巴は腕を観月の背中に回して、耳元で呟いた。
「大好きです。はじめさんのこと、ほんとに好きです。・・・優しくしてくださいね?」
 ちゅっと観月に触れるだけのキスをして、恥ずかしそうに巴は微笑んだ。


413 名前:観月×巴 :03/12/05 21:49 ID:RaJxoy2U
愛しさに目がくらくらする。心臓の音が早すぎて、他の音が聞こえない。
 観月は巴の唇を食らうようにキスをした。今までないくらいに激しく、そして甘く。
「は・・・。巴くん。いきますよっ・・・!」
「はいっ・・・」
 観月が巴の中にほんの少し入る。巴が痛みに顔をしかめた。
「った・・・!!」
「大丈夫ですから、我慢してください。」
 ずぶずぶと入る。巴は悲鳴を上げる事だけはしなかったが、それでも痛みに涙を
流した。その様子を見て、罪悪感に駆られる一方、その痛みを与えているのが自分で、
その表情を知っているのも自分だけだという独占欲が満たされていき、興奮していくのを
自覚した。自分を包む巴の中は、きつくて気持ちがいい。あっという間に達しそうになり、
しばらくは動かずに巴を抱きしめた。


414 名前:観月×巴 :03/12/05 21:54 ID:RaJxoy2U
「まだ、痛いですか・・・?」
 巴はこくりと頷いた。観月は困った顔をした。
「もしかしたら、今日はずっと痛いままかもしれませんが、僕の事、嫌いにならないで
下さないね・・・?」
「なりませんってば・・・そんなの・・・。」
 その言葉に優しく微笑んでキスを落とし、観月はゆっくりと動き出した。
「ん・・・!はじめさ・・・ん・・・!」
「巴くん・・・。」
 自分にきつく、やわらかくからみついてくる巴に、観月は自分ばかりがこんなに
気持ちが良くていいんだろうかとまで思った。できるなら、巴も気持ちよくなって
ほしかった。なるべく乱暴にならないようにゆっくりと動いているつもりだ。
しばらく、そうやって動いていると、わずかだが巴の表情は、苦痛の色よりも快楽の
色を示し始めた。


415 名前:観月×巴 :03/12/05 22:00 ID:RaJxoy2U
「あ・・・?はじめさ・・・?な・・・か、へんっ・・・!」
「気持ち良いんですか?」
 多少、驚きをもって巴の変化を見つめる。2人が繋がる場所からは、蜜が
流れ始めている。巴は僅かだが、腰を動かしていた。なんだか、頭の一部が真っ白に
なって、観月のことしか考えられなくなる。体の一部分だけが敏感になって、
そこしか感じられない。
「へん・・・!はじめさんっ・・・!なんかおかしい!へんですぅ・・・!」
「大丈夫ですよっ・・・。変なんかじゃないですから。僕も、とても気持ち良い
ですから・・・。」
「はじめさっ・・・はじめさんっ・・・!」
 ぎゅうっとしがみついてくる細い体を抱きしめ返しながら、徐々に観月は動きを
速く、激しくしていく。結合部からは、ぐちゅぐちゅと淫靡な水音がしているが、
2人はそんなことには気付かない。互いの身体を知ることに没頭していた。


416 名前:観月×巴 :03/12/05 22:05 ID:RaJxoy2U
「ひゃっ!はっ・・・ぁ!んんっ!やだぁっ・・・・!」
「かわいいですよ・・・。巴・・・っ。」
 すでに声を殺す事さえ忘れて、巴は観月を感じていた。観月から与えられる快楽に
酔いしれる。頭がぼうっとして、他の事が何も考えられなくなる。かすかな痛みさえ
快楽へと変換されていく。
「あ・・・!おかしくなるっ・・・!へんになりますっ!だめっ!!」
「僕も、もう我慢できそうにありません。・・・イきますよ・・・!」
 腰の動きを更に早くし、巴の奥へとこすりつける。巴がそれに呼応して、きつく観月を
締め付ける。
「あ、あっ!ああああんっ!!!」
「―――っ・・・!」


417 名前:観月×巴 :03/12/05 22:07 ID:RaJxoy2U

 いつかのため、そう思って用意していたゴムをつけていて、観月は安堵した。
生意気にも外だしにチャレンジしようとしていたら、あっさりそのチャレンジは
無駄になっていた事だろう。それくらい、初めての行為は観月にとって快楽だった。
巴にとってもそうであるといいのだが。
 隣でぐっすりと眠る巴を見つめて、幸せな気分になる。黒く長い髪に手をやっては
梳いてやる。
 かわいい・・・。もう絶対に手放せませんね・・・。
 ここまで溺れると、手放すことなど考えられない。一生、自分の隣でこうしていて
ほしいとさえ願ってしまう。観月は巴を抱き寄せて、触れるだけのキスをした。そのまま、
唇を耳元へ持っていく。


418 名前:観月×巴 :03/12/05 22:09 ID:RaJxoy2U
「愛してますよ。巴くん。・・・君が僕を好きな以上に、きっと僕は君が好きですよ。」
 言ってから、少し恥ずかしくなって観月は顔を赤らめた。すると、いつの間にか
起きていた巴と目が合った。真っ赤になる観月。
「・・・いつから起きていたんです。」
「頭を撫でて『愛してますよ。』辺りからです。」
「ほとんどじゃないですか。性格が悪いですよ。」
「観月さんのがうつったんですよ。それより。」
 何も身に付けないままで、巴は観月に腹這いになって乗った。その様は非常に扇情的で、
観月も一瞬目を奪われたが、身体よりも巴の言葉の方が気になった。
「それより?」


419 名前:観月×巴 :03/12/05 22:11 ID:RaJxoy2U
「そういうことは、ちゃんとあたしが起きてる時に言って下さいよ。」
 観月は、また顔を赤らめた。溜息を吐く。
「しょうがないですね。そんなに言って欲しいですか?」
「はい。観月さんになら、何度でも。」
 にっこりと無邪気に笑う巴を見て、なんとなく幸せな気分になる。が、このまま
やられっぱなしというのも癪だ。観月は巴の耳元に唇を寄せた。
「じゃあ・・・」
 きらきらした瞳で、次の言葉を待つ巴。犬のようだ。観月はんふ、と例の
意地悪い笑い方をして。

「もう一回、しませんか?」

END


420 名前:382 :03/12/05 22:36 ID:RaJxoy2U
意外に長かった・・・。
一時間くらいで書き上げたのに・・・。

>387
今すぐ出しなさいと伝えてください。

>20.5
ルドは観月のやりたい放題ですか。そうですか。
好みのタイプがあれで、良かったのか悪かったのか・・・。
下手なこと書かれて巴と絡ませにくくなるよりマシか。

いまさらだが観月巴プッシュ。

421 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/05 22:45 ID:885Xpm0M
>>382
Good Job!!観月モエー(*´д`)ハァハァ
汗と涙2やり直してきまつvv

422 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/05 22:58 ID:krjOXAsf
>>421
漏れも漏れも漏れもー。
観月はout of 眼中だったんだけど、頑張っておとしてみようって気になりました(;´Д`)ハァハァ


423 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/05 23:01 ID:thCx32Kg
キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
汗と涙1でしかテニプリ知らないけど、観月って萌えなのね(;´Д`)ハァハァ
>382タン乙でした!!

424 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/06 00:58 ID:XTnrFhtV
あーさんファンの自分には非常に(*´Д`) ハァハァものですた!
巴も可愛いし、観月巴にハマリそうでつ!!

425 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/06 02:47 ID:YCwX3BWv
20.5買いますた。
(*´Д`) ハァハァな人と。゚・(ノД`)・゚。な人がいるみたいだが
個人的にはウェイトレス優紀タンにハァハァ

426 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/07 00:21 ID:9R7JSyHR
忍足で誰か書いてくれないかな?


427 名前:[壁]*゚ー゚)ヒョッコリ :03/12/07 16:11 ID:PJB9fPAt
忍足さんせー!!!
ハァハァ(´Д`*)正座して待ちます!!
誰か書いてください…


428 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/07 16:32 ID:um+cQwoz
忍足×由美子とか見たい(*´Д`) ハァハァ

429 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/08 14:17 ID:+TiI3dIM

S&T2の 海堂 X 女主 のSS夜みたいっす!!

430 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/08 17:20 ID:Hhqxy8xb
ここは21禁だからな。

431 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/08 17:49 ID:PMyAhKU6
忍足見てみたいけど、ちょっとドリーム小説っぽい

432 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/09 19:15 ID:k2htxuF0
忍足X優紀ちゃんが見たい!!!
(*´Д`) ハァハァ
漏れも正座して待ちます!!

433 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/09 23:45 ID:4d7nR4PP
age

434 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/10 01:02 ID:25Ukn4lk
http://do.halhal.net/~mods/

435 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/10 01:51 ID:ek+fIxgo
>>429
あっちのスレで投下しようかなーと言ってる神候補がいたよね
執筆中であることを祈ろう・・・

436 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/10 20:59 ID:IqwEROzm
あっちってどっち?

俺は千石×優紀ちゃんが見たい

437 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/10 23:11 ID:e27hJfF/
色々と需要はあるのに供給がないよな…。このスレ。

438 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/10 23:45 ID:IqwEROzm
俺436だけど、IDエロでカコイイ?

>437
ネタが出来たら本にするっていう人もいるんじゃないか?

439 名前:382 :03/12/11 01:09 ID:kiY8CeRg
今、またも観月×巴執筆中。
長い・・・。

真田×原とどっちがいいものか。

440 名前:437 :03/12/11 01:46 ID:jOmuS2ot
>438
まぁ居るだろうね。あんま見掛けないけど。

>382タン
楽しみに待ってまつ!観月×巴萌えー。382タンにやられましたw

やっぱり基本は自給自足かな…。リョ桜、書いてみようかな…?

441 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/11 02:09 ID:F2eq9lWd
>436
ゲームのスレですよ

442 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/11 03:02 ID:RxtDku0c
>441
サンクスコ

443 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/11 05:17 ID:2RVHSelv
あっちの人ではないけど、海堂×巴で山小屋ネタ執筆中。
書き終わったら、投下しても良いでつかね?

444 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/11 10:52 ID:AEdaUyqj
最近はゲームキャラブームか・・・

こっそり優紀ちゃんネタ考えようかな。

445 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/11 11:13 ID:ULooOdMh
>>443
ぜひぜひ!
期待しておりますです。

446 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/11 15:51 ID:vZ5470Bo
>382タン
個人的に382タンの真田×原が滅茶苦茶読みたいです…!!
余裕があったらでいいので投下キボン。

ところで、ここでは橘兄×杏の需要ってあるんでしょうか…?

447 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/11 23:58 ID:o52+6x2M
俺にはサッパリわからん>ゲームキャラ

448 名前:382 :03/12/12 00:04 ID:omif2VeR
なんか大丈夫そうなので出来しだい投下。
まだ出来ない・・・。

>446
橘兄妹希望!!

>447
すまん。だが原作にはあまりに女子が少なすぎる。
スルーしてくれ。

449 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/12 00:37 ID:STbk8LqE
>>447
自分もだ!良かった仲間がいたw

コナミの商法が気に食わないんで、ゲームやってなくて全然分からない。
444タンの優紀ちゃんと446タンの橘兄妹が楽しみだ!(*´Д`) ハァハァ

450 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/12 03:05 ID:5tG/bjyV
自分もゲームわからん…。・゚・(ノД`)・゚・。
自分で書かないくせにこんなこと言うのも悪いんだが
桜乃タンが読みたい…

451 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/12 05:02 ID:Seq3iIr3
読めれば何でもいいです・・・
神が「需要ないのか(´・ω・`)ショボーン」となるのは嫌なので無節操に求めてみるw

452 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/12 05:31 ID:FU/6qFNo
テニプリの男女カプエロサーチとかあったらいいなー
冬ミケで絨毯爆撃したいんだがこのジャンルの人は
ジャプン系や男性向き以外で参加する人が多いみたいで
足で探さないとなかなか本がみつからない罠…

453 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/12 09:47 ID:Ae5JxdyP
原作に登場する女性キャラに好みのタイプがいない・゚・(ノД`)・゚・ので、
妄想力が介在する余地が大きい巴ちゃんや那美ちゃんイイ!
ぜひこのコたちの恋バナ、エロバナをお願いします(;´Д`)ハァハァ

454 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/12 12:20 ID:83HUtegd
あんまり行き過ぎると、ドリになる悪寒・・・

455 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/12 15:18 ID:KL7B61Qp
ひっそりと
跡部×杏と、不二×那美か菊丸×那美きぼんと言ってみる。

後ろ2つはゲームキャラで分かんない人ごめんね。・゚・(ノД`)・゚・。
この3カプ好きなんだよ…。
もちろんリョ桜も好きだが。

456 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/12 20:29 ID:crL24+pE
>455
そういや今まで跡部×杏って出てないよな。誰かキボンヌしたっけ?
自分も跡部×杏、かなり好きなんで読みたい。

自分のエロ妄想を文章にする力があればいいのに…。

457 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/12 21:28 ID:GCgqIO8P
そういや私も跡杏の書きかけがあるんだが、前振りで力尽きて、エロまで突入してない・・・
エロ書くのむずかしいよね。

458 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/12 22:03 ID:ewxHYOoG
>457
自分も書きかけ。
エロまでの前振りが長いとウザイし、でも無いと萌えられないし……。
エロと萌えを両立させるのが難しい。・゚・(ノД`)・゚・

459 名前:382 :03/12/13 11:41 ID:x1JBZkEX
いきまつ。
長いので申し訳ない。

460 名前:観月×巴そのA :03/12/13 11:43 ID:x1JBZkEX
観月と恋人になって、もう3回目のクリスマス。恋人になる前を入れると4回目だ。
もうプレゼントの案も尽き果てて、巴はどうしようかと頭を悩ませている。
あたしがプレゼントです♪
そういうのも考えなかったわけじゃないけれど。むしろそっちの方が悦ぶのかも
しれないけれど。

女は記念に残る物をあげたいのだ。


461 名前:観月×巴そのA :03/12/13 11:45 ID:x1JBZkEX
「どうしたんです?いつもよりタイムが伸びませんね。」
「そ、そおですか?」
 部活中、何故か受験生である観月が巴のマラソンに参加して、こう言った。
いつもは陸上部から誘いがくるほどの見事な走りをみせる巴が、今日はいまいち
奮わないのだ。
「フォームもいつもより悪いですよ。何かあったんですか?」
「い、いえ別に・・・。それより観月さん、勉強しなくてもいいんですか?
もう12月なのに・・・。」
「いつも勉強ばかりでは身体に悪いですし、効率も悪いんですよ。それに、
今から急に勉強しなくても、僕は普段からちゃんと勉強していますから。」
 抜かりなく滑り止めを合格している者の余裕か。崖っぷちの受験生が全生命力を
かけて罵倒したくなる台詞をさらっと言う観月。
 いまいちその台詞に実感を伴わないのか、巴はへぇ、さすがですねなどと適当に
相槌を打つ。そういうおざなりな反応に目ざとく気付き、観月は眉を潜めた。
「本当に、どうかしたんですか?どこか具合でも悪いんですか?」


462 名前:382 :03/12/13 11:46 ID:x1JBZkEX
すまん。仕事に行って来る。

463 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/13 19:42 ID:CS5E8jNL
杏ちゃんキボンヌ

464 名前:観月×巴そのA :03/12/13 21:25 ID:13cl21j6
 また始まったよ。何気に無視されているが最初から居た部員たちがあさっての方を
向いた。観月はとにかく、巴には過保護だった。いや、正しく言うと巴だけでもない。
自分を慕ってついてくる者、特に年下には弱い。裕太なども数に入る。観月には年下の
兄弟がいないので、よけいに年下を気にかける傾向があるようだが、それが目立って
顕著なのが巴だった。
「大丈夫ですよ。ちょっと寝不足なだけです。心配しないで下さい。」
 案の定、大した事はなさそうだ。この年頃、無茶してゲームで徹夜なんてザラだ。
しかし、観月の追求は終わらない。
「なんで寝不足?何してたんですか。健康管理もアスリートの能力の一環だといつも
言っているでしょう。一日の練習量が減るだけで、一体世界中のプレイヤーから
どれだけの遅れをとると思っているんですか。」
 テニスのことになると、観月は途端に容赦がなくなる。それは、普段ベタ甘の巴に
対してもだ。巴は身体を小さくして、申し訳なさそうに言った。
「ごめんなさい・・・。以後気をつけます。」
 その様があまりに申し訳なさそうなので、観月は軽く溜息を吐いて小言を言うのを
止めた。止める事自体、巴にはまだまだ甘い。赤澤などは強くそう思った。(普段の犠牲者。)
「・・・気をつけて下さいね。寝不足はプレイ中の怪我にも繋がりますから。
・・・それで?一体何をしていて、寝るのが遅くなったんですか?」


465 名前:観月×巴そのA :03/12/13 21:27 ID:13cl21j6
 途端に巴の表情が強張った。
「え。あの、その・・・。ちょっと、私用で・・・。あの・・・。あ!金田さん!!練習試合
しましょ!試合!!観月さん、見ててくださいねー。」
 巴は明らかに不信な動きをして、金田を無理やりコートへと引きずり込んだ。
一人残される観月と、その様を遠巻きに見守り続ける部員たち。
「何なんですか・・・。一体。」



466 名前:観月×巴そのA :03/12/13 21:29 ID:13cl21j6
「巴くん、お疲れ様です。」
「あ、お疲れ様です。あの、あたしこれからちょっと寄る所があるんで、先に寮に
帰っててください。」
 部活も終わり、更衣室から出てきた巴を捕まえての会話。観月は巴を見て言った。
「それなら、僕も付き合いましょうか?この時間の一人歩きは危ないですよ。」
「大丈夫ですよ!いざとなったら走って逃げますから!」
「そう言う問題じゃ・・・。大体、いざということがあっては危ないと言ってるんですよ。」
「大丈夫ですってば!観月さんは部屋に戻って勉強しててください!こうしている間に
も、受験生たちは偏差値を伸ばしてるんですよ?」
 観月の言い方を真似て、巴は根拠もなく自信満々で言った。
「しかし・・・。」
「じゃ、失礼しますね!お疲れ様ですっ!!」
 観月の台詞を皆まで聞かず、巴は走り去ってしまった。またも一人取り残される
観月。
「ほんとに、何なんですか・・・。」


467 名前:観月×巴そのA :03/12/13 21:30 ID:13cl21j6
「くすくす・・・。振られたね、観月。」
 いつの間にか、観月の隣には木更津がいた。憮然となる観月。
「失礼な事を言わないで下さい。僕は振られてなんていません。」
「クリスマスに一緒に過ごそうって誘うつもりだったんでしょ?」
「!!」
「あれ、図星?」
 実に可笑しそうにくすくすと笑う木更津に神経を逆なでされる観月。こめかみに
青筋が浮かぶ。勤めて冷静を装い、失敗して荒々しく問い掛ける。
「何か用ですか?」
「別に。巴ちゃんに挨拶しようと思ったら、先に帰られちゃっただけ。僕も振られた
くちかな?」
 別に全然残念そうもなく言う。
「ああ、そうですか。それじゃ、僕はこれで。」
「巴ちゃん、今日は何しに行くのかな・・・。」
 木更津に背を見せかけて、観月は動きを止めた。
「・・・何か知っているんですか?」
「別に、何も。ただ、3年も付き合ってると、あきないのかなーって。」
「・・・どういう意味です。」
「そのままの意味。」


468 名前:観月×巴そのA :03/12/13 21:33 ID:13cl21j6
 事もなく言われ、観月は言葉を失った。巴に限ってそんなことはあるはずはないが。
「浮気しているとでもいいたそうですね。」
「あれ、そう言う風に聞こえた?聞こえたならごめん。」
 その素直さが、観月の怒りに触れる。
「あまり根拠のないことを言うと、いくら僕が温和でも怒りますよ。」
「だからごめんって。」
「木更津くん・・・!」
「ああ、観月が怒った。僕はもう帰るや。じゃあね、巴ちゃんによろしく。」
 つかみどころもなく去ってしまった木更津に、心の中で罵詈雑言を並べ立てるが、
ほんの少し、彼の言った事が気になるのも事実。それだけ今日の巴は様子が
可笑しかったのだ。いつもなら帰りは一緒にいたがるし、買い物にも付き合って欲しい
とねだるくらいの甘えぶりなのに、今日に限ってついて来なくていいと言う。他の男などと
疑ってはいないが、何かあると考えるのが妥当だろう。
 観も蓋もない言い方だが、観月は心配性だった。



469 名前:観月×巴そのA :03/12/13 21:35 ID:13cl21j6
それから、巴は観月と一緒に帰らなくなった。夜はいつも遅くまで起きているよう
だし、このところプレイにも乱れが出ている。12月中は大きな試合がないが、このまま
ではいつか怪我をしてしまうのではないかと内心はらはらしていた。何をしているのかと
尋ねても、「ちょっと。大した事じゃないんです。」の一点張り。巴もなかなか
強情だった。
 10日後、ついに堪忍袋の緒が切れた観月が問いただそうと、部室でテーピングして
いる巴に近づこうとした。かすかに開いている部室のドアから、女の声と男の声が
聞こえる。近づいて中を覗くと、木更津と巴が抱き合っていた。しかも巴の方から腕を
回して。二人はなにかを親しげに話しているが、あまりの映像の衝撃のため観月には
言語として聞き取れなかった。


470 名前:観月×巴そのA :03/12/13 21:36 ID:13cl21j6
 まさか、巴くんが。木更津くんと。
 前々から、木更津は巴に気があるのではないかと気にかけていたが、まさか。
 怒りよりも驚きが、次に悲しみが観月を襲い、その場に踏み込んで修羅場を
やらかそうという気も起きずに、その場からよろよろと立ち去った。

 さて、巴と木更津は、その現場を観月に見られているとも知らずに、のん気に
行為を続行していた。
「動いちゃダメですよ?じっとしてて・・・。」
「巴ちゃん・・・。」
 木更津の背に回された巴の腕が、木更津の身体の線をなぞる。


471 名前:観月×巴そのA :03/12/13 21:39 ID:13cl21j6
「うーん。肩幅は・・・観月さんと同じくらい?腕の長さは不二さんのほうが近いの
かな?ねえ、木更津さんって、身長何センチでしたっけ?観月さんより3センチ高い
くらい?」
「・・・そうだね。それくらい。」
「やっぱり。ね、木更津さん。服何号の着てます?」
「・・・セーターでも編むの?」
 巴はぽっと顔を赤く染めて俯いた。抱きつかれたままでその様子は、木更津の目には
非常に可愛く映った。
「観月さんに・・・。その、クリスマスプレゼントで・・・。」
「ああ。そう。」
 予想された答えとはいえ、木更津はいささか落胆した。一瞬でも夢を見るのが
男としての性だ。木更津も例外ではない。
「それで?部員全員に抱きついて色々サイズをつぎはぎしてるわけ?」
 ちょっとした嫌味のつもりで言ったのだが、巴は大きな目を輝かせながら言った。
「はい!今のところ、赤澤さんと不二さんと野村さんのサイズを調べました!
でも一番近いのはやっぱり木更津さんですね。」


472 名前:観月×巴そのA :03/12/13 21:41 ID:13cl21j6
「・・・皆に抱きついたの?」
「?はい。」
 何か問題が?といった目で見つめてくる巴。大有りだよ。と答えたい木更津。
何より木更津が突っ込みたいのは、抱きついただけで観月とのサイズの近似が
分かる事だ。つまり、それは抱きつき慣れてるとか抱きしめられ慣れているとか、
どちらかはわからないがそういうことだ。
 木更津はそのどれにも触れず、そっと心の中に閉まっておき、代わりに別のことを
言った。
「観月には見られないようにしなよ。」
「はい!クリスマスまでの秘密にしたいんです!木更津さんも、言っちゃだめですよ?」
 そういうことが言いたいんじゃなくて。あの何気に独占大魔王・嫉妬の大神 
観月はじめにこのようなことがばれたら、自分も巴もどうなるかわかったものではない。
ばれた時のことを考えて、巴に抱きしめられながら青くなった。よもや、既に見られた
後とは思うまい。
「ほんとにばれないでね?」
 木更津は無意味に念を押した。



473 名前:観月×巴そのA :03/12/13 21:44 ID:13cl21j6
 巴のセーターが出来上がったのは、クリスマスの3日前だった。急いで作ったのだが、
手先が器用なこともあってかなかなかの仕上がりとなった。観月が好きな白色の毛糸で
あんだセーター。出来た時は深夜で、一人部屋で小躍りしたりした。
 どういう風に渡そう。観月さん喜んでくれるかな。
 そう思ってふと考えた。そういえばまだクリスマスの予定を聞いていなかったのでは
ないか。
 巴は慌てた。プレゼントに気をとられて、肝心の約束を取り付けていなかったのだ。
毎年一緒に過ごすので、つい失念してしまっていた。まだ、3日ある・・・!それまでに
観月に「クリスマス、空いていますか?」と聞けばいいのだ。簡単な話。明日の部活の
帰りにでも聞けばいいのだ。なにも言っては来ないが、観月だって予定は空けている
はず。そうたかをくくって、巴はセーターを抱きしめた。



474 名前:観月×巴そのA :03/12/13 21:47 ID:13cl21j6

「あれ?今日は観月さんは?」
 いつも何故かいる観月の姿を部活中見ることがなく、巴は裕太に尋ねた。
「ああ。最近、こないな。勉強忙しいのかな。」
 そういえば、最近セーターのことを気付かれたくないあまり、観月と一緒には
いなかった。最近部活に来ていなかったなんて、気付きもしなかった。そう思い返すと、
なんとなく巴は寂しくなってくる。もともと普段からべたべたしていたのだ。一緒に
いないという事実を改めて知ると、途端に恋しさが襲ってきた。
 観月さんに会いたいな・・・。
 巴は、部活を早々と終わらせて観月のいるであろう男子寮へと向かった。正面から
女子など入れてくれるわけもないので、いつも観月の部屋の窓の近くにある木を登って
行くのである。無論、登るたびに観月に小言を言われるのだが。今日もそうして木に
登ってみたが、観月の部屋はカーテンが掛かっており、鍵も閉められたままだった。
ということは、まだ寮に帰っていないということだろう。木から降りて、携帯に
電話をしてみる。しばらくして、留守番電話サービスに切り替わった。しかたがなく、
今日は巴は帰ることにした。明日。明日こそ会おうと心に決めて。



475 名前:観月×巴そのA :03/12/13 21:49 ID:13cl21j6
 次の日も、観月は部活にはやって来ずに、寮の部屋もカーテンがかかったままだった。
明日はクリスマス・イブで、二人で過ごしたい日なのだ。なのに、観月には会えないし、
約束さえも出来ていない。セーターは出来上がっても、着てくれるはずの大切な人が傍に
いない。巴は放課後、学校の校舎で観月を探して彷徨っている間にそう考えて、泣きそうに
なった。
「観月さん・・・。」
「あら、巴。」
 後ろから声をかけたのは、同じテニス部の早川 楓だった。
「楓ちゃん・・・。」
「あんた、こんなところで何やってるの?なにか落し物でもした?どん臭いわねぇ。」
「か・・・楓ちゃぁん・・・っ!」
 巴は早川に飛びついて泣き出した。焦る早川。
「な、何!?ちょっと、どうしたってのよ!?」
「み・・・観月さん知らない?」
 あうあうと泣きながら言う巴にとまどう早川。ハンカチを取り出して巴の涙をぬぐって
やる。


476 名前:観月×巴そのA :03/12/13 21:50 ID:13cl21j6
「観月さん?観月さんなら、さっき図書室からでるところをみたわよ。多分、もう
寮に帰るんじゃないかしら?ほら、泣くの止めなさいよ。みっともない。」
「ほ、ほんと!?ありがとう!!」
 ぱっと表情を変えたかと思うと、近くの窓の桟に足をかけて身を乗り出す。そこから
飛び降りる巴。それを見て顔面蒼白になる早川。
「ばかっ!!ここ3階・・・!!」
 慌てて窓から下を眺めると、直ぐ下には自転車置き場があり、自転車置き場の雨避けの
とたん屋根をべこべこいわせながら走り抜ける傷一つない巴の姿を見つけた。
 野生児とかどうとかのレベルをそろそろ超えたと早川は思った。



477 名前:観月×巴そのA :03/12/13 21:54 ID:13cl21j6
 観月は、帰ってきて寮の自室の電気をつけて、ぐったりした様子でべッドに座った。
最近、ストレスが溜まりやすい。勉強ごときでへばるのも格好が悪いと思いながら、
観月はそれだけが原因ではないことを知っていた。
 巴がいない。
 傍に巴がいないというだけで、これほど寂しいものだとは思わなかった。たかが2週間
一緒にいないだけ。たかが、一度くらいの浮気で。こんなにもイライラして、神経が
尖って、寂しくて哀しいなんて。あまつさえ、意図的に巴を避けている始末。格好悪いわ
情けないわ寂しいわで、観月はここ数日、すっかり参っていた。
 結局、クリスマスには2人で過ごせそうもないな。
 今年は、受験があるから大した事はできないと最初からわかってはいた。しかし、
この部屋で、巴が焼いたブッシュ・ド・ノエルを食べたり、プレゼントを交換したり、
一日を2人で過ごせれば十分だと思っていたのに。二人でいつもの様に抱きしめあって、
キスをして、暖かい一夜を過ごせたら、それで。
 それさえも、今年は叶いそうもない。なんとか、年を明けるまでには仲直りをしたい。
そして、センター受験が終わったらクリスマスの分も何か2人で楽しい事をしよう。
そうだ、それがいい。今のままの気持ちではいけない。木更津とのことは、もう今後は
そんな関係にならないように言い含めて。


478 名前:観月×巴そのA :03/12/13 21:56 ID:13cl21j6
 でも、もし巴が自分より木更津を選んだら?クリスマスを木更津と一緒に過ごしたら?
とてもそんなことには耐えられそうもなかった。巴が、自分以外の男と一緒にいるなど、
考えたくもない。観月は大きな溜息を吐いた。その時。
 こんこん。
 まだ開けられていないカーテンの向こう側から、なにか叩くような音がした。なじんだ
音。観月はまさかと思って、カーテンを開けた。
 巴がいた。慌てて窓を開ける観月。
「巴くん・・・!?」
「観月さんっ・・・!!」
 窓が開くなり、巴は観月の首に飛びついた。よろける観月。なんとかふんばって
支えた。
「巴くん・・・?どうしたんです?」
「ど、どうしたもこうしたもないですよ!!いつもどこにいたんですか!!
探してたんですよ!!ずっと!!」
 泣きながら言う巴に、面食らう観月。
「探していた?何か用ですか?」
「・・・あたし、何か悪い事しましたか?なんで部活に顔出してくれないんですか?
一緒に帰れないっていったのはあたしですけど、一緒にいたくないって、いったんじゃ
ないですからね!」
「巴くん・・・。」
「会えなくて、寂しかったんですから!声が聞けなくて、辛かったんですから・・・!
勝手にどっか行かないで下さい!!」
 自分の胸で泣きじゃくる巴が、たまらなく愛しかった。今自分も、同じ事を考えて
いたのだから。思わず巴を抱きしめる。半月ぶりの巴の感触。


479 名前:観月×巴そのA :03/12/13 21:58 ID:13cl21j6
「・・・すみません。少し、ショックなことがあって・・・。独りになりたかったんです。」
「・・・ショックな事?」
「・・・心当たりはありませんか?」
 遠まわしに、白状するよう揺さぶってみるが、巴は涙の溜まった大きな瞳を
きょとんとさせるだけだった。観月は溜息を吐いた。
「・・・この前、木更津くんと抱き合っていたでしょう。・・・どういうつもりなんです?」
 巴は、一瞬動きを止めて、次にああ!!と大きな声をだした。
「あ、あの。あれは・・・!別に抱き合ってるとかじゃなくて、あたしは抱きついてるって
自覚も今になるまでなくって・・・!て、それがショックなことですか?」
「あたりまえです。彼女が浮気をしていたら誰だってショックですよ。」
 巴はそう言った観月を見て、涙をひっこめて極上の笑みを見せた。
「・・・妬いてたんですか?観月さん。」
「・・・そんなんじゃありませんよ。ただ、どういうつもりか、きみの意図が
知りたかっただけです。」
 観月の台詞を幸せそうに聞きながら、巴は観月の胸に顔を埋めた。
「・・・あれは、訳があったんです。明日になったら話しますから。だから、心配
しないでください。」
「・・・明日になったら、教えてくれるんですね?」
「はい!」
「そうですか・・・。」
 観月は、なんだかほっとして巴の髪に顔を埋めた。


480 名前:観月×巴そのA :03/12/13 22:00 ID:13cl21j6
「観月さん、明日・・・。」
「ええ。一緒に過ごしましょう。・・・はじめからそのつもりだったんですし。」
 2人は顔を見あわせて笑った。それから、唇が触れるだけのキスをする。
一度離れて、今度は深く、甘く口付ける。お互いの息が切れるまで続き、離れると
観月が巴を姫抱きにしてベッドまで運んだ。
「観月さん・・・?」
「明日も一緒にいるんですから、今晩も一緒で構わないでしょう・・・?」



481 名前:観月×巴そのA :03/12/13 22:02 ID:13cl21j6

 ベッドにゆっくりと横たえて、もう一度口付ける観月。
「制服、ちゃんと脱ぎましょうね・・・。しわになりますから。」
「・・・電気、消してください・・・。」
 恥ずかしそうにいう巴。観月はんふ、と笑って大人しく電気を消した。
 巴のブレザーを脱がせ、ブラウスのボタンを一つずつはずしていく。観月は、
ゆっくりと手馴れた様子でそれを行いながら、巴の頬に、唇に、額に、首筋に、
耳たぶに、胸元に無数のキスを降らせた。あっという間に、巴を生まれたままの姿に
すると、自分もブレザーを脱ぎ、胸元のネクタイを取り払った。巴が、気を利かせて
シャツのボタンをはずしていく。それは巴に任せて、観月は巴の身体に触れていった。
肩や、胸、腰。細く、柔らかな感触が手のひらから伝わってくる。2週間ぶりのことで、
観月はそれだけで興奮する自分を自覚した。


482 名前:観月×巴そのA :03/12/13 22:04 ID:13cl21j6
 お互いが裸になり、抱きしめあってキスをした。いつもは照れてされるがままの
巴も、今日は積極的にキスに応じる。それだけで、観月は下半身がしびれるのを感じた。
巴の薄い茂みへ手を伸ばす。すでにそこは濡れていた。指で辿って、そこをいじると
巴が切ない溜息を漏らす。小さく震える身体。構わず、そこをかき回すと、その震えは
ますます大きくなり、巴は声を小さく上げた。
「あぁ・・・。観月さん・・・っ」
「巴くん・・・。いつもより、興奮してるんですか?」
 観月の質問に、顔を赤らめる巴。瞳には快楽の涙が浮かんで、観月を誘う。
「だって・・・2週間も一緒じゃなかったから・・・。観月さんだって・・・」
 巴は、そっと観月の興奮したものを握った。びくりと身体を震わせた事に、少々
気恥ずかしさを感じて赤くなる観月。
「ええ。僕も2週間も巴くんを抱けなくて、寂しかったですから。・・・興奮もしますよ。」
 言って巴に口づけた。激しく絡み合って、息があがった。


483 名前:観月×巴そのA :03/12/13 22:07 ID:13cl21j6
「ん・・・。そのまま、握っててもらえますか?気持ちいい・・・」
「え・・・。はい・・・。」
 いつもはそんな直接的な表現を使わない観月がそんなことを言うとは。巴は、
言われるままにそれを少し強く、痛くない程度で握った。観月が恍惚とした表情に
なる。この表情を見ると、巴はなんでもやってあげようという気になるのだ。巴は
観月の足の間へ身体を入れた。巴の意図に気付いて焦る観月。
「と、巴くん・・・!君はそんなことしなくても・・・!」
「いいんです。・・・あたしが、したいんです。観月さんを気持ちよくしたい。」
 足の間から上目遣いにそんなことを言われて、観月だって嬉しくないわけがなかった。
しかし、巴にそういうことをさせるのはあまりいい気分では・・・いや、気持ちはいいのだが、
罪悪感があるというか・・・。普段が保護者のポジションにいるので、なんとなく気が
引ける。
「巴くん・・・。でも、あまり好きじゃないでしょう?無理してやることないんですよ?」
「大丈夫です。・・・今日は、観月さんに何でもしてあげたいんです。」
 観月は、あまりの巴の健気さに思わず抱きしめた。耳元で囁く。
「そんなこと言って・・・。後で後悔してもしりませんよ・・・?」
「・・・後悔、させてくださいね?」


484 名前:観月×巴そのA :03/12/13 22:09 ID:13cl21j6
 巴はくすくすと笑って、再び観月のそれに顔を寄せた。すでに立ち上がっている
それに優しくキスを落としていく。たったそれだけの行為に、観月は興奮していく
のを感じた。優しい、柔らかい感触が快感とともに下半身から伝わってくる。
 手を添えて、舐めてみる。徐々に大胆に、繊細にそれをつたう巴の舌。そのうち、
巴は観月の膨張したそれを口に含んでみた。口の中でそれを舐める。観月の息が
あがるのを頭上で感じた。嬉しくなって、口の中で転がしたり、甘噛みしたりすると
ますます観月は声にならない悲鳴をあげた。
「・・・っ!!」
「ん。んぅ。ちゅ・・・。観月さん・・・。気持ちいい?」
 観月は、何も言わず巴の頭を撫でるだけだった。それを肯定と受け取った巴は、
ますます激しく観月のものを愛撫した。先を口の中で転がし、指は袋をいじる。
観月の息遣いがまた荒くなった。くちゅくちゅと、観月の先走った汁と巴の唾液が
交じり合う音が部屋に響く。観月は、自分のものを激しくしゃぶる巴の姿を見て、
さらに欲情した。心理的にも、身体的にも限界が近い。下半身からぞくぞくと射精感が
こみ上げてくる。何とかこらえて、巴の頭を動かす。
「む・・・。ん、ちゅうっ。は・・・。」
「も、巴く・・・。い、いいですから。もう・・・。」
 巴は一度大きく先端を吸って、観月のそれから唇を離して上目遣いに観月を見た。


485 名前:観月×巴そのA :03/12/13 22:10 ID:13cl21j6
「観月さん・・・?」
「このままイクのは、勿体無いですからね・・・。」
 観月は巴をベッドに押し倒した。巴の密壷に、ためらいなく指を入れた。
「あっ・・・!?や、観月さん・・・っ!?」
「んふ。もうこんなになってますよ。僕のを舐めてて感じたんですか?」
 一転して意地悪な事を言う観月を、恥ずかしげに睨む巴。
「観月さんのばかぁ・・・。意地悪っ・・・。」
「君には優しくしてますよ。特別に、ね。」
 入れた指を激しく動かす。ぐちゅぐちゅと淫靡な音が部屋中に響く。巴は身体を
震わせて、指に熱く、柔らかく絡み付いてくる。
「はっ!ああんっ観月さん・・・!も、やぁ・・・。だめ・・・。」
「僕も、もう我慢できそうにないですね・・・。いれますよ。」
 指を引き抜き、膨張したそれを蜜にこすりつける。
「や・・・はやく・・・」
「正直ですね。・・・かわいいですよ。ごほうびです。」
 言って張り詰めた欲望を巴の中に突き入れる。激しい快感が下半身から脳髄に
届き、巴は一際高い喘ぎ声を出した。


486 名前:観月×巴そのA :03/12/13 22:13 ID:13cl21j6
「ああんっ!!みづきさぁん・・・!!ひゃ・・・」
「んッ・・・!熱くて・・・とろとろですよ。君のナカ・・・。すごく、気持ち良いです。」
「あ、あたしもっ!・・・あたしも、気持ちいいですぅ・・・!みづきさん・・・おっきくて、
あつくて、奥まで・・・あぁ!!」
 巴がますます愛しくなって、激しく腰を動かす観月。お互いが気持ちよくなっている
事実が、精神的な快楽を与えた。下半身は、巴がきつく締め上げる快感にしびれていて、
観月は巴以外のことを考えられなくなっていた。
 もっと深く、巴と愛し合いたい。
 感情は行動となって、さらに激しく巴を突き上げる。軋むベッド。白い肢体をくねらせて、
巴は観月を受け入れた。
「あああっ!!みづきさ・・・もっとっ!や、優しくしてッ・・・!こんなじゃ、も・・・
我慢できないっ・・・!」
「っ・・・、しなくて、いいですよ。イッってもいいです。―――僕も保ちそうに
ありませんし。」
 そう言って、観月は巴をかき抱く。観月の頭に必死にしがみついて、声を上げる巴。
己の中の観月をきつく締め上げる。2人とも、限界が近かった。
「は、み、づきさぁんっ!!あんっ!あっ・・・!」
「巴っ・・・!も、イきますよっ・・・!」
 観月は先端を巴の最奥へと突き入れた。巴は白い首筋を見せて仰け反る。観月を
締め上げ、観月もその快楽に耐えることなく精を放った。
「あああああぁんっ!!」
「―――っく・・・!!」


487 名前:観月×巴そのA :03/12/13 22:14 ID:13cl21j6

 しばらく、その状態のままだきあって余韻に浸る観月と巴。息が上がってぐったりと
している巴にキスをして、観月はさらに巴を抱き寄せた。
「・・・久しぶりで気持ちがよかったですよ。巴くんは?」
 恥ずかしい質問になかなか答えられず、巴は顔を赤くするばかりで何も言わない。
まだ疲れて声がでないのかもしれないが。
「ん?気持ちよくなかった?」
「―――気持ち良かったです・・・。」
 どこかすねたようにいう巴が可愛くて、観月は微笑んだ。
「まだ、僕の事気持ちよくしたいって、思ってくれてますか?」
「・・・?はい・・・。観月さんが気持ちいい顔してるの、すごく好きです・・・。」
 じゃあ、と言って巴の耳元に唇を寄せる観月。
「僕ね、君と朝までしたいんですけど・・・大丈夫ですか?」



488 名前:観月×巴そのA :03/12/13 22:15 ID:13cl21j6
 観月さんは、けっこうやらしい。何というんだっけ、こういうの。そう、むっつりだ。
目が覚めて巴はそんなことを思った。明け方まで良いようにされていた体は未だに
火照って、触られでもしたらまた感じてしまいそうだ。恨めしげに間近で眠る観月を
睨む。
「動けなかったら、今日の練習どうする気なんですか。」
「そういえば、早朝ランニングしそこねましたね。」
 眠っていると思っていた観月が返事をして、巴は驚いた。
「起きてたんですか?」
「今起きました。・・・まぁ、一晩中運動してたわけですから、ランニングには目を
瞑りましょうか。」
 笑って巴を抱き寄せる。頬を膨らませる巴。
「いつもは使う筋肉が違うとか言って、代わりに夜に走らせるくせに。」
「今日の夜なんかに走ったら、明日は本当に動けませんよ?・・・今日は一緒に過ごすと
いう約束を忘れてたわけではないでしょう?」
 言われて巴は青くなった。
「こ、今晩もですか?」
「んふ。当然です。恋人同士がクリスマスに一晩過ごすのは当然だと思いませんか?」
 有無を言わせない笑顔で言われて、巴は黙るしかなかった。


489 名前:観月×巴そのA :03/12/13 22:17 ID:13cl21j6
「じゃあ、今日は今から起きて、練習をして、午後からまた部屋に戻ってきて
クリスマスパーティでもしましょうか。」
 テニスばかめ。今日一日くらい休んで、こうやってベッドの中でゆっくりできない
のか。心の中で毒づきながら巴は観月に声をかけた。
「あの。」
「なんです?」
「あたし、ケーキ焼きます。もう準備してあるんですよ。あと焼くだけなんです。」
 観月はにっこりと優しく笑った。巴は、胸がきゅうっとなるのを感じた。
「そうですか。楽しみですね。」
「それとね、他にも色々作ったんです。」
 真っ白いセーター。一生懸命作った。観月さんに誤解されるくらい。
「そうなんですか?何でしょうね。」
「それと。約束。あたしの話、ちゃんと聞いてくださいね?」
 どんな気持ちで編んだか。どれだけ必死になって、皆に協力してもらったか。
貴方のことがどんなに好きなのか。
 ちゃんと、聞いて下さいね?

END



490 名前:観月×巴そのAおまけ :03/12/13 22:19 ID:13cl21j6
「馬鹿ですか。」
 一言で切り捨てた。ショックな顔をする巴。
「ひっどーーい!!何ですか馬鹿って!「馬鹿ですか」ってなんですかーー!!」
 怒り狂いながらもきっちり声真似をする巴。騒ぐ巴に眉をしかめる観月。溜息を
吐いた。
「別に、君の気持ちを馬鹿だとか言ったわけじゃありません。むしろ嬉しくて・・・
いえ、それよりも僕が言いたいのはですね。」
 先程感激して受け取った白いセーターを見つめる。なかなかの出来だ。性格のわりに
家庭的なのだ。
「サイズなんて僕に聞けばいいじゃないですか。」
「それじゃセーターあげるってバレバレですよ。驚かすのがプレゼントの醍醐味じゃ
ないですか。」
「そこが馬鹿なんです。それに、市販のMサイズの型紙買ってきたら良かったじゃ
ないですか。僕は市販のもので十分な体なんですから。」
「あ。・・・そっか。」
 観月は、あの半月の心配や悲しみや憤りはなんだったんだ、と溜息を吐いた。
 
終わる。


491 名前:382 :03/12/13 22:21 ID:13cl21j6
長いな。前振り長くてスマソ。

492 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/13 22:35 ID:L4/Z2A/U
382さん乙〜!!
リアルタイムでリロードしながら萌えてました。
行為に到るまでの描写が長いのは丁寧で(・∀・)イイ!と思います。萌作品をアリガd

493 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/13 23:25 ID:leFvq5FS
>382
ありがとう、貴女は私のネ申です。
次回作をお待ちしていますーー

494 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/13 23:33 ID:vyR9dgMT
も、萌え〜(*´Д`) ハァハァ
382タングッジョブ!!

495 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/13 23:55 ID:E42miy+f
382タンお疲れ様です!!
激しく萌え〜(*´Д`) ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア

496 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/14 01:35 ID:P6aK91Lh
382タン乙!(*´Д`)ハァハァ

>自転車置き場の雨避けの
>とたん屋根をべこべこいわせながら走り抜ける傷一つない巴の姿を見つけた。
>野生児とかどうとかのレベルをそろそろ超えたと早川は思った。

ここで笑い死ぬかとオモタよ_| ̄|○ ノシノシ
エロで萌え、そして笑いをありがとうー

497 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/14 03:25 ID:HMi3qbZz
382タン乙華麗!
神過ぎてあなたに(;´Д`)ハァハァ

498 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/14 09:06 ID:FAszf+tt
382タン、乙!
すげえカワイイ巴&観月、堪能させていただきました(;´Д`)ハァハァ
あと、ちょっとしか出てこないけど早川さんがイイ! でつな。
口が悪いお嬢様なんだけど、心根が優しいってところが非常に萌えポインツを
くすぐられます(;´Д`)ハァハァ

だれか、早川さんで書いてくれないかなー、お相手は赤澤部長か不二弟クンで。


499 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/14 10:58 ID:z4kB6HGz
雰囲気変わったな、ここ・・・

500 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/14 17:38 ID:NuDx4ebt
>499
ほんと。
ゲームキャラってドリっぽい…。


501 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/14 17:48 ID:FRT37z7f
ゲームやらない自分としては、激しくドリーム臭くて鬱。
tu-ka、ゲームキャラはいらない。

502 名前:荒れるかもしれんが敢えて書いてみる :03/12/14 17:59 ID:DvhucJ2j
>>499-501
そういうことを仰る皆さんにお願いです。

原作キャラを使ったグッドなエロを投下キボン。
自分は何にもしないで文句ばっかりたれる香具師が一番いらないと思います。


503 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/14 19:52 ID:XJqJIaAh
それよりドリ好きは巣に帰れ、といって見るテスト…

504 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/14 21:34 ID:P6aK91Lh
ゲーム主人公ってドリか?
原作に女の子少ないんだから、しょうがないんじゃないの。

505 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/14 22:03 ID:FRT37z7f
>504
明らかにドリだと思うんだが。
少年漫画が元となるゲームに、女主人公を入れるあたりで
どの辺の人間を狙ってるのか分かるもんだろうて。

>502
グッドなエロは投下出来ないが、そのうち何か投下するよ。
同じ書き手として382さんが神な事ぐらいは分かってるつもりですよ。

506 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/14 22:27 ID:Q0nCFbxd
>”各ジャンル(作家・作品・シリーズ)毎に一スレッドまで”にまとめよう
>『原作付きアニメ&ゲーム』→『(漫画・小説等の)原作の作家のパロスレ』
だしねー。
読みたくない作品は各自スルーってことで……。

507 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/14 22:35 ID:LaDTvF1G
とりあえず21歳以下はかんべんな

508 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/14 23:39 ID:mcvXZSdw
>>506
同意。
スルーできないヤツが真の厨ってことで。

509 名前:マオッチ :03/12/15 01:55 ID:w5OL0IE9
マオッチはてにぷりも好きなのなの*えと・・観月さんでしったっけ?いつも楽しみ
にしてるです*

510 名前:リョ桜(中三) :03/12/15 03:06 ID:RfyKlqcs
何か空気悪いんで、冒頭だけ書き逃げ。

梅の華は咲き桜は蕾を付け始め、中等部の卒業を間近に控えて、
学年全体がどことなく浮き足立つ。
青春学園はエスカレータ式な為、周囲の人間の変化は少ないが、
中等部から高等部へと上がる精神的な変化は大きかった。少しずつ
大人への階段を上っていく。期待や不安がさざめく胸の内を共有
するように、ガヤガヤとクラス中が賑わっていた。中等部での思い出、
高等部での希望。終礼が終わった後も、少しでも別れを惜しむかの
ように談笑が続く。高等部へ上がる人の変化は少なくても、このクラス
が終わってしまう感傷も少し混ぜて。
一人二人と疎らになり始めた頃、廊下の方から声が掛かった。
「竜崎、帰ろ」
決して大きな声ではないのだけど凛として耳に届く。付き合い始めて、
それなりの時間を一緒に過ごしてきた、越前リョーマの声。
話していた友達に一言告げて、急いで鞄を掴みリョーマの元へ駆け寄る。
迎えに来てくれたリョーマに「ゴメンね」と小さく謝り、振り返ってまだ話を
している友人たちへバイバイと手を振った。

511 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/16 00:33 ID:wOoFMAH0
確かに。 でも、続きが気になります…(´・ω・`)

512 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/16 02:16 ID:z6FEqrVv
情報は取捨選択。
好きなものだけ堪能すれば誰しも幸せ気分です。
というわけで、書き手さんは気にせず投下してくださると嬉しいです。

513 名前: 名無しさん@ピンキー :03/12/16 08:08 ID:igEG4KDh
誰か跡部×杏を投下してください…

514 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/16 10:23 ID:O03Zof8m
ttp://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=climinal7

同人サイトだけど、エロ原画家見習。
リョーマと桜乃 杏とかある

515 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/16 17:52 ID:GH0VVaLE
そう言えば・・何処かのサイトに不二由美子×リョーマ物が有ったな・・・

516 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/17 13:38 ID:oigxJDuo

・・・・>443タン、いなくなっちゃったのかなぁ・・。
漏れは読みたかった・・・。*・゜。* つД`)<海x巴――――――!!

517 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/17 22:02 ID:4ydmrrao
私も跡部×杏が読みたい…
鬼畜なのも甘いのでもどっちでもいけそうな感じが好きだ…

518 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/18 08:07 ID:ZO025u/1
まあなあ、ガンガッて書いたものをみんなに読んでもらおうとここに投下しても、
やれ「ゲーム話ウザイ」だの、「リョ桜おなかイパーイ」だのと言われちゃ、神もいなくなる罠。

519 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/18 12:12 ID:TawFWBqS
時期を考えろ。時期を。
師走でみんな忙しいんだから、悠長にSSなんぞ投下していられんだろう。

520 名前:382 :03/12/18 15:49 ID:WpGeC9Xh
まあ、ある程度は覚悟していた。
荒れない程度に議論すればいいんでは?

こんな時期なのに。こんな時期だからこそSSなぞ書いて
現実逃避・・・。
まあ、しばらく投下は止めておこうかな。
例え桜乃を使ってもゲーム仕様になるほどゲーム擁護派なんで。(w

521 名前:跡×杏 本番なしにて失礼 1 :03/12/19 12:26 ID:c/1TagzY
都心にある有名ホテル。
フロントに一人の少女が恐る恐る声をかけた。
セーラー服に大きなテニスバッグ。
明らかにその場からは浮いている。が、彼女がフロントで名前を告げた途端、
慇懃に対応していたホテルマンが顔色を変える。彼は断る少女の荷物を持ち、些か大袈裟な程丁寧に
彼女を最上階の部屋へと案内した。
エレベーターを降り踏み出した一歩目の柔らかすぎる絨毯の感触に、その少女、橘杏は驚いたように目
を見開いた。
こんな所を、中学生が利用するなんて。
ますます、あいつは嫌な奴だ。
大きな扉の前に着くとホテルマンは機械のように鋭角なお辞儀を残して踵を返す。
さて。
杏は不安な気持ちを押し隠すとドアをノックした。
「入れ。」
横柄な、しかし思わず震えるような美声がドア越しに聞こえる。
杏は躊躇いを打ち消し、意を決すると扉を開けた。
「ようこそ。」
柔らかい間接照明と甘い香り。
テレビの中でしか見た事のないような豪奢な部屋。正面の大きな窓の外には夜景が広がっている。
そしてその中にあってまったく違和感のない男。


522 名前:跡×杏 本番なしにて失礼 2 :03/12/19 12:28 ID:c/1TagzY
ソファに腰掛けていた男は、杏の姿を確認すると恐ろしい程に整った顔に満足そうに笑みを浮かべた。
「迷子にならなかったか、杏ちゃん。」
「心配して頂かなくても結構よ。」
挑戦的に言い放つ杏にも男はまったく動じない。
世界が、自分の為に廻っているかのような傲慢な表情。
「約束は守ったんだから、もう二度とテニスコートには来ないで!跡部くん。」
強い口調だが、語尾が震える。
跡部景吾はそんな杏の心を見透かしたように余裕の笑みを絶やさない。
「いいぜ、お前が約束を守るなら。」
その言葉に杏はぎりっと奥歯を噛締める。
もう二度とストリートテニス場へ来て皆を痛めつけるような真似はしない。
かわりに杏が一度跡部の言う通りにする。
その約束の意味が分からない程、杏も子供ではない。
あの場所は、杏にとって大切な場所だ。跡部に好き勝手に荒らされるのは我慢できないが、テニスで打
ち負かすのは到底不可能だ。
「来い。」
男の手が、杏に向かって差し出される。
杏の体がびくり、と揺れた後ゆっくりと導かれるように跡部の前へと進む。
杏には、経験がない。
正直な所を言えば怖い。
しかし跡部に対してそんな弱みは絶対見せたくない。
逃げ出したい気持ちを必死に押さえ込み、杏は座っている跡部の目の前に立った。
「どうにでもしたらいいよ。」
「随分投げ遣りだな。」
差し出されていた跡部の手が、するり、と杏の短いスカートの足をなで上げる。
突然の事に杏の体が硬直する。
怒りと羞恥心で言葉も出ない。しかしこうなる事を分かっていてここに来たのだ。
「怖いか?」
跡部はその杏の蒼褪めた顔を見上げ挑発する。
全然!
そう言おうとしたが触れていた跡部の手が一気に太腿まで上がり、杏は絶句した。


523 名前:跡×杏 本番なしにて失礼 3 :03/12/19 12:28 ID:c/1TagzY
「やっ。」
思わずスカートの裾を押さえる。が、あまり意味はない。
大きな跡部の掌が、すべすべとした杏の脚を柔らかく撫でる。
全身が総毛立つ。杏は夢中でその手を捕まえた。
跡部は呆れたように一つ息をついて、パニックを起こしている杏の額をこつん、と突付いた。
「杏ちゃん。いい子にしないと駄目だろ。」
からかうような跡部の声に、杏は何か言い返そうとするが言葉に出来ずに何とか体の力を抜いた。
すぐさま、跡部の手がすんなりとした形のいい彼女の脚への愛撫を再開する。
「いい子だ。」
低く、甘い声。
その声を発した唇が杏の腿に軽く押し付けられる。
背筋をぞくりと何かが駆け上がり、杏は思わず息を漏らす。
唇が、啄ばむように上へと登ってくる。その間に掌は薄い下着に守られたヒップを軽く揉み始める。
「邪魔だな。」
スカートの中に頭を突っ込む形になった跡部がぼそりと呟くと、つい、と指先でスカートを捲った。
「これ、持ってろ。」
これから何をされるのか分からない恐怖に震えが止まらない。小刻みに震える杏の両手が、言われるま
まにスカートの裾を持ち上げる。
その杏の態度に満足すると、跡部は後ろに回していた右手の指を下着の中へと差し入れる。
「!!」
下着の隙間から跡部の指が這うように杏のヒップを蹂躙する。
はっきりと分かる指の感触に、杏はただ、スカートの裾を握り締める。
その指先が、つ、と下へと降りてくる。
「いやっ!」
思わず拒絶の声が出るが、跡部の動きは止まらない。誰にも触らせた事のない、杏の花弁。
跡部の指が侵入しよとするが、きゅっと締めた杏の内腿が最後の抵抗をする。
と、今度は跡部の唇が前から下着越しに杏の花芯を責め始める。
くちゅん、と唾液を含ませた跡部の舌先が薄い布を伝わって杏の大切な所を刺激する。
「っ…あっ!」
反射的に腰を引いた途端、後ろからの侵略を許してしまった。


524 名前:跡×杏 本番なしにて失礼 4 :03/12/19 12:31 ID:c/1TagzY
「やだっ。」
持ち上げていたスカートを引き下げ、いやいやをする子供のように必死に訴えるが、一度許してしまった
侵略を打ち返す事は出来ない。跡部の指先はじっくりと杏の秘部の谷間の表面を行き来する。
その内、下腹部に今まで味わった事のない熱い潤いが溢れ、杏は座っている跡部の肩に崩れるように体
を預ける。
「いや…ぁ。」
くちゅくちゅと湿った音が広い部屋の中に響きだす。跡部の指が少しだけ、杏の奥へと入り込む。
「ひっ。」
背筋がビクンと仰け反り、杏は跡部の肩で必死に頭を振る。
変だ。こんな男、大嫌いなのに。
そう思っていても、身体が甘く痺れていう事をきかない。
跡部は、やっと下着から手を抜くと、もたれかかった杏の体を自分の腿の上に座らせた。
「可愛いじゃねぇか、杏ちゃん。」
低い囁きにも言い返す事もできず、杏はぐったりと跡部に寄り掛かる。
跡部の手が、今度はセーラー服の裾を捲り上げた。
もう、抵抗できない。
跡部の唇と舌が、杏の白い腹部からゆっくりと這い上がる。
「んっ…ぁっ…。」
くすぐったさと快感の間で杏の体は刺激に対して素直に反応する。
薄いブルーのブラジャーのホックを器用に外し、微妙に熱を帯びた跡部の掌が綺麗な白い胸をゆっくりと
揉みだす。
「いや…ん。」
杏の唇から息交じりに聞こえる細い声からはもう抵抗の色がない。
跡部はぺろり、と杏の胸の谷間を舐め上げると、彼女の髪を横に流して耳たぶを軽く噛んだ。
「どうしたい?言ってみろ。」


525 名前:跡×杏 本番なしにて失礼 5 :03/12/19 12:33 ID:c/1TagzY
ぞくぞくと全身を貫く劣情の波に杏はあっさりと飲み込まれていく。
目尻をぽうっと赤く染め、跡部に懇願の眼差しを向ける。
どうすれば、なんて分からない。でも、もっとして欲しい。
跡部はくくく、と声を漏らして笑うと杏をソファに寝かせた。
あんなに生意気な子猫が、こうして自分の掌で無防備になる瞬間が溜まらない。
セーラー服の裾を持ち上げると、ぷっくりと隆起した桜色の乳首が顔を出す。
跡部はそれを舌先で軽く嬲る。
「…ぁ。」
消え入りそうな小さな声。
次の瞬間、乳首を口に含み舌で転がす。
「ぁ…ふっ…。」
スカートの下からは右手が侵入し、下着を下ろすともうしっとりと蜜が溢れた柔らかな花弁を割って、その
先端で固くなった花芯をコリコリといたぶる。
「あぁ!やぁん…っ!」
あっという間にとろとろと蜜が蕩け出す。
跡部は存分に味わった可愛らしい乳首から唇を離すと、ぐい、と杏の目の前に顔を近づけた。
「お願いしてみろ。どうして欲しい。」
その傲然とした不遜な表情。跡部は常に勝者だ。
ほんの少しだけ戻って来た理性に、杏は悔しそうに眉を寄せる。が、そっとその跡部の頬を両手で挟んで
不器用に唇を合わせた。
「…気持ちよく、して下さい。」
「いい子だな、杏ちゃん。ご褒美だ。」
そう言ってもう一度杏の唇に軽いキスを落とすと、跡部はするりと杏の右足を持ち上げた。
熱の篭ったその部分にひやりと外気があたり、杏は身震いする。
が、その直後、跡部の舌が杏の蜜壷を貪り始める。
「あ…ぁん!!」
くちゅくちゅと濡れた音と堪えきれない杏の声が部屋に響く。
跡部の舌はぐっと奥へ入り込もうとしたかと思えば、敏感になった杏の剥き出しの花芯を嬲り、時にわざと
いやらしい音を立てて杏から溢れ出してくる蜜を吸い上げる。


526 名前:跡×杏 本番なしにて失礼 6 :03/12/19 12:33 ID:c/1TagzY
頭が真っ白になっていく。もう何も考えられない。
杏の意識は白濁としていく。
「き…もちいい…!んっっ!もっと…して…っ!」
舌での愛撫が終わると、すぐさま、跡部の長い指がぐっと中へと侵入する。
既に痛みや抵抗はないが、余りの質感に杏は息を詰まらせ体を仰け反らせる。
「すっかりぬるぬるですぐ入ったな。初めてだろ?」
跡部がぐちゅっと音を立てて指をゆっくり抜き差しする。
初めの異物感はあっさりと快感に飲み込まれた。跡部の指の動きに合わせ、杏の息遣いが荒くなっていく。
跡部の指が杏の中で彼女の花を開かせるように微妙な動きを繰り返す。
「あ…あ…っ。」
羞恥心も、意地も、全てが快感に押し流される。
薄く開かれた杏の唇から糸を引いて落ちた唾液を唇で拭ってやると、跡部は体を起こした。
「そろそろ入れるぞ。」
白いシャツをはだけ、ズボンのボタンを外しジッパーを下ろすと、隆起した跡部自身が杏の目にも入る。
杏は、こくりと頷いた。
その杏にふ、と笑みを漏らすと跡部はぐっと腰を杏の両脚の間に押し付ける。
跡部の唾液と杏の愛液で濡れそぼった秘部に、固く熱い跡部自身があてがわれ、ぐっと杏の花弁を押し割ろうとしている。
今までとは比べ物にならない程の刺激に、杏は思わず固く目をつぶった。
――ごめんね…。――
ごめん。
誰に、謝ろうとしているのだろう。
その時、杏の脳裏にあの男の開けっ広げな笑顔が過ぎった。
「ん…くぅ…。」
奥へ入り込もうと力を入れかけた時、跡部は杏の異変に気付いた。
両手で顔を隠し、震えている。
その震えは先刻までの未知の快感への恐怖ではない。


527 名前:跡×杏 本番なしにて失礼 7 :03/12/19 12:35 ID:c/1TagzY
跡部は一つ溜め息を吐いて呆れたように笑い、身体を引くと横たわっている杏の横に腰を降ろした。
「…桃城くん…お兄ちゃん…。」
そんな事だろうとは思ったが。
跡部は苦笑すると杏の髪を撫でてやった。
「どうした、怖くなっちまったのか。」
杏は言葉では答えずただ小さく頷いた。
こうなってしまうと、跡部も萎えてしまう。
「ちょっと休んだら、もう帰れ。うちの車で近所まで送らせる。」
跡部は傍にあったショールを杏の身体に掛けてやり、ルームサービスの電話を掛けて彼女の為に暖か
いミルクティーを注文した。
少しして、杏は服を直すとダイニングにいた跡部の所へやってきた。
目を真っ赤に泣き腫らした杏に、跡部は笑って見せる。
「もうできもしねぇ事をすんなよ。」
「…ごめんなさい。」
打ちのめされたよう萎れている杏にミルクティーを飲ませ、跡部は彼女を送り出した。
先刻のホテルマンが、ドアの外で待っている。
杏は一度ぺこりと跡部に頭を下げるとホテルマンに促がされるように、エレベーターの中へ消えていった。
その閉じた扉に向かい、跡部は不敵な笑みを漏らすと、
「またな。」
と呟いた。

528 名前:跡×杏 本番なしにて失礼 8(最終) :03/12/19 12:36 ID:c/1TagzY


あれから数日が経っている。
杏はいつもと変わらない生活を送っている。
ストリートテニス場に跡部が姿を見せなくなり、皆ほっとしている。
友達と笑い合い、桃城とテニスをし、何の不満もない毎日。
でも。
時々、ぞくりと背筋を這い上がるあの感覚。
一人で部屋にいる時に触れた秘部に止め処なく溢れてくる蜜。
あの先の、もっと上の快感。
それを、知りたい。


杏は不安な気持ちを押し隠すとドアをノックした。
「入れ。」
横柄な、しかし思わず震えるような美声がドア越しに聞こえる。
その声は、常に勝者の声。


529 名前:521 :03/12/19 12:40 ID:c/1TagzY
朝っぱらからこんな物を書いてしまったので投下させて頂きます。
あんまりエロくなくてスンマソン。

リョ菜々の続きはないんでしょうか…。ショボン。

530 名前: 名無しさん@ピンキー :03/12/19 15:49 ID:5Qm1br9c
>>521
跡杏読ませていただきました(;´Д`)ハァハァ
ずっと読みたかったので…ありがとうございました!

531 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/19 18:24 ID:Od5Fp83D
>>521
もっ…萌え…!!
最終的に優しい奴な跡部に、体は忘れられない杏ちゃんに(*´Д`) ハァハァ

532 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/19 19:40 ID:el/ofjPt
>>521
すっ素晴らしいっ…vv
跡杏大好きなのでとても嬉しいです!!
とっても2人らしくてお上手ですね。ご馳走様でした!
…出来ればその後も是非とも読ませていただきたいです

533 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/19 19:51 ID:odyTvW26
>>521
つ、続きを!!続きを読ませてくれーーーー!!
どうなるんだ!体の関係のみなのか!?愛は生まれるのか!?

534 名前:リョ桜(中三) :03/12/19 21:48 ID:8wRgX2uH
>>521
あ、跡杏(*´Д`) ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア
素敵なものを見させて頂きました。ご馳走様でした!!
やっぱり跡杏は良いですなぁ〜。

535 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/19 21:49 ID:8wRgX2uH
クッキー食い残した………ウツ_| ̄|○lll


536 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/19 22:14 ID:wL3fv1P8
>521
もっ萌え…!(*´Д`) ハァハァ
最後がすごい萌えますた。妄想しまくり。
跡杏萌えだー。

537 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/20 12:00 ID:Ucz4axQg
中3にして場数をふんでそうな跡部…萌え
思わず…神尾な心境で「杏ちゃん」とつぶやいてみた。

桃×杏・投下しようと思ってたが
>521の杏ちゃんの余韻を味わいたいので、しばらく時期を空けてからにするね。
ああ…それにしても、女キャラ乏しすぎ…。
ゲームキャラはドリって言われるしな…


538 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/20 16:41 ID:huKoWeg4
跡杏初めて読んだのに、ハマってしまた・・・
いい文字書きさんの手に掛かれば、こんなに萌えれるのかぁ〜

539 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/20 23:36 ID:q4e36FY5
萌えました。
とくに最後の勝者の・・って余韻がわすれられない。
跡杏、読むまでは興味なかったのにはまりそう。

540 名前:質問 :03/12/21 10:31 ID:YNWqUyva
質問です。皆さんはキャラだったらどんなペアがよいですか?(例:神尾×杏)
こんな風にペアを作ってくれれば幸いです。シュチュエーションも選択してもらえば書きますよ?(例:レ○プ)
では( ゚Д゚)ノドゾー


541 名前:521 :03/12/21 13:00 ID:EmFL0GjH
読んで下さった皆さん、感想ありがとうございました。
素直に嬉しいです。

またその内続きなど投下させて頂きたいと思います。
ありがとうございました。

542 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/21 13:14 ID:tFEJhlKh
>>540
跡杏が一番好きなカプなのでそれでお願いしたいvv
跡部にご奉仕を強要される杏ちゃんなんてのが出来れば拝見したいです

>>521
おおおおおお"!!!!!!
続きがあるのですかー!!
投下を楽しみに待っております本当に文章がお上手ですね

543 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/21 13:40 ID:00Ktsw0D
>521
感動しました〜〜〜〜!!!すごいお上手ですね!!!
杏ちゃんは律儀に約束を守ったんだなぁーという設定の素晴らしさと
ぐいぐい最後まで読み手をひっぱっていく文章力に惚れました。
続きを楽しみに待ってます!!!

544 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/21 15:49 ID:4VjsDZ8K
>>540
自分も跡部×杏大好きなので出来たらそれが見たい。
>542さんと同じく、ご奉仕強要激しく見たい!
レ○プというか無理矢理でもいいなあ。


545 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/21 16:20 ID:z4/W/udg
>540
自分は皆様とは逆に、跡部に(いろんな意味で)可愛がられる杏ちゃんキボン。
跡杏好き多くて嬉しいなあ〜。

546 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/21 16:23 ID:z4/W/udg
ageちゃったyo! ゴメソ……。

カルピンの尻尾に巻かれて逝ってくる……

547 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/21 19:31 ID:CFaVZd78
跡杏は好きって人はよく聞くけど、書いてる人あんまりいないよね。
いいもん見せて頂いて嬉しい!

>540
私も跡部に心も体も愛でられる跡杏希望キボン。


548 名前:跡×杏 521 :03/12/21 21:39 ID:1z74h784
暖かい湯気が、広い浴室の中に充満している。
流れ落ちるシャワーの水音に混じって荒い息遣いが反響する。
たっぷりと舌を絡めた後、跡部景吾は唇を一度離し、彼女の上気した頬や額に零れている水滴を舐め上げた。
小柄な彼女は少し苦しげに上を向いて跡部のなすがままになっている。
幼さと、躊躇いがちな色香が混ざり合うその身体はボリュームは足りないが全体的に細くすんなりとしていて、ふんわりとした胸の形も柔らかさも申し分ない。
つん、と遠慮がちに咲いた綺麗なピンク色の小さな乳首。大きくは無いが手触りのよさそうなヒップ。全てが跡部の好みに適う。
きつめで勝気なその性格に反した頼りなげな身体。
跡部は大理石の壁に手をつき、じっくりとその裸体を鑑賞する。
橘杏はその視線に気付くと大きな目を伏せて、さり気なく両手で胸を隠す。
今回は脅迫された訳ではなく、自分から望んでここにきたのだ。
しかし一切の羞恥心を捨てる事など杏にはできない。
後悔と、期待が綯い交ぜになり、杏の中で嵐が吹き荒れている。
この大嫌いな男にいいように踊らされているのは屈辱だ。
でも、どうしても知りたい。
未発達な身体に刻みつけられた快感のその先を。
跡部は杏の複雑な心情を見透かすように口元に笑みを浮かべ、彼女の胸の前で組まれた両腕を解き柔らかい胸の谷間に顔を埋めた。
「っ…。」
細い体が過敏に反応する。杏は持て余した両手で固く握り拳を作り跡部の愛撫に構えた。
跡部は構わずに舌先で胸の柔らかさを堪能する。
僅かに触れた舌先にも杏の心臓が緊張で激しく鼓動を打っているのがはっきりと分かる。
跡部は二本の指で擽るように乳首を弄び、くん、と摘み上げた。


549 名前:跡×杏 2 521 :03/12/21 21:40 ID:1z74h784
「や…んっ!」
ぽつりと固く充血した乳首を空いた人差し指でくりくりといじると、杏の唇から熱い息が漏れて跡部の濡れた前髪に掛かる。
まだ初々しい杏の反応が、跡部を劣情を刺激する。
壁に寄り掛かり、必死で両脚を踏ん張って跡部の愛撫に耐えている様がいじらしい。
跡部の唇がちゅっと音を立てて、杏の真っ白な肌に飛び散っている水滴を掬いながらすべる。
首筋、鎖骨。いつしか緩く開かれた指の間。
「んっ。」
杏は目を閉じ、不規則な熱い吐息で跡部の愛撫に応える。
跡部はじらすように舌先でちょん、と軽く触れた後にすっかり隆起した乳首を口に含んだ。
「く…ふ…。」
跡部の与える刺激にすぐさま反応してしまう。その悔しさも、快感の波に押し流されていく。
唇と舌で胸を愛撫していた跡部の右手が支えていた杏の腰からするり、と内腿へと滑り、ふと止まった。
跡部は確認するように指の腹でもう一度その場をなぞり、低い笑い声を漏らして杏の胸から顔を離した。
「ちょっと見ない間にいやらしい子になっちまったな。」
そう言いながら、脚をなぞった指先を杏の乳首になすりつける。
湯気の水滴や汗とは明らかに違うぬるぬるとした感触に杏はかっと赤面した。
全身を覆う水滴に混ざって、溢れた愛液が内腿に伝い落ちているのはさっきから分かっている。
嫌な男。
愛液をなすりつけた乳首をぺろりと舐め上げ、跡部はまだ濡れ光っている二本の指先を杏の唇に軽く押し付ける。
「まだ触ってもないのにこんなになってるぜ。」
杏は屈辱に一度跡部をきつく睨みつけるとふいっと顔を背けた。
まだ反抗する元気が残っているらしい。
跡部は呆れたように軽く眉を上げ、右手をもう一度太腿に滑らせた。
薄く、柔らかい茂みを優しく撫で、熱さに導かれるようにその奥へと指を侵入させる。


550 名前:跡×杏 2 521 :03/12/21 21:41 ID:1z74h784
「やぁっ!」
拒絶の言葉と裏腹に、杏の花弁は蜜を湛えて跡部の指を迎え入れた。
双丘の谷間を軽く行き来しただけで、跡部の掌まで愛液が滴ってくる。
「すげぇな。とろとろだ。」
杏が嫌がるのを分かっていながら、跡部は耳元で囁く。
反応したくない。したくはないのにまた更に中からくちゅんと蜜が溢れ出す。
「悪い子だな、杏ちゃん。自分で一杯触ったりしたろ。」
跡部の指が濡れそぼった花弁を押し開き、既に勃起した肉芽をすぐに探し当てる。
「ぁっ…!」
びくん、と杏の身体が跳ね上がった。
「ここが好きなのか?」
くちゅくちゅと音を立てて跡部の人差し指が杏の花芯を軽く擦る。
「ちが…っ。あ…んっ!」
辛うじて言い返すがその場所へのもっと強い刺激を求めて杏の腰が前後する。
跡部はその杏の反応に満足そうに口元を綻ばせる。
「おいおい。いけない子だ。」
すい、と跡部の指が杏の陰部から離れる。
急に快感から突き放され、杏はきゅん、と切なげに眉を寄せて跡部を見上げた。
煽情的なその表情に、跡部の背筋がぞくりと震える。
ついこの間まで顔を合わせればその可愛らしい顔に露骨な嫌悪感しか現さなかった杏を完全に支配して
いる。
「こういう時はどうするんだ?こないだ教えただろ?」
優しく諭すように、跡部は苦しげな杏に問い掛ける。
杏は瞬時、苦悶の表情を浮かべたが両手で跡部の右手を自分の秘部へと導いた。
「お願い…。跡部くん。さっきの所、もっと、して…。」
潤んだ目尻に浮かぶ涙を唇で掬ってやり、跡部はぐっと柔らかい襞の中へ指を沈める。
「ひ…ゃ!」
ぬるぬるとした蜜壷は前の時よりもすんなり跡部の中指を受け入れた。抜き差ししようとするがきゅうっと
その指を熱い肉襞が締め付ける。その間にも親指が敏感な花芯をコリコリといたぶり続ける。


551 名前:跡×杏 4 521 :03/12/21 21:43 ID:1z74h784
「ぃ…やぁんっ!」
あの日から時々何もしていないのにくちゅっ、と愛液で下着が濡れる事があった。
ずきずきと疼く花芯を自分でおっかなびっくり触ってみたりもしたが、それとは、全然違う。
ぐちゅぐちゅと音を立てて杏の中を蹂躙する跡部の愛撫に自我が崩壊していく。もう脚に力が入らない。
杏はきゅっと跡部の首にしがみ付いた。
「跡部くんっ…っ!あ…っ、はぁ…っ!」
唇は唾液を零しながら大嫌いな筈の男の名を呼び続ける。
跡部はそれに応えるように、杏の頬に、唇に、額に軽く口付ける。
花芯への刺激の喜びが、いつしかもっと深い所への刺激を求める疼きに変わっていく。
それを察したのか、跡部は一度杏の中から指を抜き、それをもう一度杏の唇に軽く押し当てた。
先刻とは比べ物にならない程蜜の滴った跡部の指。
杏はすこし戸惑った後、その指を恐る恐る口に含んだ。
汗に混じったまた別の物の味が口内に広がる。
跡部はゆっくりその指を抜き差しすると、脱力しかけた杏の腰を左腕で支え、自分の腰を押し付けた。
ぐりっと陰部に当たるその質感に、杏は思わず咥えていた跡部の指を離し腰を引こうとするが、跡部は
それを許さない。
今まで二人共全裸だったのだからそれも見えてはいたのだが、杏はあえて見ないようにしていた。
動揺する杏の乱れた髪を軽く指で梳いてやり、跡部はからかう。
「また、泣いて逃げ帰るか?」
杏はじっと跡部を見上げ、唇を噛むとふるふると頭を振った。
ここで逃げても変わってしまった自分の身体を持て余してもっと苦しくて切なくなるだけだ
跡部は杏の腰を離してやると、ぺたりと床に座り込んだ彼女をバスタオルでくるんで軽々と抱き上げた。
上気した体から湯気をまとって跡部は寝室へ向かう。
浴室よりは少し寒いが、完全に管理されたホテルの空調は火照った体に心地いい位だ。
薄暗い寝室のキングサイズのベッドに杏を下ろしてやり、丁寧に身体を拭いてから跡部はぐっと両膝を
折った杏の脚を開いた。


552 名前:跡×杏 5 521 :03/12/21 21:45 ID:1z74h784
「やっ。」
突然の跡部の行動に、杏は脚を閉じようとするが跡部は彼女の両膝を押さえてそれを許さない。
薄い茂みの奥で綺麗なピンク色の濡れそぼった花弁がぱっくりと花を開きひくひくと痙攣している。
「初めてなのにこんなに欲しがってるぜ、杏ちゃん。」
跡部の指が剥き出しになった花芯をこりこりとつまむ。
「ひ…やんっ!」
見られている事で更に刺激され、とろりと愛液が花弁から溢れてシーツに滴り落ちた。
跡部は糸を引く愛液を下から掬うように舐め上げる。
「あふっ…!」
ざらりとした跡部の厚い舌の感覚に、杏の全身が麻痺したように痙攣した。
跡部の舌が、遠慮なく杏の蜜壷の中へと侵入する。
尽きる事なく杏の奥からは蜜が溢れだす。
「舐められるのも好きなんだな。処女のくせにもうぐちょぐちょだぜ。」
花弁を指で押し開き、ぴちゃぴちゃと蕩け出す愛液を舐め上げながら跡部は言葉でも杏を責める。
生温かい跡部の舌に翻弄され、杏はただ息混じりに哀願する。
もっと。もっと。
可愛らしく隆起した肉芽を舌先で散々弄んでから、やっと跡部は杏の上に覆い被さった。
杏は荒い息を吐きながら跡部の首に細い腕を廻すと、自分の愛液に塗れた彼の唇を貪るように求める。
互いの舌が絡み合い、どちらのとも分からない唾液がシーツを濡らしていく。
「もう泣いても許してやらねぇぞ。」
唇を離した跡部の言葉に、杏はこくりと頷いた。
それを合図に跡部の隆起したものが杏の花弁にぐっと押し当てられる。
杏は息を殺し、固く目を瞑る。
まだ固い杏の入り口は跡部の侵入を拒もうとするが溢れ続けるぬるぬるとした愛液がその手助けをする。
ズン!と途方も無い衝撃が杏の身体を突き抜ける。
「!!」
痛みよりも、余りの圧迫と質感に杏は目を見開き、喘ぐように唇を開く。
跡部がはっ、と一度荒い息を吐いた。
きつい。きゅうっと杏の幾重もの肉襞が跡部を柔らかく強く締め付ける。狭い蜜壷から押し出された愛液が
溢れ出して跡部の付け根を濡らした。
跡部は背筋を仰け反らせたまま呼吸のできない杏の髪を撫でてやり、口付けを落とす。


553 名前:跡×杏 6 521 :03/12/21 21:46 ID:1z74h784
「…くぅ…っ。」
何とか声を漏らした杏に、跡部はまた腰に力を入れる。
「あっ…ふ!」
「動くぞ。」
その言葉に杏はただがくがくと頷いた。
愛液に塗れた跡部の男根がじゅっと音を立てて引き抜かれ、また突き入れられる。
「ひ…っやっ!」
頭の芯が痺れてしまった何が起こっているのか分からない。
跡部の動きに合わせて溢れる愛液の淫靡な音だけが室内に響いている。
最初の衝撃が過ぎ去った後、杏の全身を甘い痺れが電流のように駆け巡る。
「…は…ぁっ!!」
跡部自身に突き立てられる度に杏の中から得体の知れない快感がせり上がってくる。
――何?――
びくんっ!と一度身体を跳ね上げた後、杏の中の襞の動きが激しくなり動いていた跡部も思わず眉を寄
せる。
――やべぇな。――
杏の恍惚と苦痛の表情に突き動かされ跡部も自分のペースを乱している。
「あぁっ…ん!跡部くん…!あ…とべ…くん!!」
杏の声が求めるように跡部を呼ぶ。
緩めることが出来ずに、跡部の動きが激しさを増す。
杏の目の前が一瞬真っ白に染まり、全身の血が沸騰する。
「く…っ。」
「あぁんっっ!」
ぽたぽた、と杏の白い肌に熱い液体が零され、荒い呼吸をした跡部の身体がゆっくりと彼女の上に降りて
きた。
ことん、と杏の小さな肩に汗ばんだ跡部の額が乗る。
杏はまだ、白濁とした意識の中で跡部の柔らかな髪をいつも彼がしてくれるように優しく撫でた。



554 名前:跡×杏 最終 521 :03/12/21 21:47 ID:1z74h784


あと五人は入れそうな広すぎるバスタブの中に二人はぼんやりと浸かっている。
湯冷えをするといけないと、放心した杏を抱き上げてまた浴室に戻ってきたのだ。
跡部は掛かった精液をシャワーで流してやり、そのまま華奢な杏は跡部の両脚の間に納まっている。
思った以上かも知れない。
杏の小さな後頭部を眺めながら、跡部は深く満足気な息をつく。
今まで色々な女と経験してきたが、こんなに背筋がぞくぞくするような感触は初めてだ。
先刻、彼女が頂点に達した時の表情と跡部を呼ぶ声が脳裏を掠める。
生まれた時から、欲しい物は全て手にしてきた。
そして、橘杏も同じように手に入れた…。
跡部は杏の髪裾から覗くうなじにつ、と指を走らせると唇を押し付けた。
ぼんやりと放心していた杏の身体が即座にぴくん、と反応する。
軽く歯を当て、舌で擽った後、跡部は白いうなじを強く吸った。
その途端。
ぱしゃん!と水を弾き、杏が勢いよく立ち上がる。
「やめて!!」
跡部に向けられた杏の瞳はほんの少し前までの様子が嘘のように強い嫌悪感に満ちている。
――所有物にはならないという事か。――
杏自身にも向けられているであろうその怒りの眼差しに、跡部は軽く両手を降参の形に上げた。
まあ、いいだろう。
必死になって歯向かってくる方が数段面白い。
毛を逆立てた猫のように肩をいからせ、杏はバスタブを出ると浴室の扉を抜けて行った。
跡部は上げていた手をばしゃっと湯の中に落とし、バスタブに深く身体を沈ませた。
歯向かってみた所で結果は同じだ。いずれは跡部のものになる。
――しかし…。――
跡部は浴室の高い天井を見上げ、今何故こんなに胸がずきずきと痛むのかその理由を探していた。

555 名前:521 :03/12/21 21:52 ID:1z74h784
その内とか言いつつ勢いに乗ってまた書いてしまいました。

最初の二つの改行を忘れてしまいました。読みづらくてすみません。
しかも『2』が二つある…。とほほ。

556 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/21 22:00 ID:PUB+GNdL
>521
萌えーーーー!!
今回も萌えさせて頂きました!貴方跡杏の天才だ!これぞ理想の跡杏だよ!
また今回も最後が…!跡部切ない…切ないよ…。
幸せにはならんのかな…またもやこの後が気になる…


557 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/21 22:02 ID:OBZm7Kxd
>555
待ってましたー!GJ!GJ!!



558 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/21 22:03 ID:N1cytzIK
マタ、カミガキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!

跡杏、萌えっ!! 521タンありがd!!


559 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/21 22:14 ID:c58GX8nD
神〜、521神ブラボー!

560 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/22 00:02 ID:wJP4s+GJ
神キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)━━━!!!!

激しく(・∀・)イイ!!
ありがとう神!521タソは跡杏神や!

561 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/22 01:39 ID:INup5YYG
 ネ申

 跡杏、かなり萌えまつ
 跡部カッコイイと初めて思ったと
 いってみるテスト

562 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/22 01:59 ID:bMn6Cem2
杏ちゃんCPでは跡杏が一番の萌えですわー!
521タン、グッジョブ(*^ー゚)b

563 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/22 06:40 ID:cqB+nQak
521ネ申、2作ともオチが激しく好きです!
2作目の読み始め、1作目ほどの萌えを期待していなかった私をお許しください_| ̄|○


564 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/22 07:16 ID:ob+bfo8R
こちらのスレでは初めてになります。
やっと出来ましたので、今夜「海堂×朋香」を上げさせて
いただきます。無駄に長いです。今しばらくお待ちください。
すごく少女まんがです。w

565 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/22 13:57 ID:PSTtqTzB
ここって女性が多いのかな?
恋愛重視というかカップリング重視だよね。
薄汚いおっさん×テニスの女の子とか愛のない陵辱系は駄目?
個人的にはそういうものも読んでみたいのだが。

566 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/22 14:39 ID:AN92dZFi
>565
自分もだが住人は女性が中心だと思う。
個人的な意見だが女の子キャラ萌えの人も多いだろうから、痛めつけられるようなのは向かないのでは。
輪姦やえげつない陵辱もの、肉便器扱いははちょっと受け付けないなぁ。

567 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/22 16:30 ID:Z0AdOP74
跡杏ステキでした。
全然眼中になかったのに萌えました。

>540
塚桜で生徒会室で、とか。

>564
楽しみにしてます。
がんがってください!

>565
自分は別に特定のカップリング重視でなくてもいいと思う。
あ、でも相手はテニスキャラがいいな。
愛はなくてもいいが。

568 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/22 19:43 ID:m3LiVEvB
ギャァー521神最高!跡杏最高!
神、大好きです!!ありがとう、萌えをありがとうー!
この続きもあることを切に願っております…。

569 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/22 21:49 ID:ob+bfo8R
>565
ここは2chのそれも21禁だからね。それもありだと思うよ。
苦手ならスルーすりゃいいんだし。
でもオリキャラでやるんなら、やっぱ↓かなあ。
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1056120882/l50
例えば、氷帝の榊監督の桜乃ちゃん調教モノとかなら、おいらは
無問題だと思う。(まああまり接点がないといえばないが、全くなくはない、よね)
但し、それが面白いかどうかは職人さんの腕次第。
陵辱、調教系は、下手すりゃ「このキャラでなくても・・・」となるからね。


570 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/23 00:09 ID:WP1Ia1Mm
海×朋はまだだろうか…。
564タンガンガレー!!

571 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/23 00:33 ID:F1+g80SX
>>521
跡杏ゴチでしたハァハァ
ラストが切なくて「跡部ガンガレ!」と叫んでしまいますた
にしても跡部…
 お ま い は 本 当 に 中 学 生 な の か !?(笑)

>>565
個人的には愛の無い凌辱でも調教でもカモーンだがオリキャラはちょっと…
男でも女の子でもテニキャラがいいなと思いまつ

572 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/23 01:32 ID:oUitjSFW
眼鏡キャラには監禁ものが似合うな。
柳生にぜひ「清らかな女子」を監禁陵辱していただきたいものだ

573 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/23 09:37 ID:5FqbppBd
そう言う意味じゃ「束縛する人」がタイプの佐伯も監禁陵辱やらかしそうだ。

574 名前:564(海朋) :03/12/23 10:34 ID:BTnEuGWH
遅くなりました! 海堂×朋香うpします。
夕べは推敲してたら眠ってしまいました。
567様、及びお待ちくださっていた方、どうもすみませんです。
タイトルは「遠雷」。
予告通り無駄に長いです。内容は少女まんがです。w ソレデハ!






575 名前:遠雷・0 (海朋) :03/12/23 10:38 ID:BTnEuGWH
「遠雷」

皐月。
五月雨の中で、朋香は初めて海堂に声を掛けた。
一心不乱に素振りするその姿に心を奪われて。
水無月。
梅雨のはしり。学校の裏庭で朋香から告白。
あまりの驚きに海堂は傘を取り落とす。
自分にはテニス以外の時間がないと断った海堂だったが、朋香に今のままでいいからと言われ、交際開始。
文月。
名残梅雨を横に見ながら、ふたりで試験勉強。
海堂の心の中に、朋香の存在がやさしい雨のように沁み込んでくる気持ちが生まれ、彼女に自分の
正直な気持ちを打ち明ける。
「好きだ」
その時の朋香の笑顔と涙を、海堂は一生忘れないと思った。
傘の影でひとつになるシルエット・・・・・。

そして、葉月。
海堂は相変わらずテニスの試合と練習に明け暮れ、朋香も朋香で弟達の
世話や家の事で結構忙しく、なかなかちゃんと合う時間が持てなかった。
学校がある時のほうが、却ってよかったぐらいである。
そうして夏休みも終わりに近いある日。
双子達は祖父のところへお泊りに行ってしまい、朋香の時間がぽっかりと2日空くことになった。
恋人に一応電話してみる。
練習熱心な彼ゆえ、デートの期待はあまり持てなかったが、でも少しでも会いたくて・・・。
低い声が「明後日の午後なら」と言うのを聞いて、朋香は右手を
ぐっと握りしめたのだった。



576 名前:遠雷・1 (海朋) :03/12/23 10:42 ID:BTnEuGWH
「うそーー!!」
久しぶりにデートもどきな時間をすごした二人の頭上に大粒の雨が落ちてきたのは、喫茶店でお茶を過ごした後、朋香の家の近くの公園を歩いている時だった。
あっという間にあたりが暗くなり、雨が二人を濡らした。
向こうの四阿まではちょっと距離がある。
二人は、近くの葉陰の多い大きな欅の下に一時避難した。
多少は落ちてくるが、それでも大きな欅は雨を防いでくれる。
「雨降るなんて、きいてないよー」
朋香がバッグからハンカチを出して、濡れた髪や腕を拭く。
隣を見ると−−−−
海堂は濡れた前髪をかきあげて、雨水を振り落としている。
「タ・オ・ルは?」
朋香が聞くと、某スポーツショップのバッグから慌ててタオルを取り出す。スポーツマンの彼が、タオルを持ってないわけが無い。
「おまえ、大丈夫か?」
低い声があっさりと聞く。ぶっきらぼうともいうが、朋香はこの男の心の奥底にあるやさしさを知っているので、とてもうれしい。
彼女はツーテールを揺らして、恋人に笑みを向けた。
「大丈夫! でも雨降るなんて。今日は快晴だって言ってたのに・・・」
朋香がうらめしそうに、上を向く。
−−−−−と、
冷たい雫が、頬に落ちた。
海堂は自然な動作で、タオルをそっと彼女の頬にあてた。
突然のことに驚いた朋香は、わずかに身を下げる。
「あ。」
海堂はタオルを引っ込め、「わり」と他所を向いた。
「あ、あたし、こそっ」

577 名前:遠雷・2 (海朋) :03/12/23 10:44 ID:BTnEuGWH
急な雨のせいか、まわりに人影が無い。
雲も低くたれこめ、あたりはますます暗くなってゆく。
ふたりの間に曖昧な気持ちが揺れはじめる。
「冷た、」
全ての雨を遮ってはくれない欅の隙間から、また雫が朋香を濡らした。
海堂は無言でタオルを彼女の頭にかける。
何も言わない、そんな彼のやさしさが朋香は大好きだった。
「ふふ、うれし」
雨が降っている−−−−−−−−−−。
ふたりを世界から隔離するように。
朋香はこてんと海堂に寄り添うと、「あー、やっぱり」とひとり
合点がいった言葉を吐いた。
「なんなんだ、小坂田」
「えへへ、タオルとおんなじ匂いがするなって。先輩の匂いだなって」
流石の海堂もこれには仰天して、顔が真っ赤になる。
「こ、こさっ、」
それだけ言って詰まった。
沈黙のやさしい時間。
音といえば、雨落つざわめきだけ・・・・・。
海堂は不意に肩を抱くと、身を屈めて朋香に唇を落とした。
甘い、キス−−−−−−。
降りてきた時と同様、突然に離れる唇。
「あ」
名残惜しげな吐息が、彼女から漏れる。

578 名前:遠雷・3 (海朋) :03/12/23 10:46 ID:BTnEuGWH
「せんぱい・・・・・・」
背を海堂に預けていた朋香は、クルリとその身を翻して
真正面から抱きつくと、小さな声で
「好き」
と頬を染めて告げた。
朋香の耳に、早鐘のような海堂の心臓の音が聞こえた。
「こさ か、」
頤に手を掛けられて、上向かせられる。
赤く染まった朋香の顔は、清廉な蠱惑に満ちていた。
薄く開かれた薄紅の唇に誘われるまま、海堂は堕ちるように口付けた。
先程のようなキス。
だけれど、海堂の飢えがその先を望む。
咬むような口付けに、朋香はぎょっとし逃れようとした。
しかしうなじを彼の左手で固定され、ままならない。
「んっ」
深くなるキス。
息をしようと開いた隙に、舌に入り込まれた。
歯茎に舌が当たる。
朋香の背中がぞくりとする。
逃げる舌。
追う舌。
洩れる吐息が、海堂の官能を煽る。
逃げ切れない朋香の舌は、情熱に負けて反応を返し始めた。
雨音とは違う水音が二人の耳朶に、響く。
女の子なら憧れる、好きな人とのキス。
朋香もそれに溺れていた。

579 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/23 10:50 ID:GC2JRSG0
 

580 名前:遠雷・4 (海朋) :03/12/23 10:54 ID:BTnEuGWH
けれど。
どんどん深くなるその底へ誘(いざな)われるのも怖い。
心臓の鼓動が異常な程早く、このままでは壊れてしまうような気がする。
海堂の唇が離れ、彼女は幽かにほっとした。
「せん、ぱ・・・・ん!」
朋香の口から、高い声が洩れた。
海堂の唇が頬から耳にすべり、甘く噛んだからだ。
「あ、・・・・はぁっ、」
かわいい恋人が上げる甘い悲鳴に、男の欲が加速する。
耳から首へ落ち、肩口を吸う。
やや襟ぐりの広い薄いグリーンのサマーニットからのぞく
朋香の健康的な肌の上を、海堂の舌が這った。
朋香はもう、どうしていいかわからなかった。
もっともっと海堂先輩の傍にいたい。触れてもらって愛撫されたい。
でもでもこんな甘ったるい声を上げる自分が恥ずかしい。
そして「どんなこと」になるかわからないのが、−−−−−−怖い。
怖くて、・・・朋香は無意識に海堂のTシャツの脇を握った。
「、は。・・せ、ん・・」

その時、空が光った。
次いで、微かに響く低い音。

海堂ははっとして動きを止めると、朋香の体を強引に引き剥がした。
彼女の姿を見ないよう目を逸らす。
だが僅かに目の隅に映ったその姿は・・・・・
例えようも無く扇情的で、「先へ行け」という本能を押し止める
のが精一杯だった。

581 名前:遠雷・5 (海朋) :03/12/23 10:58 ID:BTnEuGWH
欲望に流されてしまった。
朋香を好きだと言う気持ちに偽りは無い。
この手に抱きしめたいというのも本当だ。
だが。
こんな風に、急激に欲が加速していくとは思いもしていなかった。
−−駄目だ。離れないと、俺は、
「か・・・いどう、せんぱ・・い・・」
か細い朋香の声がする。。
「わ、悪かった。小坂田」
強い雨の音がふたりの間に落ちると、空がまた光った。。
そして、まだ遠い雷の響き。
彼女に視線を合わせられない。
「雨、止んだら、帰れ」
「え?」
「送ってやれなくて。−−−悪い、」
言うなり、海堂は身を翻した。
が、朋香が握ったままのTシャツに引かれ、瞬時踏鞴を踏まされる。
「小坂田! 俺は、」
「センパイ!」
朋香は俯いていた。しかしその顔は赤い。
「小坂田?」
「今、ウチ・・・・誰もいない、の」
雨音に消されてしまうような、小さな小さな声だった。
だが海堂の耳には、まるで耳元で囁かれているように鮮明に届いた。
言葉は理解した。だが『心』が理解するまでコンマ何秒を要した。
「お、・・前。何言ってるか、わかってんのか」
朋香は更に真っ赤になって、うなずいた。
海堂のTシャツはまだ握ったままだ。
また向こうの空が光った。遅れて響く低音。
雨自体は、さっきより勢いがなくなったようだ。
「駄目だ」
海堂は目を逸らして、拒否した。

582 名前:遠雷・6 (海朋) :03/12/23 11:03 ID:BTnEuGWH
朋香は海堂の名を呼んで、顔を上げた。
−−くそ、何てツラしやがるっ!
潤んだ瞳と羞恥に染まる頬、そして薄く開いた唇が、海堂を誘う。
無意識に息が上がる。
気力を振り絞って、再度拒否した。
「っだから、小坂田、」
「先輩のバカ−−−−−−−−−−!!!!!」
そう叫ぶと、朋香は雨の中へ飛び出した。
「小坂田っ!」
はずかしいはずかしいはずかしいはずかしい・・・・・・・・
−−あんなこと言うんじゃなかったっ、
朋香は雨の中、走りながら泣いていた。
先輩に触られて、ドキドキする気持ちが怖かった。
でもそれ以上に、うれしくてぞくぞくする気持ちが欲しかった。
だから、だからっ、
空がまた光った。
驚いて反射的に静止する。
その時追ってくる海堂に気付いた。
−−嫌。こんなあたし見られたくない!
朋香は首を振ると、逃げるように走った。
俄雨は峠を越えたようだが、まだ傘無しでは無理だ。
服はますます濡れて重くなってゆく。
そして。
<SEIGAKU>という銘の入ったジャージを着ることを許された
男に追いつかれてしまった。

583 名前:遠雷・7 (海朋) :03/12/23 11:07 ID:BTnEuGWH
「小坂田!」
「離して」
「小坂田、落ち着けって」
「嫌、見ないで!」
海堂は黙らせるように、口付けた。
「ん、・・、ん。あ」
感情を煽られ舌を絡ませる。
「は、あ・・」
また空が光った。僅かな間合いでガラガラガラっと大きく響く。
だが今度は、ふたりのキスは離れなかった。
息が切れて、ようよう名残惜しげに離れる。
海堂はぎゅっと朋香を抱きしめた。
「も、う。戻れねえぞ・・・」
「ぅん」
そっと抱擁を解くと、雨の中、ふたりは手を繋いで歩き出した。

朋香の言うとおり、小坂田の家はひっそりとしていた。
俄雨はまだ止まず、家の中は篭った熱気と締切った湿気に満ちていた。
海堂は一応「おじゃまします」と声をかけた。
ふたりはまだ手を繋いでいた。
離れがたいのだ。
その反面、これでよかったのだろうかと、そういう思いもまだふたりにはあった。
しかしこのまま玄関でふたり突っ立っているわけにもいかず、
朋香は「タ、タオル持ってくるね」と言った。
するりと手が離れる。
切ない喪失に、ふたりから吐息が洩れた。
−−今すぐ欲しい。
海堂の目がそう言っている。逸らせない。
だがあと少しだけ・・・・。
「タオル、」
それだけ言うと、朋香はそそくさと家に上がった。


584 名前:遠雷・8 (海朋) :03/12/23 11:11 ID:BTnEuGWH
電気も付けない薄暗い朋香の部屋に、やさしくなった雨音が落ちている。
海堂は、雷もさっき光ってから遠くなったな、と朋香を待ちながら、
そんなことを思っていた。
強引に風呂場に連れて行かれ、シャワーを浴びせられた。
出ると、超特急でアイロンをかけたのであろう、微妙な湿気の服がそこにあった。
そうして朋香に案内されて。
彼女の部屋にいた。
一応朋香は着替えていた。
しかし『これからのこと』を考えると、自分もシャワーぐらいは
浴びたい。ここに彼を待たせるのも、なんとなく悪い気がするけれど・・・。
「せ、先輩?」
「なんだ」
「あた、あたしも浴びて、くる」
−−そのままのお前の匂いをかぎたい、
などとは口が裂けても言えるはずも無く。
こうして雨音を聞いている。
海堂は自分の手を見た。
普段はラケットを握るためにある手。
だが。
さっき手が離れた時の、あの喪失感。
あの時は、ほんの一瞬でも離れることなど思いもしていなかったのだ。
だから辛かった。
繋いでいた、彼女の小さな手。
−−離したくねぇ! いや離さねえ、
海堂はぎゅっと握った。そこにある「彼女」を閉じ込めるように。

585 名前:遠雷・9 (海朋) :03/12/23 11:14 ID:BTnEuGWH
その時、朋香が戻ってきた。
紺色のTシャツに白っぽいスカートを穿いている。
そして、彼女のトレードマークとなっているツーテールは下りていた。
いたってシンプルなその姿だが、海堂の鼓動を早めるのには十分だった。
あまりの情けなさに、僅かに自嘲する。
「来いよ」
朋香はおずおずと近づいた。
海堂は彼女の手を取って絡ませた。
−−戻ってきた。
安堵すると、朋香を引き寄せ口付けた。
最初は、触れるように。
次いで重なるように。
そして−−−
奪うように。
一時的に落ちていた情熱が、それだけであっさりと沸騰した。
先程海堂が求めたもの。
朋香が溺れたもの。
「あぁ・・ふ」
ともに深みに嵌ってゆく。
海堂の舌は、浚うように朋香を追い詰める。
雨音とは違う、淫らな水音が響く。
それが欲を一層煽る。
手が朋香の紺色のTシャツの上から乳房に触れた。
「ん、・・・ぃ・ゃ」
その頂点が僅かにつんとしているのに、海堂は気付いた。
更に『それ』を摘む。
反射的に高い声が上がる。
朋香はブラジャーを付けていなかった。

586 名前:遠雷・10 (海朋) :03/12/23 11:20 ID:BTnEuGWH
彼女はちゃんと『解って』いるのだ。
−−いい女だ。全く、
海堂は素直にTシャツの中に入り込んで、直接乳房を愛撫しはじめた。
「せん、ぱ・・ぃ、あ・ぁー」
胸を愛撫されながら、朋香の中に恐れ以上の欲が上がってくる。
恥ずかしいのだが、大好きな海堂先輩に触られるのはすごい嬉しい。
そしてそれ以上に気持ちいい。
両の乳房を海堂の骨ばった手で揉まれるように愛撫され、その
頂にあるものがピンと立ち始め、一層感度が上がってきた。
「小坂田」
海堂が耳元で呼んだ。快楽に酔い始めた彼女は空ろに答える。
「は・・ぃ」
「脱がすぞ」
言うなり、容易に朋香の身を起こすと、彼女に身じろぎもさせずに
紺色のTシャツを剥いでしまった。
流石の朋香も羞恥のあまり手で隠そうとしたが、両手をあっさり
固定されてしまう。
「セン・・ぱ、」
真っ赤になって必死に身を捩るが、それは当人だけのもので
海堂には些かも意味は無い。
そんなことより。
活動的な朋香は、普段から陽に晒されている部分は、わりと
健康的な肌色だった。
だが、異性に初めて晒したであろう、この普段見えない部分は、
ぬけるように白かった。

587 名前:遠雷・11 (海朋) :03/12/23 11:26 ID:BTnEuGWH
「きれいだ・・・」
海堂のつぶやくような言葉に、朋香も停止した。
「雪のように白くて、・・・きれいだ・・」
「せんぱい・・・。あたし、ほんとにきれい?」
「俺が嘘を言ったことあるか?」
彼女は首を振った。
生真面目で真摯なこの男は、駆け引きなどというものとは最も縁遠い。
「うれしい。先輩、あたしうれしいよ、」
朋香は海堂の首に手を回し、引き寄せた。
海堂もそれに応え、キスの雨を降らせる。
「小坂田」
「せんぱ・・・ぃ」
海堂のキスは唇から、顎、喉へと下がり、喉の奥。または肩先へと流れた。
そこで少し歯を立てる。
「あ! う」
『喰われる』というのはこういうことなのだ。
朋香はぼんやりとそう思った。
そして『喰われたい』と願った。
海堂薫という男に。
海堂の口は朋香の白い肌に『跡』を残しながら更に下がり、
尖った赤い実を齧った。
瞬間、朋香の背が反った。
今までに一番の反応だった。声が後で来る。
「あ、はぁ・・ん。あぁー」
「いい声だな」
胸を舌で攻めながら、彼女の羞恥を煽る。
「ヤ、先輩、いじわる」
「かもな」
そう言って、また噛んだ。
体の反応は止められないが、声は抑えることが出来る。

588 名前:遠雷・12 (海朋) :03/12/23 11:29 ID:BTnEuGWH
乳房を愛撫しながら、右手をスカートの中へ這わせた。
「せんぱ、」
声を噛み締めながら形ばかりの抵抗を見せる。
しばらく腿を撫で上げていたが、すっと中心に差し入れた。
「ぁ、んーっ」
朋香の頬が一層赤く染まる。
女の子の最も大事なトコロを守る小さな布は、すでに濡れそぼっていた。
彼は下着の上から遊ぶことをせず、すぐに潜り込み、直接触れた。
「ひゃっ、あぁぁ・・・、せ、センぱっ、」
海堂の背中がぞくりときた。
自分の愛撫で、愛する女が乱れている。
自分にしか見せない痴態を見せている。
「もっと。もっと見せてくれ」
また乳首を咬む。
胸と秘所を攻められ、朋香の声が高くなる。
「あ、あんっ」
朋香はもう、何も考えられなかった。
凄く恥ずかしいのに、それ以上に凄く気持ちよくて。
体中が敏感に反応する。
海堂の空いた手は、ただ腕や腰を撫でているだけなのに、そこも感じている。
体の中心に何かが棲みついたようだ。
それが暴れて訴えている。
いや命令している。
『もっと、もっと』と。
不意に海堂から来る熱が無くなって、朋香は切ない声を上げた。
「せんぱぃぃ・・・・・」
すると頬に海堂の手の甲が優しく触れられた。
「少し待ってくれ」
とろんとした朋香のスカートとショーツを脱がせた。
へその下にチュとキスをする。
「せんぱい、はずかしいよお」

589 名前:遠雷・13 (海朋) :03/12/23 11:36 ID:BTnEuGWH
余りの恥ずかしさに顔を覆ってしまう。
「小坂田。俺を見てくれ」
海堂はTシャツを脱いだ。
彼は時々上半身裸で練習しているから、それなりに見たことはあった。
だが、今の姿は格別だった。
「あ、あ。先輩・・・」
朋香の体の奥底でぞくりとしたものが湧いた。自分の蜜が滴るのがわかる。
そんな自分がいやらしいと思っても止められない。
次いでジーパンと下着も取る。
そのへんの中学生とは比較にならない鍛えられた体から、何ともいえない色気が立ち上って見える。
−−欲しい・・・・・
「・・先輩。好き。抱いてください」
「俺もだ、小坂田」
キスで確かめ合った後、海堂は朋香の脚を開いた。
先程からの愛撫でかなり濡れてはいるものの、朋香の花芯は、当然まだ硬い。
彼はもっと咲かせるために、『そこ』に舌を差し入れた。
「せんぱ、そんなトコっ」
反射的に海堂の頭に手をやってしまった。
だがそれは、彼のやわらかい髪で、自分が気持ちよくなってしまっただけで。
構わず海堂は舐めている。
思わず舌で唇についたのを舐めとってしまう程、蜜は甘かった。
薔薇の花びらが一枚一枚開かれるように、彼女の花も開いていった。
そして。
「ひゃっ、ああぁーっ はぅ、」
朋香が声と体で一段と高い反応を見せた。
最も快感を与える芯を嬲ったからだ。
蜜も一層溢れ、啜り切れない程だ。
海堂はそこを刺激しつつ、指を入れた。
緩んだ花芯は1本は受け入れたが、2本目はきつかった。
朋香からも、悲鳴に近い声がする。
だが、この淫らで清廉な行為に没頭しているうちに、海堂自身にも
余裕が少なくなってきていた。

590 名前:遠雷・14 (海朋) :03/12/23 11:51 ID:BTnEuGWH
クラスの野郎どもが遊びで配ったきり、何となく手帳に挟んであったゴムの封を切る。
「小坂田、」
乱れに乱れ、荒い息を上げるかわいい恋人を呼んだ。
「せん、パ、」
潤んだ瞳で見上げられた。たまらなくいとおしい。
もう限界だ−−−−−−
「入れる、ぞ」
朋香はコクンとうなずいた。
「せんぱ、」
「何だ?」
「離さないで、」
返事の代わりに額にキスを落とすと、海堂は朋香の腰を掴んだ。
そして、ぐっと突いた。
「あああ。ゃ、」
心は納得していても、体が本能的に逃げる。
それを海堂は力でねじ伏せた。
「あ、あぅっ・・・ぃひっぃ」
「、っく」
海堂にとってもかなりきつい状況だが、朋香に比べればまだ多少は余白がある。
−−壊れ、ちゃうっ、怖い・・よっ
朋香が悲鳴を上げそうになるが、辛うじてこらえている。
気の強い、自立心の強い彼女がこれほど辛そうなのだから、余程の痛みなのだろう。
「正直に、言え。辛い、か?」
「ちょっと、だけ。・・・でも・だいじょ、ぶ・・・だ、て・・先輩の だ・・も、」
あまりの愛しさに海堂は言葉を失う。
何も言わずに手を絡ませると、深くキスをした。
それを合図のように動き始める。

591 名前:遠雷・15 (海朋) :03/12/23 11:59 ID:BTnEuGWH
「あ。っひゃあぅん」
朋香は激しい痛みを感じる一方で、体の芯にある『何か』が暴れだすのを感じていた。感じるのは、海堂のものと、その苦痛にも似た快感だけだった。
「せ、せんぱっ、・・・・あた、し、変っ」
ふたりを繋ぐ淫らな水音が一層欲を煽る。
「ぃゃ、アう。先輩、先輩!」
「薫、だ。朋香、」
快楽から逃げるように、貪るように舌を絡めあう。
「かお・・・、る。・・・・薫!」
「朋香っ」
海堂が精を放つのと朋香が絶頂を迎えたのは、どちらが先だったのだろうか。
彼は自身の体を支えきれずに、朋香の上に落ちた。
ふたりして荒い息をあげる。海堂はぐっとふんばって、彼女を見下ろした。
「小坂田、小坂田!」
朋香はうっすらと目を開けた。
「う・・ん・・」
とりあえず意識はあるようなので、海堂はほっとした。
何か言うべきなのかもしれないが、口下手な自分にはうまく言葉に出来ない。
−−−−と、朋香が無言で擦り寄ってきた。
「小坂田・・・・・」
海堂は彼女の手を取ると、ぎゅっと握った。
朋香は笑っていた。
自分も笑っていた。
彼女の額にキスをする。
言葉は要らないんだと、海堂は知った。

いつのまにか、薄暗かった部屋に薄く陽が差していた。
だが窓を見ると、時折新しい水滴が当たっている。
まだ少し降っているようだが、それもじきに止むだろう。
遙か向こうの、夏特有の高い雲の中で、低い音だけが響いていた。
夏はまだ十分に余白を残していた。

end;

592 名前:564(海朋) :03/12/23 12:07 ID:BTnEuGWH
おつきあいありがとうございました。
これにて終劇でございます。ああ、やっぱり長かった。
(521さんの跡杏のように、もっと簡潔に書きたいんだけどなあ・・・・。)
少しでもエロっちいと感じていただければ、幸いです。
また機会がありましたら、やってきます。では。


593 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/23 13:03 ID:JEIeHgm2
うおっ!昨日から待った甲斐があったyo!
564タンオツカレ!(・∀・)イイ!

594 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/23 15:37 ID:a1fRBdr1
564さん、お疲れ様でしたー。楽しませてもらいやした!
何だけど、朋ちゃんの苗字は「おさかだ」ですよw

595 名前:564(海朋) :03/12/23 20:02 ID:BTnEuGWH
あう。朋ちゃん朋ちゃん言ってたから、すっかり記憶違いしておりました。
スミマセヌ。
ネットに巻かれて、逝ってきます。

596 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/24 03:13 ID:tynUCSV0
すんまぞん。
ゲーム未見の方はスルーしてください。
今夜、桃城×那美もの投下しにきます…。
ちと、長いしエロは足りないかもですが…では…

597 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/24 05:43 ID:xPdDtH2w
朋受けキタ━━━( ´∀`)!!
すごい朋ちゃんかわいかったです。朋ちゃん大好きなので幸せでしタ

598 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/24 08:53 ID:BVEe2QUb
リョーマタン誕生日オメ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
桜乃タンと(*´Д`) ハァハァな1日を過ごすんだろうか?
桜乃タンがご奉仕とか?(*´Д`) ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア

何はともあれ誕生日オメ!

599 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/24 09:45 ID:y/nkIwlD
>564
海堂好きなので、朋ちゃんとのカプにかなり違和感を感じて
なかなか読めなかった事を許して・・・。
今、読んでみたらかなりの萌え〜でした。

>596
どうぞご遠慮なく投下して下さい。
ゲームキャラでは 小鷹の方が好きなので期待してます。

最近、神が多くて嬉しいわ。
冬休みのおかげ?(ってここは 21禁だろ!)

600 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/24 12:44 ID:TEqCLTZ2
今度のゲーム、SH2はイイ! 
桜乃たん&杏たんがつかえる上に、
気合を貯める時の声があえぎ声に聞こえて
漏れはゲームどころじゃないです。
セリフも「きゃん、入っちゃったぁ・・」とか、
エロ可愛く聞こえるし。
ピンクのテニスウェアから覗く細くて長い足も
美味しそうでハァハァ出来るし・・
杏たんはボーリングの時、もうちょっとで
ぱんつ見えそうな感じで妄想爆発しそうだし。
試してないけど、ペアモードで鍛えられるのなら、
アクロバティクプレイとか覚えさせたい・・

601 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/24 17:02 ID:U+3gjgRb
>596
いいですね桃城×那美。PCの前に靴下ぶら下げて待ってますハァハァ


602 名前:桃城×那美1 :03/12/24 21:04 ID:tynUCSV0
すっかり暗くなった廊下に並ぶ、
同じような扉の一つに、辺りをはばかるノックの音を重ねる。
さらに2回叩いてみたが、部屋の中から応えは無い。

(もう寝てるのかも…)
那美は諦めて踵を返した。

青学テニス部の男子とミクスドの部員が合宿に入って2日目。
普段の練習とは比べものにならない程の練習のハードさに
泥のように疲れ果てて、皆眠り込んでいるのは、
ここに来るまでの廊下の道のりに部屋から漏れてくる、
寝息やいびきの音で明らかだった。

(やっぱり、寝てるよね…うん、寝つきよさそうなタイプだし)

もう一度自分を納得させるように、
いや、どちらかといえば未練がましく見つめたその部屋の
扉がいきなり開いた。
那美は反射的に悲鳴を堪えた。

603 名前:桃城×那美2 :03/12/24 21:05 ID:tynUCSV0
そこには、イヤホンを片耳だけ外した桃城が
訝しげな表情を隠しもせず立っている。

「なんだ、小鷹じゃねぇか
 悪い。こいつを聞いてたんで、ノックの音がよく聞こえなかったんだ」
左手に持ったMDを軽く示して、那美に笑いかける。
那美は一つ大きな息を吐いた。
「すみません。こんな時間に」
「そうだな…女の子がフラフラ出歩く時間じゃねえな」
格別不快そうでもなく、桃城は答える。
「あの…少しだけお話がしたいんですけど…中に入れてもらえませんか?」
普段快活な物言いをする那美には珍しく歯切れが悪い物言いだった。
桃城は一瞬躊躇する。だが、今日の出来事を考えると無下に出来ないような気がしていた。

「いいぜ、入れよ…あ、だけどドアは開けとけよ」
「え?」
「あのなぁ、こーんな時間に合宿所で、
2人きりで部屋にこもってるのがバレたら、どんな噂がたつかわかんねぇだろ。
お前も一応女の子なんだから」
「あ…そうか、そうですね…」
ドアを開けておくというのは、桃城なりの心配りらしい。
那美は上がり口でスリッパを脱ぎながら、桃城の顔をみつめた。

外に聞こえないだろうか?あまり聞こえては欲しくない話なのだが…。

604 名前:桃城×那美3 :03/12/24 21:06 ID:tynUCSV0

と、その時桃城がどことなくいつもと違うような違和感を覚えた。
「桃ちゃん先輩…お風呂上り?」
「え?ああ、そうだけど?」
その後は続かなかったが、何でそんな事を?というのが表情に刻まれている。
那美はくすくす笑った。
「だって、髪がつんつんしてない」
「あ?ああぁーそりゃ、お前、朝は気合入れてスタイリングしてるからな」
得心して桃城がニヤリと笑う。
「本当は結構ストレートなんですね。髪」
自分だけがその秘密を知ったようで、正直に那美は嬉しい。くすくす笑いが止まらなくなった。
その姿をみて、桃城が微笑む。
「その様子じゃ、大丈夫みてぇだな」
「桃ちゃん先輩?」
「話ってのは、昼間の事だろ?例のトラウマの…」


605 名前:桃城×那美4 :03/12/24 21:07 ID:tynUCSV0

今日の昼間、ある事件があった。
練習の最後のコーン練習時に、ボールがあたって倒れるコーンを見て
那美が突然動揺し、合宿所を逃げ出したのだ。

後を追った桃城が聞き出した所によると
那美は小学生時代から、将来を嘱望される選手だった。
しかし。小3の時、大会の準決勝で自分の球が相手の目に当たり救急車で運ばれたのを機に、
相手を傷つけるかもいしれない恐怖のためにラケットを握る事が出来なくなっていたのだ。
「もうテニスなんかやりたくないんです」
と、血を吐くような叫びをあげる那美を、桃城は殴っていた。

「やめたきゃやめろ。だけどな、テニスが好きって気持ちまで否定すんなよ」
その言葉に那美は、帰ってきたのだ。

606 名前:桃城×那美5 :03/12/24 21:08 ID:tynUCSV0
たっぷりとした沈黙の後、
「ありがとうございました、桃ちゃん先輩」
那美は吐息のように言った。
「そいつは、昼間聞いたぜ。おい、いいから突っ立ってないで中に入れよ。
外にまで声が聞こえるぜ」

桃城は戸口に那美を置いたまま部屋の奥へ歩を進めた。
那美は遠慮がちに後に続く。
合宿所のつくりはどの部屋も大して変わりは無い。
狭い部屋の真中に、さっきまで桃城が寝ていたと思しき
布団が若干寝乱れたまま敷かれ、枕もとには週刊の少年漫画誌が2・3冊乱雑に置かれていた。
部屋の片隅には、バッグからはみ出した着替えとテニス用具一式。
風呂のついでに洗濯したユニフォームが、ハンガーにかかっていた。

607 名前:桃城×那美6 :03/12/24 21:09 ID:tynUCSV0
「あんまり、ジロジロ見んなよ」
那美の視線が動く先を探って、桃城が慌てる。
「ふふ、私、男の人の部屋って初めてなんです」
「バカ、別にここが俺の部屋って訳じゃねーよ」
「でも、きっと桃ちゃん先輩の部屋もこんな感じなんだろうな。
無駄なものが無くて、でも桃ちゃん先輩らしいものがたくさんあって」
夢見るように、那美が呟いた。その横顔を見て桃城も何となく落ち着かない気分になる。

「・・・・・・だったら、自分の目で確かめに来いよ。俺の部屋がどんなんだか」
「…え?」
その言葉の意図を図りかね、栗鼠のように黒目がちな目を見開いて、那美は桃城をじっと見つめる。
先に桃城は目を逸らした。失言だった。自分の口をついて出た言葉が一瞬信じられない。
(やばい…)
桃城の心臓は、早鐘を打ったようになっている。
この鼓動の意味を桃城は認めたくなかった。

608 名前:桃城×那美7 :03/12/24 21:10 ID:tynUCSV0
それは、何がきっかけで変貌したのだろう。
「今日…どうして追いかけて来てくれたんですか?」
まるで、女王が宣言するような、
先ほどまでの消え入りそうな風情とは全く違う声で
那美が突然聞いた。
「どうしてって…」
桃城は目をあわせる事ができない。どうして?自分でも分からない。
ただ、突然尋常ではない様子になった那美を放って置けなかっただけだ。
ただ、それだけだ。しかし、それは口には出さず
「そりゃ、お前先輩としてだな…」
その先を言おうとして絶句した。

-那美が泣いている。

そして次の刹那、弾んだボールのように、一直線に桃の腕の中に飛び込んできた。

609 名前:桃城×那美8 :03/12/24 21:11 ID:tynUCSV0
狼狽して手のやり場に困る桃城の胸に噛り付いて
声も立てずに、那美は泣いていた。
桃城のTシャツの胸元が,那美の涙で塗れる。
いつしか桃城は右の手のひらで那美の髪を撫でていた。
「泣くなよ…」
「すみません…泣くつもりじゃないんです…でも…
桃ちゃん先輩…今日の事、誰にも言ってないんですね」
「…そんなの当ったり前だろう…」
幾分語気を強めて桃城が言う。
「お前がテニスを諦めないで戻ってきた、昨日と何ら変わりはねぇ。
何も無かったのと一緒だろ。これから一緒に全国を目指すんだからよ」

「…私、桃ちゃん先輩の事が好きです」

涙に塗れた眼差しをきっと吊り上げて、那美は顔を上げ囁くように、しかしはっきりと言った。
「はぁ?」
「でも、桃ちゃん先輩は不動峰の橘さんの事が好きなんだってずっと思ってました」
「た、橘妹は関係ないだろう?」
桃城は自分の声が大きくなった事に気がついた。
「ちょっと待ってろ」
那美をそっと引き剥がすと、桃城は慌ててドアを閉めにいった。
廊下の両側に視線を巡らせる。人気は全く無かった。
こんな話は誰にも聞かせられない。誰にもだ。

610 名前:桃城×那美9 :03/12/24 21:12 ID:tynUCSV0
「小鷹、ちょっと落ち着け」
「私…落ち着いてます」
「いいから座れ」
足早に戻ってきた桃城は、那美の両肩に腕をおき、強引に布団の脇に座らせる。
向かい合わせに座って大きくため息をついた。
「お前よ…今日はいろんな事がありすぎたんだ。
今日はもう部屋に帰ってゆっくり休め。いいな」
「嫌です」
思いがけずキッパリと那美が言った。
その涙は枯れる事はないのかと思わせるほど、大きな雫が後から後から頬を伝う。
「先輩の…桃ちゃん先輩の気持ちを聞かせて下さい…でないと,、私…眠れません…
 テニスだって…駄目なら駄目でいいんです。今日…今日だから、自分の中の全ての事に
決着をつけてしまいたいんです…でないと…本当にテニスなんか出来なくなってしまいそうで…」
泣き伏すのかと思ったが、那美は桃城から目を逸らそうとしない。
普段の小鷹那美という後輩の中にこんな想いがあったのか、迂闊にも桃城は気付いていなかった。
自分を慕ってくれる可愛い後輩という扱いしかしていなかったし、
那美もそのように振舞っていた。

だから桃城は----自分の中の想いに今まで気付かずに来れたのだ。

桃城はふと手を伸ばすと、乱暴に那美を引き寄せた。
桃城の大きな腕の中に、那美はスッポリと収まる。
「だから、部屋に入れるのは嫌だったんだ」


611 名前:桃城×那美10 :03/12/24 21:13 ID:tynUCSV0
そっと顔を寄せると、那美が目を閉じる。
長い睫が薄暗い蛍光灯の下で、濃い影を落としていた。
そっと触れた唇は、優しい弾力で桃の唇を押し返してきた。
止めていた息を、ホッとはいて、那美の黒目がちの目が花開くようにそっと開いた。
「桃ちゃん先輩…」
最後の一筋の涙の雫とともに、那美の信じられないという響きの声が届く。
那美は桃城の言葉を待っていた。
「好きだったよ…多分…ずっと前から」
答えを待たず、桃城はもう一度キスをした。那美の手が広い桃城の背中におずおずとまわされる。
2人は座ったまま、何度も何度もくちづけた。途中、わずかに開いた唇の合間から
桃城はさらに深いキスをする。ぎこちなく那美の舌がそれに応えた。

やっと唇を離した後、桃城は両の手のひらでそっと那美の頬をはさんだ。
「もう…とまんねぇぞ…いいのか?」
那美にしたところで、こんな風になると思って訪ねてきた訳ではなかったはずだ。
ただ、一気に心のうちのモヤモヤを整理したかっただけなのかもしれない。
だが、それは思いもかけず、桃城の深奥にあったものすら引き出し
2人をもう戻れない場所まで連れて行ってしまっていた。
抱き合う二人の横には、布団がある。
桃城が何を言っているのか、瞬時に那美も理解していた。
「嬉しい…」
桃城の首に手を回し、吐息混じりに那美は桃城の耳朶へそう応えた。

612 名前:桃城×那美11 :03/12/24 21:21 ID:tynUCSV0
桃城はそっと那美を布団に横たえる。
そして、上からじっと那美の顔を見つめる。
「お前も風呂上りだろ?」
「え?」
「シャンプーの匂いがする。それに何時ものこの馬の尻尾みたいな頭もしてないしな」
那美がくすくす笑った。
「一緒ですね…私達」
「ああ、一緒だな」
「その方が、なんだか大人っぽいな」
「先輩」

613 名前:桃城×那美12 :03/12/24 21:22 ID:tynUCSV0
那美のTシャツの裾から桃城の手が中に滑り込む。
滑々として贅肉の無い腹の感触を楽しんでから
戸惑いがちに、ブラジャーの脇から那美の乳房に侵入する。
ブラジャーはせり上がり、両の乳房を剥き出しにして
那美の鎖骨の辺りにとどまっていた。
テニスウェアを着ている時には意識もしなかったその胸が
意外に豊かである事に桃城は驚いていた。
性急に捲り上げたTシャツからはみ出た、はりのある双の丘の天辺で、
薄い桜色の隆起した乳首を
まるで本能のように桃城は口に含んだ。
「-あ…」
身をよじるようにして、小さく那美が声をあげる。
「嫌」と言ったのかもしれないが、桃城にもよく聞き取れなかった。
舌先を尖らせて、乳首の先を刺激するたびに、那美の口から声にならない喘ぎが漏れる。
次第に桃城は嗜虐的な気持ちになってきた。
大きな桃城の左手の中に、豊かなはずの那美の右の乳房が乱暴に包まれ
その先の突起を親指で乱暴に刺激する。
「−いや…痛い…」
那美の手が伸びて桃城の愛撫を止めさせようとするが
桃城はそれを許さない。
「…お、お願い…やさしく…して…下さい…」
喘ぎながら那美がやっとの思いで言う。
しかし、乱暴にされていながらも、下腹部の奥の何かがキュンと音を立てて
収縮する間隔を那美は感じていた。

614 名前:桃城×那美13 :03/12/24 21:23 ID:tynUCSV0
右の胸に受ける痛みを伴う刺激。
左の胸に受ける甘やかな刺激。
その二つがないまぜになって、那美は次第に快感の海に投げ出されていく。
桃城が赤ん坊がそうするように、薄いピンクの突起を吸い上げると
我知らず、甘い声が漏れる。

「あっ…あっ…だめ…いや…」

嫌ではない…むしろ、更なる刺激を求めているのに
口について出るのは「嫌」という言葉になる。
「電気を消して…お願い…恥ずかしい」
やっとの思いで、那美が言うと、
桃城は名残惜しそうに、胸の真中に一つ赤い印をつけてから
那美の顔を覗き込んだ。

615 名前:桃城×那美14 :03/12/24 21:25 ID:tynUCSV0
硬く目をつぶる那美は、激しい緊張に幾分青ざめている。
桃城はその顔をじっと見つめた。逡巡がわきあがる。
このまま激情に流されて、那美を自分の物にしてしまって良いものか。
桃城とて、経験がある訳ではないのだ。
これが本当に那美にとって良い事なのか、最後の最後まで自信ががなかった。
「小鷹…」
「電気を消してください…」
目を閉じたまま、もう一度那美が言った。那美は待っていた。何もかも忘れて、桃城の物になる瞬間を。
桃城はそっとその那美の可憐な唇にキスをした。
「後悔…させねぇからな…」
桃城は起き上がり、腕を伸ばして蛍光灯の紐を引いた。途端に部屋は薄闇に包まれる。
那美のきれいに整った顔立ちと、成熟と未成熟の狭間に描かれた
なだらかな体の曲線を見ることが叶わなくはなったが、その分、想像力が掻き立てられる。
桃城は自分のTシャツを脱ぐと、よく鍛えられた上半身を露にした。
そして、手探りで那美の首元にまとわりつくように残ったTシャツとブラジャーを
優しく脱がせる。

616 名前:桃城×那美16 :03/12/24 21:26 ID:tynUCSV0
那美は従順にされるがままになり、もう一度両の腕を桃城の首に回した。
「…桃ちゃん先輩…大好き…」
桃城は、その耳朶を甘く噛み、首筋から次第に胸元へそしてさらにその下へ
舌で愛撫を加える。
その痕跡を追跡するように、敏感に那美の声が甘くなる。
「あっ…ンっ・・・あっ…いや…あぁ…」
ついに桃城の右手が、那美のショーツをゴムを潜った。
初めて触れる女性のそこに、一瞬躊躇したが
那美の花弁は予想以上に蜜を湛えて、桃城の指を迎え入れた。
「濡れてる…」
口に出したつもりはなかったが、那美の耳には届いていた。
不意に那美の内腿に力がはいりそれ以上の侵入を阻もうとする。
桃城には見えなかったが、那美は羞恥に両手で顔を隠していた。
消え入りそうな声で
「そんな事…言わないで…」
と、言った。
その声の可憐さに、とうとう最後の桃城の理性が飛んだ。
体勢を変えると、那美の両膝の間に自分の足を割りいれ
那美の本能的な抵抗に構わず、ぐっと足を押し開いた。
乱暴にショーツをずり下げると、初めてとは思えない手際のよさで一気に足首まで引き下げる。
もう、那美の身体を隠すものは何もなかった。

617 名前:桃城×那美16 :03/12/24 21:26 ID:tynUCSV0
「やめ…」
「やめねぇ」
はりついた喉から、かすれた声で桃城は言った。
「本当は、やめて欲しくないんだろう?」
声とともに、中指を那美の一番敏感な突起に押し当てる。
そしてあふれ出た蜜を擦り付けながら柔らかに円を描いた。
闇に慣れた桃城の目に、微かに頷く那美の気配がわかった。

「あぁっ、いや、あっ、あっ…だめ…あん…変になる…」

そこが、処女だとしても、一番感じる場所なのは桃城も知識としては知っている。
那美が乱れだした。両手で枕の両端をきつく握り締め、背中が反り返っていく。
呼吸が速く大きくなっていた。激しく首を左右に振り出したのは
この刺激から逃れたいという事なのか…。
「あぅ・・あん…いや…ああん…先輩…だめ…それ以上…しちゃだめ…ああ…おかしく…なっちゃう…いや…ああ」
上下と円を描く動き、強弱をつけて、桃城の女芯への愛撫は続く
那美はさらに激しく乱れた。切なげな声とともに、次第に刺激に合わせて腰がガクガクと揺れだす


618 名前:桃城×那美17 :03/12/24 21:27 ID:tynUCSV0
桃城は、那美の顔が見たいと思った。那美の声に掻き立てられて桃城自身も既に熱く怒張している。
我慢できない限界まで近づいていた。
那美が欲しい。切実に思った。
那美の中から、愛液がおびただしい程溢れ出し、シーツを、桃城の手を濡らす。
那美のすすり泣くような、言葉にならない喘ぎが、しんと静まった部屋中に響いている。
その声が外に漏れているかどうか…そんな事を考える余裕はもう2人にはなかった。

桃城は身体を動かすと那美の耳元で囁いた。
「いいか?小鷹」
弾んだ息の中から切なげに那美は応えた。
「来て…お願い…私を…壊して…」
もう何も迷う理由はなかった。

619 名前:桃城×那美17 :03/12/24 21:28 ID:tynUCSV0
全裸になった桃城は、熱くたぎったものを那美の花弁に押し当てた。
そして、少しずつ腰を静める。
----熱い。
予想外に那美の中は熱かった。
「-----っつぅ」
苦痛を訴える那美の声にならない声に連動したように、
那美の中がきゅうっと締まった。それ以上の侵入を阻むように急速に膣壁が狭くなる。
「痛いか?」
十分中は潤っているはずなのに、那美は両の手のひらを桃城の胸にあて
押し返そうとする。無意識の仕草のようだった。
「・・・・・・・痛い・・・です」
息をするのもやっとのように、那美は応えた。
「やめるか?」
自分の意志とは裏腹に桃城は訊いた。やめたくはない。ここまで来たら完全に那美を自分のものにしたい。
だが、那美の様子を見ると、これ以上蹂躙する事に激しい罪悪感がわいてくるのも又、事実だった。
実際那美は、身体を二つに裂かれるような痛みを味わっていた。
那美の中に遠慮がちに侵入してきた、桃城の物は那美の予想を遥かに上回る大きさだった。
こんなに大きいものが自分の中に入るのかと、半ば恐怖に近い物を那美は感じていたのだ。


620 名前:桃城×那美19 :03/12/24 21:28 ID:tynUCSV0
だが、
「・・・・・・・・・・やめないで下さい・・・・・しばらくじっとしていてくれれば、平気・・・だと思います・・・」
頼りなげに、那美が呟く。その言葉に、桃城の中から那美への愛しさが沸いてきた。

しかし実際問題として、このままでいるというのは桃城にとってはかなり辛い事であった。
下手をすれば萎えてしまう。
しばらく堪えていた桃城だったが、こちらも初めて事で、もう我慢ができなくなっていた。

「悪い、辛いだろうががまんしてくれ…俺も動かねえと終われないんだ」

言うなり、桃城は那美の一番奥へとぐっとたぎったそれを押し込んだ
「っうう」
くぐもった那美の声に目を凝らしてみると、悲鳴が外に漏れないよう
那美は左の手の甲を自分の唇に押し当てていた。
カーテンの隙間から漏れる光に反射しているのは、苦痛の涙なのか。


621 名前:桃城×那美20 :03/12/24 21:29 ID:tynUCSV0
桃城の律動にあわせて
「あ…あ…」と
那美の低い声が漏れる。動きに合わせて上下する那美の肩から首へ手を回し
桃城は那美に深いキスをする。
歯があたってカチリと音をたて、続いて那美の甘い舌が桃城を求めて絡まってきた。
「ごめん…」
頭の後ろが痺れるような、甘い疼きに促され桃城の動きは急激に早くなった。
狭い那美の中で微妙な締め付けが始まってさらに桃城は我を忘れる。
「ああん・・・」
那美の声に先刻の甘い切なげな響きが混じってきた。
2人のつながった場所に次第に潤いが戻ってきて隠避な音を立て始める
桃城自信も初めて知る、快感をむさぼるように味わっていた。
「あっ…ん…ああ…もう、もう…先輩」
「…小鷹…だめだ…」


622 名前:桃城×那美22 :03/12/24 21:29 ID:tynUCSV0
終息は突然来た。
射精感が桃城の体から急速に力を奪っていく。
やばい…そう思っているのに体が言う事を効かない。
はぁ、はぁと荒い息をたて桃城は那美の上に覆い被さっていた。
「ごめん…俺…やばいな…」
外に出せなかった失敗をどうしていいのか、狼狽して身体を離そうとした桃城に那美はギュッとしがみついた。
「まだ離れないで…」
「だけど…」
「大丈夫だから…今日…大丈夫な日のはずなんです…」
那美は人差し指をそっと桃城の唇に当てた。
「桃ちゃん先輩………ありがとう…」
那美は自分から唇を求めた。

623 名前:桃城×那美22 :03/12/24 21:31 ID:tynUCSV0
携帯のアラームが4時半になった。
桃城は傍らの那美をそっと揺り起こす。
自分の腕枕で猫のように丸くなって眠っていた那美は、
安眠を妨げられいやいやをしてから目を開いた。
「部屋へ帰る時間だぜ、これ以上遅くなると、婆さんや大石先輩にみつかっちまう」
「・・・・!」
我に返って那美は素早く身体を起こした。
「帰らなくちゃ…桜乃ちゃん達にもばれたら大変…」
その右手を捕まえて素早く引き寄せ、桃城は額に軽いキスをする。
「大好きだぜ…小鷹…ずっと側にいろよ」
小さく頷いて、那美は頬を摺り寄せる。そして名残惜しそうに布団からでると
静かにドアを開け、昨夜桃城がそうしたように廊下の両側を確認した。
相変わらず人気はない。
軽く右手を上げ音もなく、那美は廊下へ消えた。
その姿を見送った桃城は、持っていた枕を天井めがけて放り投げた。
「いやっほーーーー」

その途端、隣の部屋から壁をける音と荒井の怒声がした。
「うっせーぞ!桃!何時だと思ってるんだ!」
「やべ…」
桃城は慌てて、布団にもぐりこんだ。
まだ少し眠る事が出来る。いい夢の続きが見られるかもしれない。
いや、さっきまでの温もりは少しも夢ではなかったが…。
今日から何かがまた変わっていく。そんな幸せな予感につつまれて桃城は目を閉じた。

end

624 名前:596 :03/12/24 21:41 ID:tynUCSV0
あぅー改行規制に引っかかって無駄に長くなってしまいましたぁ。
おまけに番号、何回も間違ってしまったし・・・。
すみませんお付き合いいただいて。
心象風景の書けない奴なんですぅー。
ドリームと言ってお笑いください。

しかしイブの夜何やってんだ自分_| ̄|○|||

625 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/24 22:16 ID:mbYO7cI/
596神乙!!
ゲームギャルはなぁ、と思ってたけど一気に読みました!
桃城が桃城らしくてあたふたっぷりが萌え。
ちゃんと桃城の中の人の声に変換して読んでしまった。

そしてメリ栗!

626 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/24 23:34 ID:a8Z1o7U3
良い作品だったのに
>今日…大丈夫な日のはずなんです…
の台詞で台無し。勿体ない。
中途半端なリアリティは出さない方が良いと思うよ。
特に上のような台詞は、物語を安っぽくするから。

文句たれてスンマセン!596さん、乙でした!!

627 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/25 00:09 ID:egBVRv87
良かったよー

628 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/25 15:33 ID:+oyqM6Nu
亜久津×優希ちゃん書こうと思うけど…マズイよね?

629 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/25 16:13 ID:UcAv3631
漏れはいいよ。
不二兄弟×由美子の3pはまずいか?

630 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/25 22:34 ID:lJGaQVbd
3Pはアレだが密かに不二姉弟は萌える。
占ってあげる、と言われて思わせぶりにカーテン閉める弟ってどうなのよ。(*´Д`) ハァハァ
抵抗ある人も多いだろうが漏れも読みたい。

631 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/25 23:22 ID:l4o+h4L4
>630
禿同。
そのシチュで小説が読みたいでつ

632 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/26 00:51 ID:Cbk253jf
>>629
まずいって言うか、裕太のキャラじゃないとおもた。
テニスの中じゃ常識人っぽいから、姉弟で3Pはムリっぽ。

んでも、>630みたいのだったら読みたい!

633 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/27 17:58 ID:DuFRD/eT
塚桜が読んでみたい!ファンブックで好みの女の子が何でも一生懸命な子(おっちょこちょいでも良い)とあったので桜乃じゃん!と思ってしまいました。

634 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/28 22:21 ID:DcrfAi6e
監禁とかレイプとかはやっぱりだめかね

635 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/29 00:41 ID:DGhfVbqY
>>634
テニス部といっても所詮は体育会系だから、場合によってはありかも

636 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/29 03:55 ID:VfnYsHMO
>>628
おねがいしまっす

637 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/29 21:11 ID:iMgCBnMm
>>634
陵辱とか恥辱なら見てみたいかも。
つか、桜乃タンがリョーマに言葉攻めにされるのとかイイ(・∀・)!!

638 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/29 22:32 ID:YlzfhETb
やはり祭り中だからか神が光臨しなくなったね。
早く読みたい。

639 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/31 17:33 ID:KpglyDR2
今リョーマ桜乃でヤヴァい話考えてます。
桜乃ちゃん奴隷ものかなあ・・・・
一応リョーマの愛はあると思いますが・・・・・・・・・。
タイトルも決まってます。
「絶対零度の王子様」
まだ一文も書いてないんですが、シチュが沸いてくるんで、時間が
取れ次第書くと思います。遅くとも来月中には。
文章は変わると思いますがこんな感じ。

=====
「ふたりっきりの時は、リョーマ様って呼ぶように言ったよな」
「あ。そのごめんなさい、リョーマ、・・様」
リョーマの冷たい視線が、桜乃に刺さる。
「ま、いーや。とりあえず脱いでよね」
=====
「へえ、桜乃。こここんなに濡らしてるじゃん」
「やめて、リョーマ・・様」
「ここどこだかわかってんの? 学校だよ」
言葉で責められて、桜乃の蜜がまた腿を滴った。
「桜乃はホントにインランだね」
リョーマの笑みに、桜乃の体が反応する。
=====
「最近リョーマ様、笑わなくなったと思わない?」
朋香の言葉に桜乃はドキリとした。
「前々からクールだったけどさ、桜乃と付き合い始めてから、一層笑わなくなったカンジ」
−−え? わたしとつきあいはじめて、・・・・から?
=====

こんなん見たくないーというのはオハヤメに。

640 名前:名無しさん@ピンキー :03/12/31 20:45 ID:z4iYg+yJ
>>639
がむばれ!楽しみに待ってるw

641 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/01 00:06 ID:fyMphCkS
あけおめ〜(´∀`)

リョ桜で姫始めとか良いなぁ(*´Д`) ハァハァ
除夜の鐘でも、この煩悩は祓えまい!

642 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/02 03:49 ID:zBFR9mK1
”リョーマ様”って笑うところだよな?

643 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/02 04:53 ID:qz7mv99Z
むしろ桜乃総受け、というか、青学男子テニス部レギュラー全員の共有物、
と言うのはどうでしょうか?(;´Д`)ハァハァ
レギュラーはなにしてもいい、ということで、皆さんに色んなことされて
性奴に堕ちていく桜乃タン(;´Д`)ハァハァ


644 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/02 05:01 ID:kKR53WpZ
>>642
奴隷だったらご主人様だね

645 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/02 10:34 ID:pevhBa9I
>>643
yada

646 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/02 15:01 ID:V0R4slOV
読みたいが予告とかいらないので出来てからあげてホスィ。
誘い受け臭くて萎える。

647 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/02 19:57 ID:zBFR9mK1
正直639の態度があれだしどうでもいい。

648 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/03 16:02 ID:veLA8jdg
漏れは読みたいのでカモン

649 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/04 02:11 ID:OdEOwPMe
>>642
激しくそれキボン
朋ちゃん加えて二人の奴隷ハァハァ

650 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/06 09:56 ID:pgs5wPLe
>>649が何を希望しているのか禿しく知りたい今日この頃。

651 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/06 21:00 ID:eZqi1npy
>>650
レス番間違えてるだけとと思われ。
>>649>>642じゃなくて>>643へのレスでしょ?


652 名前:382 :04/01/07 12:28 ID:duY8KBvz
なんかあまり投下されてないな・・・。
また観月巴なんだが、年始ゲームも
どうかと思ってリョ桜待ちだったんだが・・・。
投下予定の神はご在宅か?

653 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/07 22:30 ID:C4AJzwSA
>>652
ぜひ投下してください(;´Д`)ハァハァ<観月×巴

待っててもリョ桜を始めとする原作カポーでのエチぜんぜん投下されないんだもん。
そういう人たちに気を遣って、書ける人間が投下しないってーのも変な話だと思う。


654 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/08 04:39 ID:EirSsjIQ
今更ですが亜久津×優希ちゃん読みたいでつ(;´Д`)ハァハァ<628

655 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/08 14:52 ID:vwoba7ih
>>652
もう出来ているなら是非投下して下さい。
他にも誰かの投下待ちしてる神々がいるなら読ませてくれぃ。

656 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/08 18:40 ID:cBBmQVdZ
リョーマ×桜乃よりリョーマ×朋ちゃんが読みたいな。

657 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/08 21:37 ID:VdcPWDzt
リョーマ×朋ちゃん賛成!!
桜乃と付き合っていながら、朋香としてしまうリョーマ。
お互い罪悪感を抱きながらも溺れていくっていう感じがいいな。

神!!お待ちしております。

658 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/08 21:48 ID:lV3FQAEV
そもそも桜乃と付き合うよりも朋ちゃんと付き合うほうが自然な気がする・・。
桜乃って朋ちゃんに気を使って告白とかしなさそうだし。
朋ちゃん普通にアピールしすぎだし。
そして、リョーマってまだまだ恋人はテニスって感じだ・・・。
と、ちょっと考え込んでみた。


659 名前:382 :04/01/08 22:14 ID:qN/hGzzh
あえーと。微妙ですが
投下いたす。

ゲーム嫌な奴はスルーよろしく。

660 名前:観月×巴そのB :04/01/08 22:16 ID:qN/hGzzh
「映画ですか?」
「そうです。今度の日曜日、空いてますか?」
 観月が巴を誘ったのは、部活が終わった帰りのことだった。
「はい!うわー。外にデートなんて、久しぶりですねっ!」
「なに言ってるんです。いつもしてるでしょう?」
「スクールの練習に行ってるだけじゃないですか。」
 膨れる巴を見て苦笑する観月。
「不満ですか?スクールの練習に一緒に行くだけでは?」
「・・・不満じゃないですけど・・・。」
「僕は不満ですよ。」
 その言葉にびっくりして観月を見上げる巴に、観月はすかさずキスをした。
「じゃ、約束ですよ。日曜日。10時に青春台駅前で。遅刻しないように。」
「はい!楽しみですね!!」
「君は返事だけは素晴らしいですが、いつも僕より遅いですよ。今度遅れたら
何か罰をあげないといけませんね。」
 観月の台詞に、苦い顔をする巴。
「罰って・・・何する気ですか?」
 素振り1000本とか。うさぎ跳び500回とか。だったらやだなぁ。
 巴の怯えた様子に、観月は意地悪くんふ、と笑った。
「そうですね。遅れたら・・・」
「遅れたら?」
「駅前でキス100回の刑に処します。」


661 名前:観月×巴そのB :04/01/08 22:18 ID:qN/hGzzh

 10分前に観月が到着すると、巴はまだ来ていなかった。やはり遅れるな、と
観月は思って、そのまま約15分待った。15分すると、全力疾走して近づいてくる
巴の姿を見つけた。
「観月さーーん!ごめんなさいっ!!」
「はい。今日も5分の遅刻ですよ。」
 やれやれといった風に声をかける観月。巴は息を切らして頭を下げる。
「うー。だって、絶対間に合うと思ったのに!」
「いつも君は出る時間が遅いんですよ。もっと早く出なさい。」
「はい・・・。すみません。」
  巴はしゅんとしながらも、どこかそわそわと落ち着かなさそうにしていることに
観月は気付いた。
「どうかしましたか?」
「え・・・。あの・・・その・・・。」
 珍しく言い辛そうにしている巴に、観月は疑問を抱いた。
「なんです?どうしたんですか。」
「・・・ほ、ほんとに罰・・・するんですか?」
 言われて初めて観月は気付いた。確かに、そんな約束をした気もする。観月は
んふ、と意地悪く笑って。
「そうですね。すると言ったからにはしましょうか。」
 今の今まで忘れていたが。そんなことをわざわざ言ってやる観月ではない。巴は
顔を赤くした。
「えと。あの、ここ駅前だし。昼前で人も多いし・・・。その、見られちゃうっていうか・・・」
「人が見ていなければいいんですか?」
 巴はそれを聞いて、慌てまくる。
「え!?あのっ・・・!」
「あそこ、ビルの陰になって人から見られにくそうですね。・・・行きましょう?」


662 名前:観月×巴そのB :04/01/08 22:19 ID:qN/hGzzh
 
 一回目は軽く、二回目には少し長く。三回目には舐めるように唇に触れ、一度離れて
四回目には激しく舌を絡ませあった。そのまま、長く口付ける。
「ん・・・うっ・・・!はぁっ・・・」
「ん・・・まだまだ、100回には程遠いですね。」
「こんな長くしてたら、100回まで一日かけても届きませんよ・・・。」
 言いながらもうっとりとした表情で観月にしなだれかかってくる巴。それに満足して
抱きしめる観月。
「そうですね。それじゃ、僕も頑張らないといけませんね。」
 すかさず唇に触れ、何度も何度も巴の唇をついばむ。次第に、額に頬、耳たぶ、
首筋へとキスの場所をずらしていく。巴の息が荒くなっていくのを感じて、観月は
知らず興奮していった。
「ん・・・観月さん・・・。」
「まだ、名前で呼べないんですか。」
「・・・だって・・・恥ずかしい・・・」
「外でこんなことしているほうがよほど恥ずかしいと思うんですが・・・。」
 涙目になっている巴の鎖骨に口付けてきつく吸うと、白い肌に赤い花が咲いた。
満足して、またその花に口付ける。唇で、巴の身体の輪郭をなぞっていく。小さく
震える巴。
「は・・・はじめさん・・・。」
「いいですよ。それで。もっと呼んで・・・。」
 キスする唇を休めずに、観月は巴の身体を探り始めた。胸に、太ももに手が伸びる。
「・・・はじめさん・・・?」
「・・・すみません。」
 観月は巴の耳元でささやいた。
「キスだけじゃ、我慢できないみたいです・・・」


663 名前:観月×巴そのB :04/01/08 22:21 ID:qN/hGzzh

 下着の上から触れると、すでにそこはぐっしょりと濡れていた。恥ずかしそうに
耐えている巴を見て、嗜虐心がくすぐられる。
「キスだけで、こんなになっているんですか?・・・はしたないですね。」
「だ、だって・・・!」
 大きな瞳に涙を溜めて、上目遣いで反抗する巴が、愛しくてたまらない。愛しさに
比例して、嗜虐心は増していく。
「だってじゃありませんよ。外でキスして、感じてたんでしょう。」
「・・・はじめさん・・・!」
「今日も、わざと遅刻してきたんでしょう?」
 意地悪のつもりで言った台詞。しかし、巴は真っ赤になって俯いてしまった。
驚いたのは観月だった。
「・・・ほんとに?」
「・・・だって・・・キス100回って、どれくらい時間かかるのかと思って・・・」
 馬鹿げたことしなきゃよかった。巴は心の底から後悔した。しかし観月は、
泣きながらそう言う巴が可愛くてしかたない。顔がほころぶ。
「僕と、キスしたかったんですか?」
「・・・はじめさん以外と誰とするんですか。」
 巴は両腕を観月の首に回して抱きついた。耳元で囁く。
「はじめさんのキス、好きです。・・・いっぱいしたかったんです。」
「巴くん・・・。」
 観月は巴を抱きしめ返した。自分とキスをしたいという彼女の、なんと可愛いことか。
すっかり骨抜きにされてしまった観月は、巴の望むようにキスをしながら身体を触った。
 今はたまらなく巴に触れたかった。
「あ・・・!はじめさん・・・!」
「黙って。・・・人に聞かれてしまいますよ。」
 そう言って巴を下着の上からなぶる。くちゅくちゅと水音がして、巴は観月に
しがみついて唇を噛んだ。
「・・・っ!ぁ・・・やぁ・・・」
「可愛いですよ、巴くん・・・。」


664 名前:観月×巴そのB :04/01/08 22:23 ID:qN/hGzzh
 耳元で、観月の興奮した息遣いを聞き、巴はさらに高ぶるのを感じた。それは観月も
同じで、下着をよけ、じかに巴の潤んだ部分に触れた。弧を描きながら徐々に中心を
攻める。卑猥な水音がくちゅくちゅと巴と観月の間に流れる。声を耐える巴。
その耐える行為そのものが、巴をさらに高みまで追い詰める。観月に口付けられて、
舌が絡み合い、息が出来なくなる。思考も身体も、言う事をきかない。
「や・・・はじめさん・・・も、立てないっ・・・!」
 巴の膝はがくがくと揺れはじめており、長くは立っていられない状態になっていた。
「キスと指だけで、もう立っていられないんですか?困りましたね。先が思いやられますよ。」
 観月はさらに巴を壁際に追い詰めて、巴の腰をしっかりと抱く。あえて耳元で話し掛けた。
巴は耳が弱いことを知っているから。
「僕にしがみついて・・・そう。絶対に放してはいけませんよ。」
「は・・・はい・・・。」
 観月は、指を巴の中にゆっくりと挿れた。まだ指だというのに、きゅうきゅうと
そこは締め付けてくる。動かすと、悦んでいるのかさらに蜜が溢れる。くちゅくちゅと
音を立ててそこをかき回すと、巴が高い鳴き声をあげた。
「ぁあんっ!・・・はじめさぁん・・・」
「巴くん・・・。気持ち良いんですか?」
 震える身体。潤む瞳で見上げられて、こくりと頷かれて観月はたまらなくなる。
指を増やして、ますます激しく指を動かして巴の弱い部分を苛めた。


665 名前:観月×巴そのB :04/01/08 22:26 ID:qN/hGzzh
「あ・・・。はっ・・・!はじめさぁん・・・も、お願いっ・・・!」
「素直ですね。・・・いいでしょう。僕も限界ですから。」
 一度巴に口付けて、観月は自らズボンのチャックを開け、興奮した自分自身を
取り出す。先端は既に濡れそぼっており、それを濡れた巴の密壷にこすりつける。
「ぁあっ・・・!やだぁ・・・はじめさんっ・・・!はやくぅ・・・。」
「んふ・・・。指より感じてるんじゃないんですか?こっちのほうで悪戯されたほうが
感じるんでしょう?」
「〜〜〜っ!はじめさんの、いじわるぅ・・・!」
「意地悪したくさせるほうが悪いんですよ・・・。」
 涙目で訴えてくる巴を、容赦なく苛め続けたいと思ったが、こちらもそうそう巴を
苛めてばかりはいられない。自分にも限界があるのだから。
「じゃあ、いきますよ。」
「あぁぁああああっ!」
 ずぶりと一気に刺し貫いた。一際高い声で鳴き、狭い巴の中はねっとりとからみ
ついてくる。あまりの快楽に、動きを止める観月。
「は・・・はじめさん・・・?」
「ん・・・気持ちいい・・・このままでもイってしまいそうですよ・・・。」
 だが、それではもったいない。
「・・・動きますよ?早く済ませて、映画に行かないと・・・」
「は・・・はい・・・。」
 巴の了解を得て、観月は言葉とは裏腹にゆっくりと動き出した。
外でしようが、何処でしようが、観月は巴を大切に扱う。巴には、快楽しか与えたく
ないし、最近は快楽しか与えない方法も心得てきた。
男を迎え入れた歓喜に打ち震える肉に締め付けられ、達してしまいそうになるのを
こらえた。ねっとりと自らに絡みつく。熱い熱と、とろとろと溶けた蜜が淫靡な欲望を
増幅させる。奥で先端がこすれ、腰を引けば先端が中でひっかかり快楽を呼び起こす。
そのたびに巴は高い声で鳴き、観月も興奮する。


666 名前:観月×巴そのB :04/01/08 22:33 ID:qN/hGzzh
「あぁん!!はじめさ・・・!!気持ちいいっ!!だめぇ・・・!」
「は・・・僕も気持ち良いですよ・・・。本当に、君の身体はいやらしくできてますね・・・」
 動いているうちに、大きくなる欲望。それを感じて、また巴も興奮する。観月と
つながり、観月に快楽を与える事が巴には嬉しく、快楽でもあった。観月は、
純粋に巴から与えられる快楽に酔う。粘膜がこすれあう中で、巴の中で溶けて
しまいそうな自分。息が上がるのを押さえられない。激しく腰を打ちつけ、
じゅぷじゅぷと互いの液が混ざり合い、興奮は頂点に達しようとしていた。
「も・・・はじめさん・・・。だめぇ・・・きもちいい・・・っ」
「なら・・・これはどうですか?」
 言って観月は巴と繋がる部分より少し上の部分の豆粒くらいの大きさの肉をなでた。
巴の身体が快感で大きく震える。
「ひあ・・・ぅ!?やら、はじめさんッ・・・!そんなとこ・・・!!」
「すごい。硬くなってる・・・。濡れているし、はしたないですね。本当に君は・・・。」
「あああっ!!やあんっ!はじめさ・・・らめぇ!!らめ・・・・っ!」
 肉を撫でたり、こすったりつまんだりしながら腰を動かす。巴のろれつは回らなく
なり、口の端からは快楽からかよだれがこぼれている。限界が近いことは、巴の身体が
自分の身体に教えてくれた。
「はじめさんっ!ああぁ!も、らめっ!!らめれすぅ!!イっちゃうっ!気持ちい・・・!!」
「ん・・・はっ・・・。僕も・・・。一緒に・・・」
 巴が一番感じる最奥に思い切りつきたてる。同時に、巴が激しく自分を締め付けた。
「や、やぁああぁぁんっ!!」
「―――ぁっ・・・!」


667 名前:観月×巴そのB :04/01/08 22:35 ID:qN/hGzzh

そのまましばらく抱き合って、余韻にひたる巴と観月。
「観月さん・・・」
「・・・なんです?」
「・・・気持ちよかったです・・・」
 恥ずかしげに告げる巴を見ると、まだ涙の残る大きな瞳でこちらを見上げていた。
荒い息を吐き出しながら、そんなことを言う唇は赤くて艶かしい。観月は胸が締め付け
られるほどときめいた。むさぼるように口付けて、上がる息そのままに囁いた。
「ん・・・僕も、気持ちよかったですよ。」
「・・・よかった。」
 えへへと笑う巴を再び抱きしめる観月。
「映画、どうしましょう?」
「え、観に行かないんですか?折角駅まで出てきたのに。」
 このまま帰っては、寮でいちゃいちゃしてるのと変わらないじゃないか。それは、
変わることに意味があるのかもしれないけれど。それとこれとは話は別だ。
 巴がそう思っていると、観月は困った表情をした。
「確かにそうなんですが・・・」
「?」
「今の君の顔を、誰にも見られたくないんですよ。」
 可愛くて、色っぽい僕だけに見せる顔。他の人に見せるなんて、もったいないこと
できませんよ。


668 名前:観月×巴そのB :04/01/08 22:37 ID:qN/hGzzh
 観月は巴を見た。自分にしっかりとしがみついて、黒い大きな瞳で自分を上目遣いに
見上げている。行為後のせいか、瞳は潤み、頬は赤く、唇は濡れ濡れと輝いていて
扇情的だ。愛しさと独占欲で胸がつまる。強引にもう一度唇を奪った。
「んん・・・。はじめさ・・・」
「そんな顔した君を他の人に見られるぐらいなら、今日は帰って二人で過ごしましょう。
・・・君はいまいち、自分がどういう顔をしているのかわかっていませんから。」
「・・・そんなに変な顔してます?」
 恥ずかしそうに言う巴が、可愛い。馬鹿な子ほどかわいいものだ。唇だけで笑って、
もう一度深く口付ける。
「は・・・。ぅ・・・はじめさん・・・。えーが・・・。このまま、しばらくしたら、身体も
元通りになりますから・・・。」
「ン・・・。仕方がないですね。じゃあ、もう少しこうして、君がそんないやらしい顔
じゃなくなったら、映画に行きましょうか。」
「・・・やらしくないですもん。」
「やらしいですよ。・・・僕の前でだけなら、幾らでもそんな顔をしてくれて構いませんが。」
 赤くなった巴は、観月に抱きついて顔を隠した。巴を抱きしめながら、今日は帰りが
遅くなるかもしれないな、と観月は思った。

 終わり。

669 名前:382 :04/01/08 22:39 ID:qN/hGzzh
 どうもお疲れ様です。
あけましておめでとうございます。(今更。)

670 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/08 23:10 ID:aBhtdc1d
言葉責めスキーな観月が(・∀・)イイ!
382さん、お年玉サンクスコ


671 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/08 23:18 ID:gSUWOzYr
382さんの書く巴、かわいくて好きです(*´Д`) ハァハァ

672 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/09 22:19 ID:0qFjqDBU
382さん乙。
やはりSSが投下されると嬉しいなぁ。
神々の光臨、お待ちしております。

673 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/11 00:35 ID:k4nu+s4X
不二姉弟モノを投下させて頂きます。
かなりぬるめですが苦手な方はご容赦下さい。

674 名前:不二×由美子 1 :04/01/11 00:37 ID:k4nu+s4X
あの女性が特別なのだと気付いたのは、不二周介の身長が彼女の背を追い越した頃だった。
金曜日の午前零時。不二家のチャイムがけたたましく鳴り響く。
そろそろだと思っていた周介は特に驚きもせずに照明を点けたままになっている玄関へと向かった。
ドアを開いた途端、ふわりと甘い香りに乗って柔らかい体が周介の腕の中に飛び込んで来る。
「周介ぇ。ただいまぁ!」
真紅の唇が甘ったれた声を上げ、不二とまったく同じ色の緩やかにウェーブのかかった長い髪が頬を
擽った。
漂う酒精に不二は顔を顰める。
「姉さん…またこんなに。」
「ど、どうも、こんばんは。」
説教を始めようとした途端、扉の向こうにいた男が遠慮がちに不二に声を掛けた。
穏やかな不二の顔がぴくん、と俄かに表情を消す。その不穏さに気付いたのか気付いていないのか、
男は聞いてもいないしどろもどろな説明を開始する。
「いや、あの、由美子さん酔っ払っちゃって。こんなに飲ませるつもりじゃなかったんですけど…。」
「送って頂いてどうもありがとうございました。」
男の言葉を遮るように言い捨てて、不二は問答無用に扉を閉めると聞こえるように鍵を掛けた。
今月で、五人目だ。
「周介ぇ。怒っちゃった?もうしないからぁ。」
腕の中で不二の姉、由美子が舌足らずな声を出しながら、抱きとめている不二の腕にすりすりと頬擦り
する。
不二は呆れかえったように溜め息を吐き、その姉の身体を子供を抱くようにひょい、と持ち上げた。
「先週もそんな事言ってたよ。」
「だってぇ。」
きゅうっといじめられた子供のような顔で不二をじっと見詰める。こんな顔をされると、きつくも言えない。
リビングの扉を開け、柔らかいラグマットに姉を降ろしてやると不二は冷たい水を取りに冷蔵庫へと向かう。
この広い家に、今は二人きりで住んでいる。
母は二週間、父の単身赴任先へ。弟は学校で寮生活。


675 名前:不二×由美子 2 :04/01/11 00:38 ID:k4nu+s4X
年齢の離れている美人占い師として名高い姉は普段は理知的で近寄り難いイメージなのだが、酒を飲む
と人が変わる。
甘ったれで奔放で、そして、男を惹きつけて離さない色香を撒き散らす。
「彼氏?」
ペットボトルを差し出しながら、不二はいつもの質問をする。姉は美味しそうに水を飲み干し、無邪気に笑
う。
「まさか。趣味じゃないわ。」
誘われたから、ちょっと食事に行っただけ。
いつも決まった返事。
今日の男は不二より、頭一つ分以上は背が高かった。
胸がちくりと痛む。いつから、こんな事を気にするようになったのだろう。
由美子はぽん、と空になったペットボトルを放り投げるとそのまま横になる。
「部屋で寝なよ。風邪引くよ。」
投げ出されたペットボトルをゴミ箱に入れ、不二は姉を上から覗きこんだ。
「う…ん。」
薄茶色の柔らかな髪が、白いラグマットの上で艶やかな曲線を描いている。薄く開いた瞳はとろんと正気
を失い、白い頬が仄かに上気している。捲れあがったスカートから伸びるしなやかな脚。唇に触れている
細い指先。
綺麗な、人。
突然下からするり、と腕が伸びて不二の首を捕まえた。
「抱っこして。」
「姉さん。」
「部屋まで。ね?」
普段決して見せない姿だけに、甘えられると、弱い。
不二は由美子を抱き上げた。きゃあっ、と由美子は歓声を上げて不二の首にしがみ付く。
甘い香りが鼻腔を擽り、不二は瞬時奥歯を噛締めた。
柔らかい唇が首筋に触れる。洋服越しにもはっきりと分かるその曲線。
どうか、静まれ。
「重いよ。太った?」
高まる心音を押し隠し、ふふふ、と笑い声を上げながら不二は階段を上がると姉の部屋のドアを開け、奥
にある天蓋付きのベッドに姉を降ろした。

676 名前:不二×由美子 3 :04/01/11 00:40 ID:k4nu+s4X
「はい、到着。」
離れようとするが、首の後ろで絡まった由美子の手は解けない。
「姉さん?」
「太ったって言った…。」
禁句だった。十分なスタイルを保っている癖に、女性にしては背の高い由美子は体重を気にしている。
「ごめん、冗談だよ。」
由美子のしっとりと濡れた瞳がじっと不二を覗き込む。
「ホントに?」
「姉さんは綺麗だよ。」
――世界中の誰よりも――
本音が漏れそうになって不二は苦笑した。
ずるり、と腕が解け、ゆっくりと由美子の身体がベッドに沈む。不二は一つ肩で息を吐くと、照明を消し、
ドアへと向かった。
「おやすみ。」
その声に、また由美子がむくりと起き上がる。
「周介、一緒に寝よう。」
「何馬鹿な事言ってるの。」
今、自分はどんな顔をしているのだろう。不二は振り返る事も出来ずに逃げるようにドアの外へと出た。
その後ろを由美子の声が追い掛ける。
「皆、意気地なしね。さっきの人もそうだわ。」
不二は、その場に打ち付けられたように動きを止めた。
今、彼女は何と言った?
さっきの男を、誘ったのか?
暗がりの中、由美子の身体がまたベッドに倒れ込む気配がする。
「皆、口ばっかりだわ。誰も、私に触れようともしない…。」
美辞麗句を並べ立てるばかりでいざとなると「俺には勿体無い」。
今日の男もしつこく食事に誘って来た割には二人きりになった途端緊張してろくに会話もできない。
由美子はぐったりと力を抜いた。
化粧も落としていないし、着替えもしなくてはいけない。でも、もうそんな気力もない…。
ぎ、とベッドが軋る音に由美子は目を上げた。
暗がりにぼんやりと人の影が見える。


677 名前:不二×由美子 4 :04/01/11 00:42 ID:k4nu+s4X
「周介?」
「誘ったの?」
いつもよりも少し低いその声。しかし酒に酔った頭では何も考えられない。
「そうよ。でもキスしてお終い。」
自嘲気味に竦めた肩を急に押さえつけられ、由美子は目を瞬いた。何が、起こっているのだろう。
ぐん、と身体が持ち上がりきつく抱き締められる。
「無理に、あんな男にやる必要なんてないよ。」
慰めるような不二の声に、呆然としていた由美子はゆっくりと身体を預けた。
優しい弟。
「じゃ、周介にあげる。」
由美子の唇から零れた言葉に、不二の身体が硬直する。
姉は酔っている。結果的に振られて、傷付いている。
だから、こんな事を言うのだ。でも…。
ゆっくりと不二の手が由美子の頬を撫でた。
後悔するかも知れない。
それでも、いい。
ぐっと身体を引き寄せ、唇を重ねる。呼吸するのが惜しい程に舌を絡ませ、吸い上げる。
「…ふ…っ。」
息の合間に漏れる唾液と由美子の細い声。
ボタンを外す度に薄暗い闇に浮かび上がる白い身体。不二はその肌に優しく唇を落とす。
「…ん…ぁ。」
今まで付き合ったのも全て年上の女性だった。しかし誰の事も姉程に愛しくはなく、誰も姉程は美しくなかった。
柔らかい肌をシャツの下で撫で、シルクの下着のホックを外すと豊かなバストが露になる。
何て、綺麗な人なんだろう。
欲望を通り越えてただ不二は感嘆する。
ゆっくりと掌で揉むと由美子は、くふん、と甘えた声を上げた。既に意識は朦朧としているようだ。
きっと、明日には忘れてしまうだろう。
それでもいい。
不二は白い丘の頂点に咲いている紅い蕾を口に含み、ちゅっ、と音を立てて吸い上げた。
「や…ん。」
由美子の身体がぽうっと熱を帯び、しなるように仰け反る。


678 名前:不二×由美子 5 :04/01/11 00:43 ID:k4nu+s4X
流れるような曲線を描く腰の下に腕を差し入れ、不二は由美子の身体に折り重なった。
スカートを脱がし、レースのショーツに手を差し入れる。
改めて確認する必要もない程に熱を帯び、潤うその場所。
――姉さん――
そう、声に出そうとして不二は口を噤んだ。
どうか、正気に返らないで。
言葉の代わりに口付けを落とす。
指先は、もどかしげに彼女の蜜を湛えた秘裂を弄る。
「ぁ…はっ。」
極上の艶やかさを孕む声が赤い唇から零れる。脇腹から乳房を経て腕へ、指先へと丁寧に舌を這わせる、
彼女の身体を労わるような愛撫。
首筋からうなじへ。ほんの少しだけ歯を立て、遠慮がちに吸い上げる。
大切な人。愛しい人。
ストッキングをガーターベルトから外し、熟れた果実を扱う慎重さで傷を付けないようにそっと脱がせる。
唇で太腿の滑らかな肌をなぞり、既に露になっているたっぷりと蜜を湛えた秘裂へと口付ける。
それは、まるで神聖な儀式のように。
「んっ。」
ぞくりと背筋を這い上がる刺激に由美子は身体をくねらせてシーツに皺を作った。
不二の舌が、双丘の谷間をなぞり、その奥へと差し込まれる。襞を捲り、隠されていた花芯を探り当てる
と丁寧に舐め上げる。
「ぁあん…!」
極度の睡魔と、久し振りに味わう快感とが入り乱れ、由美子はうっとりとその所作に身を委ねた。
ジュッとあからさまな水音と由美子の荒い息遣いが、しんと静まり返った室内に響く。
不二はつやつやと隆起した花芯を舌先で形を確かめるように擽り、指を奥へと侵入させる。
「ぁ…くぅっ。」
もう堪えきれない程に熱いマグマのような物が身体の奥から沸き上がり、由美子の身体ががくがくと震え
出した。
「き…ちゃう…!お、願い…。」
肉襞が刺激を求めてヒクヒクと強請る。
蕩け出すねっとりとした蜜を舐め上げると不二は身体を起こし、すっと由美子の身体を掌でなぞった。
たったそれだけで敏感になった由美子の身体がぴくん、と跳ねる。

679 名前:不二×由美子 6 :04/01/11 00:44 ID:k4nu+s4X
普段、象牙の彫刻のような肌がうっすらと汗ばみ、熱を放っている。
不二はぐっと由美子の腰を浮かせた。姉の唇からくふん、と甘い吐息が漏れる。
既に熱く反り勃っている自身を、不二は柔らかく緩んだ姉の花弁にあてがった。
「ぁあっ…!」
由美子の唇が、歓喜の媚声を上げる。
欲望を突き立ててしまえばいい。いずれ、誰かの物になってしまうのだから。
不二は、指先で乱れてさえ美しい姉の髪を梳いた。
そして、シーツに投げ出された彼女の手をそっと取り上げると、口付ける。
人形のように白く、細い指。
優しく、何度も、何度も口付ける。
やがて。渦巻いていた熱は暗闇に飲み込まれ、由美子の静かな規則正しい寝息だけが部屋に沈む。
不二はそっとベッドを降りた。
音を立てないように部屋を出ると、振り返らずにドアを閉めた。
深く息を吐き、廊下の明かりを避けるように目を伏せる。
いっその事、滅茶苦茶にしてしまう勇気があれば良かったのに。
苦しげに胸を押さえた後、不二は諦めたように一人薄く笑った。

680 名前:不二×由美子 最終 :04/01/11 00:45 ID:k4nu+s4X


「おはよう、周介。早いわね。」
翌朝、部活へ出かける為に玄関を出ようとした不二に、完璧に身支度を整えた由美子が階段から降りな
がら声を掛けた。
「おはよう、行ってくるね。コーヒー入ってるから。」
「ありがとう。行ってらっしゃい。」
何事もなかったように、由美子はにっこりと微笑む。
覚えてはいないのだろう。覚えていたとしても、夢でも見ていたと思っているだろう。
その方が、いい。
「行ってきます。」
「あ、周介!」
ドアを出かけた不二に声を掛け、由美子がとん、と玄関へ降りてきた。
「袖、ほつれてるわ。」
由美子は不二の腕を取ると、髪をかき上げ、袖口へ唇を寄せる。
上から覗き見えるうなじに、不二はちらりと目を走らせた。
ぷつり、と糸が切れ、唇が離れる。
「はい、行ってらっしゃい。」
「ありがとう、姉さん。」
不二は、極めていつも通り微笑んで礼を言って軽く手を上げ、ドアを抜けた。
昨日、ささやかに付けたあの赤い跡が、いつまで残っているだろうと考えながら。



681 名前:673 :04/01/11 00:47 ID:k4nu+s4X
近親モノ、嫌いな方は申し訳ありません。
びくびくしつつ。

682 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/11 01:01 ID:32/td266
リアルタイムでキターーーーー!!
近親相姦萌えますた(;´Д`)ハァハァ
しかし、周介切ないなぁ…。

683 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/11 01:47 ID:C1KC2OG0
盛り上がっているところスマン。
不二兄は「周助」だったと思う。

684 名前:673 :04/01/11 08:25 ID:2gPzvMTG
うわ・・・。本気で『介』だと思い込んでました。
大変申し訳ない。
やっちゃならねぇ事をやってしまった。
穴があったら入りたい…。

685 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/11 21:06 ID:RGVZj6dr
>684=673
そういう勘違いはけっこうあるからそんなに気にせんでもいいよ。
しかし、由美子姉さんが本当に覚えてないのか気になるところだね。
実は覚えてて、覚えていない振りをしてたんなら…それもまた萌え(*´Д`)

686 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/13 16:14 ID:F+tjC7GT
ネ申キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
周助…いい子や…原作は黒いが

687 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/14 22:03 ID:KGPMpNwf
桜乃誕生日だな
自分はSS書けないから・・・神の降臨を待つYO

688 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/15 11:22 ID:TkfupHgX
神光臨もなさそうなので住人出席取ってみよう。
(・∀・)ノハーイ
普段は同ジャンル別カプ。杏ちゃんスキ-でつ。

689 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/15 13:17 ID:iDiXlWSZ
(・∀・)ノハーイ
自分も杏ちゃんスキー
王子が一押しでないせいか、桜乃がちょっとダメだったんだが
神々の降臨で、ちょっと桶になった。


690 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/15 14:12 ID:V85aWBIa
(・∀・)ノシノシ
リョ桜スキーでつよ。

691 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/15 17:00 ID:Z4CS0Jun
(・∀・)ノハーイ
普通の話なら杏ちゃん、
エロなら桜乃タンや菜々子さんが好きです。

692 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/15 18:39 ID:R/o5v8+8
(・∀・)ノハイ
杏ちゃんスキーでつ。跡杏、神杏大好きでつ。

693 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/15 19:03 ID:PBoQsEqF
(・∀・)ノシ
自分も杏ちゃんスキー。
ゲームキャラでは巴が好きかな。那美タンはちとイイコ過ぎて…。


694 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/15 19:06 ID:k0qQWdct
(・∀・)ノシ
朋香スキー・・・お相手はどなたでも
海朋嬉しかったなー

695 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/15 20:48 ID:H/oSW0WJ
(・∀・)ノハーイ
は、早川さんが好きと言ってみるテスト……

696 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/15 22:58 ID:ZT1h/l31
(・∀・)ノハーイ
スカートで踵落としする巴が好きです(w
亜久津×巴が読みたいよ、ママン…


697 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/15 23:29 ID:FGACcYte
(゚Д゚)シ
杏タンが好きだな。原作だと桃杏萌え。アニメの桃杏←神尾も良い。
華村先生(;´Д`)ハァハァ

698 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/16 00:59 ID:D6kGoCF5
(・∀・)ノハーイ
杏ちゃんスキーの跡杏スキーです。
ゲームでは那美スキー。

699 名前:382 :04/01/16 01:17 ID:oJEL3PUk
(・∀・)ノ
ご存知だろうが巴が好きだ。(ってゆーかゲームが好きだ。)
でも杏も好き。桃杏。

しかし、エロなら兄杏のがいい。(外道。)

700 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/16 02:23 ID:UwDKgphC
(・∀・)ノハーイ

ここで跡杏にはまった。
リョ奈々も良い!

701 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/16 02:36 ID:SuMLBrZn
レスが!と思ったら点呼だったか…

(・∀・)ノ
ゲームに出てくる女衆が好きだー
原作にももっとおなごを!!と思ってます

702 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/16 14:38 ID:wxSv935g
>>695
(・∀・)ノハーイ
漏れも漏れもー! 楓タンスキー。
気が強くて意地っ張りで不器用なお嬢サマ(;´Д`)ハァハァ
そんな彼女を支えてくれるちとおバカな赤澤部長か、さりげなく優しいダーネとの
ラブラブエロ話、書いてくれないかなー


703 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/16 16:10 ID:QRqyNpL9
(・∀・)ノハーイ
桜乃スキー。前の千石桜乃禿萌えた。
結構住人いるんだな……

704 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/16 17:10 ID:ENbED3VG
(・∀・)ノハイヨー
朋香タソが好きだ。ついでに言うと海朋が好きだ。
でもテニスのおにゃのこたちはみんな好きだ。

705 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/16 22:22 ID:/wblfa5R
結構意外な住人構成だったんだね。
桜乃ちゃんスキーが一番多くてゲームアンチも多いのかとオモテタ。
ばらけてるんだね。
こういうのも楽しくて(・∀・)イイ!

706 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/16 23:59 ID:cl5re9eu
(・∀・)ノハーイ
赤也涼香の話が読みたい今日この頃
涼香は副部長に片思い?みたいだが個人的には
「ラブコン」みたいな、にぎやかカップル希望

707 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/17 00:28 ID:C3Sft6SO
(・∀・)ノハーイ
杏ちゃんスキーで跡杏プッシュ。神尾→杏も好物です。
杏ちゃんファン多いねー。

708 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/17 01:13 ID:z0UXly3d
(・∀・)ノシ ヘイホー!
桜乃スキーでつよー。
リョ桜目当てでテニプリは読み始めたが
このスレのおかげで千桜と跡杏が気になってしょうがないですよ。
てゆうか皆結構ゲームやってるんだなー。

…。
買ってきまッス!

709 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/17 01:36 ID:Nwy65UAC
(・∀・)ノハーイ
桜乃ちゃんスキーのリョ桜スキーだけど跡杏とか神杏も好きでつ。
あと密かにヅカスミも好きだったり…(w

710 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/17 12:47 ID:6+Nm5u4F
(・∀・)ノ
自分もゲームの娘達が好き。
山吹の眼鏡っ子がお気に入り。
亜久津とか千石相手のラブエロ話とかないかな…
いっそ自分で書きたいぐらいの勢いだ(w

711 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/17 19:02 ID:S88NLuAv
年上スキーはどれくらいいる?

712 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/17 19:22 ID:CeguJquA
>>711
(・∀・)ノ


713 名前:712 :04/01/17 19:22 ID:CeguJquA
すまんageてしまった

714 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/17 20:57 ID:hKf7J7tQ
格好とかリョーマのマネをしてるヤシがいるみたいだから、そいつが勘違いして
声をかけてきた女をうまくあしらえなくて・・・みたいなシチュはどうよ?

715 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/17 21:20 ID:PwLy51JC
(・∀・)ノハイヨー
杏ちゃんスキーで桃杏←神スキーであります
でも、ゲームとこのスレのおかげで跡杏も気になりだしましたよ

>706
激しく萌えてしまいました…ソレイイ!!

716 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/17 21:30 ID:jjgAQeyU
あー、一応点呼に挙手。
いちおう桜乃スキーかな。海朋はセットで。
こないだ3年6組×桜乃ってのをもーそーし挫折。

717 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/17 22:05 ID:DlmLJ8LQ
(・∀・)ノハイハイー
桜乃たんスキーでリョ桜スキーです。
でもひそかに大Pushは塚桜だったりします。
塚桜の方が妄想のし甲斐があるだけだったり

テニのオンナノコはみんな好きです。
海朋とか桃杏も大好きだったり。
でも基本は節操なし

718 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/18 00:13 ID:/S69sQrU
(・∀・)ノハーイ
原作では桃杏スキー
ゲームでは那美タンスキー
しかし基本は節操なし。

719 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/18 00:55 ID:BggorrPe
(・∀・)ノ
今日来たばっかですが通いたいと思います
神だらけで(;´д`)ハァハァ

720 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/18 03:39 ID:IeaDPMEW
自分は桜乃スキーの朋香スキーです。
千桜いいな〜。
リョ桜よりも実はリョ奈々すき

721 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/18 04:10 ID:3a0+sLHo
(・∀・)ノハーイ 年上スキーです。
リョ桜よりリョ朋リョ奈々に萌えてしまいます。
亜久津親子とかも読んでみたいです。
神降臨求ム(;´д`)ハァハァ




722 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/18 08:50 ID:Re9T2mnF
ちょっと質問なのですが、382神や神々は同ジャンルで活動中なのでしょうか?
オンオフ問わず。
ノーマルの裏サーチはないものだろうか…。

723 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/18 14:09 ID:aKfuPORh
>722
神じゃないけど投下したことはある。
オフはしていない。オンはある。

テニスの王子様_ドリーム_裏でググれば
ある程度の結果は得られるかも。


724 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/18 23:46 ID:1nOim8c+
同じく神じゃないけど投下経験あり。
オンで別ジャンル健全で活動中

725 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/19 01:02 ID:cg8nN7Bo
tenipuri

726 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/19 02:28 ID:ZOUJi6bz
ようやく城成湘南編のDVDを見て、華村先生に禿萌vv
新城×華村がツボにハマりますた。同士は…いないかなぁ。

727 名前:722 :04/01/19 08:03 ID:EzKHj0A6
>723.724
レスありがd。
オンの人のが多いのかな?
がんがって探してみます。

728 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/19 12:34 ID:oOAiIg0R
>726
はいはいはい!ここにいますぜよ!(・∀・)ノシ
どっちかいうと華村×新城というか華村先生総攻めのノリで。
城成湘南スキーなので、いろんなカプで(*´Д`)ハアハアしてまつ。

729 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/19 13:40 ID:zC6MHt0+
華村葵タン(*´Д`)ハァハァハアハア・・・

730 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/19 14:17 ID:KnfABGVW
>726
ていうか華村先生に(;´Д`)ハァハァ

731 名前:382 :04/01/19 20:59 ID:p30RPbWZ
>722
テニスで活動?スペはとったことがないな。
委託や別ジャンルに本を置いた事はあるが。

いや。ってゆーか、ゲーム本だしてるの俺以外見たことないから
真っ正直に答えるのは馬鹿か?

732 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/19 23:12 ID:qVhprMGB
>722
リョ桜以外はオンでもオフでもカプ人口そのものが少ないところが多いから
仮に神々が該当カプで活動してても正直に認めるのはつらかろう。
21歳以上が少ないカプだと即身元バレだしな(w


733 名前:722 :04/01/19 23:48 ID:x9tcL/f5
>>731.732
そうですね。身元バレの恐れが・・・。
変な質問してすみません。
っつーか餓え杉だ。
スマソ。

734 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/23 09:17 ID:6JK3MH24
ドソマイ

735 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/24 11:32 ID:LKZHh62/
この世界に、ネ申がおられなくなった。

さびしい・・・
>723
>724
>382
そして、お隠れになっていらっしゃる神…
登場をお待ちしています。

736 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/25 01:11 ID:kODhY0D5
バレンタインも近づいていることだしその頃にはきっと・・・!

737 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/25 04:15 ID:e+rhiGcu
愛…愛に…飢えてます…。
タスケテ…・・・・・・ネ申様

・゜・(ノд`)・゜・

738 名前:382 :04/01/25 14:29 ID:z2d3PCiG
忙しいので待っててくれ。
真田×原の新婚ネタと観月×巴を
予定中・・・。

頑張るよ・・・。

739 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/26 22:19 ID:ILCHNGp/
頑張ってください!


740 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/26 22:22 ID:DLkzB5Hk
不思議だ…。

自分、正直汗と涙はドリ臭くて好かんのだが
382タンの観月巴はハァハァしっぱなし…(;´Д`)ナゼ?

そんな訳で、382タンがんがってくだちぃ!w

741 名前:382 :04/01/30 21:47 ID:eNBgGNPE
あー。真田原完成ー。
投下しまっせ。

742 名前:真田×原 :04/01/30 21:49 ID:eNBgGNPE
 本日の試合を終え、真田は無表情にいそいそと自分の家に帰宅した。家のインター
フォンを押すと、先日結婚した妻 涼香の、女性にしては低い声が聞こえた。扉が
開けられる。すらりとした長身の美女が慎ましやかな笑顔で迎えてくれた。
「おかえりなさい。弦一郎さん。」
「ああ。」
 涼香に荷物を渡して、家に上がる。涼香の様子をちらりと見ると、何か心なしか
弾んでいるように見えた。何かいいことでもあったのだろうか、と思案していると
涼香が先に話題を切り出した。
「お風呂にしますか?御飯にしますか?」
「・・・風呂だ。」
 問われたので答えを返すと、涼香は「はい・・・。」と答えたが、明らかに落ち込んだ
様子を見せたので、真田は表情には出さずに驚いた。何事か。そう思ってじっくり涼香
を見つめると、いつもは長くて綺麗な指先に数箇所、ばんそうこうが貼られていた。
 そう言えば、涼香は料理が苦手だったか。
 そう思い出すと、涼香の妙な反応は納得が言った。
「・・・やはり飯にする。」
「え?」
「・・・お前の作った物が冷めてしまうだろう?」
 そう言うと、涼香の表情は恥ずかしそうな、うれしそうなはにかんだものに変わった。
その笑顔を見て、これでいい。と満足な気分に浸たる真田。
「あの、じゃあお風呂はいいんですか?」
「ああ・・・あとでお前も一緒に入ればいい。」
 そう言うと、涼香は真っ赤になって俯いてしまった。何か可笑しなことを言った
だろうか?


743 名前:真田×原 :04/01/30 21:54 ID:eNBgGNPE

 涼香の作ったものは、本人が気にするほどの悪い出来ではない。毎度指を犠牲に
されては困るが、それでも最初に比べたら上達してきた。真田は満足して夕食を終えた。
涼香が洗い物をするために台所に立つ。
 何か会話をするわけではないが、いつも涼香には無理に話題を振らなくてもいいので
楽だ。普段女と話をすると、萎縮されてしまうとか怖がられたりするものだが、涼香
だけは、真剣にテニスについて話かけてきたし、一生懸命言われたとおりに練習も
していた。彼女の好意に気付いた時は、誰にも分からない程度に微笑んだものだ。
「あ、弦一郎さん」
 台所から声をかけられ、真田は思い出から意識を引き上げた。目の前には、モデル
もかくやという容姿の妻がお茶を出していた。なんだ、と目で促すと涼香は隣に座り
話はじめた。
「今日、弦一郎さんに会いに赤也が来たんですけど、何か約束してたんですか?」
「・・・切原が?」
 真田は眉を潜めた。約束などした覚えはないからだ。突拍子のない行動をする後輩は、
たまに何の脈略も用事もなく尋ねてくる。
 涼香はため息をついた。
「やっぱり、ただ遊びにきただけなんだわ。さも用事があるようなこと言って。今度
来たら叱ってやらなきゃ。」
「・・・家に上げたのか?」
「勝手に入ってきたんです。・・・遠慮ってものを知らないんだから。」
 赤也は涼香のテニスでのパートナーを数年務めていて、憎まれ口をたたき合う友人
でもある。恐らく今回も、真田というよりは涼香に会いに来たに違いない。しかし、
だとすると―――
「気に入らんな・・・。」
「え?」
 

744 名前:真田×原 :04/01/30 21:54 ID:eNBgGNPE
自分が知らないうちに、自分以外の男が、この家で涼香と会って話しをしていた
なんて。おもしろくない。
 突然機嫌の悪くなった真田を見て、涼香は狼狽した。片思いの期間が異常に長かった
せいか、真田の機嫌を損ねる事に怯える傾向が涼香にはあった。困った顔をする涼香を
見て、愛しさと嫉妬で身体の中がおかしくなりそうだった。
「涼香・・・。」
「は、はい?」
「今度はもう、家にあげるな。」
 それだけ言って、涼香を抱きかかえた。驚いて赤面する涼香。
「さ、真田さん!?」
「お前も真田だ。・・・わかったな?」
「は、はい・・・。」
 実は何故そんな事を言われるのかさっぱりわかっていない涼香だったが、恥ずかしさ
にただ首をふっていた。そんな涼香の内面を察することもなく、真田はそうか、とだけ
言って、今度は涼香を抱えたまま立ち上がった。
「!?」
「風呂へ行く。」
「え!?あの・・・」
「なんだ?」
「ほ、本当に・・・?」
 怯えたような声。本人は低いと気にしているが、歳を重ねるごとに色っぽさを増す、
真田が気に入っている部分の一つ。
 滅多に変えない表情をかすかに笑みにして、真田は当然だ、とばかりに涼香を風呂場
まで運んだ。


745 名前:真田×原 :04/01/30 21:58 ID:eNBgGNPE

「はっ・・・!弦一郎さん・・・!」
 胸の先端を加えられ、切なく息がもれる涼香。形の良い胸を丹念にもみしだいて
いく。標準よりも身体の大きい二人で入るには、浴槽は少し小さかったが、真田は
それすらも都合がいいと思っている。こうやって、明るい、狭い部屋に二人だけと
いうのが、真田は気に入っていた。橙色の光が、間近にある涼香の白い肢体を照らす。
湯で濡れたその身体は、普段より一層艶かしく真田を誘っているように見えた。身体
をゆっくりと舌で辿ると、涼香の身体が揺れた。ぱしゃりと湯も揺れる。
「あ・・・弦一郎さ・・・」
 潤んだ瞳で見上げられて、真田は出来る限り優しくキスをした。それでもまだ無骨な
感じは否めない。しかし、そういう無骨さを、涼香は長年愛してきた。信頼と愛情を
込めて真田に身体を預ける。それを感じた真田は、丹念に身体を舐って、涼香の薄い
茂みに手を伸ばした。湯とは違うねっとりとしたものが指に絡みつく。一瞬身体を硬く
する涼香。
「あっ!そこは・・・!」
「問題ない・・・。」
 指に蜜を絡めて、真田は涼香のそこを指でかき回した。ぱしゃっという湯の音と
ともに身体を振るわせる涼香。
「ああっ!弦、一郎、さんっ・・・」
 涼香はきつく、指に絡み付いてくる。表面の慎ましやかさからは想像もできない内の
激しさに、真田は溺れていく。指を増やす。更に震える涼香。もう一本増やすと、とう
とう高く鳴いた。
「あぁん!も、だめっ・・・!」
「何がだ・・・?」
 わかりきっていることを聞いては、真田は涼香を困らせる。真顔で言われるから始末に
おえない。涼香は思う。しかし、ばらばらに自分の中で動く指に、飢えを感じさせられて
しまっていた。早く、この飢えを満たして欲しい。羞恥に瞳に涙を溜めるが、それでも
言わなければならない。小さな声で、自分の欲求を告げる。
「弦一郎さんが・・・欲しいんです・・・。」
「・・・そうか。」

746 名前:真田×原 :04/01/30 22:00 ID:eNBgGNPE

 表情には表さないが、真田はその一言に満足して、張り詰めた自分のものを涼香に
突き入れた。湯と、硬い質量が自分の中に入って自分の欲求を満たしていくのを、
涼香は感じた。
「ああっ・・・!は、ぁ・・・。」
 控えめに声を漏らす涼香を愛しく思い、真田は口付けを落とした。涼香の腰を
しっかりと抱いて、腰をゆっくりと動かした。真田が涼香の奥をかき回す。涼香の中は
ねっとりと蜜が肉の感触を導いてくれる。粘膜の擦れあいに、身体がとろけるような
快楽を感じる。
「ああ!弦一郎さんっ!!」
「いい声だな・・・。」
 真田に耳元でそう囁かれて、涼香は真っ赤になった。しかし、声を殺そうにも、
この快楽で声を殺すのは至難の業に思えた。目をつぶって耐えようとすると、涙が
こぼれて、湯の中へ落ちた。
「耐えるな。声を出せ。」
「・・・や。・・・はずかしっ・・・!」
「俺が聞きたいと言ってもか?」
 涼香は真田を見た。よく見ると、顔は赤くなっているし、息も苦しそうに上がって
いる。彼もまた耐えているのだと知る。愛しく思い、今度は涼香から真田に口付けた。
真田が激しく涼香を貫くと、今度は声を抑えなかった。風呂場に涼香の喘ぎが篭った
ように響く。
「あぁんっ!!弦一郎さんっ!・・・だめですっ・・・きもちいいっ・・・!」
「そう、か。」
 低く、だが興奮した真田の声に、涼香も満足するように微笑んだ。自然に腰が動く
のを、止めようと思わない。真田が、欲しい。


747 名前:真田×原 :04/01/30 22:02 ID:eNBgGNPE
「弦一郎さん・・・もっと・・・!」
「・・・ああ。」
 涼香の切ない願いに、心が満たされるのを感じる。この声は、俺しか知らない声。
切原など、聞いたことのない声。この、飢えた声は、俺だけのもの。
 独占欲が満たされる。心の飢えが、下半身から伝わる快楽で満たされる。涼香を
見た。快楽に酔った、潤んだ瞳で自分を見上げて浮かされたように自分を呼び続けて
いる。その姿に、興奮する。激しく口付けて、涼香を満たすために腰を動かした。
 荒い息。湯がばしゃばしゃと揺れる。構わずに二人は快楽を貪った。真田はより深く
繋がろうと、激しくピストン運動を繰り返す。涼香からは止め処もなく蜜があふれ、
さらに快楽を呼び起こす。締め付けられる感覚が、徐々に強くなっている事に気付き、
真田は涼香の限界を感じた。
「もう、イくのか・・・?」
「はっ、だって・・・!あぁ!もうっ、我慢できな・・・!」
「そうか。」
 そう一言だけつぶやき、真田は涼香が弱いところを強引に刺激した。きつく締まる
感覚。きつく締め付けられて、真田も耐えることなく欲望を放った。
「あぁああんっ!!」
「―――!!」
 


748 名前:真田×原 :04/01/30 22:03 ID:eNBgGNPE

 あまりの激しさに、涼香が気を失うことは今までも度々あった。今も涼香は真田の
腕の中でぐったりしている。しかし、気を失うほど今日は激しくしたつもりはない。
いや、いつもそのつもりはないのだが、今日はそんなに・・・。
涼香の顔を眺める。顔が未だに赤く染まっていて、呼吸が荒い。
 ・・・・のぼせたか?
 真田はようやく涼香が風呂でのぼせた事に気付き、柄にもなく慌てて涼香を看病した
のだった。その後真田は、涼香にこっぴどく叱られ、しばらく風呂でのスキンシップを
禁止されたとか、しないとか。

 終わる。


749 名前:382 :04/01/30 22:06 ID:eNBgGNPE
ああ。終わった。
真田原、難しいな。真田が難しい・・・。
原は書きやすいのに・・・。

赤也原のが書きやすいのかも。

750 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/31 00:33 ID:EwyYVNYj
ネ申キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(   )━(`  )━(Д` )━(´Д` )━(;´Д`)ハァハァハァハァ!!!

751 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/31 01:33 ID:2uVM7VUU
ゴッド降臨!
ありがとうありがとうありが(;´Д`)ハァハァハァハァハァ

なんか真田が自分イメージとぴったりダタヨ-。
こう、メシフロネルな感じがね。
あとで怒られてる真田も激しく(・∀・)イイ!!

いつもながらの職人芸、堪能させて頂きました。
ゴチです。

752 名前:名無しさん@ピンキー :04/01/31 01:46 ID:q5CIEShM
うおーー>382 神
なんだろう…観月の時とは違う、男前で硬派な萌えは?(;´д`)ハァハァ
すげーークリティカルヒットです!!ありがとう、いい夢見ます。

753 名前:名無しさん@ピンキー :04/02/02 15:24 ID:Xp5Tg9SF
382様、いつもありがとうございます。
(;´Д`)ハァハァしながら読ませていただきました。
真田いいですな〜

話変わりますが、
実は今、切原×芝を書いています。
いつ投下できるか分かりませんが・・・

754 名前:名無しさん@ピンキー :04/02/02 17:31 ID:m4GuqJfr
切原×芝(・∀・)イイ!
おばさん発言以来気になってたんだよな…753様頑張って下さい(;´Д`)ハァハァ

755 名前:名無しさん@ピンキー :04/02/03 09:16 ID:ZwkhZF3C
753さんがんがってください。
ハァハァしつつお待ちしております

756 名前:名無しさん@ピンキー :04/02/04 22:38 ID:0ev6TkT/
俺は南次郎×芝のエロが見たいな。
もちろんシチュはレイプが良い。


757 名前:382 :04/02/04 23:31 ID:QAHZW8Ui
「巴ちゃん。きみって岐阜出身だよね?じゃ、節分に太巻き食べたりするの?」
 ルドルフの部室で巴にそう話題を振ったのは木更津だった。
「あ!今日って節分ですね!はい。太巻き食べますよ。」
「そう?よかった。」
 言って紙袋からとりだしたのは、テニス部員分の太巻きだった。目を輝かせる巴。
「わあ!おいしそうですねっ!」
「皆で食べようと思って。豆も買ったよ。鬼は柳沢だね。」
「何で断定してるんだーね。」
 木更津は柳沢の発言を三半規管に通さずに巴を見た。
「で、どうやって食べるの?僕、太巻き丸ままかじった事ないし。」
「関東ではしないんですよね?じゃ、あたし食べますから見ててくださいねっ!」
 にこにこと言って太巻きを手に持つ巴。それをにこやかに見つめる木更津。
そして木更津の意図にようやく気付くその場にいた部員たち。慌てる早川と裕太と
金田。
「ちょ、何を・・・!!」
「今年は東北東だっけ。あっち向いて。」
 早川の抗議も無視して巴に言う木更津。素直にも従う巴。
「じゃ、話し掛けちゃだめですよー。」
 そう言って、今まさに太巻きを咥えんとする巴の口元を全員で見つめる。
 ああ!私のかわいい巴が、衆人環視の中辱めを・・・!!
 本人に自覚のない辱めとわかっていても目を覆う早川。と、その時。


758 名前:382 :04/02/04 23:32 ID:QAHZW8Ui
「何してるんですか!!!」
 備品のチェックのためコートに出ていた観月が部室のドアをけたたましく開け放った。
「あ。観月さん。」
「何してるんですか!!きみは!!」
「見てわからないんですか?太巻き食べるんですよ。」
「見ればわかります!!」
 じゃあ何故聞く?そんな目で見る巴から太巻きを取り上げて、明らかに主犯と
思われる木更津をにらめ付ける観月。
「・・・何させてるんですか。」
「別に?あれ、何皆顔赤くしてるの?ただ、僕は皆で節分を体験しようと思った
だけなのに。」
 クスクスと笑う木更津に、なんとも罰が悪そうな顔をする部員たち。そして、わけ
がわからない、といった顔をする巴。
「?何なんですか?」
「きみはわからなくていいんですよ。」

「敦。やり方が黒いだーね。」
「何のことかな?」
 くすくすと笑う木更津を見て柳沢は、敵にはしたくないタイプだ、という認識を
再度刻み込んだ。

 おわる。

759 名前:382 :04/02/04 23:35 ID:QAHZW8Ui
突然すまん。某所で節分ネタ見て、イキナリ書いた。(w
節分昨日だYO!
ゲーム嫌いな人間、もし読んじまった!!って奴は。

・・・ほんとにすまん。
なので、いろいろやってみようか。折角だし。(は?)

760 名前:リョ桜 :04/02/05 00:09 ID:laLHvwuS
 昼休み。隣のクラスの竜崎桜乃に呼び止められた越前リョーマは、彼女の手の中の
包みに目をやった。
「なに?それ。」
 問うと、いつものように視線を下にして、はにかみながら桜乃は答える。
「えっとね、今日、節分でしょ?えと・・・リョーマくんと一緒に、その、食べようと
思って作ってきたの。」
「・・・太巻きなら、今日母さんが作ってたよ。今日の晩飯用に。」
「え!?あ、ごめん!!ならいいよ!!」
 涙目になった桜乃を見て、リョーマはしまったと思った。余計なことを言ったか。
リョーマは桜乃のつつみを取り上げた。その行動に驚く桜乃。
「あ、あの・・・?」
「いいよ。寿司、嫌いじゃないし。」
 リョーマの優しさに、また涙が込み上げる桜乃。涙腺が弱いのは生来の物だ。
「なんでまた泣くの。・・・で、どこで食べるの?」
「えっとね、校庭なんかどうかな?ベンチのあるとこ。」
「ふーん。ま、いいよ。」



761 名前:リョ桜 :04/02/05 00:11 ID:laLHvwuS

「ね、竜崎。なんで節分って太巻き食べるの?」
 包みを開けている最中に言われた言葉に、桜乃は驚いて顔をあげ、そして目の前の
彼が帰国子女であることを思い出した。
「えっとね、今年一年、幸せになるようにってお願いしながら食べると、一年幸せに
暮らせるんだって。他にね、いわし食べたり、豆を撒いたりするのも悪い事を追い出し
たりするためなんだって。」
「ふーん・・・。そう。でも、この太巻き、意外とでっかいね。どうやって食べるの?」
「え?えっと、太巻きはね、その年のいい方角を向きながら黙って一気に食べるん
だって。」
「?よくわかんない。竜崎、やってみせてよ。」
「う、うん。」
 今の説明では確かにわかり辛いだろう。しかし、桜乃は困った。自分で作った太巻き
は、お世辞にも形が良いとは言えず、丸かじりするには不安定だ。こぼすのも恥ずかし
いし、なにより好きな相手の前で大きな口をあけて物を食べるのに抵抗を感じた。
しかし、困っている桜乃を見つめているリョーマは、興味津々で見つめている。
 やるしかない。少しでも不細工に見えないように祈りながら、桜乃はその太巻きを
食べ始めた。


762 名前:リョ桜 :04/02/05 00:13 ID:laLHvwuS
 口に入れると、大口を開けているのが恥ずかしくて顔を真っ赤になってしまう。
そのせいで思ったよりも太巻きが奥へと入ってしまった。喉につっかえる。咳き込み
そうになった。噛み切れない。
「ん・・・!う・・・。」
「どうしたの?もしかして、つまった?」
 背中をさするリョーマを涙目で見上げる桜乃。
「苦しいなら吐いてもいいよ。」
「ん・・・!!」
 そこまではできない!桜乃は必死で噛み切った太巻きを飲み込んだ。ごくりと喉を
ならして飲み込むのが恥ずかしくてたまらない。
「大丈夫?飲み物いる?」
「う、うん・・・。」
 リョーマの手からお茶をもらい、それを飲み干す桜乃。恥ずかしくて死にそうだ。
消えてしまいたい。桜乃は真っ赤になって縮こまってしまった。
「どしたの?」
「ご、ごめんなさい。」
「謝る事ないでしょ。なんか悪いことしたわけ?」
「え・・・でも・・・。」
「むしろ、いいもの見れたと思うけど。」
「?」
 不思議そうな顔をする桜乃。
「ま、そのうちいつでも見れるかな。」
「リョーマくん?」
「こっちの話。・・・あ。竜崎、御飯粒ついてるよ。」
 言って指先でその粒を取り上げるリョーマ。またも顔を真っ赤に染める桜乃。
その様をみて、やれやれ、まだまだ先は長そうだなとリョーマは思った。

 おわれ。


763 名前:名無しさん@ピンキー :04/02/05 00:25 ID:xs4Gjd1s
>382
わらかしてもらました。
家族で恵方巻き食らう図はいかがな物かと
つねづね思ってた、関西出身者より

764 名前:桃杏 :04/02/05 00:58 ID:laLHvwuS
「あ、桃城くん!」
 部活の帰り道に、見知った少女から声を掛けられた。不動峰中の橘 杏だった。気さくに挨拶を返す桃城。
「おう。どうした?こんな時間にこんな所で。」
「うん。ちょっときみに用があって。」
 さて、なんだろう。桃城は不思議に思った。どうも自分には、いつも目の前の少女の考えを見抜くことができないでいる。今日は一体どういったことなのか。
 と、そういうことを考えているような表情をしていたのだろう。杏がくすくすと笑った。持っていた手荷物を桃城に掲げてみせる。
「はい、これ。」
「なんだ?これ。」
「太巻き。作りすぎたからおすそ分け。」
「太巻き?お前ん家の晩飯か?」
「今日って節分でしょ?関西では幸福を願って食べるんだって。最近関東でも宣伝してるじゃない?」
「へーえ。ありがとな。」
 桃城は、そのつつみを遠慮なく受け取った。笑顔を見せる杏。
「うん。用はそれだけだから、じゃあね!」
「あ。待てよ!」
 思わず去り際の杏の腕を掴む桃城。止まる杏。桃城を見上げた。
「何?」
「あ。いや、なんとなく・・・。これ、お前が作ったのか?」
「そうだけど?」
 桃城は何か考えた。今、杏を引きとめたのは反射的で、別に深い意味があったわけではない。しかし、深い意味がなく呼び止めたとあっては、より深い意味が生まれそうで、必死に杏を呼び止めた理由を考えていた。
「あー、その。俺、今腹減ってるんだ。」
「そう。」
「そう、それでだ。」
 見上げる杏の瞳は純粋だ。不思議そうな色を湛えている。桃城はとうとう苦し紛れに言った。
「容器返しに行くのも面倒だし、今食うから待ってろよ。」


765 名前:桃杏 :04/02/05 01:00 ID:laLHvwuS

 杏の作ったと言う太巻きは、見た目も美しく味も良かった。切り口から色とりどりの
具財が美しく切断されている。
「へえ。うまそうだな。」
「ありがと。」
 微笑みながら返す杏に、とりあえず場は凌げたものと思い、一息つく桃城。しかし、
部活の後で確かに腹が減っていたのも事実で、桃城はありがたくごちそうになることに
する。大きな口で一口。一切れを食べる。口いっぱいに広がる寿司飯は具と調和して
美味かった。
「うまいなぁ!橘、料理美味いんだな!」
「そう?ありがと。これでも家事はけっこう得意なのよ?」
「へぇ。人は見かけによらねぇな。」
「どういう意味よ?」
 怒った振りをする杏をからかいながら、桃城はあっと言う間に容器の中身を一切れ
だけにした。
 これを食べきって、容器を返せば杏は帰ってしまうだろう。もう日も落ちかけている
し、早く帰らせたほうがいいのはわかっていたが、どうにも、何と言うか。もったいない気がした。
 最後の一切れをなかなか食べない桃城を、杏はいぶかしんだ。
「どうしたのよ?食べないの?おなかいっぱいになった?」
「いや。そーいうわけじゃ、ねーんだけどよ。」
 説明し難い心境に、どうしたものか桃城は悩んだ。そして、一言。
「なぁ。なんで、これを俺に持ってきたんだ?」


766 名前:桃杏 :04/02/05 01:02 ID:laLHvwuS
 部員全員に配るのなら、わかる。不動峰の連中に配るのも。けれど、どうして自分
だけなのだろうか。それも、部室に来るでもなく、こんな所で待ち伏せして。
 なかなか答えを返そうとしない杏を、桃城は見た。杏は、真剣なような、それで
いておどけているような、そんな曖昧な瞳で桃城を見ていた。
 しばらく、沈黙する。日は、完全に落ちようとしていた。もうしばらくこんな沈黙が
続くかと思われたが、意外にも早く杏は素早く行動した。容器の中の寿司を取り、むり
やり桃城の口の中に突っ込んだ。驚く桃城。しかし、声は出ない。無論、太巻きが口に
入っているからだ。
「むぐぐ!?」
「あのね。」
 容器を手早く片付けながら、杏はまくし立てるように言った。
「幸せになるために食べるんだから、幸せになってほしい人のとこに持って来たに
決まってるでしょ!」
 何をいってるんだ、この馬鹿は。そんな目で桃城を一瞥した。固まる桃城。その桃城に
近付き、桃城がくわえた太巻きの端をかじった。
「味は悪くないわね。うん。」
 一人納得する杏。桃城は身動き一つ取れないでいた。
「じゃあね。桃城くん。機会があったらまた会いましょ。」
 颯爽と去っていく杏の後姿を見送りながら、桃城はそのままの姿で、完全に日が
落ちるのを感じた。

 終わっとけ。


767 名前:382 :04/02/05 01:05 ID:laLHvwuS
 色々とか言っときながら2つだけかよ。自分。
すまん。朋と早川もやりたかったが、ネタが・・・。
やはり即席は辛い物があるな。限界だ・・・。

しかもよく考えたら桃杏、エロくないし。

768 名前:名無しさん@ピンキー :04/02/05 02:46 ID:NykP+ZHl
382ネ申!!

リョ桜大本命なんで(*´Д`) ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア
可愛いなぁ藻前ら…

769 名前:名無しさん@ピンキー :04/02/05 21:21 ID:re62FVX1
節分ネタワロタよ!ありがとうネ申!

770 名前:名無しさん@ピンキー :04/02/05 22:57 ID:1bJ2C3MH
自分も「俺の太巻きを恵方に向かって丸のみしれー」
って言うネタを書いた人なので激しく笑いました>節分

771 名前:名無しさん@ピンキー :04/02/06 23:37 ID:bOSlBGhe
太巻きの主は尻を恵方に向けてるんだよなW

772 名前:名無しさん@ピンキー :04/02/10 11:02 ID:OZ5Q+7yW
h t t p:/ / t y o u t y o u. c u t e g i r l.j p/ t o p 2 .h t m

773 名前:名無しさん@ピンキー :04/02/11 01:21 ID:fXR9daCq
>772
なんでこれ貼ったか意図がわからん・・・。


774 名前:名無しさん@ピンキー :04/02/11 03:35 ID:f/zxNYZb
晒しじゃないの?

775 名前:リョ桜 鬼畜?1 :04/02/11 23:49 ID:SmybH0cL

 ゆったりと椅子に座り見つめるその眼。楽しげに歪んだ口元。
 逆らう事を許さない絶対的強者に身が縮こまる。

「ねぇ早くしなよ」

 羞恥に強張った身体に投げ掛けられる。
 距離としてはまだ2.3メートル離れた所で、もうこれ以上引き止められない。
 短めのスカートの裾から手を忍ばせ、出来るだけ肌を晒す事のないよう白い
ショーツを身から剥がした。
 隠していた部分が外気に触れる。
 服は着ている。下着を付けていないだけ。それだけ、たったそれだけのコト。
外見的には何一つ変わっていない。
 けれどリョーマの視線が。
 リョーマの視線は全てを見透かしていて、柔らかい肌に突き刺さる。

―――いやだ… やっ…!


776 名前:リョ桜 鬼畜?2 :04/02/11 23:51 ID:SmybH0cL

 何もかもを見透かしたその目に身体が反応する。
 身体を触られたわけでもない。羞恥心を煽る事を言われたわけでもない。
ただリョーマは見ているだけだ。
 なのに身体の底が熱を持って、じわりと疼いた。

「おいで」

 甘く低く響いた声に嫌々と首を振った。
 動けない。動いたら融けたものが伝ってしまいそうで。

「おいで」

 同じく繰り返す。宥めるように微笑み手を差し伸べて。
 彼の常套手段。危険な甘い微笑みに逆らえない事を知っている。その手を
取って抱き締められたい事を知っている。
 おず… と足を踏み出した。たった数メートルの距離を殊更ゆっくりと歩む。
 見つめている。リョーマが見つめている。
 まるで視姦されているようで、侵蝕するようにじわりじわりと融け出してくる。


777 名前:リョ桜 鬼畜?3 :04/02/11 23:52 ID:SmybH0cL

 リョーマの手を取ると強く引き寄せられる。
 倒れるか倒れないかの所で抱き留められ、ほっとしたのも束の間、素早く
リョーマの手が潜り込む。

「あ、やっ!」
「すご…濡れてる」

 見上げれば至極楽しそうに笑んで快楽の部分を掻き乱す。
 足に力が入らず立つ事さえも困難になる。縋るようにリョーマのシャツを
握り締めた。息が上がる。
 羞恥の色に染まっていた頬が快楽に染まって上気し、あられもない声が
鼻にかかって漏れ出る。
 気持ちよさに頭の中が白く弾けて、その中に強い欲望を見出す。
 激しく求める。身体が欲しいと。
 震える足に力を入れて、縋っていた手をリョーマの頬に触れた。思うままに
求めるままに口付ける。
 その瞬間までも瞳を閉じないリョーマの代わりに瞳を閉じた。甘いキスを重ねる
度にリョーマの欲望も牙をむく。
 濁流のような力強さに呑み込まれて、浮遊感と共に世界は一瞬にして反転した。
 開いた瞳に映ったのは、何処までも綺麗な象牙色の瞳。魔力を秘めた獣の目。

―――もう抜け出せない。


778 名前:名無しさん@ピンキー :04/02/13 09:05 ID:vZyXN4eI
つ…続きを!
かなりハァハァしてまつ!
ゴッドよ…!

779 名前:名無しさん@ピンキー :04/02/13 16:04 ID:XEXWoOv2
>>778
続き…ないと思うよ…?
誰が貼ったか知らないけど、それ多分とあるサイトのSSだし。
しかもそこの管理人、未成年だからこんなトコ来てないはず…

780 名前:名無しさん@ピンキー :04/02/14 23:42 ID:PZjsVASV
バレンタインなのに・・・。

と き め き た い。

781 名前:名無しさん@ピンキー :04/02/17 23:28 ID:3y8TcMXz
自分に力があれば、この萌えネタを提供出来るのに(*´Д`) ハァハァ

782 名前:名無しさん@ピンキー :04/02/18 03:40 ID:3miaaxLS
>781
箇条書きにして提出なさい

783 名前:名無しさん@ピンキー :04/02/21 23:16 ID:BJAqH23p
>>782
781タンではないが…
ゲームネタでもいいなら
・赤也涼香-図式としては赤也→涼香→真田
 真田副部長に片思い中の涼香さんに赤也が仕掛ける。
 落ち込んでる涼香さんの愚痴を聞くうちに、押さえが聞かなくなった赤也が、彼女の頬に伝わる涙をKISSでぬぐう…


784 名前:名無しさん@ピンキー :04/02/21 23:58 ID:QMfOBMCF
ゲームネタ構わないんだがビジュアルが全くワカランからな。
女キャラのキャラ表とかどっかにある?

785 名前:名無しさん@ピンキー :04/02/23 01:08 ID:L2DLUaOo
>784
汗と涙2の攻略本に載ってる。

>783
楽しみにしてます。いやまじで。

786 名前:名無しさん@ピンキー :04/02/23 22:46 ID:W5Hl3Pg2
>>785
ゲームしないのに攻略本買えと?
もしくは立ち読みか…。うーむ…。

キスをKISSって書かれると何か萎えるなw
舌で拭うっていうとエロくないか?w

787 名前:名無しさん@ピンキー :04/02/23 23:31 ID:l+YYfPda
>786
買うも買わぬも君の自由だ。
ゲームやる気がないのなら立ち読みがオススメ。

舌な。
「ぴちゃりと音を立てて舌で舐めた。」
とか書くと様々なことを考えてしまうな。(w

788 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/01 17:54 ID:VddHdNsC
点呼。
1!

789 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/01 18:52 ID:wWiE/G/v
ノ 2

790 名前:雑談×ならスルーしてくれ :04/03/01 20:09 ID:C9937uCv
3!
中学生のくせに非童貞率が高そうな連中だが、
明らかに『こいつはしてるだろう』ってのは誰だと思う?

私見だが、乾や不二なんてセクフレがいそうな感じだ。


791 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/01 21:22 ID:q6IQK5eG
ノシ 四

寂しいなぁ。神光臨ずーっと待機中。

>790
手塚は枯れてそう…。乾は年上好きらしいし、彼女いそうだ。

792 名前:382 :04/03/01 22:53 ID:KhhQmEOf

ご。
>790
真田。ってゆうか、あの顔で童貞だったら
むしろ嫌。(w

観巴なら作品ストックがありますが。
なんかもう、やりすぎてもアレなかんじも
しますがね。

793 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/01 23:10 ID:Mpmn0eeo
>792
いや、是非きぼんぬ!

794 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/01 23:30 ID:lKcQnL9e
ノシ 六。

>792
ぜ、是非お願いします。щ(゚д゚щ)カモーン

795 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/02 13:36 ID:xnawxgxV
7! ノシ

>791
手塚は…そうだなー、2年次(肩壊したときね)に自棄になってやりまくってたんじゃないか?
それこそチン○が乾く暇がないくらいに。



796 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/02 17:27 ID:CMA5IKVn
>>792
ぜひぜひ、お待ちしてますです♥

じゃ、点呼も。8ねーノシ
あと、非童貞話は、この人を忘れちゃいませんか?の跡部くん。
ただ彼は、『本当に好きなコとする、心が通じ合った最高のSEX』はまだだと思う。


797 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/02 19:55 ID:NxwFf4Nq
ノシ

>>790
真面目な話全国レベルのスポーツ選手、しかも中坊にそんな遊んでる暇は無いよ。

798 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/02 20:25 ID:jgQeX13C
10か? ヤリィ♥ノシ

>797
それを言ったら、まず登場人物全員あんなにお洒落なのはおかしいってことになりはすまいか?
全国レベルの運動部の連中って、もっと小汚いぞ?

…あと、全員中学生には見えうわなnをするyめr


799 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/02 22:24 ID:9s3zGKwc
11(・∀・)ノシ

取り敢えず越前は100ゲームは軽いそうですから桜乃は大変だね!

800 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/03 01:12 ID:qdg1GaFy
>>798
いや別にヤツらオシャレじゃないと思うが。むしろ冷静に考えるとキモ(ry
あの世界許斐の世代の世界がほぼ基盤だろうし。

泥臭さが感じられないのは多分許斐のcool魂に反するんだろう。

801 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/03 08:48 ID:6xEOaRyK
12! ノシノシ

>795
手塚が2年のときに壊したのは肩じゃなくて肘だぞー。

意外と海堂は経験豊富ではないかと。
桃はチェリー臭いけどなw

802 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/03 20:40 ID:2QOw8mkz
>801
桃は遊んでるかピュアか激しく意見が分かれるよなー。
どっちも好みだが(*゚∀゚)=3ハァハァ

803 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/03 21:45 ID:I72RDtn5
桃は遊んでいても本命には手が出せないタイプと見た。
だから経験値はそれなりにあっても、好きなコとはチューもできない。

海堂は逆に本命一筋って感じじゃない? で『愛の前に変態はない』(by夢枕獏)ってことで
本命の彼女にあーんなことやこーんなことを仕込んでしまう、と。


804 名前:382 :04/03/03 22:41 ID:uk0d0Ecf
>803
自分の観月もそんな感じだ。
色々巴に仕込みそうだ、と。(w

そもそもテニスのキャラって
アブノーマルな事好きそうだ。

805 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/04 19:42 ID:qC+9T3l5
遅れた!ノシ 13

不動峰は童貞率高そうだ(他の学校と比べて)

個人的には
童貞                             非童貞
不動峰>山吹>六角>聖ルドルフ>青学>立海大>氷帝
こんな感じ(マイナー他校は外して)。


806 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/04 20:33 ID:9sIhTGHd
遅れました!ノシ 14
山吹の阿久津&千石は進んでいそうだな、と。あと氷帝レギュラーも。
アニメオリジナルだけど、条成湘南も進んでいそうだな。

807 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/06 01:49 ID:i5wRsFPy
保守あげ
ところでここってイラストの投下はあり?

808 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/06 02:52 ID:/A46kMXy
ROMでスマソ 神いつも乙です ノシ 15

>807
漏れ的には大歓迎だが、板違いだとオモ

809 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/06 16:35 ID:Wg5TSccI
自分はむしろ、こんな印象
童貞                             非童貞
不動峰>立海>聖ルドルフ>青学>六角>氷帝>山吹

山吹はなんかヤンキー高っぽいので、卒業直後にできちゃった婚とか多そう。

810 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/06 16:37 ID:Wg5TSccI
×ヤンキー高→○ヤンキー校ですね。
素で厨学生の話だってことを忘れてたよ。

811 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/06 23:13 ID:8yyOreSn
>>807
自分的にもオケ

812 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/07 01:45 ID:pDuNYz+q
16かな? ノシ
自分的にはこんな感じかなー?
童貞                             非童貞
不動峰>六角>山吹>聖ルドルフ>立海>青学>氷帝

ただし、不動峰では橘が非童貞
六角では佐伯とダビデが非童貞だと思う。

813 名前:807 :04/03/07 02:12 ID:vEt/pq6N
>808、811レスありがd
ここに投下されたSSに挿絵みたいな感じでイラスト描きたいんだけど
それならオケ?

814 名前:382 :04/03/07 02:22 ID:1FPzwA3J
どんなSSなら挿絵描く?
書くよ・・・!807ののために!!

815 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/07 03:20 ID:QsJ27g2z
382×807

816 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/08 15:27 ID:V/uWK7aE
>>815
ワラタw

807タンに挿絵描いて貰えるなら、非力ながら自分も書くよ。

817 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/08 16:57 ID:1gHmwWK+
非童貞

千石。橘さん。亜久津。佐伯。プリ。ブン太。柳生。切原
跡部。忍足。鳳。
乾。不二。桃城。菊丸。


でもみんな遊んでる暇なんかないよね

818 名前:803 :04/03/08 17:02 ID:+EHdXcjo
>813
漏れも漏れも漏れもー!
非才の身ながら、頑張ってみようと思う。
ちなみに海堂×巴で。


819 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/09 23:13 ID:ZoI0LujV
>>817
実際は最後の一行だな。
妄想は妄想として楽しんでるのなら話は別だが。

820 名前:803 :04/03/10 11:16 ID:re9X/s90
まあ、ここはエロパロ板だからねw


821 名前:382 :04/03/10 16:38 ID:d/jtzriC
>815 
 攻め!?

>817
そんな事をいってはエロパロの存在意義が・・・。(w

ちなみに、非童貞より童貞の数を数えた方が早い
と思われ。

青学 大石・海堂 ルドルフ 観月・裕太・金田
氷帝 宍戸・おかっぱ
不動峰 神尾

が童貞?

さて、皆が頑張って作品を書き上げている間に、
ストックでも投下するか。


822 名前:観月×巴そのC :04/03/11 00:05 ID:ddBmvCmj
それはある夜、観月が寮の自室で勉強をしているときに起きた。
「はっじっめっさーんvvv」
「うあぁぁ!!」
 突然うしろから抱きつかれて、観月は驚きの声を上げた。観月の首にぶら下がっているのは、
観月の可愛い犬。もとい赤月 巴だった。
「なんです?どうかしたんですか?木更津くんたちと遊んでたんじゃ・・・。」
「えへへーvなにしてるんですか?」
「何って、勉強を・・・」
 そこまで言って、観月は眉をしかめた。巴の白い頬が紅潮しているのに気付く。そして、この独特の匂い。
「・・・お酒を飲みましたね?」
「のんでませんよぉ。」
「嘘を言いなさい。酒臭いですよ。しかも手に持ってるの、木更津くんの部屋で見た酒瓶じゃないですか。」
「うそいってませんもん。」
「巴くん。」
「のんでません。きさらづさんにのまされたんです。」
「やっぱり飲んだんじゃないですか。」
 観月は首にぶら下がる手をほどいて、巴をベッドに運んだ。
「少し待っていなさい。水を持ってきますから。」
「えー。やだぁ。はじめさんといっしょにいますぅ!」
 だだっこのように身体にまとわりつく巴。普段の巴ではありえない行動に、内心緊張するが、
それよりもアルコールに犯された身体が心配だった。
「まったく。なんでお酒なんて飲んだりしたんですか。飲んだこともないくせに。」
「だって、きさらづさんに、おとなっぽくなるのにどうしたらいいですかってきいたら、おさけのむと
いろっぽくなるよっていわれたんですもん。」
 巴の発言に、更に観月は顔をしかめた。木更津の意図が読めた気がした。
「別にきみは大人っぽくなる必要なんてないですよ。それより、木更津くんに何かされませんでしたか?
いえ、何かしろと強要されたりは?」
「えー?なにかって、なんですかぁ?」


823 名前:観月×巴そのC :04/03/11 00:07 ID:ddBmvCmj
 無邪気ににこにこと聞かれて、観月は困った。
「何って・・・。だから・・・。」
 言いよどむ観月。その観月の両の頬を、巴は細い手で柔らかく包む。そのままためらいもなく
唇を唇でふさいだ。
「んっ・・・!?」
 慌てて身を引こうとするが、巴の少女にしては強すぎる力に敵うことなく、されるがままになってしまう観月。
いつもの巴の控えめな口付けとは違い、ねっとりと絡むような、熱情を孕んだ口付け。危うく酔ってしまい
そうになり、観月は必死で欲望に抵抗した。
 たっぷりと時間をかけたキスは、二人の息が激しくなって久しくなる頃に離れた。突然のことに、頭の中が
真っ白になり呆然とする観月。自分と同じく激しい息遣いをする巴をぼうっと眺めた。巴の赤く濡れた唇が
小さく開いたのを見た。
「なにかって、こういうこと?」
「・・・!」
「だったら、されてませんよ。してません。」
 そうだろう。先ほどのキスは、誰か他の男に違う癖を移されたようなものではなかった。
「はじめさんにしか、したくないです・・・。」
「そ、そうですか・・・。なら、いいんですよ。」
 少しの安堵と、目の前の巴の何時にない色っぽさへの激しい動揺。混乱しているのが自覚できた。
 とにかく、巴から離れなければならない。観月はそう思い、まだ絡みつく巴の身体を自分の身体から
引き剥がそうとした。
「ほら、離れて。水を取りに行きますから。」
「いや。」
 首を振ってぎゅうっと抱きついてくる巴は、欲目かもしれないが可愛い。上気した白い頬。アルコールで
潤んだ瞳。赤く濡れた唇は、まだ自分を欲しているようだ。くらくらとするような誘惑が、観月の雄を刺激する。
それを何とか知らぬ振りをしようとする観月。例え巴から誘うという珍しい状況だったとしても、酔っていては
意味がない。素面ならば大歓迎だったが、酔った少女を自分の物にすることに、観月は抵抗を感じていた。


824 名前:観月×巴そのC :04/03/11 00:08 ID:ddBmvCmj
「いや。はじめさん、ここにいるの!」
「子どもですか。きみは。」
 あきれたふりを装って、巴を引き剥がそうとするが、上手くいかない。そもそも、巴に対して力づく
ということを観月はしたことがないので、つい引き剥がそうとする腕に力が篭らなくなる。それに反して
巴はますます力を込めて抱きついてくるので、いつまでも決着がつかない。いい加減、観月も堪忍袋の
緒が切れかけた。いつもより緒が短いのは、その神経を自分の理性を押さえ込むのに使われているからだ。
「巴くん!いい加減にしなさい!」
 つい大きくなる声。それにびくりと反応する巴。見ると、巴は大きな瞳に涙を溜めていた。酔っ払いの行動だ
と思いながらも、激しく動揺する観月。
「やだ。こどもじゃないですもん・・・。」
「・・・子どもですよ。きみは。」
「あたし、はじめさんのかのじょですもん。こどもじゃないですもん・・・。」
「巴くん・・・。」
 観月の力が緩まったと同時に、巴はまたも観月の唇を奪った。今度は抵抗せずに、大人しくされるがまま
になる観月。舌と舌が絡むのを心地よく感じてしまうことを、観月は否定できなくなっていた。ようやく離れても、
観月はまだ巴の赤い唇を見つめ続けた。その愛しい唇から、小さく声がもれる。
「いろっぽく、ないですか?あたし、がんばってはじめさんのためにおさけものんだんですよ・・・?」
「・・・巴くん・・・」
 何と言えばいいか。観月は困惑した。正直に言うと、嬉しい。自分のために、大人っぽくなろうと、色っぽく
なろうと考える巴が可愛かった。その行動は極端で、しかも何故木更津などに相談に行くのか謎だったとしても、
観月は顔がほころびそうになった。
「巴くん・・・僕は・・・」
 何か言いかけて、止めた。目の前の巴が急に手にした酒瓶から直接酒を煽るという暴挙に出たからだ。
慌てて止める観月。
「こら!何してるんですかっ!身体に悪いですよ、そんな飲み方したら・・・!いえ、きみは未成年でしょう!
飲んだらだめです!!」


825 名前:観月×巴そのC :04/03/11 00:11 ID:ddBmvCmj
 止めようと手を伸ばして、身体を掴もうとすると、上手く交わされて逆に自分がベッドに押し倒された。
そのまま巴は観月に口付ける。先ほどと同じ要領。違うのは、互いの口に広がるアルコールの味。
巴の舌を伝って、観月の口の中へと伝う。むせるのを耐えて、観月はその液体を飲み込んだ。口の端から、
透明な液体が一筋こぼれた。全て飲み干して、なお巴は観月の唇を吸い続けて、離れた。互いに息はあがり、
アルコールも手伝って頬は赤く染まっている。
「は・・・巴くんっ・・・何を・・・うっ!」
 巴はまた口に透明な液体を含んで、今度は観月の身体を唇で辿り始めた。観月の肌と服が、アルコールで
濡れていく。巴はそのアルコールを舌で辿っていく。ぴちゃぴちゃと卑猥な何かを連想させる音を聞きながら、
観月は徐々に抵抗する気をなくしていった。少しずつ剥ぎ取られる衣類。辿る舌とアルコール。こちらを伺う、
巴の濡れた瞳。息が上がっていく。アルコールの所為か。それとも巴の所為なのだろうか。首筋を舌でぴちゃりと
舐められ、ぞくぞくとした快感が背を這う。身体の一部に熱が集中するのがわかった。
「はじめさん・・・きもちいい?ねぇ・・・」
「っ・・・巴く・・・!!」
 巴は観月のズボンに手をやり、チャックを開いて手を中に差し込んだ。熱い塊が布越しから主張していた。
その様に、場違いなほど無邪気に笑う巴。ズボンも下着も全て剥ぎ取って、巴は酒を口に含んだ。巴の意図に
やっと気付いた観月は慌てて制止する。
「や、やめなさい、巴くん・・・!うあっ・・・!!」
 巴が、観月の張り詰めた雄を前触もなしに咥えた。巴の口内の生ぬるいアルコールと、巴の舌使いが観月の
性感を刺激する。ちゅぷくちゅと様々な液体が混ざる音が部屋に響く。
一度口を離して、巴は観月を上目遣いに見た。
「きもちいい・・・?」
「っ・・・!巴くんっ!酔っているからって、こんな・・・!」
「きもちいいから、こんなになってるんですよね?」


826 名前:観月×巴そのC :04/03/11 00:13 ID:ddBmvCmj
 そう言って、アルコールまみれになった膨張した観月のものを巴は再び舐め上げた。アルコールの
こぼれた筋を辿るように、観月の剛直を舌で辿る。最初は添えられるだけだったはずの指は、観月の
興奮を煽るように袋を刺激しだす。その刺激に、観月は耐えようとしたが、先ほどの巴の指摘どおり、
こらえきれる程度の快楽ではない。身体はいつもの癖で反応するし、何より自分の心が、巴の媚態に
反応してしまっている。なけなしの理性も、もう欲望を抑える事はできない。
「んぷ・・・んぅ・・・。ちゅぷちゅぱ。」
「はぁっ・・・巴くん・・・気持ちいい・・・。」
「ちゅう・・・・・・ほんとうに?」
「ええ。・・・すごく上手ですよ・・・。」
 観月の言葉に、巴は卑猥な行動とは似ても似つかないほどの純粋な笑みを浮かべた。更に行為に
集中しようと、先程より激しく観月のものをしゃぶる。
「ん、うむっ・・・くちゅっ・・・は、ちゅうっ」
「・・・巴、くんっ・・・」
 背筋からぞくぞくと射精感がこみ上げてくる。それをなんとか押しとどめて、観月は巴を抱き寄せて、
耳元に囁きかける。
「きみも、気持ちよくなりたくないですか?」
「へ・・・?」 
 返事も待たず、観月は巴をさっきの自分のようにベッドに組み敷いて、身体に口付けた。唇で身体を
辿りながら服を脱がしていく。下着の上から巴の秘所をなぶると、そこは既に濡れていた。
「・・・僕を襲って、感じていたんですか?」
「・・・おそってません。」
「あれを襲うと言わずに、なにを襲うと言うんですか。」
 観月は笑いながら、その濡れた部分に布越しに口付けた。巴の身体が大げさに跳ねる。更に舌で
強く舐ると、すすり泣くような声を出した。
「やだぁ・・・はじめさん・・・なにするのぉ・・・」
「きみを気持ちよくするだけですよ。」
 そう言って下着を取り去り、直に指で溢れる蜜をすくった。
「我慢してたんですか?こんなになって・・・。早く言えば良かったんですよ。僕が欲しいって。」
「・・・いやぁ・・・ちがいますぅ・・・!」


827 名前:観月×巴そのC :04/03/11 00:14 ID:ddBmvCmj
 子供が嫌がるように首を振る巴を視界の端に捉えながら、観月は蜜の溢れるそこを舐め上げた。巴の
身体が大きく跳ねた。
「やぁ!!ちがうもん!はじめさんのばかぁ!!」
 口では嫌がっていても、身体は素直に反応し、蜜が止めどもなく溢れる。溢れる密壷に舌を差し入れると、
巴は隣に他の寮生がいることも構わずに高く喘いだ。
「んあっ!やだぁ・・・やですってばぁ・・・!」
「なら、本気で抵抗しなさい。悦んだ声ばかりだしていないで。」
 蜜を音を鳴らしてすすると、ますます巴の身体は小刻みに震えた。密壷に指を入れてみると、指は何の
ひっかかりもなしに入り、観月の指を締め付けた。一際高くなる声。
「あぁっ!はじめさ・・・!も、や・・・!」
「嫌なら、抵抗しなさいと言っているでしょう?」
 柔らかな巴の中で、激しく指を動かす観月。指を動かすのと同時に、小さな蕾も舌で弄る。指は巴の弱い
ところを攻め立て、イく寸前で動かすのを止める。部屋にはぐちゅぐちゅと卑猥な水音が鳴り響いている。
それを何度も繰り返されて、巴は喘ぐことしかできないでいた。
「いやぁ!はじめさん、いじわるっ・・・!」
「んふ。止めて欲しくないんでしょう?巴くん。」
 意地悪く笑う観月を霞む意識の中で見ながら、巴は羞恥に身体をよじった。瞳から大粒の涙がこぼれて
、赤くなった頬に筋を残す。それさえも自覚できないほど、観月から与えられる快楽に巴は酔いしれていた。
もう、いやだ。こんな生殺し、耐えられない・・・!
「やだぁ・・・!も、やぁ・・・!!」
「・・・何が嫌か、言って御覧なさい。」


828 名前:観月×巴そのC :04/03/11 00:15 ID:ddBmvCmj
 巴の蕾から顔をはずし、上目遣いに尋ねる観月。あまりの羞恥に、一瞬カッとするが、それでも
身体の飢えには耐えられないと思った。アルコールの所為か、観月の技によるものか、真っ赤に
なった顔を伏せがちにして、小さく口を開いた。
「・・・はじめさんが、ほしいです・・・。すっごく。」
 観月は、ようやく聞けた巴の本音に微笑んだ。
「よく言えましたね。・・・いい子です。」
 その言葉に、巴は不機嫌そうにそっぽを向いた。
「・・・はじめさん、きょうはいじわる・・・」
 そう言われて、観月ははた、と思い出す。確かに、こんなに苛めた事があっただろうか。そして、
今日意地悪になっている理由を見つけて、また巴に微笑んだ。
「どうしてだか、わかりますか?」
「?」
「酔ってるんですよ。僕も。」
 観月は自分の固く張り詰めたものを巴の蜜の溢れた場所に擦り付けた。身体を硬くする巴。必死に観月を見上げた。
「あ、あたしが、おさけのませたりしたから・・・?」
「んふ。確かに、それもありますね。」
「?はじめさん、よくわかんない・・・んっ!」
 突然強引にキスされ、巴は観月にされるままになった。お互いの唾液がたっぷりと混じる頃に唇は離れる。
名残惜しげな銀の糸が、巴の唇と観月の唇を繋ぐ。
「きみにですよ。巴くん。きみに、酔ってしまったんですよ。」
 アルコールなどの所為ではなく真っ赤になった巴の中に、観月は自身を挿入する。十分なぬめりは観月を
巴の奥まで導いてくれた。中はきつく、観月に絡まってくる。とろけるような快楽に、観月は夢中になって腰を振った。


829 名前:観月×巴そのC :04/03/11 00:16 ID:ddBmvCmj
「ああああっ!!はじめさ・・・!!やぁあ!!」
「はっ・・・気持ちいいですよ、巴くん・・・。きみは、よくないですか?」
「やだぁ!!あっ・・・きもちいいですっ!はじめさんのばかぁ!!」
 もう、何を言っているのかわかっていないのだろう巴の台詞に笑みを深くし、更に観月は奥を激しく貫いた。
ずぷずぷと粘膜の擦れる音と、二人分の体重に軋むベッド。いつものことのはずなのに、いつもと違って
観月は己の欲望のままに巴を抱いた。巴がどうすれば痛がらないか、ではなく、どうすれば巴がもっと気持ちよく
なれるか。巴を大切にするよりも、自分がどうすれば気持ちよくなれるか。いつもより激しく、いつもより深く。
そう考えるのは、巴のアルコールに酔った瞳の所為か、それとも自分の身体から発せられるアルコールの香りの
所為か。どちらにしろ、乱暴ではない程度に、観月は巴を激しく抱いた。
 巴の中が、急速に狭まるのを感じた。自分も限界が近い。
「やぁあんっ!!はじめさんっ、もうぅ・・・!!」
「は・・・いいですよ。・・・気持ちよくなりましょう。」
 巴の中をより深く先端でえぐると、巴は一際高い喘ぎを上げた。観月も耐えることなく、精を放った。
「ああぁあぁぁあああ!!」
「---巴くんっ・・・!」



830 名前:観月×巴そのC :04/03/11 00:18 ID:ddBmvCmj

 数度身じろぎをして、ぼんやりと巴は目を覚ました。見慣れた男の部屋。暖かいベッド。隣に感じる人肌。
全てが馴染んだもので、巴は再び夢の世界へ旅立とうとした。すると、隣の人肌が、いつもの癖で巴を
抱き寄せた。温かい体温に包まれ、まどろみの中の薄ぼんやりとした視界で男の寝顔を確かめながら、
はた、と思った。
 どうして、服を着ていないのだろう。
 いや、着ていないのならば、着ていない理由は一つしかないのだが。昨日は確か、木更津たちの部屋で
遊んでいて、柳沢に「女らしくない」だの「色っぽさとは程遠い」だの、散々言われてやけっぱちになって・・・そう。
酒を飲んだ。飲んだのだ。木更津の言うままに。
 いま、巴ははっきりと目覚めて、昨晩のことを思い出した。顔を真っ赤にして、昨晩観月に行った数々の
いやらしい行為を反芻していた。
 最悪だ。色っぽいとかそうじゃないとかの問題じゃない。嫁入り前。女子高生が、どっかのピンクネオンの
ビルで働いてるお姉さんみたいなことをっ・・・!いや、ピンクネオンのお店だってあそこまでサービスしまい。
穴があったら入ってしまいたい。そしてその奥をさらに掘り進めてブラジルまで行ってしまいたい。こんにちは、
ジャッカル桑原。巴は本気でそう思った。
 隣の体温がごそりと動いた。あまりの羞恥に背けていた顔を、そっと隣の観月へ向けてみた。目が、開いていた。
「み、み、観月さん・・・!!」
「おはよう。巴くん。」
 にこりと微笑まれて、巴はますます言葉を失った。何故、そんな優しい笑顔を向けるのだろうか。いや、
心なしかいつもよりも機嫌がいいような気もする。そんな巴の心境を無視して、観月は巴ににこやかに言った。
「どうやら、昨日の事は覚えているようですね。ちょっと安心しましたよ。大分酔っていたみたいですから、
もしかして酔っ払っている間のことは忘れるタイプだったらどうしようと思ってました。」
「・・・あ、あの・・・。」
「ん?・・・なんですか?」
 巴は、大きな黒い瞳に涙を浮かべて観月を見つめていた。


831 名前:観月×巴そのC :04/03/11 00:19 ID:ddBmvCmj
「ご、ごめんなさい・・・。よ、酔っ払ってたからって、あんな・・・!」
 涙はとうとう瞳からこぼれて、白いシーツにしみを作った。それを見て、驚く観月。巴の涙をぬぐってやる。
「泣かなくてもいいじゃないですか。」
「だ、だって・・・!ほんとにごめんなさい・・・!」
 土下座しそうな勢いの巴を落ち着かせるために、観月は巴を抱き寄せた。背中をさすってやる。
「そんなに・・・気にするほど恥ずかしいですか?」
「だって!観月さんを襲ったんですよ?もう、恥ずかしくて恥ずかしくて・・・!」
「別に、僕はきみを襲うときは恥ずかしくないんですが・・・。」
 微妙な慰め。言ってからそのことに気付いて、聞かなかったことにしてくれないかな、と観月は思った。
第一、何と慰めればいいのかわからない。昨日のような情熱的な巴も、悪くないと思っているのだし。むしろ、
夜はあれくらい積極的でもいいかな、とさえ思う観月である。そう言ってやることが、果たして彼女の慰めに
なるのかはわからないので言えずにいるが。
「とにかく、僕は気にしていませんから。ほら、泣き止んで。一緒に夜を過ごして、起きたとたん泣かれるのは
後味悪いですよ。」
「う・・・ごめんなさい・・・。」
 巴は自分で涙を拭く。そして、ふと何かを思ったようだ。がばりと起き上がって観月を見た。その勢いに驚く観月。
「そうだ、観月さん!!」
「な、なんです?」
「あたし、観月さんを襲った責任とります!お婿にいけなかったら、あたしの家にきて下さい!!絶対幸せに
しますから!!」
 真剣な眼差しの巴。観月はその男らしい発言にあっけに取られ、そして、笑った。
「ぷ・・・あはは。あはははははは!」
「な、何笑ってるんですか!人が折角いい案だと思って言ったのに!!」
 観月が何故笑うのかわからない巴。一世一代の名案だと信じて疑ってないようで、拗ねたように頬を膨らます。
笑いのツボを刺激されたのか、なかなか笑いが止まらない観月も、これ以上巴がへそを曲げては困ると思い、
何とか笑いを落ち着けた。


832 名前:観月×巴そのC :04/03/11 00:20 ID:ddBmvCmj
「あはは・・・。ああ、ごめんなさい。可笑しくて。」
「・・・失礼ですね。どこがおかしいって言うんですか。」
 真剣に聞いてくる巴。そのふてくされた表情さえも可愛く見えるのだから、自分は相当重症だと思う。巴を
引き寄せて、再びふとんの中に埋もれた。観月はいつものように、耳元で囁くように言う。
「それは、プロポーズですか?」
「へ?」
 きょとんとする巴。その様子に笑みを深くして、もう一度言う。
「プロポーズなんですか?さっきのは。」
「え、あの。そ、そう聞こえました?」
「誰が聞いてもそう聞こえますよ。・・・困った事に、僕は長男なのでお婿にはいけませんが。」
 家を継ぐ気はこれっぽちもないが、先のことは誰にもわからない。でも、その台詞を聞いてしょんぼりする
巴を見て、婿養子に行くという案も視野に入れようと観月は思った。そんなことはおくびにも出さずに、
とりあえず当面の希望を巴に伝える。
「でもね、お嫁さんなら、きみみたいな子が一人くらい欲しいですね。」
 それを聞いた巴は、きょとんとしたあと、次に真っ赤になって俯いた。
「・・・お嫁さんは一人しか貰えませんよ。日本では。」
「そうですね。それじゃ、一人だけ。」
 遠まわしに、たった一人きみが欲しい、と言っているのが伝わったのか。巴相手では伝わらないかも
しれないが、偽らざる観月の本心でもあった。
「観月さん・・・。」
 少し間が空いて、ようやく巴は深刻そうな声を出して観月を呼んだ。
「なんです?」
「あたし、お父さんと二人暮しだから、お父さんと同居でもいいですか・・・?」


833 名前:観月×巴そのC :04/03/11 00:21 ID:ddBmvCmj
 伝わったのかどうか、微妙な返答だった。観月は、あえて先ほどの台詞について何も言わずに、苦笑した。
「そうですね。それはまた、改めて追々考えていきましょうか。――それより。」
「それより?」
 巴が真剣に聞き返してくるのを観月は笑いながら見つめて、そっとキスをした。
「?観月さん?」
 不思議そうに見つめてくる巴を、観月は優しく抱き寄せた。
「昨日の激しい巴くんもよかったんですが、やっぱりいつもの巴くんもいいな、と思いまして。・・・まだ、学校まで
には時間がありますから。」
 何も身に付けていない肌に、観月の指が滑る。その台詞の観月の意図を感じ取って、巴は困った顔をした。
「・・・元気ですね。」
「きみさえいれば、ね。」

終わり


834 名前:382 :04/03/11 00:22 ID:ddBmvCmj
ああ。終わった。
どうも皆さんお疲れ様です。

835 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/11 10:33 ID:sVQH3dgC
>834
(;´Д`)ハァハァしますた。ありがd!


836 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/11 18:56 ID:SPqQEard
堪能させていただきました(;´Д`)ハァハァ
がんがって書いてみようかなー。でも、自分が書くとなんかギャグになっちまうんだよなー。

837 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/12 11:58 ID:jv7CNeRg
382タンの観月×巴シリーズはどれも秀逸なんだけど
漏れ、今回の初登場の時とのと同じくらい好きですわ。
ごちになりました。

>836タン
ガンガレー、待ってるよ。

838 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/12 21:03 ID:2tUhxNVA
382氏、グッジョブ!

>こんにちは、 ジャッカル桑原。巴は本気でそう思った。

激しくワロタ。

839 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/13 16:33 ID:fIZFGbLs
エロパロ書いてて何時も悩むのは
中田氏させるかさせないか。ゴム付けるか付けないか。
それを表現するのは一二文で事足りるんだけど悩むんだよね。
コイツ等が中学生だというのがネックなんだろうなぁ…。

放置してたリョ桜を書き直してるんだけど、どうしたら良いものか…

840 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/13 16:55 ID:eW4wowvV
>>839
コンドーさんを買いに行く回想シーンwを入れればいいんじゃないか?

841 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/13 17:04 ID:pgBPt0s5
>839
リョーマだったら、オヤジのコンドーさんを1個もらっておいた、とかは?
さもなくば、オヤジから中学生になったときに手渡されてたりとか。
「男の嗜み、だからな(ニヤリ)」とか言われて。

842 名前:382 :04/03/13 21:28 ID:RJjhJ8H+
>839
自分はもう、ゴムの描写をするかしないか
で悩むよ。(w
結局余韻が悪くなりそうだから止めとくけどさ。

リョーマなら・・・持ってないけど中田ししそう。
まだまだ若いのさ・・・。(w

その場合、桜乃はお月様がまだない遅れた子
設定にしとけば。

843 名前:839 :04/03/14 01:57 ID:7maM0hRW
>結局余韻が悪くなりそうだから止めとくけどさ。
分かる!それもあるからゴム描写は悩むんだよなー。
桜乃が遅れた子なのは、個人的に萌えないんでパス。

二次創作なんだから気にしなければ良いんだろっか…
取り敢えず、続き書いてきまっせー。

844 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/14 04:43 ID:Xv4qKPKQ
>桜乃が遅れた子

いや、中学に上がったばかりのしかも早生まれの子・・・まだ生理来てなくても
全然普通だよ。

845 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/14 16:12 ID:q471I/WN
しかしまだ生理が来ていなくても
妊娠する可能性が全くないわけではないので
この言い訳は個人的には萎える。

846 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/14 18:52 ID:M2FI+VS7
男性向けでは中田氏、ブッカケが基本なような。
エロ小説に『妊娠』やら『生理』やらのリアリティいらないし、萎える。

847 名前:382 :04/03/14 21:59 ID:BwFC4Whr
しかし、ゴムネタはいろいろいじれそうで、
面白そうだな。
今度書いてみよう。

848 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/14 23:38 ID:FaXBzahc
かなり前にどこかで読んだんですが、桜乃タンが銀華の軍団にトイレで中出しやらアナルビーズやら、初めてなのに色々イジメられてたSSがあったんですが、誰か知ってます?

849 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/14 23:57 ID:WFCwu/Sr
こっちで聞いてみては?>848

【教えて】エロ〜な小説・捜索願2【ください】
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1059275882/

850 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/15 03:34 ID:oCVJBarH
>848
知ってる。けどどうやって伝えたら・・・

851 名前:850 :04/03/15 03:42 ID:oCVJBarH
>848
たぶんメル欄にあるのがそうだと思う

852 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/16 00:36 ID:CPzZpW0N
>847
楽しみにしてます(w


853 名前:839 :04/03/17 00:00 ID:+P7rfim8
>>847
ネタが被らない事を願いつつ期待してます!w

854 名前:839 :04/03/17 00:04 ID:+P7rfim8
あ、ココで発表するか分からないし、CP違うから被っても良いのか。
どっちにしろ期待してます!>382タン

スレ汚しごめんなさい。名無しに戻ります。

855 名前:803 :04/03/18 19:56 ID:e4Fptk85
えーと、海堂×巴です。
時期は海堂3年で部長、巴2年で春。
ちょっと、海堂が鬼畜入ってます。
強引な性描写もありますので嫌いな人はスルーよろしこ。


856 名前:逢魔が時 海堂×巴1 :04/03/18 19:58 ID:e4Fptk85
穏やかな春の夕暮れ時。
今日の部活は終了し、残って自主練習していた者たちも皆帰って部室の中にはもう誰もいない、はずだった。
しかし。
無人のはずの部室に、嬌声が篭もる。

「…あ、あ…、海堂部長…」
ほんの少し前まで、風のようにコートの中を駆け回っていた少女。
光の中にあってこそ、相応しい少女。
だれもが、その笑顔に励まされている。そんな存在。
それが今は、逢魔が時の薄闇の中、目に涙を浮かべ、淫らに声をあげている。
そうさせているのは……彼女を愛し、彼女から愛されているただ一人の男。

「…は、はあっ…、か、海堂ぶちょ…や…あっ…せんぱ…い…や…」
「…何が『や』だ…。ちょっと弄っただけでこんなになりやがって…」
部室の奥のロッカーに手をつかせ、後ろから玩ぶ。
くちゅ。
彼女の声に、淫猥な水音が混じる。
自分の指が少女の泉をかき回す音だ。
「せんぱ…や…ここ…部室…誰、か…来…」
切ない吐息の下、切れ切れに訴えてくる彼女の理性。
そんなもの捨ててしまえと言葉で言う代わりに、少女の中を弄っている指をもう1本増やす。
「…! あ、あ、あ…」
少女の身体が綺麗な弓形に反り返る。
中指で小さな突起を嬲り、人指し指は緩やかに抜き差しを繰り返し、また、掻き乱す。
親指は、花弁を柔らかく弄う。
少し節の立った長い指が繊細に蠢き、少女の熱をさらに高めていく。


857 名前:逢魔が時 海堂×巴2 :04/03/18 19:58 ID:e4Fptk85
「や、や、やぁあ……あ…」
少女の泉から溢れた、滑やかな液体が太ももまで濡らしていく。
(……舐めたい)
衝動のまま、海堂は少女の足の間に体を滑り込ませ、そこに口付けた。
「あ!」
跳ね上がる身体にかまわず、わざと音を立てて蜜を啜り、舌で肉色の真珠を愛撫する。
もちろん、指でそこを攻めることも止めない。
「………………」
あがっていた歌声が、ぷつり、と止んだ。
それに気づいた海堂は、身体を彼女の脚の間から抜き、立ち上がって少女の顔を自分の方へと向けた。
そこにあったのは、目を硬く瞑り、下唇を血が滲むほど噛み締めている、受難者の顔。
(……こいつは……!)
彼女はまだ、自分に全てを見せてはいない。その認識は、彼の怒りをかき立てるのに充分だった。
(……許せねぇ……)
怒りと愛おしさ、そして形容し難い嵐のような感情に支配されたまま、無理矢理唇を重ねた。
舌で歯茎を擽る。食いしばっている歯が緩んだところをすかさず舌でこじ開け、そのまま口内を弄る。
彼女の舌を捉え、思うさま吸いたてる。
少女の、閉じられたままの瞼から涙がこぼれた。
しかしその涙も、海堂の中にある炎をより激しくする役目しか果たさなかった。


858 名前:逢魔が時 海堂×巴3 :04/03/18 19:59 ID:e4Fptk85
数刻前、まだ陽光が支配するテニスコートで、海堂は少女と対峙していた。
彼女は1年の男子部員と、海堂は1年の女子部員と組んでのミクスドの練習試合。
海堂が組んだ1年生はそれなりに経験はあるものの、男に対して妙な色目を使ってくる、
彼の一番苦手なタイプの『女』で、海堂にとってこの女子部員と組むのは苦行に近かった。
一方、少女が組んだのは、俊敏な動きと人懐っこい言動で、この3月に卒業して言った先輩の1人を髣髴とさせる少年。
彼女との呼吸もあっており、この対戦の結果は火を見るより明らかだった。…海堂のペアは少女のペアに惨敗した。

「少し走ってくる。お前は球拾いだ。一からやり直せ。…いやなら、テニス部を辞めろ」
負けたにもかかわらず更にべたべたとまとわり付いてくる女子部員を一刀両断し、海堂は校舎の周りを走り出した。

学び舎の周囲を一周し、テニス部の部室脇にある水飲み場の近くに差し掛かった。
テニス部員が数人集まっている。――少女もまた、その中にいた。
どんなに離れていても一目でわかる、大切な存在。……一体、自分のいないところで誰と、何を話しているのか。
胸の奥に、小さな痛みが走った。
「……サボってんじゃねぇ……」
その痛みを自覚しないまま海堂は低く呟き、走るスピードを上げて彼らに近づいていった。

少女は現在、1年生の相談役のような立場になっている。昨年入部したときは、全くの初心者だったのにも拘らず
全国大会のメンバーとして優勝に貢献し、全日本Jr選抜でも活躍した彼女は、1年生にとっては『憧れの存在』なのだ。
また、その実績を鼻にかけることのない少女の気性も相まって、部活動の間、彼女の周りには1年生の姿が絶えない。
少女もまた、1年生を見てえるとかつての自分を思い出すのか、彼らによくアドバイスをしたり、
彼らのために練習メニューを組んでやったりしている。
「わたし、1年のとき先輩たちにいっぱい迷惑かけちゃったから、今年はわたしが1年の面倒を見ることで
少しでも『恩返し』って言うのかな、できればいいなと思って」
そう言って笑った彼女の顔は、海堂の胸の一番奥にしまってある。


859 名前:逢魔が時 海堂×巴4 :04/03/18 19:59 ID:e4Fptk85
水飲み場で彼女と笑顔で言葉を交わしているのは、先刻の対戦で彼女と組んだ1年生部員だった。
明るく、人好きのする少年。部活動にも熱心で誰からも好感を持たれている。
海堂自身も、見所がある奴だと気に留めているほどだ。
少女もその1年とは特に気があうのか、よく一緒に練習している。
……まるで、去年の自分と少女のようだ。
しかし、去年、自分たちが一緒に練習していたときは、あんなふうに笑いあったりしたことはなかった。
もっと、お互いギリギリの状態で汗を流し合っていた。
そんなことを思いながら、海堂は部員たちが集っている脇を走り過ぎた。
――その時、耳に少年の声が飛び込んできた。
「先輩、日曜日はありがとうございました! つき合わせちゃって。……すごく楽しかったです。」
「どういたしまして。わたしも楽しかったよ。探してたものも見つかったし。」
思わず立ち止まり、振り返って二人を凝視する。

毎週日曜日は少女と一緒に練習し、その後、ふたりきりの時間を過ごす。
海堂のささやかな歓びの時間だ。
抱き合ったことも、1度や2度ではない。
他人に自分の世界に入り込まれることを嫌う海堂と、妙なところで恥ずかしがり屋の彼女が、
はっきりと『付き合っている』状態にあることを知る者は意外なほど少ない。
部内では、副部長の桃城、少女の下宿先の家族の一員である越前、それに彼女と一番仲がいい小鷹の3人だけだ。
別に隠しているわけではない。ただ、どうにも気恥ずかしさが先に立つのと、
部長が部員と付き合っていると言うことをおおっぴらに言うこと自体、他の部員たちに対して示しがつかないのではないか、
と海堂も少女も本気で思っているためだ。
しかし、テニスに打ち込む少女の姿は、生命力に溢れてあまりに眩しく、
思わずその場で抱きしめそうになってしまうことすらある。
そんな海堂にとって、日曜日、誰の目も気にせずに「恋人同士」として過ごすひと時は、
何にも換え難い、珠玉のような時間だった。少女も、そう思ってくれていると信じていた。
……それなのに。


860 名前:逢魔が時 海堂×巴5 :04/03/18 20:00 ID:e4Fptk85
「ごめんなさい。次の日曜は一緒にいられない」
先週の金曜、昼食を共に摂ってえるときに少女から言われた言葉。
友達と大切な約束があって、と申し訳なさそうに言う彼女に、
その時は、他のヤツとの付き合いも大切だからな、と微笑んで少女の髪に触れた海堂だった。
てっきり、クラスの女友達と約束でもしたんだろうと思ったのだ。
それが。
他の、男と。
もし、それを知ってえたら、行かせなかった。
約束が反故にできないのなら、少女がその男と過ごした後に、どんなことをしても会う時間を作った。
夜のロードワークの途中でもいい。ほんの5分でいいから、二人きりでいる時間を作った。
それすら、できなかった。
少女が、言わなかったのだ。自分が日曜日に約束しているのが、同じ部の男子部員だと言うことを。
何故。
俺が疎ましくなったのか。
俺から逃れようとしているのか。
先刻から胸にあった痛みが大きくなる。
頭の中を、どす黒い感情が満たしていく。

二人に声をかけることも、その場を去ることもできない。
海堂が、ただ、少女と1年生部員から目を逸らせずにいると、
不意に、肩に手を置かれた。
桃城だった。二人のことを知る、数少ない人間の一人。
にやり、と笑って、話しかけてくる。


861 名前:逢魔が時 海堂×巴6 :04/03/18 20:00 ID:e4Fptk85
「おい、マムシ。そんな顔で睨んでるんじゃねえよ。余計逃げられちまうぞ」
「煩せぇ」
「…でも、こうして見るとけっこうお似合いだぜ、あいつとあの1年坊主。おっかねぇ蛇部長とよりは、な」
「……何が言いてぇんだ、貴様……」
「……別に。ただ、あんまり縛り付けるとかえって逃げちまうぜ、ああいうタイプはよ」
「……てめえには関係ねえ……」
「へっ、…まあいいさ。とっとと走って来いよ。次はストローク練習だかんな!」
そう言い置いて立ち去る桃城を一瞥し、再び走り出そうとする海堂の耳に、また、少女と1年生の会話が聞こえてきた。
「……先輩。今度の日曜日おヒマですか? 先輩が見たいって言っていた映画のチケットがあるんですけど……」
予期せぬ言葉に、振り向く。そこにあったのは少し困ったように微笑む少女の顔。……海堂と目があった。
「ゴメン、今度の日曜はダメなんだ」
「……そうですか。じゃあ、次の日曜は?」
「うーん、日曜は厳しいんだよね。いろいろやることがあって、さ」
「じゃあ、この間は、僕、無理させちゃったんですね。……すみません。
……あの、先輩の都合がいいときに、また、お誘いしてもいいですか?」
「わたしよりも、同じ1年の女の子誘って行きなよ。さ、練習練習! 部長がこっち見てるよ!」
はぐらかさないでくださいよぉ、と訴える男子部員の声を耳の片隅でとらえながら、海堂は再び走り出した。
(……あのヤロウ……)
誰に対するものか分からない、怒りにも似た感情を抱いたまま。
焦燥感。渇望感。独占したいと願う気持ち。誰にも渡さないと心に潜めた決意。
それらがドロドロと混ざり合った、形容しがたい想いを抱えたまま、ただひたすらに、走り続けた。


862 名前:逢魔が時 海堂×巴7 :04/03/18 20:01 ID:e4Fptk85
校舎の周りを更に数周走り、海堂の脚はやっと止まった。――少女は、小鷹とストローク練習中だった。
彼女が練習を終えてコートから出てくるのを見計らい、囁く。
「……今日、誰もいなくなったら、男子の部室に来い」
少女が自分を見上げ、笑顔を見せる。――大好きな、彼女の、笑顔。
その、前に立つ男が何を考えているのか、まったく疑いを持っていない表情を見た途端、チリ、と、胸が疼いた。
「聞きたいことがある。……必ず来い」
笑顔のまま頷く少女の前から足早に立ち去る。なに話してたのー? と彼女をからかう小鷹の声が聞こえてきた。
(……きっと、こいつにも怒られるな……。俺が今、何考えてるのか知られたら……)
だが、もう止まらない。この衝動は、自分でも止める術が、ない。

練習が終わり、部員たちもあらかた帰宅した部室の中で、海堂は部誌をつけ、練習メニューを組んでいた。
これも、歴とした部長の仕事である。海堂は誰はばかることなく、部室に残っていた。
「お疲れさまでした! …あの、部長…」
日曜日、少女と一緒の時間を過ごした1年生が、怯えた、しかし意を決した目で立っていた。
「……あの、先輩をあまり怒らないでください。あれは、僕が引き止めたから……」
彼女を庇っているのだ。一人前に。この1年坊主は。
「別に怒ってるわけじゃねぇ」突き放すように言い放つ。
「……でも、『後で部室に来い』って言ってたって……!」
「お前らの練習メニューのことで、聞きたいことがあるだけだ。……さっさと帰れ」
「……そうだったんですか、良かった……。じ、じゃあ、お先に失礼します!」
1年生が部室を去り、残っているのは海堂と桃城の二人だけになった。
「…ホントに練習メニューのことだけか? あいつに聞きたいのは」
「煩せえ」
「……まあいいけどな。じゃ、俺も帰るぜ。鍵、よろしくな。……あ、あとよ、
相思相愛ってヤツだから何してもいいとは思うけどよ、海堂……あいつ、壊すなよ」
そう言い残し、桃城は部室を後にした。
残るのは海堂ただ一人。夕陽が差し込む部室の中、愛しい女を待ち続けた。


863 名前:803 :04/03/18 20:11 ID:e4Fptk85
とりあえず前半終了。
後半はもうちょっとエロが多くなる予定。


864 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/18 20:21 ID:58FGmoy7
>803
(*´д`)ハァハァ (*´Д`)/lァ/lァ (*` Д´)//ア//ア!!
うおぉぉ…、萌える、萌えすぎる…!
身悶えながら続き、待ってます!!

865 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/18 22:17 ID:/4/zSRZi
>803
海堂萌えー!続きお待ちしてまつ!

自分もここに投下してみたい。が、自サイトもこのジャンルなので
それならサイトの更新に回そうと思ってしまう小心者。
さすがにここに投下したものをサイトにも載せる根性はないし…(´・ω・`)

866 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/19 02:17 ID:B6lTioOj
>865
(´・ω・`)人(゚∀゚)アヒャ

867 名前:803 :04/03/19 22:48 ID:0Dh2tPb1
『逢魔が時』後半、いきます。
長くなってしまったのでご注意ください。
前半同様、強引な性描写がありますので、そういうのがダメな人はスルー推奨。
ゲームキャラ苦手な人も同様です。


868 名前:逢魔が時 海堂×巴8 :04/03/19 22:48 ID:0Dh2tPb1
「部長、入りますよ?」
扉の外で少女の声がする。
「おう」
そう答え、扉を開けて招き入れ、後ろ手に鍵を掛ける。
カチャリという音に振り向いた、もの言いたげな唇を自らの唇で塞ぐ。
実は、こうして人目を忍んで部室で睦みあうのも初めてではない。
ただ、いつもは触れるだけの口付けと、ようやく大きくなり始めた胸を着衣越しに愛しむ。
それだけで満足していたのだ。
だが……今日は。
不意に与えられた唇にうっとりとなった少女の腕を上に上げ、ポロシャツのボタンを外して剥ぎ取る。
胸を覆っているブラジャーのホックを外し、そして……ショーツと共にアンタースコートをひき下ろし、片足を抜く。
「部長!?」
恋人の予想外の行動に戸惑った少女が、抗議の声をあげる。
その言葉を無視したまま、海堂は部室の隅のロッカーに彼女を押しつけた。
追い詰められた彼女を抱き締め、更に深く口付ける。
彼女の両脚を自分の左脚で割り、そのまま足で突き上げる。
数回突き上げた後、左足の太ももを少女の股間にあてがい、その部分に震動を与える。
直接触れてもいないただそれだけの刺激に、彼女の身体は崩れ落ちそうになった。
腕の中の身体を反転させてロッカーに手をつかせ、腰を突き出させる。
つけたままのスコートを捲り上げ、円やかな双丘を露にする。
ブラは、肩のストラップがかかっているだけで、既に本来の役目を果たしていない。
隠されるべきものを全て曝け出された少女の姿はあまりに艶惑的で、海堂の中の欲が更に膨れ上がる。
彼女の背中に覆い被さり、両の掌で乳房を愛撫し、指で、先端の色づいた部分を擽る。
堅く猛り狂った海堂自身を、双丘の割れ目に擦り付ける。


869 名前:逢魔が時 海堂×巴9 :04/03/19 22:49 ID:0Dh2tPb1
「部長……?」
少女が顔をこちらに向け、なぜこんなことをするのか、と目で訴えてくる。
そんな彼女の耳に顔を近づけ、囁く。
「…日曜日、あの1年と何してた…?」
「!……べ、別に……。ただ、買い物に、付き合っただけ……ですよ……?」
「…お前も、買い物に付き合ってもらったんだろ…? ……何、買った?」
「か、海堂部長には……秘密……」
――『海堂部長には秘密』――その言葉が、わずかに残っていた理性を打ち砕いた。

海堂は少女に全てを見せてきた。
今まで誰にも話したことのない密かな夢さえ、少女には打ち明けてきた。
過去も未来も、全てを少女に見せてきた、少女もそうだ、と今まで信じてきた。
それが……それなのに。
少女には、自分に対して隠していることがある。それが、許せない。
他の人間にはきっと分からないだろう、この想いは。
桃城などはきっと、
「女にはなあ、男に内緒にしときたいことがあるんだよ。」
と笑い飛ばすに違いない。
しかし、海堂にはそれが許せないのだ。それが、どんな些細なことでも。

言いたくなくても言わせるまで。
そう決意して、海堂は少女から身体を離した。
着ていたTシャツを脱ぎ捨て、鍛えられた上半身を露にする。
その右手を少女の秘部へと伸ばす。
――逢魔が時に棲む魔物が、海堂の思考を支配しようとしていた。


870 名前:逢魔が時 海堂×巴10 :04/03/19 22:49 ID:0Dh2tPb1
人差し指で花弁を掻き分け、小さな突起を探り当て、そのまま捏ねる。
左手はそのまま、まだ堅い胸を攻める。
唇は、肩から項に、そして耳へと愛撫を繰り返す、
そして、耳に辿りついた唇が彼女の耳に囁くのは、
「お前…部室でこんなことされて、感じてるのか……?」
「…『憧れの先輩』が、ここで、こんなことしてるなんて…なあ?」
「…あの1年とも、こういうことしたいんじゃねえのか? お前……」
「……あいつに、見せてやりてぇな……。お前の……この……格好」
いつもなら、決して言わないであろう言葉。
「…かいどうせんぱ…、たすけ…」
少女の声が助けを求める。しかし彼女が救いを求めているのは、今、彼女に快楽という罰を与えている張本人だ。
「……お前が、悪い……」
苛む者の呟きは、少女の耳には届かない。

身体に与えられる愛撫と、脳裏に響く言葉。少女の理性は溶け出す寸前だった。
しかし。
言いたくない。こんな……ことをされて。
その思いが、彼女を頑なにさせた。
目を閉じ、唇を噛み締めることで、甘い攻めで疼く体を鎮めようとする。
そのこと自体が、男の激情を更に高めるとは思いもよらず。

唇を蹂躙した後、壁に手をつかせた姿勢のままで貫く。
少女の身体が、一瞬、強張った。
いやいやと、まるで子供が駄々をこねるように頭を振る。


871 名前:逢魔が時 海堂×巴11 :04/03/19 22:50 ID:0Dh2tPb1
彼女を後ろから抱くのは、これが初めてだった。
「…顔が見えないのは、嫌、です…」
以前そう言われたことがあって、それ以来、そういう体位を試みたことはなかったのだ。
しかし今日は、右手を分身に添え、一気に征服する。
逃れようとする身体を後ろから抱きすくめる。
少女の中は熱く、絡みついてくる肉の感触に海堂は眩暈を覚えた。
そのまま突き上げたい衝動を堪え、秘肉を緩やかに掻き回す。右手で肉芽を弄ぶ。
じゅぷ、と音がする。
彼女の蜜が溢れ出す音だ。
……感じて、いる。
その確信が、海堂の嗜虐心を更に煽った。
耳に唇をつけ、囁く
「……お前、後ろから入れられて、感じてんのか……? いやらしいぜ……」
そう言いながら、彼女の弱いところを探し出そうと、蠢く。
「!……あ、あ、あ……」
自らの歯で傷めつけられていた唇が再び開かれ、艶やかに官能の歌を歌い始めた。
彼女が一際高く詠う場所を見つけ、そこを重点的に、攻める。
少女の後頭部が海堂の胸に擦り付けられ、腰が、海堂の動きに合わせて揺らめき始める。
閉じられたままの両目から、また涙が零れ出した。
その滴を吸い、柔らかな頬を舐め、そして、紅く色づいた唇を舌で愛撫する。
その唇が、微かに動いた。
……何かを言おうとしている。
彼女の唇に耳をつけ、言葉を待った。
「かおる」
……僅かに血が滲む彼女の唇から漏れたのは、海堂の名前だった。


872 名前:逢魔が時 海堂×巴12 :04/03/19 22:50 ID:0Dh2tPb1
人一倍照れ屋の少女は、他人がいるところで、海堂をその名で呼ぶことはない。
彼女がそう恋人を呼ぶのは、二人きりになっているとき、それも、ひとつになって融けあっているときだけだ。
「……かおる……だいすき」
掠れた声で、繰り返し、繰り返し、まるでそれしか言葉を知らないもののように。うわ言のように。
海堂の中に、先ほどまでのドロドロと粘りつくものとは違う、熱い、透明な炎のような感情が生まれた。
彼女を抱き締める腕に、力が篭もる。
「……俺もだ……俺も…お前しかいねぇ……だから……隠し事なんて、やめろ……」
最後の言葉は、哀願に近かった。
少女の、ずっと閉じられたままの瞳が、ふ、と開いた。涙を湛えた双眸で、それでも微笑もうとする。
「かおる……5月11日って、なんの、ひ……?」
5月11日、それは…海堂の誕生日。
まさか。
俺の誕生日の。
そう言おうとした海堂の唇を、少女の人差し指が制止する。
「…だから、ないしょ……。……これぐらいは……いいでしょ?」

愛しい。
他の全ての感情を押し流す、強い想い。
「……すまねぇ」彼女の肩に顔を埋め、呟く。
その頬に、少女の手が触れた。
「……かおる」幽かな、微笑。
「……ね、いっしょに……」
その言葉に胸の奥を掴まれたような感覚を覚え、海堂はそのまま突き上げようとした。
だが、少女が言った次の一言で、その動きは止まった。
「…かお、みたい…これじゃ…なんだか、ひとり、みたい……」


873 名前:逢魔が時 海堂×巴13 :04/03/19 22:51 ID:0Dh2tPb1
『ひとりみたい』その言葉に、海堂は意志の限りを振り絞って少女から離れた。
側にあったパイプ椅子に腰掛け、愛しい人を自分の体の上へと誘う。
「……来い」
少女の腕が海堂の背中に回る。両の乳房が海堂の胸に押し付けられ、
腰がゆっくりと海堂の怒張したものの上に落ちてくる。
……熱く、蕩けるようなその感触に、そのまま、熔けてしまいそうな錯覚すら覚える。
そして、少女の歓喜と苦痛の入り混じった表情が、海堂を更に昂ぶらせた。
自分のものを全部受け入れ、切なげに吐息を漏らす唇に、触れるだけの口付けを繰り返す。
今日初めての、優しい、恋人同士のキス。
唇を触れ合わせたまま、海堂は動き始めた。
先刻までのものとは違う、愛するものを真に愛するための動き。
しかし、海堂を支配していた狂気の欠片が、その動きをいつもとは少しだけ変えていた。
いつもは。
少女が少しでも嫌がる素振りを見せたら、自分がどんなにその先を見たいと望んでいても、
そこから先へと進むことはなかった。
大切な、何よりも大切な人だから、傷つけたくなかったのだ。
だが今日は。
少女の言葉より、少女の身体に忠実に。
反応があるところは、いくら少女が止めてと懇願しても進んでいく。
少女が、より、悦びを享受できるように。
少女を、より自分に繋ぎ止めるために。
……少女が、決して自分から離れていかないように。
緩やかに狂っていく彼女の姿を見上げながら、もっともっと、自分に溺れてほしいと願いながら、
海堂は彼女の奥を突き上げ、捏ねた。
さっき見つけた彼女の弱点を、再び刺激する。
浅く、また、深く繰り返されるその律動に、少女の理性は完全に崩れ去った。
海堂の頬を両手で包み、自分から唇をねだり、舌を絡ませる。


874 名前:逢魔が時 海堂×巴14 :04/03/19 22:52 ID:0Dh2tPb1
「……どうした?」
「ね…お願い……」少女からの、自分を求める言葉。
しかし。
「…『お願い』じゃ、分かんねぇ……」
熱く、燃え上がるような視線で彼女を射抜いたまま、言葉では冷たく突き放す。
もっと、はっきり「欲しい」と言ってほしいのだ。その唇で。
もっともっと、自分を求めてほしいのだ。彼女に。
羞恥に染まった表情で黙り込んでしまった少女をさらに悦楽の中に堕とすため、
海堂はその動きを更にゆっくりとしたものに変えた。
自分の存在を誇示するように、彼女の内壁を抉る。
既に少女の目は焦点が合ってない。
あと一息。
海堂は、更に彼女を追い詰める。
「なあ…どうして、欲しいんだ、お前……?」
「かおるが…ほしいの……おねがい……」
求めていた、言葉が、遂に。

「……くれてやる、俺の、全てを……」
海堂は低く呟き、そのゆるゆるとした律動を激しいものに変えた。
ぐちゅ、ぐちゅ、と肉が絡み合う音が部室に響く。
その合間に聞こえるのは、淫猥な水音、そして……、「かおる」と、途切れ途切れに自分を呼ぶ、声。
この世で一番大切なものの、声。
不意に、彼女の内部がキュウッと締まった。
絶頂が、近い。
そう察した海堂が、その動きを一層激しく、物狂おしいものに変えた。
彼もまた限界が近かったのだ。


875 名前:逢魔が時 海堂×巴15 :04/03/19 22:53 ID:0Dh2tPb1
「……か…おる……、かおる……おねがい、いっしょに……」
「…ああ、一緒に……いこう。」
彼女の声が、高く高く響く。
その、言葉にならない言葉が、海堂を高みへと押し上げる。
お互いがお互いを、更なる高みへと誘っていく。
ふたりはひとつに融け合って、高く高く、夕闇を越えて。

もうすっかり暮れた街並みの中、海堂と少女は帰宅の途についていた。
手もつながず、ただ寄り添って、歩く。
そんなふたりはも、とても初々しいものとして道行く人の目に映った。
先程までの熱く絡み合い、愛し合っていた姿を連想させるものはそこにはない。
「……明日は、朝錬休め……。……朝の自主トレもダメだ」
「…大丈夫、ですよ…」
「ダメだ。……すまねぇ。……無理、させちまったな」
笑顔でかぶりを振る少女。
――分かれ道が、近づいてきた。
海堂の家と少女の下宿先の分岐点。歩道の片隅で、しばらくの間手をつないで佇む。
別れ難いのだ。海堂も、少女も。
「こんな日は…ずっといっしょに、いたい、な」少女が呟く。
「ああ……、早く大人になりてぇ。…大人になれば……一緒に暮らすことだって……」
「え?」少女が訊き返す。
「…なんでもねぇ! ……じゃあな。今日はゆっくり休め」
自分の家へと続く道に歩を進めて少ししばらく行った後、海堂は背中に視線を感じて振り向いた。
――少女が、見つめていた。
振り返った自分に笑顔で手を振り、呼びかけてくる。
さほど大きな声でなかったのにも関わらず、その声は海堂の胸に響いた。
「……先輩、好きです」


876 名前:803 :04/03/19 22:59 ID:0Dh2tPb1
ちょっと末尾が尻切れになってしまいましたがご容赦。
ああ、海堂でエロは難しい。

この設定でもう少し書いてみたいと思っているので、書きあがったらまた貼り付けに着ます。
ご意見ご批判、お待ちしてます。


877 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/19 23:43 ID:oZTtACs9
>803

ぐっじょぶ!!!!!!(;´Д`)ハァハァ
海堂萌え〜〜〜〜。
次回作激しく待ちーー。




878 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/20 03:35 ID:RVPZL7eQ
スゲー・・・。読み応えあり

879 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/22 18:52 ID:gVxiywFn
海堂

880 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/23 10:36 ID:Lqxp4oWY
両想いだけどダークに走っていく海堂(;´Д`)ハァハァ


881 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/23 17:49 ID:Is1lXoMT
女体化はどーよ?

882 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/23 18:45 ID:oxQgev+0
好き嫌いありそう

883 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/24 00:40 ID:w4AmzzmD
女体化は好かんな。元がヤローだと思うと萎えるわけで。

聞いて良いのか悩むが、おまいらの一押しカプは何ですか?
ちなみに自分は王道のリョーマ×桜乃に(*´Д`) ハァハァでつが。

884 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/24 00:53 ID:UFKSbD34
桃杏です

885 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/24 01:02 ID:0uc6HHPm
跡杏かな?

886 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/24 01:44 ID:X06qq65n
最近なんでかしらんが南次郎巴とか奈々子巴に目覚めてしまった
アハハハハ

887 名前:382 :04/03/24 01:48 ID:mUNPdN88
観月巴。橘兄妹。裕太→桜乃

888 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/24 02:40 ID:AGHLfo5N
奈々子巴!!
新しいなw

889 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/24 03:11 ID:v8yMK7Uw
菜々子さん絡みならリョ菜々がいい。
読切りの時からずっと好きだ。

あと神→杏。
実らなくてもいい。むしろ実らない方がいいかもしれん。
神尾の片思い萌え。


890 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/24 04:13 ID:UFKSbD34
ki


891 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/24 09:30 ID:HAnwC1kG
>889
はげど。リョ菜々に萌え。
エロ書きたいがリョーマがこないだまで消防とか思うと_| ̄|○

892 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/24 11:16 ID:uyPwyu0q
自分もリョ菜々萌え。
エロはなくても萌える。

エロなしで萌えるのは桃杏。
エロで萌えるのは跡杏。

跡杏神カモーーーン!

893 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/24 11:46 ID:3KDgU59G
前の神SSに禿萌えて千石桜乃
本命をひっくり返してあれ以来ずっと萌えだ…

>889
自分も神尾→杏は実らない方が萌える。
スラダンのリョータ見てるみたいで(あそこまで積極性ないが

894 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/24 15:08 ID:Ehr3YfxX
モモシロくん助けて

895 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/24 19:31 ID:iH3ki+z/
アニメのリョ菜々っぷりには(;´Д`)ハァハァ

896 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/25 01:45 ID:3ljdLcrS
>892
>跡杏神カモーーーン!

跡部→杏→神尾かとオモタ

897 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/25 03:23 ID:qtZcba0X
意外とリョ桜萌えって居ないんだね。
リョ菜々は年の差ありすぎて萎える。逆なら良いんだが。

そんな自分は跡杏(*´Д`) ハァハァ

898 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/25 04:16 ID:57Dj5u5S
跡杏>桃杏なんだね。
どっちも好きだけど。
てか杏ちゃんが好きだ

899 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/25 05:35 ID:k1y+jhd5
基本的に桃杏、リョ桜萌え。でも千桜も萌える。

最近何故かマイブームがダビデ×杏ちゃん。
他校の二年って少ないから何となく…赤也との絡みもあったし面白いかなとorz

900 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/25 13:54 ID:dSOoK8/e
荼毘庵

901 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/28 01:11 ID:3YP7F7Nx
カルピン×私

902 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/28 01:44 ID:n086DAXc
>901
動物虐待(・A・)イクナイ

903 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/28 13:11 ID:29Oovkl9
南次郎×倫子

904 名前:名無しさん@ピンキー :04/03/30 11:28 ID:7FBPH81I
不二…手入れの届いた清潔ティンティン。ハメ撮り好き(要敬称)。テクニシャン。底なし。
    跡部ほどじゃないにしても、忍足並には遊んでいる。これまで本気になった相手はいない。
    相手の体力・精神力のぎりぎりを見極めたうえで、その極限まで追い詰める感じのSEXを展開。
    相手が「もう止めて」って泣いて頼んでも止めない。女の子の意識が飛んじゃってもずーっと攻め続ける。
    で、女の子はその刺激で意識が戻っても、自分の意思関係なくまた飛ばされる。ある意味地獄を味わうことに。
    だから、女の子の付き合いは基本的に長続きしない。
    休日はハメ撮り写真の整理。親戚の写真館で自分で焼いたり焼き増ししたり。
    対象は、基本的に青学生徒には手を出さずに他校専門、または年上(女子大生)。
    学校では、ものすごく「イイコ」にしている。
    だから、不二に酷いことされた女の子が青学に来て訴えても、誰もその言葉を信じるものはいない。


905 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/01 16:27 ID:vdyrcnfG
もう誰もいないのか…・゚・(ノД`)・゚・。

906 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/01 16:28 ID:UHsQ0XTA
>>905
いるよー(・∀・)ノシ

907 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/02 14:58 ID:ezBZTSIS
人多杉で人がいないのか。

908 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/02 21:31 ID:ZbVF/+IX
ここエロなしでもおけですか?
リョ菜々書いたんですがエロにならんかった…
おけなら明日の夜にでも投下しまつ。

909 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/02 21:37 ID:uxD+ym0C
>>908
おおおおおお願いしまっすっ。
待ってます。

910 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/04 00:34 ID:2K7+XupZ
>>908
909と同じく待ってます。

911 名前:908 :04/04/04 22:48 ID:Un7TJKRN
遅れましたがリョ菜々投下します。
短いわエロなしだわ青臭いわ、ですがお楽しみいただければ…。

912 名前:awakening・1 :04/04/04 22:49 ID:Un7TJKRN
もう秋も終わりだというのに、汗だくになってリョーマは自宅に戻ってきた。
桃城に付き合って学校帰りにストリートコートに行き、二人で打ち合っていたら
いつの間にかお互いにむきになり、必死でボールを追ってしまっていた。
軽く体を動かすだけのつもりだったから、ジャージに着替えることもせず
制服のままでやっていたおかげで、中に着ているシャツが汗で肌にはりついて
どうしようもなく気持ちが悪い。
ダイニングの横を通った時に目にした食卓にはすでに夕食の準備が整えられていたが
先にこの汗を流してからにしようと思ったリョーマはまっすぐ風呂場へ向かう。
じっとりとした不快感が、この時のリョーマを焦らせていた。
いつもなら気が付くはずなのに、早くシャワーを浴びたいと思う気持ちのために
風呂場の扉の前にきちんと揃えられていたピンクのスリッパを見逃して
リョーマは風呂場の扉のノブに手を掛けた。
学生服のボタンを片手で外しながら勢いよく扉を開けると、
うっすらと湯気の立ちこめる脱衣所には予想しなかった人影があった。

913 名前:awakening・2 :04/04/04 22:50 ID:Un7TJKRN
体にタオルを巻いただけの姿で立っていたのは、この家に住む従姉妹の菜々子。
扉の音に振り向いた菜々子と、リョーマの目が合った。
「リョーマさん!?」
「な、菜々子さん」
長い髪をまとめて結い上げている菜々子はシャワーを浴びたばかりなのか、
いくらか顔を上気させ、細い首筋にはまだ水滴が残っている。
タオルで覆われた上からでも、胸の膨らみや腰のくびれははっきりと見て取れた。
無意識のうちにごくんと喉が鳴る。
思いがけず目にした刺激的な光景に、謝ることも顔を背けることも忘れ
驚きにぽかんと口を開けたまま、リョーマは硬直してしまっていた。
菜々子の方も一瞬たじろいで目を逸らしたが、すぐに柔らかい笑みと共に顔を向ける。
「あ……私ったら、鍵をかけるの忘れてたのね。ごめんなさいリョーマさん」
背を向けリョーマの目に自分の姿がなるべく触れないようにしながら、
リョーマを責めず自分の非を詫びる菜々子に、リョーマは何故か苛立ちを覚えた。

914 名前:awakening・3 :04/04/04 22:50 ID:Un7TJKRN
「リョーマさんもシャワー使うんでしょう? 少し待っててくださいね」
菜々子の声を聞きながら、リョーマはふと考える。
もし、今ここにいるのがリョーマではなく、リョーマの父の南次郎だったら、
おそらく菜々子はこんな態度を取れなかったはずだ。
恥ずかしさにもっと動揺して、すぐに出ていってくれと大きな声をあげただろう。
なのに自分には、ほとんど裸に近い格好を見られたというのに
全く平気とは言えないまでも、余裕のある対応をしてみせる。
それは、菜々子にとってリョーマは裸を見られて恥じらう対象ではない、
つまり、リョーマを男だと思っていないということではないのか。
そこまで考えて、リョーマの頭にはかっと血が上った。
俯いた姿勢で後ろ手にゆっくりと風呂場の扉を閉め、そのまま鍵をかけた。
カチャリという金属音に、菜々子が顔をあげる気配が伝わる。
「リョーマさん……?」
「……ねえ菜々子さん。俺のこと、子供だと思って馬鹿にしてない?」
つぶやいて、脱ぎかけていた学生服の袖から腕を抜き、床の上に投げ捨てた。

915 名前:awakening・4 :04/04/04 22:51 ID:Un7TJKRN
菜々子とは年の差があるとはいえ、自分だって若い男なのだ。
例え従姉妹でも、一つ屋根の下に年若い女性がいて、平気でいられるわけがない。
菜々子はあまり過激な服装をすることはなかったが、それでも夏に薄着になった時には
その露出した肌のまぶしさに、どこを見ていいのかわからなくなってよく困った。
顔を寄せて微笑みかけられて、妙な胸のざわつきを感じたことも数え切れない。
異性に対する興味とか、単なる性欲とかいう言葉で片づけられることなのかもしれない。
それでもリョーマは、この年上の従姉妹とならどうにかなってもかまわない、
いやどうにかしたいと考えたことがことが何度もあった。そして、今もそう思った。
「俺だって、男なんだけど」
顔を伏せたまま、リョーマは大きく一歩踏み出した。
リョーマの視界に、むき出しの菜々子の下肢が映る。体の奥が疼いた。
自分の中で眠っていた何かが目を覚ましたような気がした。

916 名前:awakening・5 :04/04/04 22:52 ID:Un7TJKRN
口から勝手に言葉が飛び出していく。
「ずっと、菜々子さんのこと見てた。俺、菜々子さんが、す」
思い切って視線を上げるとすぐ目の前に菜々子の顔があり、リョーマの言葉が止まった。
驚いて目を見張ったリョーマに向かって菜々子は微笑み、ゆっくりと顔を近づけてくる。
「子供だなんて、思ってませんよ」
言い聞かせるような声に続けて、リョーマの唇に何か柔らかく温かい感触が触れた。
それがキスだと認識するまで数秒かかった。
「な……」
塞がれた唇が解放された後、思わず小さな呻きを漏らしたリョーマの耳に
菜々子の囁きが届く。
「でも、その続きは、リョーマさんがもう少し大きくなってから聞かせてくださいね」
何が起こったのか瞬時には理解できずただ呆然としているリョーマの体を、
菜々子の手が優しく風呂場の外へと押し出す。
目の前でそっと閉じられた扉の向こうで軽い衣擦れの音がし、
やがて衣服を身につけた菜々子がまた姿を現した。

917 名前:awakening・6 :04/04/04 22:54 ID:Un7TJKRN
「お待たせしましたリョーマさん」
いつもと変わらない様子で笑顔を見せ、床に落ちていたリョーマの制服を拾い上げる。
「これ、掛けておきますから。あ、もう夕食ですから、早く来て下さいね」
そう言い残すと菜々子は台所の方へと向かって行った。
まるで何事もなかったかのように軽い足取りで。
後に残されたリョーマは、その背中を見送りながら憮然とした表情でつぶやく。
「……やっぱ、子供扱いしてんじゃん」
風呂場に足を踏み入れ、扉を乱暴に閉めてから吐き捨てた。
「くそ。なんか、悔しい」
こみ上げる腹立たしさは、子供扱いされたせいなのか、
どれだけ急いでも今すぐには大人になれない歯がゆさに対してなのか。
自分でも説明出来ない憤りを振り払おうとするかのように、
リョーマはまだ湿ったままのシャツを手早く脱ぐと、洗濯機の中に放り込んだ。

918 名前:908 :04/04/04 22:56 ID:Un7TJKRN
お粗末でした。
こんな青いリョーマでも、あと2年ぐらいすれば
いい具合に目覚めてくれないものだろうか…。

919 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/05 08:20 ID:5XqUvyTW
>>908
ご馳走さまでした!
リョーマもまだまだだな。菜々子さん(・∀・)イイ!

920 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/05 10:15 ID:U3bI2Afq
大人な菜々子さん(・∀・)イイ!
リョーマが中学生だなぁ……あ、中学生か

921 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/08 20:19 ID:70Qio5rk
>>897
ココにいるぞ!リョ桜(;´Д`)ハァハァ

922 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/08 22:21 ID:3OOIhyZ8
切原×芝に期待中。

923 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/09 11:59 ID:r+N/vKqJ
微妙に盛り上がってなくてカナスィ。
9リクみたいなのが出来ればいいね。

跡杏読みたい…。

924 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/09 18:45 ID:JbWTffeL
跡杏イイ!
続きないのかな・・・

925 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/12 01:40 ID:d0kKhkI3
捕手

926 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/12 22:54 ID:601XI1Bg
オフで女の子オンリーが沢山あるね。
ハァハァな本を探しに行きたい。
オフではリョ桜が一番人気かな?

927 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/12 23:57 ID:W185JnzH
>908
リョ奈々萌えますた〜♥乙(*´∀`)つ旦~

928 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/16 02:35 ID:DvTO39hP
保守がてらに、跡杏の続きキボン

929 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/16 22:09 ID:GW75t0Ec
>>200>>400>>500>>600>>700>>800

930 名前:奈良漬 :04/04/17 17:45 ID:kIZxVUgL
 ー=、 、ー-、`ヽ、、ヽ`!i' , ,i",r'",-'"=ミ
    `ヽ`ヾ`、 ! ヽ ! l! i! !_i_/_<'"``
    /             \
   /                 ヽ
    l:::::::::               |     
    |::::::::::   (●)    (●)   |
   |:::::::::::::::::   \___/    |
    ヽ:::::::::::::::::::.  \/     ノ
ー''`ヽ`,ーi'`''"!、         / ̄  __
    `il `i ! ヽ、       / iヽ、/ ,.ヽ_
     i! !`   `ーァ、-ー'  ! ノ!トi,!'",ノ-、
   ,..=、i! iヽ-、 rィ',;'!ヽー-、!  `/_,i' _,.!'、
ーニー-、._ `ヽゞニ-、.;' i! ! ,  `ト_ノ`x-'" ノ
=ニヽ、 , `, /ヾ=ソ ノ !/   !、`ー`''イ、
-ー-、 `i, / / ヽ `イ_,  i -'" ̄`! !   ヽ
   ゝノ /-'"  `   ' !    ヽ     !
もとにいたスレに かえるんだね

きみたちにも かんとくが いるだろう




931 名前:奈良漬 :04/04/17 17:46 ID:kIZxVUgL
  ./  / .//  / ./  _, l l、 .l l  .,  / ./  .l l        l .l l
 ./  .l l l   l .l ,,/  l l 'i l.ll .l /l l- '''~ l l、    l  .    .l l
 l  l l l  ll .l     'il  !ll l l l'-l .l    l .l .l  , l  l  ヽl.l
    l l  l  l.l l、 -ー'''''ー 、  .l l .ll  l.l    .リ  l  l l   l   ノi
    l.l  .l l l/'      '、  ` `、l -'l~~~~`ヽ、, l l/    l   l
    ll  ,l, l.l     o   l    / `      `il/ l   i l  、 l
    l  l ll l       ノ   .l  o      l  l  / /  ,.l./
      '、 ./ ヽ、    /    l        / / ./-'   l l
       l    ~`''''~,、  '    ヽ、     ./ /://,`、   l.l
       l       'iー--一''l   `'ー''''~  -''~./'-`) l   .l.l
       .ヽ      l     .l           -'  .,l  /
        .>、_    l    ./        _, -'ー、、、-,'l .l /
       _,、l,./l :`-、,,,_l   ./     _,,、 -''   , /l  /ll  ' オイオイなんなんだよこの糞スレは
    , -''~ ., `-'、-_`,-l  ./'''ー'''''/,~     /.// i'
  ./   /  , / ̄'ヽ,'~`'l'l   _, -'' l~~`、''~~ ̄, ̄ `ヽ.
./    ./, -' /    ヽ,~l_,-=ニ,,、 --、,l,  '、 ./     ヽ
'     l' /   `-/  .>ー'~    l l   l'        l






932 名前:奈良漬 :04/04/17 17:47 ID:kIZxVUgL
        -=ニ⌒ヽ_,,-、 _,,, --ー--- 、
      //彡_,,ヽ、_ノ´ミ '´, -ー_  `ヽ、            _
     ///// ァ"/⌒ { 、        ヽ、          /ー、ヽ
     l/从/ / /    l i\\ヽ,,_\\   ミ         / :::::l| l
      ヽl  //     l l___ \\>,=、ヾ  ヽl       /  ∧l  。l
        // /  / /ノ""`ヽ`ヽ'´__ヽlヽヽヽl !      /  / /  l
       ノ/ l / />┬o┬、i   iy┬o┬<,,l l l     /  ゚X/ /。l
    -=ニ彡从//´ .`┴‐┴' {    }`┴‐┴'′从!   /  < / ///
      ll ハハ ノ/,`l`` ̄ ̄┌|  ̄ |┐ ̄ ̄´ l リ   /  /ソ  l//
   ` =ニリニリ { (,,i/::/  └` ----'┘    メノノ ノ  〈/ /l /
    ,r彡,ー, -、,>'::::: ィ ヽ--―‐--―‐--/´ リ /  / / / / こんなスレありえませ〜〜ん!!
    r-し(_/::::::/,、|,! \二二二二/、ノ /、,,/ / / ノ
 ,rー´:::::::::::;;;;;:::::::::`'''''´, -   ――  / /:::::/ / / /
 ̄`ヽ;::::::::'´::::::::`::::::/ヽ /"\_,i__/   (,`=' .......ヽ' /  
    l:::::::::::::::::::::::::::::::`ヽY\o|ヘヽ,,!_     ヽ-、:::::::::_/
 , <,,ノ~ ̄"" ̄ ̄"`ヽJ  `!ol 丶、    /ミ 、〉'フ´
'´  l ノ   / ノ  /    ! l `i ,-,ー-、/ `~
,,,r=ニ/,__,,,∠ =ニ、,,/    l`ヽ、 l Y::( ¬、:::l
     /:::::::::::::       `ク /  l /:,ヘ::::::::::::〉
    /::::::           / /   l〈:ヘ、:::::::ノ
_,,, - ´       /    `'   //ヽ、::::::ノ
         /         //  , /ゝ'







933 名前:奈良漬 :04/04/17 17:50 ID:kIZxVUgL
            \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
         ../::::::::::::::::::::::::、::::::::::::::::::::::::::::::
氏  女  ホ ヽ:::::::::::::::::::::::::ヽ、,:::::::::::::::::::::::::
ね  子   モ   〉∧i i゙i .|l, 、ヽ斗l' ヽ::::::::::::::
ぇ  な  が  /`トl、{.ヽ.l!、 イ℃)ヽ,i::::::::::::
ぇ   ん   好  >! (℃}`ヽ ヽ!"´´ ヽ l,:::::::::::
!!!!  か  き  l 、 "///  ////// u |:::::::::
       な   i /// ヽ  ._....-- 、.  !::::::::
        v-"!、u . .r‐''''"゛     l .il:::::::::
.、., i=@.、 ,,/ヽl::::::::`-..、'!、      /・/ l::::::::
    ! ./ `'".!::::::::::::::::::::`''!-ii=--;;'''".ノ  |:::::::::
   ″   !:::::::::::::::::::::::::::::::::`"''ァ'"゛'., ー''│:::::
       ,!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/]、,/   l::::::::
      /:::::::::::::::::::::::::::::::::,,イ ,l'"    ,!::::::::
  iヽ,∧/i,7::::::::::::::::::::::::::::/ / ,l'l     ,,i'!:::::::
┌, ‐''''ヽr‐┐:::::::::::::::/ __ /ノ |, \,  ./ |::::::
. /  、  ゙ッ.l:::::::::,i'"/./゛.--ィ_.ゝ/i"\ |::::::
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.|   ...=@ l::::./   ゙゙ノ,ljZr"''''''゙゙".、/  ./:::::
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.:!. u  -'" リ゙ .,iヘ,フ" ,, - ,,,7_,レ ,!   /::::::::
: .l'ヽ    ./  .|,,./′.,ノ_./    l    !::::::::::
.゙'、ヽ_,,,..i''|′.l ./ ./ ''''ー′   l   /::::::::::::
::::::.`'ー--'゙/ ./ .│ .|  / ""''''""l  .!::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::ヽ!  ,!   ''!'' i     |/:::::::::::::::::


934 名前:奈良漬 :04/04/17 17:51 ID:kIZxVUgL
こんなスレありえませーん!!             削除依頼だ、削除依頼!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ,  - ─ - 、                           / r     、 、`ヽ、、
    /    _  , ィ`ヽ、                     / ,イ !   {ヽ  ヽヽ  `ヽ
  , ' {{  /, - ‐ '´ {ヽ、ヽ       , ´ ̄` ヽ、      /, ' ,小、 /X^、   l ヽ
  〃 r'Y, :=='′ ヾ==: 、ハ `、   / ..::┛i┗__ ヽ    /〃  | {{`V∧ヽハ ,|  |
  |{  7′ ___    ___  l  ハ  ,' .:::::::┓|┏ ミ/´ ̄`)⌒i { _⊥ }}/ '-─- 、V | ハ }
  lハ | y" ̄` ,  " ̄ヽ_l ノ ヽ l  rニニ::::|彡彡' '´ ̄ )丿Y.  Y.    ) |,イ l ノ
  /r''} "" , ─'⌒ヽ ゛゛ {|ヽ   rl  <0>::::|ミ(・j  ´_二}´   `ー--r^ー--_-ィi i ! | l/ヽ
  / いl   i/´ ̄ ヽ!  ハ八 { } :::::::::f^ 小、   r イ   ,-{f^ー─ '⌒i` i i ! |/) ノ
    !` ヽ、 、.:.:.:.:.:.::..ノ ハ ヽ \ヾ、 :::::_/ \ ハ'´     /'´ }l   , - 、|    ノ__ノ /
  八 \ 丶` ‐-‐´ イ   \ ヽ \ \:::::ソ  o /    _,,─j/⌒`'.:::::::::l _ ,ィ´ ノj八(_
 -─ヽ、 ヽr‐j` ̄ h____ ヽ ヽ \ |::/  o /ー─べ´  /,:::::::::::::::::::// ノ^`く-'⌒ヽ
  `ヽ  ヽ ヽ `X´ y─ァヽ`ヽヽ ヽ─ l:::{    '       /(___ノノV^>‐ァ
   i    ! Y ̄}ヘ  /〉、l/  、 l  ハ_            、`r‐┬‐┬'´  「 }  { 〉
   i    l  l  ノノ\ト、 l     l l /  ヽ三三ミ ー─-- ヽ  >/{   ノく___」〈  /






935 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/17 17:54 ID:+D5yKZRl
>>930〜933

ttp://www.domo2.net/bbs/image/1075608418.jpg


936 名前:奈良漬 :04/04/17 18:03 ID:kIZxVUgL
           /i
           /:./ !      ,    
        ./:.:.:/_.」―- <//    
      /:.:.:,:./:/:.:.:.:,∠⌒ヾ
     /:.:.:.:.://:.:.i':.:.//  ヽ:、ヘ  このスレの住人さんってどんな人達かなあ?
      i:.:.:.:.:/:i:.:.:.l:./_Zヽ  ,_}:.i:.ヘ
.       !:.:._,」:.:l:.:.:|〃{rリ  r,ハl、ド、 ∧_∧
      ヽ:ヽ.{:.:.l:.:.:! ,,,ー′ {リ:l.トヽ (´<_`  )ハチュウルイデモウソウデキル
       Yl:.ハ:.:ト、:.、''' r-, ´j:.i.|    と´_,、 -_ュ ツワモノゾロイデスヨ.....
       }!:,ハ:|_ヽ:ヽ.__`.イl|:.!l    と!   ´‐_フ
       // j.ヽニヽV/, !l|:.リ    (ヽ!    ´ ノ
        /::; -‐-、ヽr' /'′   У rー,イ
        /;イ    `ヽ\,,_   /  / / {
          i/ {      r.ゝ-、ヽ/  , ' ./ 
          !l t ヽ   j./  /`′ / /
          |:l  `ー¬,/  /- .._/‐''´
         レl     `ヽ'" l
          |         l
        〈 ,        l
         j′        l
         /         |l   l
          /       li    l
        'ー- ..______l!____」
      /::{::::::::.:.:::N::::::::|l::l.l:.ヽ
      ,:':.:/|:!::::::.:.::l:.!:.:.:.:.ll:::l:l:.:.ヽ
    /:.:/   !:l:::::.:.:.:|:l::.:.:.:.l!:::.l:l:.:.::ヽ



937 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/17 23:54 ID:iODZFUf1
アニメはレギュラーがドイツに行くらしいけど桜乃達はどうすんだろうね。

938 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/18 00:11 ID:b9h2qtn0
さすがにドイツまでついてったら引くなあ

939 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/18 00:30 ID:o7TEvLGY
>933
コピペにマジレスするものアレだが、このスレにホモは無いぞ

940 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/18 00:45 ID:ugKT1W7X
久し振りにエロ神様が光臨されそうなのでサイトに引き籠もりますw
リョ桜&跡杏(*´Д`) ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア

941 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/18 02:46 ID:a1gzHSa6
 

942 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/18 17:10 ID:UbLt4Ew5



943 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/18 17:43 ID:eC33u0Xk
神光臨待ちなのか・・・

944 名前:382 :04/04/19 00:28 ID:QXtr+Ueu
あまりにもかわいそうスレになっているので、
ストック投下します・・・。

例によって観月巴なので
苦手な方はスルーよろしく。

945 名前:観月×巴そのD :04/04/19 00:30 ID:QXtr+Ueu
 赤月巴は、観月はじめの寮の部屋に遊びにきていた。お泊りだ。らぶらぶだ!巴はうきうきしながら
観月の部屋で部屋の主を待っていた。
 今日は何でも、男子テニス部は「男だけの親睦会」とかいうのをやるらしく、巴や早川などミクスド選手の
女子部員は早めに帰されたのだ。一体何をやるのだろう。男だけの親睦会。そんなことを考えながらも、
母として恋人として慕う観月との夜を考えては頬を染めたり一人できゃあきゃあ言ったりしていた。
 「すぐに帰るから、大人しく待っていてくださいね。」携帯電話でそう言った観月。しかし、待てども待てども
観月は部屋に帰って来ない。時計の針は夜の9時を指している。寮の門限も過ぎた。しかし、観月は愚か、
他の男子テニス部員が帰ってきた様子もない。巴は、だんだん不安になってきた。もしかして、約束を忘れて
しまったのか。観月に限ってそんなことはないと思いたいが、でも彼はまだ帰って来ていなくて。
「遅いなぁ。観月さん・・・。」
 もしかして、何か変な事に巻き込まれたんじゃ。巴は別の意味で心配し始めた。何の脈絡もなく。
ああ見えておせっかいな所があるから、変な人に絡まれている人を得意の毒舌で助けてあげたり?そして
刺青したおにーさんに因縁つけられたりして?幾らなんでも観月さんみたいな標準体型ではそんなおにーさん
に敵うわけないじゃないか!どうしよう!!助けなくちゃ!!幸い、自分の方が観月より腕力は上だ。
 自分の心配が妄想だとも気付かないで、巴は慌てて襲われている(と思われる)観月を助けに行こうとした。
ドアを勢いよく開けようとして―――植木に面した窓が開いた。
「うわ!!」
「何ですか、巴くん。夜中に騒々しいですよ。」


946 名前:観月×巴そのD :04/04/19 00:31 ID:QXtr+Ueu
 開いた窓から顔を出したのは観月だった。
「だって、ここ3階・・・」
「きみだっていつも登って来ているじゃないですか。」
「あたしはいいんです!観月さんがやって、おっこちて怪我したらどうするんですか!」
「その言葉、そっくりそのままお返ししますよ。・・・っと。」
 自分の部屋に降り立つと、観月の身体が傾いた。慌ててそれを受け止める巴。間近で感じる、観月の吐息。
「・・・・・・・・・お酒臭い・・・。」
「そりゃ、飲んでますからね。当然でしょう。」
「もしかして、酔っ払ってます?」
「どうでしょう?未成年は酔っ払わない事になってるんですよ。お酒飲んじゃだめですから。」
 どうしよう。酔っ払ってる。どんな論理展開だ。巴は取りあえず観月をベッドに座らせて、水を取りに行こうと
観月に背を見せた。その巴の腕を、観月が掴む。
「何処に行くんですか?こんな時間に男子寮をうろうろしていては、親御さんに連絡されてしまいますよ。」
「だって、観月さん、お水・・・。」
「いいですよ。それより、僕のそばにいなさい。」
 強引に腕を引かれて抱きしめられて、そんなことを言われては巴も抵抗できない。大人しく観月の身体に擦り寄る。
「んふ。かわいいですね、きみは。ちゃんと僕の言う事を聞いて。素直で。」
「・・・酔っ払ってる人の言う事なんて、真に受けたりしませんよーだ。」
 と、言いつつも頬が赤く染まっていくのを巴は自覚していた。抱きしめる腕の力が、いつもより強い。声も、
囁くようで、色っぽくて。お酒のせいだ。全部お酒のせい。自分の顔が赤く染まるのも、いつもは言わないような
事を言う観月も、全部。
「僕が言った事を信じられませんか?悪い子ですね。」
「酔っ払いはまともに扱っちゃいけないんです。お父さんと前の下宿先のおじさんで悟りました。」
「誰が酔っ払いですか。」
「観月さんでしょ!!」
 すでにまともに相手をしていることに巴は気付かない。
「悪い子ですね。イイことしてあげませんよ。」
「なっ・・・なに言ってるんですか!!」


947 名前:観月×巴そのD :04/04/19 00:32 ID:QXtr+Ueu
「イイこと。しにきたんでしょう?僕の部屋まで。朝まで、ずっと一緒に。」
 あからさまな表現に、巴は真っ赤になって下を向いた。それは、確かにそうなのだけれど。あのムード作りに
やたら神経を使っている観月にそんな風に言われると、恥ずかしくてしょうがない。
「そ・・・そんなこと言う観月さん、嫌いです・・・!」
 ようやくかすれた声でそう言った。睨み付けたかったが、目を見るとまた上手く誤魔化されてしまいそうで、
下を向いたままだった。すると、観月は急に巴の身体を抱き上げてベッドに横たえた。
「な、何?・・・ん!」
 口付けられた。深く、濃厚なキス。舌を使って、ねっとりと巴の口内を探る。歯茎をなぞり、舌を絡ませ、
吐息まで貪るような口付けは、巴の理性を全てとろかしてしまうようで。意識を失う寸前で観月のそれは離れた。
「はぅ・・・み、づきさん・・・」
「僕が嫌い?こんな事されて抵抗もしないのに?」
 観月の目は、アルコールに犯されて少し潤んでいた。酔っ払い特有の、変な部分へのつっかかり。巴は精一杯
息を吸って、理性を回復させようとした。
「き、きらいじゃないけど、きらいです!いじわるなこと、いわないでください・・・!」
「意地悪を言うのはそちらでしょう。僕が嫌いだなんて、冗談でも悪質ですよ。」
 そしてまた強引に唇を重ねた。力づくで押さえ込まれて、なんだか巴は怖くなってきた。いつもの観月はこんな
風ではない。もっとスマートで。でも実はスマートに出来てると思ってるのは観月だけで、そういうところが巴は
好きで。強引にされたことなんて、一度もない。腕力は、確かに自分の方が上のはずなのに。握力計だって、
自分のほうが観月より上で。なのに、抵抗できない。それが、巴には怖かった。


948 名前:観月×巴そのD :04/04/19 00:33 ID:QXtr+Ueu
「や、やだ!!観月さん!!」
 何とか観月と距離を置こうとして、観月の身体を押す。そこで初めて巴は、自分が本気で抵抗していない事
に気付いた。腕に、力が篭らない。それは、恐怖の所為なのだろうか。違う。キスだ。キスに酔いしれて、既に
巴の身体には力が入らなくなっていた。今まで、観月にされたことをそのままに身体は反応しているのだ。
途端に恥ずかしさで、目の前が真っ赤になった。いつも、観月に優しい言葉を囁かれて、大事に扱われて、
肌を重ねていたので気付かなかった。こんなにも観月の言いなりになる身体になっていたなんて。知らなかった
とはいえ、恥ずかしさで気が遠くなりそうだった。
 その間にも、観月は巴の首や鎖骨に口付けていく。それはいつもとは違う、甘えるような、いたずらをしている
ようなたわいない口付けだった。それがまた無意識に巴の警戒心を弱めてしまい、そしてまた巴はそんな
自分に怖くなる。
「巴くん・・・?」
「・・・。」
「どうして泣いてるんですか?」
「だって・・・こわい・・・。」
「怖い?・・・僕が?」
「だって、観月さん、いつもと違う・・・。怖い・・・。」
 とうとう声を上げて泣き始めた巴に、流石の観月も困惑した。困惑した末、ぽろぽろとこぼす涙を、舌で舐め
取ってやる。何度か繰り返してやると少し落ち着いたのか、巴は観月を無言で見上げた。
「僕が嫌い?」
 その目は、まだアルコールに犯された者特有の潤んだ瞳をしていたが、甘えるような観月の声に、巴は警戒心
をなくした。首を横に振る。
「僕は、きみが大好きですよ。嫌いなんて言わないで。」
 絶対に、素面では言わないような観月の甘えるような言葉。その瞳は、捨てられそうな子犬が送る媚びた瞳で。
いつもの観月では、絶対に見られない姿。
かわいい。巴は、さっき感じた恐怖心をマゼラン星雲まで吹っ飛ばして、くすりと笑った。


949 名前:観月×巴そのD :04/04/19 00:35 ID:QXtr+Ueu
「観月さんは、あたしのことが好きなんですか?」
「ええ。大好きです。きみは僕の事、好きじゃないんですか?」
 子犬の目。巴はたまらなくなって、観月に抱きついた。
「大好きですっ!観月さんが大好き!!」
「そうですか。良かった。」
 心底ほっとしたような表情になり、巴の唇に軽く何度も口付ける。そのうち、キスは深くなり、観月の手も巴の
身体を滑るようになぞった。ぴくりと反応する巴の身体。
「もう、嫌がりませんね?」
「・・・はい。ごめんなさい・・・。」
「ん。いい子です。」
 薄手のニットをたくし上げると、白いレース地のブラが柔らかな巴の胸を包んでいた。そのブラをとりはずし、
ニットとともにたくし上げて、遠慮なく胸の頂を口に含んだ。それだけで甘い痺れが、巴の下半身に走る。こりこり
と歯と舌で刺激され、唇で吸われ、その痺れは身体全体に広がる。もう片方の頂も、指先でしっかりと刺激されて
はしたないほどに立ち上がっている。
「身体の方も素直ですね。きみは。」
「は・・・だって、観月さんがそうしたんじゃないですか・・・。」
 先ほど、自分でも初めて自覚したのだが。巴が恥ずかしそうにそう言うのを見て、観月は支配欲が満たされる
のを感じた。
「んふ。きみがこうすると良くなるって、すぐに反応するからですよ。ほら、ここも・・・。」
 胸から手を放し、スカートの中に手を入れる。下着の上から、巴の秘所を撫でた。そこは既に濡れそぼっており、
下着の上からでもくちゅりと卑猥な音を出した。
「あっ・・・!」
 甘くすすり泣く巴に満足の笑みを見せる。
「ね?すぐに反応するでしょう?」
「観月さんの馬鹿ぁ・・・!意地悪っ!」
「優しくしてるでしょう?ほら・・・。」


950 名前:観月×巴そのD :04/04/19 00:36 ID:QXtr+Ueu
 再び観月は、下着の上から巴の濡れそぼった秘所をつついた。決して荒々しくなく、優しく撫でるような愛撫。
巴は腰をくねらせて、涙目で観月を見た。
「あんっ・・・!や、やっぱり意地悪っ・・・!」
「ん?どうして?」
「・・・いじわるっ・・・」
 腰をくねらせて見つめる巴。彼女が欲しいのは、もっと直接的な刺激。わかっているが、大人しくそれをする
には、今の巴は可愛すぎた。観月の加虐心に火をつける。
「ちゃあんと言わないと、僕にはわかりませんよ・・・?」
 くすくすと笑いながら、観月は巴の足を左右に開かせた。白い下着が濡れて、肉が薄っすらと透けて見える。
巴が恥ずかしそうに顔を真っ赤にした。
「や、やだ!観月さん!はずかし・・・!」
 巴の抗議を無視して、観月は巴の秘所に唇を寄せた。舌で下着越しに割れ目をなぞる。
「ひゃあ!」
「いいですよ。・・・もっと鳴いて・・・。」
 ぴちゃぴちゃと、わざと音を立てながら下着の上から巴の蜜をすする。時に舌を使い肉を刺激し、時に唇で
肉芽を甘噛みしてやる。全てが下着の上から行われ、巴は布一枚隔てての微妙な刺激に涙を流しながら喘いだ。
「あっ・・・!や、だめぇ・・・ちがうっ・・・ちがうのぉ・・・!」
「何が?ちゃんと言わないと、わからないですよ。」
 巴が悔しそうに、恥ずかしそうに顔を真っ赤にして観月を睨む。服は着ているのに、白い胸は露で、左右に足を
開いて自分の何かを欲しがるその様は、たまらなく観月の雄を刺激する。胸はどきどきと高鳴るし、アルコールで
ふやけた理性は役にも立たず、下半身はしびれ、欲求は巴をもっと苛める事に傾倒していた。
もっともっと、巴の恥ずかしそうな姿を見たい。もっと恥ずかしい巴にしたい。自分が、恥ずかしい巴にさせる。
 観月は欲望の赴くままに、巴の秘所を弄った。下着越しから巴の膣に舌を入れ、肉芽を指でつまんで、こちらも
下着越しにこりこりと刺激した。


951 名前:観月×巴そのD :04/04/19 00:37 ID:QXtr+Ueu
「ああぁん!やらっ!そ、な・・・あんっ!!」
 ぐちゅぐちゅと下着から染み出るとろみのある蜜。ちゅうちゅうと吸われ、舌を動かされ、ぷっくりと膨らんだ肉芽は
観月の指先に翻弄される。腰は更なる刺激をねだるように動いてしまう。
「あっ・・・!だめっ、へんになっちゃう・・・!!」
「どう変になるんですか?教えて・・・。」
 笑いながらそう言って、巴の秘所に下着ごと指を入れた。ぐちゅりという卑猥な音と、微妙な刺激が、巴の身体を
より一層熱くした。
「ひゃうぅ!!いやぁ!観月さんの意地悪ぅ・・・!!嫌いっ・・・!!」
「じゃあ、やめましょうか?」
 言って観月は巴の中から指を引き抜いた。急に失われた刺激に、巴には何が起こったのかわからない。ただ、
身体が熱く疼いてたまらない。身体は、目の前の彼を求めていた。
「?観月さん・・・?」
「嫌なんでしょう?止めてあげます。」
 楽しそうにくすくすと笑う観月。巴は羞恥に顔を真っ赤にした。酔っているとはいえ、観月にこんなに意地悪を
されるのは初めてだった。特に、ベッドの中で苛められた覚えはない。コートの中では日常茶飯事だが。
 つまり、彼が望んでいるのは、彼女の卑猥な願い事。かわいいかわいい、幼いがゆえのみだらな懇願。
 どうする。巴はとろけた理性で必死に考えた。この身体の疼きを抑える事が出来れば、巴の勝ち。しかし、この
疼きが我慢できなければ、彼が望んだ言葉を言うしかない。
 巴が選択したのは―――後者だった。


952 名前:観月×巴そのD :04/04/19 00:38 ID:QXtr+Ueu
「お、おねがい・・・。おねがい、観月さん・・・。もっと、触って・・・。」
「ん?触るだけでいいんですか?」
「―――っ!!」
 観月に胸を乱暴にもまれて、巴は羞恥と快楽との間を彷徨う。恥ずかしい。でも、欲しい。これ以上の快楽が。彼の身体が。
 考えた末に、巴は激しい喘ぎ声の中、小さく呟いた。
「・・・み、観月さんが、気持ちいいと思うこと、して・・・。」
「僕が?」
 驚いたように言う観月に、巴はこくりと頷いた。
「観月さんが、気持ちいいこと、してください・・・。あたし、それでいいです・・・。」
 快楽と羞恥の間を彷徨った瞳で見つめられて、観月は自分の酒でふやけた理性が完全に溶かされるのを感じた。
巴の唇を塞ぎ、激しく巴を翻弄した。
「んっ・・・う・・・。は、観月さんっ・・・」
「そんな可愛い事言った事、後悔させてあげますよ。」
 観月は巴の下着を脱がしにかかった。白い濡れた布地が、巴の足の間から銀の糸を引く。足を開かせて、濡れ
濡れと光った巴の蕾を指先だけでつついた。そんな些細な刺激にも、巴は大きく反応する。
「あ!やぁん!!観月さぁん!!」
「僕はね、君が気持ち良さそうにしていると、気持ちよくなれるんですよ。知ってました?」
 今度は、指を浅く埋める。決して奥深くには入らずに、浅いくぼみでうろうろしているだけの、刺激。巴は激しく
腰をくねらせて、身体全体で観月をねだった。その白い肢体を、面白そうに見つめるだけの観月。
「ふぁあん!!観月さん・・・みづきさぁん!!」
「かわいいですよ。・・・ずっと見ていたいです。こんな恥ずかしい巴くんを。」
「や、も、・・・だめ・・・!!」
 観月は、巴が達する寸前で指を引き抜き、いきなり自分のものを巴の潤んだ密壷にあてがった。一気に刺し貫く。
「ああああああああああん!!」
「―――はっ!!巴くん、きついっ・・・!!」
「あ!み、観月さんっ!!おっき・・・だめぇ・・・!!」


953 名前:観月×巴そのD :04/04/19 00:39 ID:QXtr+Ueu
 いつもよりも興奮した観月の身体は、そのまま巴にも伝わった。激しい動きが、粘膜を通じて二人に快楽を与える。
観月は激しく腰を動かし、巴の身体がねだるように刺激を与えていく。満足したような、切ないような快楽の声が部屋
に響く。
「ん・・・、気持ちいいですよ・・・!君のなか、とろとろで、あつくて、気持ちいいです・・・」
「あぁあん!!観月さぁん!!はげし・・・!!」
 ぐちゅぐちゅと互いが交じり合う。気持ちいい。でも、もっと欲しい。巴の身体がそう望み、巴の意思とは無関係に
腰が動いた。それにリードされて、観月の動きは激しさを増す。巴の最も深い場所を激しく貫いた。
「は・・・!!ここ、どうです?気持ちいい・・・?」
「んぁっ!!やぁ――!!そんなとこぉ!も、だめぇ!!
「・・・奇遇ですね。僕もです。」
 激しく巴の最奥を貫き、巴のなかで締め付けられる快楽を己の分身で味わった。そして観月は、雄の本能に忠実
に快楽を求め―――そして、果てた。

 疲れ果ててそのまま寝入った巴が起きてみれば、隣には実にすっきりとした寝顔の観月がいた。釈然としない巴。
 欲求不満だったのかしら?観月さん・・・。でもわりとたくさんしてると思うんだけどな・・・。このくらいの歳の男の人って、
週に1,2回じゃ足らないのかしら。
 驚くほどあどけない男の寝顔を見ながら巴はそう考えた。寝ている頬を人指し指でつついてみる。身じろぎをした。
面白い。もう一度やってみようとすると、観月の薄い唇が開いた。
「・・・ん・・・」
「何々?何ですか?観月さん。」
「・・・ともえ・・・いたずらは・・・やめなさい・・・」


954 名前:観月×巴そのD :04/04/19 00:43 ID:QXtr+Ueu
 寝ていても巴に説教をする観月。すでに夢の中までライフワークらしい。少し巴は頬を膨らませて、でもやっぱり
夢の中まで一緒なのは嬉しい事だ、とおめでたく考えて寝ている観月に抱きついた。思い切り。力の限り。
 当然、観月はグロッキーな声を上げながら目を覚ました。最悪な起こされ方だ。
「ぐあっ!!な、なんですか!!巴くん!!」
「あ、起きちゃった。おはよーございまーす。」
「誰だって起きますよ!・・・あれ?どうして巴くんがここにいるんですか?」
 巴が、また膨れた。
「お泊りの約束、したじゃないですか。」
「・・・ああ。そう言えば。・・・でも変ですね。僕、昨日どうやって寮まで帰ってきたんでしょう・・・?」
 小首を傾げる観月。
「覚えてないんですか?」
「ええ。―――確か、木更津くんたちに無理やりお酒を飲まされたことは覚えてるんですけど・・・。親睦会と称した
ただの飲み会で・・・そう、きみが来るから早く帰りたかったので、皆と飲み比べをしたんです。皆を酔わそうと思って。
そうしたら、木更津くん、かなり強くて――二人で何本かあけて―――それから記憶がないですね・・・。」
「・・・へー。二人とも、お酒強いんですね。」
 素直に感心する巴。未成年だ、とか突っ込むことは考えない。しかし・・・。巴はふと思ったのだ。そうすると。
「ねぇ、観月さん。」
「何です?」
「昨日帰って来て、それからのことって覚えてます?」
 観月は首を振った。
「いいえ。どうも僕は酔っていた間のことを覚えていないタイプみたいですね・・・。僕、何かしましたか?」
 巴は、なんだかとても納得できない気持ちになった。酔っていたことは知っていたし、酔って記憶がないことも
あるだろう。自分の父親なんてしょっちゅうだ。だけど。だけど。二人で過ごしたひと時をきれいサッパリ忘れられて
いると、巴がいかに無神経な野生児でも腹が立つ。野生児だって、乙女なのだ!!


955 名前:観月×巴そのD :04/04/19 00:44 ID:QXtr+Ueu
 巴は何も身につけない姿で立ち上がった。驚く観月。ここで観月は初めて、とりあえず昨日自分が何をしでかした
かの大まかな概要を悟った。そんなこと、巴の知ったことではないが。
「観月さんなんて、だーいっきらい!!観月さんのばか―――!!」
 あっかんべー。そして逃亡。慌てて引き止める観月。
「こら!!そんな格好で何処行く気です!!子供じゃないんですよ!!子供みたいなことして!!」
「うわ―――ん!!観月さんのばかー!!変態―――!!言葉攻めのサドー!!」
「人聞きの悪い事大声で・・・!!」
「わーん!!ほんとだもん――!!昨日観月さん○○して★★★★してあたしがやだってゆーのにむりやり
[二二二二二]した―――!!!わぁ―――ん!!」
「こ、こら!!どこでそんなこと覚えてきたんですか!!」
「みづきさん―――!!」
 
 以下省略するが、他人からしたらどうでもいいような言い争いが行われ、観月は巴に半月のおあづけを喰った。
 半月後の観月の逆襲が、巴が考えていたよりも遥にハードであったりするのだが、それはまた、別のお話。
(森本レオ調に。)

終わる。


956 名前:382 :04/04/19 00:45 ID:QXtr+Ueu
お粗末。

しかし、どれを投下したか、ストックの中から
見つけるのが苦労だ・・・。
ダブって投下したらカコワルーイ。

957 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/19 01:19 ID:x11abeAI
大丈夫、ダブってないですよ。激しく乙でした!
事後の覚えてない観月と巴のやりとりに萌え。

958 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/19 02:48 ID:fbzPNsC9
今ちょうどS&T2で観月ルートやり直してたトコなので
激しく萌えました(*゚∀゚)=3

毎度、笑いと萌えをありがとうございます!

959 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/19 11:17 ID:j4/HPWrq
観月巴、すごく萌えるのに部分部分が笑えて
毎回(・∀・)イイ!!思いさせていただいてます。
ありがとうございます。今後も期待してます。

ところでこのスレって保管庫とかはあるんですかね。
もうすぐ次スレに行きそうだし、欲しいなと思うんですが。

960 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/19 11:29 ID:0xZ3Wbih
ハァハァ萌えをありがトン。


961 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/21 11:07 ID:mz9AclJC
ここ今は人が少ないのかな…?

ところでエロの場合、やっぱり男キャラは
ある程度エチーに手慣れてる感じの方が萌えるんすかね。
自分が書くと皆揃って奥手ちゃんになってしまうんですが。

962 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/21 22:05 ID:FRr07BwJ
>>961
そろそろ次スレだから停滞気味なんじゃないだろうか・・・
そうだと思いたい。
ちなみに手馴れてない男キャラでも全然萌え萌えです。

963 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/22 23:51 ID:soT05YG+
人大杉で入れない人が多いと思われ。

964 名前:521 :04/04/23 10:52 ID:2/HblGBq
お久し振りです。跡杏投下させて頂きます。
続き物っぽくなってしまったのでまとめてオフにしようかとも思っていたのですが
そろそろ次スレなので…。

965 名前:跡杏 3-1 :04/04/23 10:55 ID:2/HblGBq
咽るように香水の匂い。
腕にぶら下がるように絡みつく女の整った長い爪。
着ているのは制服だというのに不釣合いな赤い唇からは靴やバッグや旅行がどうのという耳を滑る
話しがひっきりなしに続いている。
「つまらない?」
媚びるような目線に、跡部景吾は制止するように手を上げ、
「別に。」
と口元に無理矢理笑みを作った。
どこぞの有名パティシエが郊外に新しい店を作ったので学校帰りに連れて行って欲しい。
ご無沙汰だった女の一人に久し振りの電話でそう強請られてわざわざここまで来たのは、その店の
所在地を聞いたせいかも知れない。
確か、一ヶ月前までは高等部の先輩の彼女だった。
その先輩から紹介され、あっという間に跡部に鞍替えした女だ。
美人ではあるし、特に不満もないので気が向いた時は付き合っている。
跡部には、そういう女が数人いる。当然恋人という訳ではなく、互いの都合で関係を持つ所謂セックス
フレンドだ。
まあまあ満足な味のケーキを食べた後、彼女に少し歩こうと言われてその時は理由が分からなかっ
たが、道行く人々が低い感嘆の声を上げて自分達を振り返るのを見て跡部は心の中で苦笑した。
『すごい美形カップル』。
跡部を見せびらかす事で自分の価値を高めたいのだ。
女は、愚かだ。
「あら、可愛い。」
ふと、女が足を止め、絡めていた跡部の腕を引く。女の目線を追って通りの向こうに見えた一組の男
女に、跡部は僅かに目を見開いた。
自転車を引く学生服の男と、セーラー服の少女。
二人はしきりに笑い合い、悪戯っぽく目線を合わせては照れたように背ける。
跡部は二人を知っている。
男は桃城武。女は、橘杏だ。
「初々しいわね。何か楽しそう。」
何も知らない女が跡部に同意を求める。跡部は返事をせずに、なるべく不自然にならないように自分
の腕から女の手を外した。


966 名前:跡杏 3-2 :04/04/23 10:57 ID:2/HblGBq
「時間だ。帰る。」
「あら、まだ…。」
女が自分の腕時計に目を落としたが、跡部は構わずに歩き出した。
跡部が車道へと向かうと計ったようなタイミングで黒塗りの高級外車が横付けされ、中から寡黙そうな
厳つい運転手が降り立ち後部座席のドアを開ける。
革張りのシートに乗り込んだ跡部は既に置いてきた女の事など頭になかった。
脳裏に焼きついたあの笑顔が、跡部の自尊心を打ち砕く。
――甘やかし過ぎたな。――
シートに身を深く埋めた跡部の美しい青い瞳が、凍てついた光を放つ。
跡部が氷の矢のような鋭さでとある町名を告げると車は静かに滑り出した。



橘杏は上機嫌だった。
土曜日の放課後、珍しく部活が休みだった桃城とファーストフードで軽く食事をしてストリートテニス
場で散々打ち合った。
夕方になり、ついでだから、と家の近くまで送ってくれた桃城と別れてその後ろ姿を見送った杏は晴れ
晴れとした表情で通り一本向こうの自宅を目指して歩き出した。
久し振りに心の底から笑って、頭が空っぽになる程テニスをした。
杏は、桃城のプレイスタイルが好きだ。陽気で真っ直ぐで、遠慮はないが杏を女だからと見下さない。
夢中でボールを追い掛けて、むきになって口喧嘩して、仲直りして。
ここ最近身体の中に渦巻いていた気鬱を全て追い出した気分だ。
家への角を曲がろうとしたその時、背後から車が接近する音に杏は身体を路肩へ寄せた。
追い抜くだろうと思っていた車が杏の横に静かに停車する。
内側から車のドアが開いた途端、杏はぎくりと顔色を変えた。


967 名前:跡杏 3-3 :04/04/23 11:00 ID:2/HblGBq
「乗れ。」
傲慢な命令口調。
誰が!
そう返そうとしたがいつもとは違う跡部の有無を言わさない表情に、杏は肩に抱えていたラケットバッグ
のストラップをぎゅっと掴んで立ち竦む。
「乗れ。」
もう一度そう言った跡部の声の凄みに、杏はのろのろと吸い寄せられるように車に乗り込んだ。
何時の間にか背後に廻っていた運転手が静かにドアを閉め、すぐさま車は走り出す。
「久し振りだなぁ、杏ちゃん。」
無数の棘を孕んだ跡部の口調に杏は押し黙った。
何だか、今までで感じた事のない危険信号が杏の脳裏で警告を発している。
乗らなければ良かった。
しかしあんな所で跡部と話しているのを兄にでも見られたら、嘘を付き通す事ができるか自信がない。
跡部を見る事ができずに杏は膝に両手を突っ張らせ、俯いている。
こんな時に、会いたくなかった。
きゅうっと身体が反応する。
跡部の掌の、指先の、唇の感触が、肌の上に鮮明に蘇る。
かなりゆとりのある後部シートで長い足を組み、その杏の様子を無表情に眺めていた跡部が不意に
手を伸ばした。
「!」
跡部の掌が、短い制服のスカートから覗く杏の太腿をつ、と撫でる。
杏は驚いて顔を上げ、手を押さえて跡部を睨みつけた。が、跡部はいつものからかうような笑みさえ浮
かべずにただ、深い海の底のような目で顎を軽くしゃくる。
これは、命令だ。
怖い。
本能がそう訴えている。杏は跡部の手を押さえていた力を弛めるとまた、じっと俯いた。
跡部の掌が太腿から侵入を開始する。内腿を辿った指先が下着に達した時、思わず杏の身体が跳
ね上がった。
声を出したら運転手に気付かれてしまう。
上体を前に倒し、訴えるように首を振るが跡部は相変わらず無表情なまま、つい、と下着の中に指を
侵入させた。
「…っ!」

968 名前:跡杏 3-4 :04/04/23 11:01 ID:2/HblGBq
何の遠慮もなく杏の花弁を押し開き、器用に肉芽を剥いて杏の一番敏感な部分をいたぶる。
跡部に会った時から反応している身体は杏の気持ちなどお構いなしに久し振りの刺激を愛液を迸ら
せて歓迎した。
くちゅくちゅと湿った音が静かなエンジン音に紛れて車内に漏れてくる。
やめて!
目で訴えるが跡部の冷たい表情は変わらない。
恐る恐るバックミラーを見るが、気付いていないのか運転手は無反応だ。
跡部の容赦のない責めに息が荒くなる。逃げようと折っていた身体が快感に押されて開いてしまう。
「…はっ…。」
口内に溢れた唾液が殺しながら吐いた息に混ざって糸を引いて半ば捲られているスカートの上に落
ちた。
声を上げられない事でより燃え上がる快感が放出されずに身体の中で燻る。
力の入らない杏の両脚の間からもう誤魔化しようのない程の淫靡な音が響く。杏はただ赤面し、唇を
噛んだ。
羞恥心と快感が点滅し、ぐるぐると混ざり合う。
どれ程時間が経ったのか、急に跡部の手が杏の元から離れた。達しきれていない身体の芯が切なさ
を訴える。
そ知らぬ顔の跡部の向こうに見える窓の外は地下の駐車場のようだ。
車が停車し、寡黙な運転手が何事もなかったように扉を開けると杏に降りるように促す。
杏は恐る恐る車から降り、跡部もそれに続いた。それと同時に車はゆっくりと走り去る。
跡部は駐車場の中にいくつかあるエレベーターの一つに向かい、パネルにカードを差し込むと指紋照
合の為に指を小さな鏡面に押し付けた。
重厚な自動ドアが音もなく開き、跡部は立ち尽くす杏へと振り返った。
「来い。」
行きたくない。そう思っても口には出せない。杏は跡部に続いてエレベーターに乗った。
すぐさま扉が閉まり、そこは鏡張りの密室になる。


969 名前:跡杏 3-5 :04/04/23 11:04 ID:2/HblGBq
途端に跡部の両腕が杏へ伸び、彼女の華奢な身体を後ろから捕まえた。
「やっ!」
僅かに抵抗するが、跡部は杏の身体を抱きかかえるとスカートを捲り上げて下着に手を差し入れる。
「止めて!」
もし、人が乗って来たら…。
そう考えて杏は蒼褪める。必死で跡部の手から逃れようとするが、力尽くで押さえ込まれた。
下着を下ろされ、外気に晒された秘裂がひくひくと蠢く。すでにとろとろに緩んだその場所を跡部の指
が忙しなく行き来する。
「くぅっ…。」
堪えきれず食いしばった歯の隙間から杏は声を漏らした。
今日の跡部は、何かおかしい。
鏡越しに見える跡部の表情はあの絶えず浮かべている独特の笑みを忘れ去っているようだ。
青い、氷のように冷たい目。
「お願い…。跡部くん、止めて…。」
哀願する杏の熱い肉襞の中に跡部はいきなり指を突き入れた。
「ひゃっ…あ!!」
突然襲った衝撃に杏ははしたない声を上げる。
「何を、止めろって?」
ぐちゅぐちゅと音を立てて激しく指が抜き差しされる。
「やっ!い…やぁ!」
首を振る杏の片脚を、跡部がぐん、と持ち上げた。
「見ろよ。こんなにぐちょぐちょになってる。やらしい女だな。」
鏡の中に、上気し、だらしなく弛緩した自分の顔と、反対に醒めきった跡部の顔が映っている。そして
その下で濡れ光っている自分の性器を見せ付けられ、杏は赤面すると顔を背けた。
跡部が濡れそぼった指を抜くと杏から溢れ出した愛液がぽたぽたと音を立てて磨かれた御影石の床
に零れ落ちた。跡部の指がそのまま剥き出しの花芯を弄くる。杏はただ、真っ赤になって弱々しく頭を
振る事しかできない。
「お願い…お願い・・・っ!」
チン!
軽い合図と共にエレベーターが止まり、杏は凍りついた。
人が、乗って来たら!

970 名前:跡杏 3-6 :04/04/23 11:05 ID:2/HblGBq
軽い合図と共にエレベーターが止まり、杏は凍りついた。
人が、乗って来たら!
しかし、跡部はひょいっと半裸のままの杏を抱きかかえると、静かに開いた扉の外へと出た。
杏は思わず跡部の胸の中に顔を隠すように埋める。
どさり、と些か乱暴に柔らかいソファの上に投げ出されてから、あのエレベーターがこの部屋の専用
だと気付き杏は今更ほっとした。
跡部は杏に構わずにダイニングへ向かう。
開放された杏は何とか起き上がり、濡れた下着を履き直すとソファにきちんと腰掛け、辺りを見回した。
あの高級ホテルとは違う場所だ。
厚いカーテンが閉め切ってあるので外の様子は分からないが、エレベーターに乗っていた時間を考え
るとかなり上階だろう。こちらもホテルよりは手狭だが、リビングだけで杏の部屋が三つは軽く入ってし
まう広さがある。雑多な感じはどこにもなく家族が住んでいる気配はない。跡部の為だけのセカンドハ
ウスなのだろうか。
住んでいる世界が違う。それを痛感する。
かたん、と跡部が傍らのコーヒーテーブルに飲みかけのミネラルウォーターの瓶を置いた。制服のネ
クタイを外し、ボタンの開いたシャツからは外から見た目では分からない程引き締まった胸板が覗い
ている。
杏は、すっと視線を落とした。
一度は杏が望んでそういう関係を持った。
でも、こんなのは、嫌だ。
杏は必死に言葉を探している。
けれどそれを跡部に説明する事ができない。
跡部は杏の息苦しそうな表情に構わずに彼女のセーラー服を捲り上げた。
「やっ!待って!」
杏の拒絶は何の意味も持たない。すぐさま跡部の唇が杏の柔らかい肌を責め立てる。
ブラジャーを剥ぎ取り、中に隠されていた小さな蕾を跡部は前置きもなしに蹂躙した。
「や…っ!やだ…っ。」
弱々しい拒絶に、跡部の返答は残酷な程冷淡だ。
あっという間にぽつんと隆起した杏の乳首を舌で滅茶苦茶に転がし、甘く噛んだ。


971 名前:跡杏 3-7 :04/04/23 11:06 ID:2/HblGBq
片手でせっかく履き直したショーツを膝まで擦り下げ、杏の花芯を探し出すと執拗にいたぶる。
「ひっ!やぁ…跡部くん…っ!っきゃっ!!」
ずっ、と跡部の指が蜜壷の中へと差し込まれ杏は悲鳴を上げた。今までとは違う圧迫感で、その指が
二本だと分かる。
まだ不慣れな杏の中が、跡部の指で掻き回される。
「あっ…はぁ…っ!」
杏のたっぷりと潤った柔らかい肉壁の中を蠢く二本の指は、やがて彼女の発達しかけた所を探し出し
た。
「…あっ!!」
探し当てられた場所にぐちゅりと二本の指が容赦のない刺激を与える。杏の細い体がソファの上でぐ
ん、と仰け反った。
全身の表皮を何かが這いずり上がってくる。一気に肌を総毛立たせ杏の身体がぴんと弓形になった
まま息さえ出来ずに痙攣する。内側から、甘い痺れが爆発しそうに膨らんでくる。
「や、だぁ…ぁあっ!!」
やがて、杏の中からぴちゃん、といつもの愛液とは違うものが迸り、ソファをぐっしょりと濡らした。
肉壁の中はぴくぴくと余韻を求めて痙攣する。跡部は指を抜き、まるで湯水でも被ったようなその掌を
べったりとセーラー服の下から覗く杏の腹部に擦り付けた。
「いっちまったか。中までヒクヒクさせてどうしようもねぇな。」
荒い息を吐き、失神寸前の杏は向けられた跡部の笑みに正気を揺り起こされる。
杏は今まで、こんな跡部の笑い方を見た事がない。
跡部に散々からかわれたり馬鹿にされたりした事はあった。
それは跳ねっ返りの子供を相手にした意地悪な『兄』のような態度にすぎなかったが、これは違う。
これは、蔑みだ。
「…お願い。止めて。」
その、笑い方を止めて。
杏は細い声で懇願した。
しかし跡部はぐったりとした杏の唇にまだ濡れている自分の手を押し付けた。


972 名前:跡杏 3-8 :04/04/23 11:07 ID:2/HblGBq
「綺麗にしろ。」
もう、どんな訴えも跡部には聞こえないのだろうか。白く濁った意識の中、杏は思考を停止した。
ソファの下に崩れ落ち、だらしなく制服を着崩したままどうにか上体を起こすと、杏は両手を差し出され
た跡部の手にそっと添えて恐る恐る唇を開き、ちゅ、と音を立てて跡部の手の甲をなぞった。
赤い舌をゆっくりと掌で行き来させ、指を口に含み洗い落とすように舌を這わせる。
冷たい目が、杏を見下ろしている。
跡部が指を抜くと、つられて零れた杏の唾液が跡部のズボンにぽたぽたと零れ落ちた。
その染みを冷淡な表情で眺め、跡部はとろん、と放心した杏の顎を持ち上げた。
「ズボンが汚れた。」
最初、言われた意味が分からずにぼんやりしていた杏の手が、跡部のズボンのボタンを外し、チャックを
下ろす。
ボクサータイプの下着の上からでも跡部自身が隆起しているのが分かる。杏は熱く滾っているその部
分を撫でるようにそっと触れた。
「いい子だな、杏ちゃん。」
やっと跡部が杏の薄く透ける茶色い髪を撫でてやる。
たったそれだけの事に、気が遠くなる程ほっとする。
やがてずるり、と杏の前に跡部自身が姿を見せる。隆々と反り勃ったその部分を、杏は一度すりっと掌
で触った。
固い。これが、あの時自分の中に入っていた。
「これからこれがお前のいやらしい体に入るんだ。さっきみたいに綺麗にしろ。」
どうしたらよいのか分からずにただ、優しくそれを擦っていた杏の耳元に跡部が囁き、杏の頭をその部
分へと誘導する。
唾液を纏って少し開いた唇が跡部自身に触れると、杏はそれをゆっくりと口に含んだ。
大きくて、熱い。
「ん…く…ふっ。」
くちゅくちゅと音を立てて杏の舌と唇が跡部の隆起したペニスの上をたどたどしく滑る。
もう、何も考えられない。


973 名前:跡杏 3-9 :04/04/23 11:08 ID:2/HblGBq
その表皮に浮き出している血管を指と唇でなぞり、口の中で先端を飴を舐めるように舌で転がす。
何の感慨もなく、ソファの背に肘をつき拳を軽く頬に当てて杏の奉仕を眺めていた跡部はその行為に
飽きたのか杏の細い腰を両手で掴むとぐい、と持ち上げた。
「上手にできたな。」
どうしたら、こんな顔を止めてくれるんだろう。
言葉とは裏腹な冷たい跡部の表情にただ、杏は眼を伏せる。
杏の身体を床に下ろし、跡部は面倒くさそうにズボンと下着を脱いだ。
「ここでいいだろ。寝て、脚開け。」
ビリっと杏の背筋に電流が走る。
この男にとって杏の中に渦巻いている矛盾の濁流も、苦しみも、一切関係ない。
この男にとって、自分は遊び飽きたおもちゃと一緒だ。
こんな所に、いたら駄目だ。
頼りなく揺らいでいた心の芯が、ピン、と張りなおす。
力の戻った大きな瞳でキッと跡部を睨みつけ、杏は跳ねるように起き上がった。
みっともなく濡れた下着を不快感を堪えて素早く履きなおし、着崩れた制服の裾を千切れんばかりに
引っ張る。
「帰る。」
「誰が帰っていいと言った?」
ぐっと目の前に伸びた跡部の手を、杏は思い切り平手で弾き飛ばした。
ビィン…、と振動が二人きりの部屋の中を揺らす。
「触らないで!」
怒りの炎を帯びた杏の瞳が真っ直ぐに跡部を射抜く。
「もう、跡部くんには会わない。さよなら。」
吐き捨てるように言い切って杏はくるりと踵を返した。
その視界の端で跡部の表情が微妙に揺らいだ事には、気付かずに。
半ば走るようにエレベーターの前まできた杏の身体を跡部の腕が後ろから抱きすくめる。


974 名前:跡杏 3-10 :04/04/23 11:10 ID:2/HblGBq
「っ!!離して!」
「黙れ。」
今までにない程、杏は激しく跡部の腕から逃れようと抵抗する。ここにいたくない。
こんな男の傍には。
「触らないで!離してっ!」
絶叫の語尾を待たずに杏の身体がドン、と厚い絨毯の上に突き飛ばされた。
思わず息を詰まらせた杏の身体に、ずしりと跡部が覆い被さる。
「うるせぇな。」
「!!」
叫ぼうとした唇を跡部の唇が塞ぐ。無理矢理にこじ開けられた口内に舌が侵入し、嫌がる杏の舌に絡
みつく。
そしてその間に、必死に押さえているショーツが無残に音をたてて破られ、跡部の指が強引に杏の秘
裂へと挿入される。
「…ふっ…、んっ!!」
反応する体が許せない。どくん、と心臓が跳ね、中から待ちかねていたように蜜が蕩け出す。敏感な
部分への愛撫を求めて自然に腰がもどかしげに蠢く。
唇を離すと跡部は残酷に嘲笑った。
「気持ちいいのか、杏ちゃん。」
「は、なしてっ!」
それでも尚杏は指を抜こうともがく。跡部はふ、と冷酷な笑顔を見せてぐっしょりと濡れた指を抜くと、
杏の太腿を持ち上げた。
「そうか、そろそろこっちの方がいいか。」
ズンッ!と跡部の物が一気に杏の中に突き入れられ、杏は言葉を失った。
頭の芯が高い金属音を発し、一瞬目の前が真っ白になる。


975 名前:跡杏 3-11 :04/04/23 11:11 ID:2/HblGBq
頭の芯が高い金属音を発し、一瞬目の前が真っ白になる。
「根本まで咥え込んでるぜ。すげぇな。」
「やめ…て…っ!」
杏の苦悶の表情に構わず、跡部は腰を使い始めた。
抗い難い快楽の波が、一気に杏の理性や怒りを押し流そうと高くうねる。
こんなのは、嫌だ。
「いや…!!助けて!兄さん!!…桃城くんっ!!ひ…っやぁっ!!」
ガン、と殴られる程の衝撃で跡部の杭を打ち付けられ、杏は悲鳴を上げた。
跡部の右手が、ぐっと杏の顎を掴む。至近距離で交差した視線。その跡部の目に宿る陰鬱とした狂気に
、杏は目を見開いた。
「そうだな、桃城にも見て貰え。好きでもない男に突っ込まれてよがり狂ってる様を。」
「止めてっ…!」
桃城の笑顔が脳裏を翳め、杏は思わず眉をきつく寄せて唇を噛んだ。
はっきりと後悔と苦痛の滲むその表情に、跡部は杏を押さえ込む腕に力を込めた。
「もう、遅い。」
その言葉と共に跡部は更に激しい律動を始める。
「や、ぁっ!!」
杏は腕を突っ張り逃れようと身体を仰け反らせる。
無防備になった杏の首筋に、胸元に、跡部の唇がきつく吸い付き鮮やかな花を散らせる。
杏が以前、許さなかった所有の証を、跡部は杏の身体に刻み付ける。
「い…や…、やめて…っ!」
杏はただ、快楽の真紅の波間に飲み込まれながら、細い懇願の声を漏らし続けた。


杏の身体は壊れた人形のように動かない。
柔らかい絨毯の上に転がった杏の精液で汚れた半裸の身体を、跡部はソファに座って見下ろしている。
その青い目には、何の感情も浮かんではいない。


976 名前:跡杏 最終 :04/04/23 11:12 ID:2/HblGBq
疲れきったようにソファに身体を沈め、自分が何故こんなに杏を痛めつけたのかその理由を考えていた。
手に入らないものは、何一つなかった。
もし手に入らないものがあるならば、この手で壊してしまった方がいい。
跳ねっ返りの可愛い子猫。杏は跡部にとってからかう対象でしかなかった。
彼女に手を出したのは、単なる退屈しのぎの筈だった。
杏は自分の手から逃げようとした。
他の誰かが手に入れるのは業腹だ。
だから、壊してしまった。
…違う。
ゆっくりと大儀そうに身体を起こし、跡部は意識を失った杏を床から抱き上げた。
軽い。今まで遊び尽くした女達とはまるで違う、あまりにも華奢な体。
その身体中に咲く、紅い所有の証。
痛々しげに表情を歪めると、抜け殻の身体を労わるように抱き締める。
分かっている。身体の欲求で、こんな刻印で、縛り付ける事などできない。
初めて心の底から切望したものが手に入らないと分かって、まるで地団駄を踏む子供のように杏を痛めつ
けた。
認めたくない、知りたくない、そして気付かぬ振りをし続けていた己の深層を見せ付けられる。
駆り立てたのは、嫉妬だ。
欲しいのは、あの笑顔だ。
桃城に向けられたあの笑顔だ。
ぎりっと奥歯を噛み、跡部は杏を優しく抱き締めると、ただ懺悔をするように俯いた。



977 名前:521 :04/04/23 11:16 ID:2/HblGBq
ageてしまった…○| ̄|_
あまり後味のいい話でなくてスミマセン。

978 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/23 11:41 ID:4VmaM9/r
>521神様
真っ昼間からキタキタキタキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
お待ちしてました。乙です!
個人的にめっちゃツボでした。萌え〜

できればハッピーエンドに向けて続きキボン

979 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/23 20:09 ID:YNDj5R0V
>521神!
萌えた…同時に泣いた…かわいそうだ、二人とも…。
出来れば幸せにしてあげて下さい…。

980 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/24 01:23 ID:9UppSQ/y
跡杏!!!
神様!萌えすぎて何も言えないyo!!(*´Д`) ハァハァ
良いもの読ませて頂きました…。マリガトォォォーーー!!!!

981 名前:テンプレ案 :04/04/24 15:44 ID:iaQ0SIXK
一 発 入 根

テニスの王子様のエロパロスレです
桜乃タン朋香タン杏タン菜々子サンスミレサン巴タン等で萌えましょう
sage進行推奨・荒しはスルー。男×男萌えはご遠慮ください

◆前スレ テニスの王子様
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1058340793/l50

982 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/24 15:47 ID:CBkd8x9Q
神、ありがとう。まっておりました。
萌えてせつなくて、やっぱり貴方様は最高です。

912神のリョ奈々も萌えたハァハァ


983 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/24 18:18 ID:nAs++FtN
跡杏ーーー!!!!!!!!!!あまりの素晴らしさに萌え狂いそうです。
ヤッパリ跡部サマと杏タソがくっついてvパッピーエンドvv、が希望ですが…
今はカキコを待つのみ。続きを楽しみに待っております。
本当に本当に最高ですっ書いてくださってありがとうございましたー!!

984 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/24 21:10 ID:OEuyX4Mp
>981で立ててみます

985 名前:名無しさん@ピンキー :04/04/24 21:12 ID:OEuyX4Mp
立てられますた! 即死判定阻止頼みます

テニスの王子様 genius2
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1082808684/


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