千桜



とまぁ、そんなわけで。

放課後の保健室という、AVでもなさそうなベタベタなシチュエーションの中。

俺にベッドへ引きずり込まれた桜乃ちゃんは、身体全体ガチガチに固まっていて、

そのくせブルブルドックのように涙を浮かべながら震えている。

ちょっと良心が咎める・・・でも反対に劣情も覚えたり。

俺は少しでも彼女の緊張を解くため、

最初は頬、唇、まぶた、おでこ、鼻の頭、耳元、

首筋と、掠めるようなキスを何度もしてみる。

その間にも、できるだけ優しく髪の毛をなでたり、胸をゆっくりと揉んでみたりと、

ジェントルメンな愛撫を続けた。

しばらくしてようやく身体の震えも収まり、桜乃ちゃんの表情もトロンとしだす。


「ん・・・あん・・・」


甘い声も聞こえるようになってきた。

俺はそこで改めて唇を重ね、ゆっくりとそれを開いて奥へ侵入した。


「んぁ・・・」


抵抗されるかと思ったけど、意外にもアッサリと受け入れられた。

くちゅっ ちゅる・・・俺は桜乃ちゃんの舌に自分のそれを絡め、少し強めに吸ってみたり、

チロチロと突付いてはまた絡めたりと、ひたすら口内を蹂躙した。


「ぅっ・・・けほっけほっ」


喉へ下った唾液でむせたらしく、桜乃ちゃんが数度咳をしたのを合図に、

俺は彼女の首筋に唇を移動し、ゆっくりと這わせながら、手の方は素早く彼女のウェアを捲り上げた。




そのまま背中へ手を回し、ブラジャーのホックを外す。

ずらされたブラジャーの下から、小ぶりだがツンと上向きの乳房がお目見えした。

俺はさっそくピンク色の先端部分を口に含む。

ちゅっ・・・ぴちゃ・・・


「あ・・・」

ピクンと反応する桜乃ちゃんが可愛い。

俺は舌で愛撫を続けながら、もう片方の乳房をやわやわと揉んだ。


「はぁ・・・んン・・・・」


一方では吸い付かれ、もう一方では人差し指でこねられ弾かれ、

桜乃ちゃんの吐息は少しずつ荒くなり、身体もくねるように身悶えする。

俺はスカートの中に手を移動し、すべすべの太ももをツツツ・・・と撫で上げる。

そのまま薄い布で覆われた中心部にそっと触れると、「っ・・・!」キュッと四肢が震え、

またちょっとだけ身体がこわばった。


「や・・・そこは・・・」


弱々しく抵抗されると、逆にソソられる・・・


「いや?」


問いかけたくせに、俺の指は構うことなくその部分を刺激した。


「ひゃっ・・・せ、せん・・・ご・・・さ・・・」


布越しからでも湿っているのが分かるので、ちょっと布地をずらして直接触れてみる。


「なんだ、もうグショグショじゃない。感じやすいんだね、桜乃ちゃんは」


「そ・・・そんな・・・・ァあん・・・」


俺が指を動かすだけで、くちゅくちゅと音が鳴った。


「気持ちいい?」


耳元に口を寄せて、吐息を吹きかけるように聞いてみると、


「・・・っ」


言葉に出さず、桜乃ちゃんの首がコクンと縦に振られた。


「オーケー、もっとよくしてあげよう」


「あっ・・・・」


俺は手早く桜乃ちゃんの下着を脱がすと、脚をM字型に開かせる。

アソコが丸見えだ。


「い、いや・・・こんな・・・」


桜乃ちゃんは嫌がって脚を閉じようとするが、


「なんで。カワイイのに」


俺は強引に身体を入れて、さらに顔を局部へうずめた。


「ひっ・・・・うはぁ・・・・や・・・だめ・・・」


舌で花弁を蹂躙すれば、桜乃ちゃんは首をのけぞらせて甘ったる声を上げる。

一番敏感な突起部分を舌でこするように舐め上げ、さらに強く吸い付いた。


「はぁっ・・・ぁ・・・やぁっ・・・ひゃぁぁぁぁんっ」




軽くイっちゃったかな。

桜乃ちゃんは目に涙を溜めつつ、羞恥と快感がゴチャマゼになった魅惑の声音を漏らし、

荒い吐息を吐いている。

やべ。俺の方もビンビンだ。


「ねぇ、桜乃ちゃん・・・俺のもなめて」


俺はズボンのベルトをはずしてチャックも下ろし、

いきり立って痛いほどになっていた自分自身を解放した。


「え・・・」


「気持ちよくして」


「は・・・はい」


桜乃ちゃんはおずおずと俺の足の間にかがみこむと、そっとイチモツに触れてきた。


「・・・いっ」


偶然かわざとか知らないけど、彼女の親指の腹がすぅっと裏筋をなで上げたので、

不意打ちされた俺の身体は、思わずゾクッと震えた。


「ご、ごめんなさい。わたし、変なことしました?」


不安げな表情をする桜乃ちゃんの頭を撫でつつ、俺は笑って首を横に振った。


「ううん、全然。気持ちよくてビックリしただけ・・・・続けて」


「はい・・・でも、うまくできないかも・・・」


恐る恐るといった感じで、桜乃ちゃんの舌が俺自身を舐め始めた。


「んぐ・・・ぷぁ・・・は・・・ふぅむ・・・」


舌の動きはたどたどしいものの、逆にそれがまた初々しい。

一生懸命な表情を見ていても、こっちの気分はますます昂ぶってくる。

俺の息も荒くなってきた。


「はぁ・・・いいよ、桜乃ちゃん」


髪を撫でていた右手をそのまま動かして、胸を愛撫した後はお尻の方へ指を這わせ、

相変わらず愛液で溢れている花芯へたどり着いた。

それに反応した桜乃ちゃんの舌が、微妙に動きを変えた。


「ぁうんっ・・・むぐ」


俺自身を口内いっぱいにくわえて、前後に頭を揺らしている。

快楽の波が押し寄せて、背骨の一番下あたりがズキズキ疼いてしょうがない。


「桜乃ちゃん、タンマ」


俺は腰を引いて、彼女の口から逃れた。




「はい?」


唾液を垂らしたまま、桜乃ちゃんは虚ろな表情で俺を見上げる。

うは、エロイ。


「もーダメ、我慢できない」


「え・・・きゃっ!?」


彼女を抱え上げ、そのまま後ろに押し倒し、脚の間に割って入った。

桜乃ちゃんの唾液にまみれた俺自身を、彼女の濡れそぼった部分へあてがう。

焦らす余裕もなく、俺はそのまま一気に突き入れた。


「ひゃぁぁっ、はぁうんっ・・・あっ!あぁっ!」


「・・・っ、キツ・・・・」


桜乃ちゃんの中は狭くて、俺が動くたびにキチキチ締め付けてきた。

ズッ ジュプッ ジュプッ


「んはっ・・・やぁっ・・・はっ・・・」


桜乃ちゃんの顔にも、愉悦の表情が見え、いっそう俺を興奮させる。

俺は一心不乱に振り、快楽を貪った。

あ、ヤバ・・・も、イク・・・・


「ぐっ・・・」


「はぁっ・・・・ああああああああああぁぁぁぁぁっっ!」


俺の頭が一瞬真っ白になったのと、桜乃ちゃんがひときわ高い嬌声を上げたのは、

ほぼ同時だった。


つづく



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