テニスの王子様 竜崎桜乃改造計画 第一幕 リョ桜篇




「というわけで竜崎を鍛えることになったんで、できれば・・・」


と越前。


「つまり、越前は俺たちにその手伝いをしてほしいということだな」


と乾。


「へぇー。すごいじゃん。がんばらないとにゃ」


「そうすっよ。女子テニス部存亡の危機ですよ。手助けしないわけにゃいかねーなあ、いかねーよ」 


菊丸と桃城ははしゃぎまわっている。


「でも、弱ったね。僕らももうすぐ試合なのにね」


「しかたないだろう。毎日1人ずつレギュラーからコーチとして出そう。

 そうすれば、負担がみんなにまわって、越前にも影響はなくなるだろう」


「ありがとうございます、部長」


「へぇー。珍しいね。まさか手塚がこんなに折れるとは思わなかったよ」


意外そうな顔をしている不二。


「まあな。女子テニス部存亡危機の話は前々から聞いていたしな。 それとみんなに伝えることがある」


「なんだい」


「ここじゃ話し難いから、部室で話そう。みんなを集めてくれ。  それと越前、あの話は聞いているな」


「もちろんっす」


「それじゃ、今日のコーチは越前に任せる。他は部室に集合!」




++++++++




「えっと、リョ−マ君?」


「何?」


あくまで冷たいリョ−マの対応。たじろぎながらも桜乃は続ける。


「どうしてコートにいかないの」


「着いてから話す」


そして二人がたどり着いたのは音楽準備室。

普段は部活にも使われず、またその使用目的から、防音設備も完璧な教室である。


「ここって」


「いいから座って」


といいつつ、自分も椅子を出して桜乃の向かいに座るリョ−マ。

    
「竜崎の特訓だけど。……結論から言って、まず普通の特訓じゃ絶対に勝てない。  

 だから、俺たちレギュラーの必殺技を伝授しようと思う。

 っていうかそうでもしないと絶対に勝てないから」


「うん」


「どうやってそんなもの習得できるのかって思ってるだろ。

 それができるんだよ。

 ただし、かなり強引な手だけどな」

    
「それでもいいやる?」


「うん!」


しばしの静寂の後、意を決したように桜乃がうなずいた。






「竜崎……じゃあ、胸を見せて」


「えっ?」


驚いて目を上げる桜乃。    

リョ−マは静かに繰り返した。


「竜崎の、裸の胸が見たい」


「いったいどうしたの、リョ−マ君!!」


「どんなことでもするんじゃなかったの?」


桜乃は真っ赤な顔でうつむいた。


(見せる? リョ−マ君に、あたしの胸を……?!)


場所とシチュエーションからそういう希望が出るかもしれないことは予想していたが、

やっぱり 恥ずかしくてたまらない。


「勝ちたいんじゃないの」


たっぷり数分間は逡巡した後、


「うん……わかった……」


思い切ってユニホームに手をかける。


「待って、全部か脱がなくていい」


「え?」


「そのまま胸だけ出してくれればいいから」


「なっ……」


「竜崎の可愛いおっぱいだけ、俺によく見えるようにむき出しにして」


「そっ……!」


(そんなの、もっと恥ずかしいじゃないっーー!)


羞恥に涙がこぼれそうになるのをこらえる。


(試合に勝つため、ううん、リョ−マ君のため……頑張らなくちゃ)


桜乃はシャツの裾をつかんで、胸元まで上げていく。




顔を寄せたリョ−マの息が乳首にかかり、桜乃は思わず声を洩らした。


「やンっ!」


(ヤダ……変な声、出ちゃった……)


気にせず、リョ−マは続ける。


「やンっ!」


不意にリョ−マの指が桜乃の胸に触れた。


「やだ、くすぐった……あぁン!」


両手で柔肌を撫でさすり、控えめな白い膨らみを揉み上げる。


「やはっ! あっ! んんっ!」


リョ−マの手の動きにあわせ、桜乃は声を上げ続ける。


「はぁん!」


指が淡ピンク色の乳輪をなぞると、ひときわ大きな声が響いた。


「竜崎の声、いやらしいね」


「やだぁっ……あん!」


ぷくりと立ち上がった乳首を、リョ−マは指先で弄り回した。


「やっ! あはっ! あっ! あう!」


桜乃は上気した胸をむき出しにして、びくびくと背をのけぞらせる。

リョ−マの指は、桜乃の胸の膨らみを、その先の未成熟な突起に到るまで、思うがままに蹂躙した。


「あっ! はっ! あん! やはっ! ふあっ!」


桜乃の胸を弄びながら、リョ−マは口元を乳房に寄せ、ピンクに上気した乳首をくわえて吸い上げた。


「やぁっ! はあぅッ!」


桜乃のはしたない声が音楽準備室中に響き渡る。

リョ−マは桜乃の真っ赤な耳元にささやいた。


「竜崎の恥ずかしい声、学校のみんなに聞こえちゃうよ?」


「だっ、だってリョ−マ君が……ふあうッ! あン! やッ!」


ぷくりと尖った乳首を舌先で転がすと、桜乃はいつまでも嬌声を上げ続けた。

リョ−マは、その唇と舌とで桜乃の小さい胸をじっくり味わう。

片方の乳輪を唇にくわえ込み、唾液に塗れたもう片方の乳首を指先でクリクリとつまみ上げる。


「あはっ! やぁん!」


舌を大きく伸ばして乳房全体をなめ上げ、ちゅぱちゅぱと音を立てて乳首に吸いつく。


「あんっ! リョ−マ君……そんな音、立てないでよぉっ……!」


桜乃は、びくびくと身体を震わせ、膝から崩折れそうになる。


「やっ……立ってられないっ……!」


リョ−マは素早く背後に回り、桜乃を抱きかかえた。           


「はぁ……リョ−マ君……」


潤んだ瞳で息をつく桜乃に、リョ−マは後ろから顔を寄せる。

ほのかな石鹸のにおいに、桜乃の汗のにおい。

長い三つ編みの髪をほどいて顔を埋め、小さな耳元にささやいた。


「可愛いよ、竜崎」


その一言で桜乃の胸は締め付けられ、熱いもので満たされる。


「リョ−マ君……あたし……っあン!」


背中から回された手がむき出しの胸に伸び、ふたつの控えめな膨らみを撫で回す。


「あふっ、あっ!」


いやらしく尖りきった乳首を指先で撫で、転がし、つまみ上げる。


「やっ、あぁ、リョ−マ君……」


甘い声で泣く桜乃の首筋に、リョ−マは強く口づけた。


「ふあっ!」

桜乃の胸を、首筋を、耳を、背後からさんざんに責めたて犯した後、リョ−マは再び前に立った。


「はっ……は……はぁ……」


桜乃は息を乱し、立っているのがやっとだった。


「竜崎、もう胸はいいよ」


その一言で我に返ったように、桜乃は赤くなってシャツを下ろし、ずっと丸出しだった胸を隠した。












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